地デジ

NHKで地デジの普及について取り上げていた。今年7月の完全移行を前に周知を徹底していこうというのだ。アナログでテレビを見ている人に砂嵐の画面を出して、お前のテレビはこうなるぞ、と脅すわけである。

まぁ、みんなに知ってもらうのは悪くはないが、過剰な支援は必要ないのではないか。例えば、生活保護世帯に地デジチューナーを支給するとか。なぜ、そんな必要があるのか。テレビが見れないと死ぬわけでもあるまい。

だいたいが地デジになったからって、画面が少々綺麗になった程度で、あまりいいことはないんだよな。コピーとか出来なくて不便だし。アナログをデジタルにするよりも、放送の内容やレベルを変えてほしいものだ。

芸能ニュースとか、沢尻やKARAなどのどうでもいい話題ばかり。ホントにつまらない。いまアナログで見てる人にも、地デジ化をきっかけに、テレビを見るのを止めようという人が相当いるんじゃないかな。

テンピュール

昔、ドラえもんで「夜の世界の王様だ」という話を読んだことがある。寝てばかりいるのび太が、眠らなくても疲れない薬をドラえもんに貰い、一晩中遊ぶという筋書きだ。その話の中で、薬を貰うためののび太の理屈が面白い。

自分は寝すぎる。一日の半分は寝てる。寝てる間は死んでるのと同じ。もし寝ないでいられる薬があれば、自分は2倍生きることになる。

なるほど。すると1日8時間寝てるボクが寝ないでいられれば、1.5倍生きることになるのか。
いや、重要なのはそこではない。寝ないでいられる薬など無いのだから。人生の1/3は寝ている事実が重要なのだ。1/3もの時間を寝て過ごしているのか。

それだけの時間に関わるのなら、枕に少々コストをかけるのもアリじゃないか。高い枕を買ったところで、時間当たりを考えれば、大した金額でもあるまい。
思い切ってテンピュールを購入した。オリジナルのMサイズ。先日ホームセンターで買った安物低反発枕の13倍の価格である。高い。でも人生の1/3をかけるには安い。快適ならば。

むむむ。固さは安物とそんなに変わらないような…。いや、少しだけ違うか。
しかし、使ってみると全然違うのだった。変形した後の戻りが遅いのかな。寝る体勢になるとほとんど動かないボクには快適だ。

テンピュールのことを教えてくれた福山の仁どの、ありがとうございました。