探偵小説

横溝正史没後40年&生誕120年の記念企画として、角川文庫から新刊が出ている。新刊といっても、昔の作品の再版である。表紙カバーの挿絵も、巻末の解説も以前のままのようだ。だが、それがいい。特に巻末の解説。本編を一読した後、その余韻に浸りながら解説を読むのが楽しいのだ。最近はこの解説が無い本ばかりなのが残念である。

この記念企画の新刊、まずは2冊買ってみた。

「真珠塔・獣人魔島」「幽霊鉄仮面」。いわゆるジュニア向けの作品である。金田一耕助ものではない。ボクは横溝作品で金田一ものはジュニア向けも含めて全て読んでいるため、未読の作品となると金田一ものではなくなるのだ。

だから、この2冊も探偵役は金田一ではなく、御子柴進少年とか、三津木俊介、由利先生などが務めることになる。ただ、その方が面白いかも知れない。ジュニア向け作品の探偵役は作品中のヒーローだ。それを金田一耕助にやらせると、やたらと颯爽はつらつとした耕助になってしまい、違和感が出てきてしまうからだ。金田一はやっぱりショボショボとしてないとね。

この記念企画、まだ刊行されるのかな？

それなら、また買わないといけないな。

記念日

昨日は天ぷら記念日なので、仕事帰りに新宿へ向かった。

今から6年前、嫁と初めて会って、天ぷらを食べた日なのだ。新宿のつな八で。

新宿の街は相変わらず雰囲気が良い。

クリスマスでもないのに、イルミネーションがやたらと綺麗だ。ここのフランフランの前で、6年前に初めて嫁と会った。

あれから6年、ずいぶんと長い年月が流れたものだ。小学校に入学して卒業するまで、あるいは、中学高校の6年間。そう考えると、とてつもない時間である。


それだけ時間が経ったのに、まだ終わっていないのが凄いところだ。

とりあえず、6年前と同じ道を歩き、新宿高島屋へ行き、13階へ上る。つな八はまだ頑張っていた。そこで、あの日のコースを頼む。

当時は婚活をしていた。その見合いの初回、ルールではコーヒーだけとなっていたのだが、とにかく腹が減っていたので、つな八で天ぷらを食おうと誘ったのだった。それが縁になったのか分からない。しかし、とにかく結婚できたのだ。

つな八さん、ありがとな！

釣り竿

この間から気になっていた釣り竿。スコーピオンXVの1501FF-2。思い切って買おうと上州屋へ行った。しかし、見送り。保留。

何故か？ それは持っていた上州屋の割引券が2月にならないと使えなかったからである。11000円以上で1000円割引の券。12000円の竿を買うのなら、使わない手は無いよね。

ということで、竿の購入は2月になってからだ。

で、この新しい5フィートの超ショートロッドでやりたいのが、丁寧な操作。ルアーを細かく動かすこと。そのために、ラインもいま標準で使っている16ポンドから下げて12ポンドを合わせようと思ってる。

16ポンドの方は5フィート6インチの竿と組み合わせてスピナーベイト、テキサスリグ、ジャークベイト(ロングA)、ライトリグ(ヘビーカバー)等々で使用し、12ポンドの方は5フィートの竿とでジャークベイト(ソフトタイプ、例えばドライブスティック3.5)、ホバスト、ミドスト、ライトリグ全般などを丁寧に動かす。

うーむ。何か釣れそうな気がするな。今年はイケるかも。

期待のワーム達

超冷え込みで、まだまだ春は遠いが、今年の釣りで大いに期待しているワームがある。それは、このマイラーミノーのように反射板が内蔵されたリアル系ミノーワームだ。この反射板によるフラッシングで誘いをかける。試してみたいことの一つだ。管釣りでの反応は上々だったし。

そして、昨年終盤に使用した大ちゃんのリアルミノー系ワーム。これは全然釣れなかった。大ちゃんのワームはいつも難しい。作ってる人が超テクの持主なので、釣るのにテクニックが必要なのだろう。

そこで、ジグスピナーを買って来た。

ほら、丁度いい大きさだ。これで、ジグスピナーに付けて使えば、ワームテクが無くても、春先とかに釣れそうじゃないか。

そしてドライブクロー。無難なグリーンパンプキンを買って来た。

最近はテキサスでドライブビーバーを使うことが多かった。ビーバーの方がクローよりもカバーにスルッと入るからだが、段々と与田浦のオダなども薄くなってきているので、ドライブクローに戻してもイケそうだ。

そろそろビーバーにも飽きてきたからな。またクローを使ってみようと思うのだ。これは、まあ釣れるでしょ。

釣りキチ三平駅弁

1月22日まで開催されていた京王百貨店の駅弁大会。何度も通って、いつもの定番品だけでなく、初めての物にも挑戦してみた。

例えば、舞茸弁当。

これ、素朴な味わいで結構美味かった。

こういうメロンパンとか、千葉駅のトンかつ弁当とか、色んな物を買って食べた。千葉駅のトンかつ弁当は何と言っても包紙が素晴らしい。この豚のコックさん。トンかつを豚が作っているのは共食いみたいで恐ろしい。肉は薄いんだけど、安くて(前より値上がりして650円)、独特の味わいがある弁当である。美味い、とは言えないが、好きな弁当だ。


そして、今大会で初めて食べた弁当で、一番の発見がタイトルの釣りキチ三平駅弁だ。下の写真のヤツ。輸送駅弁コーナーに置いてあった。サーモンハラス蒲焼き重。

実はあまり期待していなかった。午後、人が少なくなった輸送駅弁コーナーに残っていた弁当だったからだ。

しかし、開けてビックリ。実に美味そう。そして実際美味かった。故・矢口高雄先生のイラストを使っているから、味の方も頑張っちゃったようだ。不思議なのは、サーモンの弁当なのに、サーモン釣りの時のイラストではなく、フルターンキャスティングの構えなこと。何故だ？

まあ、しかし、この駅弁、秋田駅で売ってるなら、JR東日本の管轄だから、東京駅でも扱ってるかも知れない。見かけたら、また買うとしよう。

バースデイ

昨日は嫁の誕生日だったので、銀座でランチ。いつもより、ちょっと良いレストラン。割引のランチコースだけど、オードブルからメインディッシュ、デザートへの流れがキチッとある食事はやっぱり良い。

この店、肉屋のはずだけど、美味かったのは赤魚のポワレや人参のムースやらで、肉以外が充実していた。悪くない。むしろ良い。

食事の後は三越へ寄ってアクセサリーを買い、それからホテルのペニンシュラへ行き、ケーキを買って帰った。

このケーキもまた美味かった。特に奥側の嫁が食べてるヤツ。ストロベリーキューブという赤いサイコロ形状のイチゴケーキで、表面がもっと固いのかと思ったら柔らかい。イチゴのムース、チョコレートムースが使われていて、イチゴ感が凄い。リピートしたいケーキだ。

次からのバースデイは料理よりもケーキを贅沢するのもアリだな〜。このストロベリーキューブの特大サイズとか、そういうのもイイんじゃない？

ライン

先日、キャスティングに寄ってラインを買って来た。バスXの16ポンド。フロロカーボンライン。以前と価格が変わらないなーと思ったら、長さが300mから240mに減っていた。ただ、キャスティングの割引券(くじで当たったヤツ)を200円分持っていたので、昔と同じくらいのコストで買えたことになるな。

それにしても、何でもかんでも値上がりして大変だ。例のPayPayの30%オフとか、ああいう時に消耗品はまとめ買いしておかないとな。

確か、いま墨田区辺りで30%オフをやっているようだ。墨田区の釣具屋で、やってる店はないのかな。ライン、シンカー、フックなどを買いに行きたいけど。

北海道グルメ旅

セブンで北海道フェアみたいなのをやり始めた。北海道グルメ旅と銘打って。

早速、昼食に買ってみた。おにぎりを。イカ飯とカニ飯タイプ。駅弁の味と書いてある。

このおにぎり、悪くない。イカ飯の方は特に。

北海道グルメ旅と言っても、実は全然期待していなかった。どうせ、大したことないだろう。イカ飯なら京王の駅弁大会で買う方が断然美味い。

それは確かにそうなのだが、このイカ飯おにぎり、割と駅弁の風味がする。カニ飯の方はそうでもないが。

うむ。イカ飯おにぎりはまた買ってみてもいいかな。このおにぎりの他には、どんな商品がラインナップされてるのだろうか、セブンの北海道グルメ旅には？

まだ行ってるよー

地下鉄千代田線の車内吊り広告。小田急の車両が走っていることがあり、その時は京王の駅弁大会の広告が出ている。千代田線は代々木上原には着くが、新宿には行かないんだけどね。

で、週末にまた新宿へ来てしまった。京王線の改札前の辺り。柱の広告がみんな駅は大会。さすが京王百貨店の年間最大イベントだけのことはある。

今回は今まで食べていない駅弁をいってみようと、加賀のかにすしを買ってみた。ボクは仕事で全国各地を回っていて、カニの駅弁はあちこちで食べているが、実は満足したことがない。カニの風味が物足りないことが多いのだ。

このかにすしはどうか？

美味い。これはなかなかイケる。カニの味がちゃんとする。今まで食べたカニ系では一番良かった。

それからパン売場に行って、この間も買ったにしかわのパンを買う。このピーナッツバターのパンがお気に入り。

レジに並んでいる間に、気になった豆パンをそっとカゴに追加。試食した人がみんな買った黒豆パンだってサ。

なので、大いに期待したけど、それほどとは思わなかったな。美味いけど、もっと豆のボリュームが欲しかった。パンじゃなく、豆食ってる感じがするくらいのボリュームが。

あとは森のいかめしを購入。ま、これは定番。駅弁大会に行ったら、とりあえず購入しておかないといけない弁当。

そして、この日はまだ大会の前半戦だったので、入れ替えが行われておらず、大館の鶏めしがまだ売られていた。

今回は比内地鶏のタイプを購入。これは持ち帰って夕食に。

確かに比内地鶏の方が肉は美味い感じがするけど、うーん、駅弁としてのバランスは赤い包紙の普通の鶏めしの方がいいんじゃないかな。価格もインフレ状況の駅弁界の中にあってはリーズナブルだしね。

亀戸散策

八べえで鰻を食した後、すぐ前の亀戸天神に行ってみた。行っただけで参拝したわけじゃない。参拝客が凄い列をなしていて、ちょっと並ぶ気にならなかったのだ。だから境内を散策。

出し物で猿回しをやっていた。最近は、これも動物虐待などとクレームがつくらしいが、別にいいじゃないかと思ってしまう。猿が働いて飯を貰うのと、人間が働いて給料を貰うのと、そんなに違いはあるまい。子供が楽しそうに見ていた。

猿回しにチップを弾んだ後、亀戸の駅へ向かって歩いて行く。すぐに煎餅屋が目に入った。店先でお婆さんが煎餅を焼いている。これは期待できそうな店だ。焼き立てを2枚買って、嫁と一緒に食べてみる。生醤油煎餅1枚130円也。

これが美味い。焼き立て熱々だから醤油の香りが立つ。

そして、この店は焼く前の生地も売っていた。バーベキューやキャンプなどで焼いても美味いんだって。この煎餅生地も気になるな。


ここから駅までの道でも、亀戸大道芸のイベントが行われていたりと、休日の亀戸はなかなか侮れない。例の超美味い弁当の升本もあるし、また訪れることにしよう。