朝9時で釣りを終了し、道の駅潮来へ。ここで食材を揃えようと思っていたが、肉も魚も思っていたほど種類がなかった。
そこで、釣れそうだなと思いながら前川沿いを走ってスーパーベイシアへ移動。ここで、牛肉、豚肉、鶏肉と一揃い買って、焼肉にすることにした。ただし、焼肉のタレを持って来ていないから、味付けは塩胡椒のみである。
ベイシアでは駅弁大会をやっていたので、昼食には焼き穴子めしを一つ買い、キャンプ場で食べることにした。
目指す潮来キャンプサイトはすぐ近く。クルマで10分くらい。
到着してすぐにバーナーで餃子を焼き、駅弁と餃子で昼食。食後のデザートは道の駅で買った苺。この苺が甘くて美味〜い!
さて、昼食後はのんびりと過ごす。コロナの状況でなければ、温泉に行ったりするのだが、今はそういうリスクは避けねばならない。なので、時間がたっぷりあるのだ。
このクルマから伸ばしたタープ。先日工作したゴムカードで繋いだクリップを使っている。この工作は正解で、この日の夜も風が強かったけれど、ガチャガチャうるさく鳴ることはなかった。
潮来キャンプサイトでは薪の販売もしている。木箱一箱分で1000円。今回買った薪は木の節の部分が多く、薪割りがしにくかったので、多くはそのまま焚火台に投入した。長さが短めの薪のため、コールマンの焚火台にもスッポリ入り、ズボラな焚火になってしまった。
焼肉と一緒に米も食べようと、メスティンでの自動炊飯の準備をする。しかし、この日も固形燃料による自動炊飯は失敗に終わった。風が強かったのが原因か、固形燃料が燃え尽きても、まだ沸騰していなかった。
焼肉は炭火にしようと、もう一台の焚火台に炭をガサガサと積み、そこへ燃えている薪を入れた。こうすれば着火剤とか、ガスバーナーとかを使わずに、炭に着火することができる。
ランタンを持って来るのを忘れていたため、まだ明るい内から夕食にした。真っ暗になると色々と大変だから。
まずは牛肉。高級肉を一番最初に食べる。腹が減ってる時の方が何でも美味く感じるもの。せっかくの高級肉を一番美味く食べたいのである。焼肉というより、これは炭火焼きステーキだ。美味いに決まっている。
その後は本格的に焼肉。失敗した炊飯も炭火でメスティンに火を入れて、食べられるように手直しした。
そして、これ。「日本に無かった味」などとキャッチコピーがあったが、豚の肋骨のところの肉かな? まあ、早い話がスペアリブみたいなものだろうか。
この日本に無かった味、美味いことは美味いけど、5本の内3本には、ほとんど肉が付いていなかった。ただの骨だった?そんなのアリか?
食事が終わると、早々にクルマに入って車中泊に。何しろランタンがない。周りのサイトには明々とランタンが灯っているのに、ボクのサイトはぼんやりと薄暗い。空を見上げると、月も同じようにぼんやりとしていた。
朝6時。起きて朝食を作り始める。周りのサイトもみんな起きている。潮来キャンプサイト、サイトが10区画しかない小ぢんまりとしたキャンプ場だが、来ている客数はかなり多い。その大半がすでに活動を始めていた。
ここで、潮来キャンプサイトを紹介しておこう。
■潮来キャンプサイト
所在地:〒311-2435 茨城県潮来市上戸596
電話:0299-62-3983
料金:大人1500円 小人1000円
オーナーさん他、スタッフの人柄が良く、気持ちよくキャンプできる施設。ルールが緩く、設備のキャパが小さいので、この先客数が増えるとちょっと心配かな。潮来の街中から近いので、釣りとキャンプの両方を欲張りたい人にオススメ。
天候が午後から大荒れになるという予報だったので、朝食後は早めに切り上げて帰路に。途中、守谷SAに立ち寄って、つくばクリームパン(筑波山をかたどっています)を購入。最期はトローリと締めました。