のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

選挙より候補者選び?

2017年09月21日 | 日記・エッセイ・コラム

 中曽根元総理の孫が群馬一区から立候補宣言?なんで一区なのかな?

 県庁所在地がある選挙区が一区になりますが、歴代の大物政治家を見ると一区からはほとんど出てこない。地方も都市部は左が強いこともありますが、地方の更に地方に行くほどエネルギーが強いのでしぶとい人材が出てくるもんです。

 中曽根さんも福田さんも小渕さんも中選挙区時代の群馬三区です。上を目指すなら一区から出るのはいかがなもんか?しかも、中曽根さんの孫ってもしかしたら出会いパブに入り浸っていた前川元事務次官の甥ってこと?

 ちなみに群馬一区の現職の佐田玄ちゃんは女子大生との援助交際で前回の選挙では叩かれたのですが、僅差で当選してしまった。群馬一区ってこっち(握りこぶしから中指を立てる)問題におおらかなんだろうか?県知事だって知事公邸に愛人連れ込んでいたっけ。

 自民党県連は比例区の尾身朝子ちゃんを公認予定で、佐田玄ちゃんは自民党公認にはならない予定ですがまだ立候補する気でいるらしい。そこへ中曽根孫が出てくれば、公認巡ってもめそうです。

 以前は尾身朝子ちゃんの父親の尾身幸次元財務大臣と佐田玄ちゃんが小選挙区と比例で交互に出ていたのですが、今度はどうまとめるのだろう?

 以前、私の村で「ねんりんピック」があった時、佐田玄ちゃんが大会の開会式のあいさつに来る予定でした。他の会場を回ってから来るので時間ギリギリになりそうと、役場の職員が会場近くに駐車スペースを開けて待っていました。

 会場近くのT字路で車両の誘導をしていたのが私で、この日は朝一番から火葬場で火葬があり、霊柩車を先頭に焼き場の一団が私の持ち場を通り過ぎました。火葬場集団の最後尾に佐田玄ちゃんの乗った黒塗りのセドリックがくっついており、そんなことわからないから火葬場方面へと誘導してしまいました。

 選挙カーのように看板掲げたり、窓から半身だして「よろしくおねがいしま~す!」とやっていれば”議員さんね!”とわかったものの、何事もなく静かに火葬場に向かう一団にくっついていたので、「お悔やみ申し上げます」と気が付かなかった。

 焼き場ならぬ役場職員は時間は迫る議員は来ないで大慌てしたものの、さっさと開会式やって大会スタートさせてしまった。選手たちがウォーキングに出た後、火葬場経由で議員は来たのですが、そこはどこぞの議員より紳士です。「このハゲー!」とか「お前は私の心をどれだけ叩いた!」なんて騒いだりせず、会場に残っているのはナメコ汁煮込んでいるボランティアのおばちゃんだけなのに、マイク持って挨拶して帰って行った。この男、なかなかの人物だなと思いましたが、ハイ、私が誘導を間違えました。

 そういえば、「このハゲー」のおばさんはまだ選挙に出る気でいるらしいですね。

 暴言、乱暴、こんなのは単なるきちがいだと解釈すればどうでもいいことなんですが、園遊会に呼ばれてもいない母親を連れてきて強引に中に連れ入ったことは黙認してはならないことだと思います。偉くなった気分の勘違い以前に犯罪でしょうこれって。警備・保安の責任問題ですよ。戦前なら不敬罪で逮捕ですが、お詫びの切腹は必要でしょうね。女性の場合帝王切開って逃げ方があるか。

 お昼に富山県出身のおばさんにとろろ昆布のおむすびをいただきました。これが絶品の美味しさで「こんな食べ方があったのかぁ!」と目からうろこでした。

 最近テレビ東京で浅田次郎の小説「琥珀」のドラマ化がされ、魚津が舞台になっていたので、懐かしくなって作ってみたそうです。

 江戸時代末期に北海道の昆布を富山経由で薩摩藩に売りつけ、薩摩藩はそれを琉球へ売る。琉球はニーハオから漢方薬を買って薩摩経由で富山に売る。こうして富山は製薬の一大拠点となったのですが、同時に昆布の文化圏です。

 親知らず子知らずを越えて富山に入ると出汁が昆布になります。うどんなども昆布だしてとろろ昆布が薬味に入っていたりする。そういえばとろろ昆布を使った料理も多かったなぁと思いだしましたが、とろろ昆布でおむすびを包むのは初めての体験でした。中に紅ジャケや利尻昆布の佃煮を入れてとろろ昆布でくるんで、雑炊にしたらまた楽しめそう。醤油ラーメンのスープにとろろ昆布おむすびを入れてラーメンライスなんてのも楽しめそう。

 宮崎の肉巻きおにぎりにも驚かされましたが、おむすびひとつでこの深い文化。

 おむすび二つで一日ご機嫌でした。

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6 コメント

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私個人の感想 (プールの人)
2017-09-22 16:20:05
昆布の力は偉大である。

だが
しかし
昆布茶だけは
どうしても好きになれない。
「オエッ」となります。

そういえば
塩分補給のための
塩入り麦茶も苦手です。
砂糖入り麦茶だと
これはアリなんじゃね!と思うんですが、、、

ただ単に
口が「おこちゃま」なだけなのか?

にゃん!
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よろ昆布 (とろろ昆布の人)
2017-09-22 16:58:46
 塩入麦茶は私も違和感がある。

 昆布茶は漬物に使います。特に夏はキュウリの浅漬けに昆布茶は欠かせない。

 こちらは昆布文化圏ではないので、私が幼少の頃はあまり見かけなかった。乾物売りの行商人が売りに来るものでした。
 母が実家から神戸の昆布を送ってもらっていたので、昆布って向こうの海草だと思っていました。関西以南の方が昆布文化圏ですね。

 今日はとろろ昆布を買ってきてしまった。とりあえずお吸い物かな。
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とろろ昆布 (萌ゆる大空)
2017-09-22 17:45:55
とろろ昆布は子供の頃は婆ちゃんが好きで良く買っていたので、自分も良く食べていました。
確かふじっ子の純とろだったと思います。
お椀に昆布を入れて、醤油をたらして熱湯を注いで即席のお吸い物にしていました。
そのまま食べるのは口の中に貼り付いてしまうので苦手でした。

福井県小浜市のフィッシャーマンズ・ワーフという観光お土産屋に行きました。

滋賀県は海がなく、また中央卸売市場もないので、魚は京都市から運ばれて来ます。
大手スーパーはまた別のルートがあるのでしょうが、どちらにしろあまりいい魚が入手しにくいのです。

なので、時たま気が向いたらドライブがてら若狭の方に魚や海産物などを買いにいきます。
もっとも、フィッシャーマンズ・ワーフみたいな観光地は高いので近くの魚屋で買いますが。

休憩のためにそのフィッシャーマンズ・ワーフに立ち寄った時、とろろ昆布の実演販売をやってました。
職人が昆布をカンナで、ちょうどカンナくずのようにシャーっと削っていました。
ただ板の間に座って、削った昆布が床に散っていたので買いませんでしたけど。
返信する
行商人 (とろろ昆布の人)
2017-09-22 18:02:52
 こちらでは昆布屋干しワカメや麩などは行李を背負ったお婆さんが売りに来るものでした。軽いのでお婆さんでも売り歩けたんでしょうね。
 愛媛県西条市の軍神の母、関サカエさんも晩年は行商をしていたそうですが、こちらに行商に来るお婆さんも太平洋戦争で息子を亡くした人でした。
 乾物を見るとその姿を思い出します。

 それから十数年経ったら乾物の行商は統一教会が来ていました。
 なんか訳の分からないキリスト教が乾物売りながら布教してるぞ、なんて話をよく耳にしました。

 学生時代、築地の市場でアルバイトしていた時にとろろ昆布専門の業者がいました。一日中カンナで昆布を削っているだけなんですが、これで生活が成り立つんだなぁと感心したもんです。
 結構いい値段だった思うのですが、料亭などが買って行くので、我々庶民に流通している者とは一味違うんでしょうね。

 昆布は北海の海藻でロシアの海にも生えていますが、食べられるまでに手間がかかるのであまり食用に用いられていませんでした。
 ソビエト時代、樺太の海の良質な昆布を目にして、製品作りの技術も教え輸入に乗り出した大阪の昆布取扱店の喜多條さんと言う人がいます。
 「神田川」を作詞した喜多條忠さんの弟さんです。

 最近はロシアでも昆布を食べるようになったようです。特に髪の薄い男性には最後の希望となっているようですが、現実は厳しいみたいです。

 ちなみにロシアで行商にが背負う行李をコロブーチカと言います。
 サリーちゃんたちが運動会で踊っていたコロブチカは行商人の歌です。
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とろろ昆布大好きです。 (雨にぬれた人)
2017-09-22 22:07:15
昆布茶でお茶漬け、美味しいですよ。
ご飯+昆布茶+白ゴマ+適度に砕いた醤油せんべい+海苔
食べ物の話題になると、途端ににぎやかになりますね。
女子会に対抗してザ・男飯会どうでしょう。
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女子力より男子力? (とろろ昆布のお吸い物の人)
2017-09-22 22:34:48
 ナンチャッテ茶漬け。いいですね。それぞれ裏メニューがあって、お下品な食べ方でも男性なら許せる。

 醤油せんべいね。洋食で言うならクルトン代わり。
 昆布茶ってお茶と言うよりスープですね。

 鍋物の季節になるとポットに昆布入れて水を一杯にして冷蔵庫で1-2日寝かしておくといいだし汁がとれます。鍋物にしたりうどんの汁を作ったり、色々楽しめます。

 ご自慢の料理持ち酔って男子闇鍋会。
 断酒会の方が現実的だったりして。
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