のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

雨休み

2024年05月13日 | 日記・エッセイ・コラム

 雨が降ったので雷様がお休みをくださいました。もう少し雨の量が少なければ屋内でできる作業もあったのですが、雷様のご厚意で結構激しく降っていたため仕事はあきらめのブルースで家に戻ってきました。

 山仕事に使っている革の登山靴のソールが減ったので張替えに出すことにしました。昨今、登山は新素材使った軽量な登山靴が主流で、昔ながらの皮の登山靴はもはや愛好家のコレクションみたいな時代ですが、登山の時は新素材、林業仕事の時は昭和の頃に作られた革の登山靴を利用しています。安全靴並みにつま先が堅いので。安全靴のつま先保護のカップは傾斜地ではつま先を痛めやすいんです。凍傷でつま先の感覚が鈍くなっていることもあって痛めていることに気が付きにくい。なので、足形に合わせて作ってもらっている昔の革の登山靴を利用してます。蒸れにくいし。

 お江戸の綾瀬の中山製靴と言う山靴屋さんが作ったもので、重登山靴から軽登山靴、そしてチロリアンシューズまで8足ほど持っています。その中で古い軽登山靴を山仕事用にしていますが、靴底を張り替えるのは5回目。やたら長持ちしています。

 伊勢崎の登山用品店に向かいましたが、この雨の中、高速道路で交通事故がありました。対向車線なのでこちらに影響はなかったものの2kmくらい渋滞していただろうか?途中、レスキュー車両ともすれ違ったので大破したんだろうな?遮音壁で見えなかったけど。

 ビブラムソールの張替えとフックが吹っ飛んだ部分の補修と縫い目がほころんできた部分の補修で2万円ちょっとかかるかな?と言われました。作ったとき2万5千円くらいの靴でしたが、昭和でしたからねぇ。

 帰りに前橋の農機具屋さんでチェーンソーの部品を買ってきました。そこから戻る途中に昨年末大火災にあった釈迦尊寺にお参りしてきました。三遊亭円楽と言うより楽太郎の方がなじみがあるけど、そのお墓があるお寺です。本堂のあった場所はすっかり片付けられて空き地になっていますが、庫裏は焼けずに残ってます。

 ご本尊様が親指ほどの小さな観音様で、消火作業していた消防士さんが焼け跡の灰の中から偶然見つけ「こんなのが入ってましたよ。」と持ってきてくれたそうです。縁ってぇのはこういうもんだねぇ。

 

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