のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

TPO

2013年07月26日 | 日記・エッセイ・コラム

 道楽の一環として鉄砲撃ちをしているハンターではなく、昔からのしきたりに従って猟をする猟師は絶滅しかかっています。熊専門の熊撃ちなどほどなく絶滅してしまうのではなかろうか?

 その絶滅しかかっている猟師のオヤジさんにばったり会いました。街中で。

 何かの会議に出るとかで、この蒸し暑い日にスーツ姿でしたが、これが意外なほどさまになっていてダンディーでした。いつもは野良仕事の姿しか知らなかったので、別人のように思えました。

 日ごろ人間界と隔絶した山奥で生活していますが、今日出かけていくところはそういう場所ではないので、それなりの支度をしてきたと言っていましたが、日々スーツ姿で働いている人と違って、それなりの心構えで着ていく服なのでかなり値段は高くなっても良いものをオーダーメイドしているようです。

 TPO{Time(時間)、Place(場所)、Occasion(場合)}をわきまえるのは大人の常識ですが、夕方見たニュース番組で参議院選挙に当選した山本なんたらと言う人物の服装には疑問を憶えました。

 選挙のときのイメージとしてTシャツ姿はとがめませんが、議員となって出てくる場にTシャツ姿はいかがなものだろうか?と思ったら、その支援者達も公の場で帽子をかぶったままだったり、程度が知れる姿でした。相手の土俵に載ろうともせず外野で騒ぐだけで、本気で原発反対を訴えているのだろうか?

 なんだか、いい大人がまだ甘えから抜け出していないような思いがして残念でした。

コメント
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