ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

冬ドラのその後5

2021-03-31 15:05:00 | 日記
さて、コ・アース社へのネガティブキャンペーンの件ですが
火元となったアカウントは見つかったものの、身元の特定には至らず
何か身元の特定に繋がる情報がないかと探していた時、バイスター社から買収話が持ち込まれ

「動きが早過ぎませんか?タタキが始まったのが昨日…
そして、今日、この話を持って来たというのは…」と言う部下に
「バイスター社が、このタタキを仕掛けた可能性が高いってことですよね」と日高社長

更に、クライアントから「社長が反社と繋がっている話は本当か?」との問合せがあり
日高と男性が談笑している写真が出回っていることが判明
その写真を見た日高が「反社?この人、反社なの?」と訊ねると
「写ってるの、社長ですけど…?」と富樫さん(笑)

でも、日高が「ああ~、そうなんだけど…」と言葉に詰まると
「あっ!記憶がない?」と助け船?(笑)
「その通り!」とそれに乗っかった日高が、改めて、問題の写真を眺め
「うん?この写真、合成だ!ほら、ここ!
こっち側とこっち側とでは、影の方向が違う!」と指摘し
富樫さんが「あっ!ホントだ!社長、探偵みたいっすね!」と驚くと
「まあねぇ~」と、ぼる塾の田辺さんのような返事(笑)

そして「これ、ナンだろう?ここの…この…」と、写真の右上隅の黒ずみを指差し
水戸さんが「レンズ自体についたキズとかですかね?」と言うと
「キズ?ナンか、このキズ、見覚えがあるんだよなあ…」と、肘トントン
「思い出して下さい、社長!どこで見たんですか?」
「社長!頑張って下さい!」という部下たちの応援の甲斐あって?(笑)

第1話で、望月刑事が日高について話を聴いた
日高の友人の「九十九さんの写真!」と思い出すと
富樫さんが「九十九さん!?」と反応したため
「えっ!?ナンで知ってんの?」と口走るも
「あっ!記憶がない?」と助け船&「その通り!」AGAIN(笑)

富樫さんは「確かに九十九さんにはメリットがありますね
バニッシュワンダーの製造に関する特許は、社長と九十九さんが共同で持ってるんですよ
コ・アースを追い込んで、同業他社に安く買い取らせる
そして、バニッシュワンダーをその会社から別商品として売り出す際に
特許の申請者を社長から自分にする」と説明し
「九十九さんには、莫大なお金が入ることになる」と納得した社長に「その通り!」(笑)

早速、日高がINした望月刑事に知らせたところ「やっぱり、九十九でしたか」と返されて
「えっ?始めから判ってんなら言ってよ!」と彩子ちゃん(笑)
「予断は避け、網は出来るだけ広くかけるのが、捜査の鉄則かと…」という日高の言葉に
「何、刑事として成長してんのよ」と口を尖らせていたものの(笑)

「それより、八巻さんかも知れませんよ?九十九に情報流していたのは…
まあ、わざとではなく、情報提供者として捜査に協力したいという九十九に乗せられ
知らず知らずの内に話してた…とか、そんなことじゃないかと思いますが…」と聴いて
「あのポンコツ!」と怒りの矛先が変わり…(笑)

「でも、九十九が犯人で間違いないのかな?」との疑問を口にすると
日高は「これは、九十九のマウンティングなんですよ
九十九は、何やっても微妙に私に敵いませんから
この千載一遇のチャンスにマウント取りに来てるんですよ」と答え

「嫉妬ってこと?ただの嫉妬でここまでのことをする?」と得心がいかない様子の彩子ちゃんに
「男は、嫉妬と面子の生き物ですよ…『半沢直樹』でさんざんやってたじゃないですか」と
このドラマ枠の前クール大ヒット作品に触れ、ネットは騒然(笑)
でも、今は「日高も『半沢』観てたんだ?」ってことの方が味わい深いです(笑)

ともあれ…肘トントンしながら考え込み、無言でいる彩子ちゃんに
「納得いかないですか?」と訊ねる日高
彩子ちゃんが「あんた、どれだけ私をハメて来たと思ってんのよ?」と答えると
「別に、手を引いて頂いてもいいですよ
八巻さんを情報漏洩で告発して、九十九を裏で締め上げればいいだけですから」と返し

彩子ちゃんが「ちょっと待って!八巻は…」と言いかけるのへ
「八巻さんは仲間だから、特別に許される『べき』だと…?
清々しいほどのダブスタですけど…?」とカブセられ(苦笑)
「最悪!…ああ!もう!九十九は他に何かしてないの?ナンか法に触れるようなこと?」と訊くと

日高は「ギャンブルは好きでしたねぇ」と答え
彩子ちゃんが、例の合成写真を思い浮かべながら
「九十九こそ、反社と繋がってる?」と口にするや
「そう、違法なギャンブラーを捕まえるのに、ナンの問題もないと思いませんか?
さて、何から始めましょうか?」と妙に楽しげに、共同戦線を提案(笑)

彩子ちゃんの指示で、例の写真の男を反社チェックにかけると、めでたくヒット
十久河課長に写真を見せ「日高が反社と繋がってるとなれば
そこから新しい容疑者が浮かび上がって来る可能性もあると思うんです
調べてみる価値はあると…」と進言し、組対に連絡をつけて貰ったトコで
八巻刑事を捕まえ、思いっ切り「壁ドン」(笑)

その八巻は、情報漏洩したのは自分だと気づき
九十九に連絡を取ろうとするもシカトされ、泣きそうになっていた時に
いきなり、日高がINした望月刑事に壁ドンされ、縮み上がっていると
「情報漏洩したのはあなたですね?」と訊ねられ
思わず「ハイ!いえ…ハイ…」と答えてしまい(笑)

更に、その連続殺人犯かも知れない人物が、すぐ目の前で「助けて欲しいですか?」と
ニンマリ笑いながら質問して来たとあっては、ただただ頷くしかなく…(笑)
いやあ、この時の八巻刑事・溝端淳平さんのビビり具合が絶妙で
何回観ても、笑いがこみ上げてしまいます(笑)

ともあれ…日高から、彩子ちゃんに「準備は整いました
計画通りに九十九を追い込みましょう」というメールが届き作戦スタート
まず、八巻が九十九に「日高の逮捕に向けて
上があなたに会いたがっています」というメールを送ると
ずっと、八巻からの連絡をシカトしていた九十九が反応

喫茶店で八巻に会って「日高、やっぱりやってたんですか?」と確認したあと
店を出た九十九を、日高がINした望月刑事が尾行
一方、見た目日高の彩子ちゃんは、ナゼか「ドルガバ」の店内にいて
日高からかかって来たテレビ電話に出ると、日高の後方の席で
九十九と、バイスター社の担当者が「イヤー、日高社長、とうとう捕まるんですか!」
「予想以上に上手く行きましたね」などと話しているのが映り「何?こいつら…」とカチーン

そこへ、ドルガバの店員さんから「お待たせ致しました
こちらでございます」と声をかけられ「おいくらですか?」と彩子社長
ワゴン車で待っているところへ、見た目彩子ちゃんの日高が乗り込んで来て
「それ、ホントに着る気なの?」と訊ねると
「どうせなら、映画の女スパイみたいな格好してみたいじゃないですか」
早速、後部座席で着替え始め…って、見た目彩子ちゃんということは
綾瀬はるかさんが着替えておられる訳で、結構ネットがザワついていたような記憶が…(笑)

その着替え中に「九十九は?」「ダイゴ南ビルの怪しいクラブに入って行きました
「間違いないね。応援は?」「八巻さんが、一課長に連絡してくれてると思います」「了解」
…などと、手筈を確認しつつ、日高が今や自分の身体になった彩子ちゃんの腹部を叩き
「でも、あなた、本当に良い身体してますね。腹筋割れてますよ」と褒めるも
「いいから早くしてよ!九十九、出て来ちゃったら現行犯逮捕できないでしょ!」と彩子ちゃん

ドルガバのドレスに着替えた日高が「一度リモートで顔合わせてるんですよね?
メイク濃い目にしないと…」と化粧直しを始めるのへ
「あのさ、前から思ってたんだけど、あんた、化粧とか好きよね」と言うと
「好きですねぇ。毎日、鏡見てウットリしてます
もっと、この容姿を上手く使って生きようとは思わなかったんですか?」と訊かれ
「だったら、そもそもこんな仕事選ばないわよ」と返し

「どうして刑事に?」という質問に
「子供の頃にね、クラスメイトの上履きを隠そうとしてた子がいたの
見つけて注意したら、その子がワンワン泣くわけ…『やってもないのに疑われた』って…
その子、すごい人気者だったから、いつの間にか私が間違えたことになってて
『お前が間違えたんだろ、謝れ!』って…もう、1人で泣いた泣いた…
こんなの絶対おかしい!間違ってる!って…で、私が正しい世の中にする!って
小学4年生の彩子ちゃんは、正義の味方になる決心したの」と答えている内に

化粧直しを終え、ヘアスタイルを変え、アクセサリーを着け終えた日高が
グッと顔を近づけて「これでバレませんかね?」と微笑み
その元々は自分の顔を見て「き、綺麗じゃない」(笑)
彩子ちゃんは「自分相手にドキドキしてどうすんのよ!」と言っていたんですが
街行く皆さんも、件のクラブに向かう日高に見とれたり、思わず振り返ったりするくらい
ホントにお綺麗でいらっしゃいました

その見た目彩子ちゃんの日高は、クラブの入口で、会員証の提示を求められ
バッグの中を探る内に(わざと)警察手帳を落とし
「サツだ~!」という声に、わらわらと逃げ出す闇カジノの客たちを組対の刑事が確保する中
九十九に接触して助けを求め、無事に逃げ切ったところで
九十九から「あそこ、よく行くの?」と訊かれ
「ううん、初めて…お兄さんは?」と水を向けると…

「俺はまあ、そこそこかな?お金持ちの友達のおかげでね」
「お友達がナンでお金をくれるの?」
「そいつさ、殺人犯なんだよ。どんなに育ちが良くて、頭良くても
犯罪者になったら、まあ終わりでしょ」と、その「お友達」に喋り
「お友達」は「その通りですね」と笑顔で手錠をかけ
「私をお忘れですか?」って、目の前のドルガバドレスの美女が
「女スパイ」に扮した、あの時の女性刑事だとは思いませんよねぇ?(笑)

さて、彩子ちゃんの忠告に従って、いったんはマンションを出た陸くんですが
2人の行きつけだったらしき焼鳥屋さんで食事するシーンで…
彩子ちゃんから「で、脱出は?出来た?」と訊かれ
「ああー、あの…それなんだけどさあ、やっぱり戻ろうかなあって思って…
まあ、お金もないし…スパイとして、俺のこと雇うってどう?」と提案

もちろん、彩子ちゃんは「あのさ、大体あんたがロッカー触ったってバレてんでしょ?
そんなヤツ相手にスパイって…」と反対したものの
「でも、俺はさ、彩子ちゃんに刑事に戻って欲しいんだよ
そもそも、彩子ちゃんと一緒に住もうって思ったのはさ…」

…と、ここで2人の出会いの回想シーンが流れ始め
…って、まあ、今思えば、この先、日高の過去がクローズアップされる訳で
その前に、彩子ちゃんが刑事になったきっかけに続き
陸くんとの馴れ初めを明かすってことだったのかなあと…

そもそもは、頭から血を流しながら、よろよろと歩いて来た彩子ちゃんが
陸くんの目の前で倒れ「大丈夫ですか?」と駆け寄ったら
「弟のフリして!いいから!弟のフリして!」と叫ばれた陸くんが
「えっ!?」と驚いていたトコへ「おい!車止めたから!」と男が現れたので

取りあえず、彩子ちゃんに肩を貸して抱き起こし
「もう、姉ちゃん、こんな所で何やってんだよ!
スイマセン!姉がご迷惑おかけしました!ほら、姉ちゃん、もう行くよ!」と小芝居をして
そのまま、彩子ちゃんを家まで送って行くと
彩子ちゃんは、足の踏み場もないくらいに溢れたゴミ袋の山に倒れ込み

「容疑者の情報、提供するって言われて行ったら、薬盛られて…グルだったのよ!
回しちゃえば引き下がるって思われたのよ!
あいつら、絶対まとめて挙げてやるからな!」
…と、頭部のケガにも気づかない様子で吠えまくり(苦笑)
その回想シーンが終わり、陸くんが「あれ見た時さ
俺はこの人を守るために生まれて来たんだ!って思ったんだよね」と言うと

2人が座っているカウンター席の前に立っていた
焼鳥屋の大将が、目を見開いて、2人を見比べる中(笑)
「なに美化してんのよ!タダでハウスキーパーやるから、しばらく置いてくれって
そういう話だったじゃん!」と彩子ちゃん
そういえば…入れ替わった直後、日高に「陸っていうのがいるけど
勝手に住みついてるだけだから、追い出して貰っても…」みたいなこと言ってたような気が…(笑)

でも、陸くんは「まあ、そう言ったけどさ
彩子ちゃんが、干されて、キレて、泣いて、暴れて
ナンかもう『手柄取りたい!』って、とっ散らかってるのがさあ
すんごいカッコいいなあって思ったんだよ
彩子ちゃん、絶対逃げないじゃん?俺にはそんな生き方、絶対出来ないからさ
ナンか、彩子ちゃんといると、2人分の人生を生きてるような気がするんだよね
だから、戻って欲しいんだよ!戻れる手伝いをしたい!」
…と熱く語り、大将はますます大混乱(笑)

まあ、陸くんと共に訪れる常連さんだったのであろう?
「彩子ちゃん」の見た目は、あくまでも日高だし(笑)
陸くんの言葉は、愛の告白以外の何物でもないし…(笑)
それにしても、魂が入れ替わったなんて話を全く疑うことなく受け入れた上に
見た目が男性になっても「彩子ちゃん」として愛する陸くんって
ホントに彩子ちゃんの魂を好きになったんだなあと…
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冬ドラのその後4

2021-03-30 14:05:00 | 日記
日高の会社の社員たちの日高に対する態度や、妹・優菜の口から語られる日高の人物像
それに、ミンさんに偽証を強要し、今や見た目望月刑事の自分をハメようとした河原主任が
捜査本部を外されることになったのを日高が「可哀想です
彼は、ある意味、誰よりもなりふり構わずやって来た人でしょう?
あの年でそれをいきなり取り上げられるのは
相当酷なんじゃないでしょうか?」と気遣ったりするのを見聞きして

「連続猟奇殺人犯」としての日高とのギャップを覚えた彩子ちゃんが
「ねぇ、どうして人殺しなんかするの?動機は何?
どうして田所さんや四方さんだったの?」と訊ねると
「動機も理由もないですよ。ただ、突然殺したくなるんです」と日高

「それ、いつから?子供の頃から?生まれつきなの?」と重ねて訊かれても
「そんなこと訊いてどうするんですか?
知ったところで、仲良く地獄行きですよ」としか答えず…
っていうか、他に答えようがなかったんでしょうが(苦笑)
彩子ちゃんの中に「日高は二重人格?それとも何か隠している?
大切な誰かを守るために、そのための人殺しを犯している?それとも共犯者がいる?」

…といった疑問が芽生え始めたみたいで
その後、河原主任と幅刑事が「大昔の捜査資料のデータベース化作業」に回され
その代わりに日高が捜査を引き継いだと知って
「せっかくなんだから捜査してよ!真面目に」と言うと
「真面目に…って、自分を調べろってことですか?それとも、あなたを?」と返されたものの

「でも、会いたい相手くらいいるんじゃない?
ほら、入れ替わっちゃったじゃない、私たち…
会いたくても会えない大事な人とかさ」と訊ねた時
電話越しで彩子ちゃんには見えなかったとはいえ、日高の表情が変わり
口では「この事件には裏がある、真犯人は他にいる
そう思いたいお気持ちは、大変よく判りますが
そういうのを希望的観測と言うんですよ」と告げながら
「Curiesity killed the cat(好奇心猫を殺す)」と釘を刺し電話を切るしかなく…

もっとも「きゅうりが何?ハア?きゅうりが何よ?と(笑)
彩子ちゃんには伝わらなかったことはさておき(笑)
「日高として過ごす内に、私の中に芽生えた疑問
日高は誰かを守るために殺人を犯している?共犯がいる?
ひょっとすると、犯人でない可能性すらある?」と考え続けていて

唯一、例の「室内ゴルフ」の動画については
「まあ、これがなあ…今のところ、これが現実だ」と引っかかりつつ
「でも、この状況を打破しようと思ったら、見つけた希望は捨てるべきではない
大丈夫!日高には絶対ナンかある!」という確信めいたものを持ち始め

日高は日高で、お兄ちゃんが次に狙うのではないか?と考えたのであろう
と、今なら判る…人物の家を望遠鏡で確認したり
その家の近辺に落ちていた、薬の空のフィルムを拾って「時間がないですね」と呟いたり…と
お兄ちゃんの病状を心配し、次こそナンとか先回りしようと動いていた頃

またもや陸くんが、コインロッカーに何かを預けている、見た目彩子ちゃんの日高を見かけ
例の「血まみれの防護衣」のことが、まだ引っかかっていたのか?
百均の「すぐ固まる粘土」で、彩子ちゃんの持っていたロッカーキーの型を採り
皮肉にも…と今なら思う…師匠に合鍵を作って貰い

「陸、ホントに勝手に開けるのか?彼女さんの使ってるロッカー
知らぬが花ってこともあると思うけどな」と言われたことを気にしながらも
ついにロッカーを開け、中に入っていた「手紙」を読み…
ナンと!翌日、日高(魂は彩子ちゃん)が出勤するのを待ちぶせ
「日高陽斗さんですよね?お、お話があります!」と声をかけ

2人は、近くのカフェで向き合ったものの、何も話さない陸くんを見て
「これ、どういうテンションなんだろう?陸…読めない…
そもそも、判りにくい顔だし…」と心の中で呟く彩子ちゃん(笑)
…って、ちなみに、TVerで毎週配信されていた副音声解説付きの映像では
この第5話の副音声ゲストに、陸くん役の柄本佑さんが登場され
「判りにくい顔」というセリフに「失礼だよね(笑)」とツッコんでおられました(笑)

ともあれ…彩子ちゃんがINした日高の方から
「あの…今日はどういったご要件で?」と口火を切ると
「あ、あのですね、僕、その…同居人がいまして
その人が使っているコインロッカーを開けましたところ…」と、ようやく説明を始める陸くん
…が、彩子ちゃんは「コインロッカー」に驚いてしまい
その様子にビックリする陸くんに「いえ、続けて下さい」と促し

「そ、そこには、まあ色々、謎なモノが入っておりまして…」という陸くんの言葉で
「なるほど…日高はコインロッカーにアレ…
(入れ替わった直後、日高の部屋から持ち出すように指示された段ボールに入っていたモノ)
…を隠して、陸はナゼかそれを見て、今こうなってる訳ね」と見当をつけたトコで

前夜、彩子ちゃんが、日高のことを知りたいと
子供の頃の日高のアルバムを引っ張り出して眺めていた時に
段ボールの中にあった手紙のことを思い出し
「そういえば、あの手紙には何が書かれてるんだろう?」と言ってたなあと考えていたら
…って、今思えば、ある1枚の写真の中で、日高が手にしていた丸いケースを見て
「何これ?」と目を止めたシーンの方も、なかなか重要だったなあと…(苦笑)

それはともかく…陸くんが「そこに、あなた宛ての手紙も入っておりまして…」と口にした途端
「それで?その手紙って、何書いてありました?誰からでした?」
…と身を乗り出す、見た目日高の彩子ちゃん(笑)
「えっ!?あなた宛ての手紙でしたけど…?」と返され
「あっ!ああ~、そうですね…もう忘れちゃってて…」と、しどろもどろ(笑)

更に、陸くんから「もしかして、僕、別の日高さんトコに来ちゃってますか?」と訊かれ
「いえ!イヤ、ああ…別人と言えなくもないけど…」と、つい考え込む時の
腕組みをして、肘を指でトントンと叩くクセが出て「うん?」と反応する陸くん

それには気づかず「あの…その同居している方のロッカーに
私宛ての手紙や謎なモノが入っていることに関して、どうお考えになってます?」と質問し
陸くんが「ああ~、イヤ、詳しい事情は判らないですけど
まあ、隠さなきゃいけないようなことを、あなたと2人でやってるのは確かかなあ?
いったいお2人で何やってるんですか?」と訊き返され
「さて、どう答えるべきか…?」と考えながら、再びトントンする見た目日高

それを見て「う~ん?」と首を捻っていた陸くんが
同じ仕草で考え事をしていた彩子ちゃんを思い出し「そのクセ…」と言いかけた時
日高のスマホに、秘書の五木さんから着信があり
コ・アース社に対するネガティブキャンペーンが始まり、大変なことになっていると知らされ
「とにかく、もう一度連絡します!」と会社へ向かう日高

陸くんは「えっ!?連絡って、どうやって?」と首をかしげながらも
バタバタとカフェを出て行く日高を見て「ナンか、あの人、彩子ちゃんみたいだなあ」と呟き
…って、日高と入れ替わった直後に彩子ちゃんは
「陸なら、きっと気づいてくれるよね?」と、一縷の望みをかけていたのに
陸くんは「路線変更」した彩子ちゃん(魂は日高)を見て
「天使になった!」と喜んでたんですよねぇ?(笑)

さて、コ・アース社へのネガティブキャンペーンですが
日高社長は連続殺人の容疑者だとか、家宅捜索に入られたとか
テレビや新聞で報道されていない情報だけでなく
「殺された人の手に『Φ』が共通点らしい」ということまでが流出していて

見た目日高の彩子ちゃんは「とにかく、ログを洗い出して火元を特定!
その上で、プロバイダに情報開示を請求、個人を特定!
あとは、怪しい同業他社を当たって!」とテキパキ指示を出し
「社長、ナンかテレビの刑事みたいですね」と驚く(笑)部下たちを尻目に、日高に電話をかけ

「ちょっと!誰がやってんのよ?これ!何かあるでしょ?心当たりの1つや2つ
コ・アースに恨みを持っていそうな会社とか、個人的に恨まれてる相手とか…
このままじゃ、コ・アース潰れるわよ!」と噛みつくと
日高から「そんなに心配してくれるんですか?ウチのこと…
『殺人犯の会社なんか潰れて然るべき!』って言うかと思ってました」と返され

「あ、あんたはどうだっていいけど、今ここで働いてるコ・アースの人に罪はないし
風評被害を受けて然るべきなんて話はない!
とにかく、Φのことまで出てるってことは
情報を売ってる警官がいる可能性、高いわよ
私は情報を買ったヤツ調べるから、あんたは売ったヤツ調べて!」と命令

電話が切れたあと、日高は「漏洩したのは誰か?…ですか」と耳たぶを引っ張っていたものの
帰宅時に、例のコインロッカーを開け、扉の隙間に挟んでいた付箋紙が落ちていることに気づき
「誰かが開けたということですね」と、ここでもまた耳たぶを引っ張り考えを巡らしている様子

家に帰ると、さりげない感じで「あ、そうだ、陸、コインロッカーの鍵、見なかった?」と訊ね
陸くんが「えっ?み、見てないよ…うん、見てないです
コインロッカーなんて使ってるの?」と答えると
「うん、捜査中の容疑者の証拠品、入れるのにね」と言い訳して

「えっ?証拠品って、勝手に持ってていいの?」と逆に訊かれ
「良くはないんだけど、掴んだネタは出すべき効果的なタイミングっていうのがあるから…
でないと、手柄にもなんないし…」と、いかにも彩子ちゃんが言いそうな言葉で説明(笑)
初見時は、このやり取りを観て「マジで陸くんヤバくね?」とヒヤヒヤしてましたが…(笑)

その陸くんが、コ・アース社や日高社長が、ネット上で話題になっているのを見て
「何が起こったんだ?これ…」と独り言を言っていた時
「便利屋」に仕事の依頼があり、内容を確認すると…
「日高です。明日8時、昨日と同じ場所で会うことは出来ますか?」との書き込みが…!

「アレ?俺、あの人にサイトのこと、話したっけ?」と思いつつ
この前と同じカフェに向かうと、見た目日高の彩子ちゃんから、全てを打ち明けられたらしく
「2人は入れ替わった!?」と陸くん
彩子ちゃんが「そう言われてもアレだと思うんで
何か、望月彩子でしか知り得ないようなことを質問…」と言いかけるなり

「そうだったんだ!ああ~!イヤ~、そうだったんだ!
イヤ、もうさ、色々考えてみるんだけど、スッキリ説明がつかなくてさ
そっか!入れ替わってたんならね(トントンする)クセもね
まあ、ずーっとオカシイとは思ってたのよ
最近の彩子ちゃん、ナンか人が変わったみたいになっちゃってるしさあ」と1人で納得してて(笑)

「信じてくれるの?」と拍子抜けした感じの彩子ちゃんに
「もちろんだよ!だって、最近の彩子ちゃん、キレないし、暴れないし、部屋キレイだしさ」
…と(笑)これまで覚えていた違和感の原因を挙げ、おしぼりを投げつけられても
「そう!そう!これ!これ!これが彩子ちゃんだよ!」とニッコリ(笑)

…が、その一瞬後「大変なことじゃない?これ…」と
ようやく、事の重大さに気づいたのかと思いきや
「大丈夫なの?男になっちゃって、トイレとか大丈夫?」…って、そっち?(笑)
でも、彩子ちゃんも「立ってするのもテクが要るとは想像してなかったよ
男は男で色々大変なんだね」と反応してしまい(笑)

陸くんが「だよね~!イヤ~、日高さんも女の子になっちゃって、たい…
ああ~!どうしよう…彩子ちゃん、俺…俺…イヤ~、ああ~っ!」と股関に目をやり(笑)
「ヤったんだね?日高と…」と察した彩子ちゃん
「そ、そう!ど、どう受けとめればいい?これ…どういう問題?
っていうか、問題はない?…っていうか、むしろ、俺の新しい可能性として受けとめ…」
…と、どんどん展開して行くのへ、再びおしぼりを投げつけ(笑)

「それはもう、自分で決着つけて!
いい?問題なのは、あなたが一緒に暮らしてるのは
殺人を犯した可能性が高い人間ってことだから!」と、事の重大さに話を引き戻し
血まみれの防護衣を思い浮かべた陸くんが
「日高さんって、やっぱり犯人なんだ?」と訊ねると
「まだ、容疑者だけどね…でも、あんたは犯行の証拠品を見た
これが日高に知られたら、どうなると思う?
どんな理由をつけてもいいから、今すぐあの部屋から出てく!いい?」と釘を刺し

「で、それはそれとして…ロッカーって、どこにあんの?」と質問
「あ、ああ、天王洲…たぶんもうバレてるっぽいから、もう使ってないと思うけど…」
…と言いつつ、師匠が作った合鍵を渡すと
「そうだ!手紙って、中見た?」と彩子ちゃん
「『明日3時、学校のそばの歩道橋で待ってます』って書いてあった」という返事に
「学校?あったかな?あの歩道橋…」と、日高と入れ替わった場所を思い浮かべながら
「他には?差出人の名前とか、切手の消印とか?」と手帳を手に取り調べの様相(笑)

「名前も切手もなかった…う~ん、ナンて言うか
子供の頃に貰ったラブレターみたいな…」という陸くんの言葉に
「隠さなきゃいけない、子供の頃のラブレター…」と肘をトントン
やがて「ありがとう、陸、参考になった
取りあえず、脱出したら1度連絡ちょうだい」と席を立つと
「イヤ~、彩子ちゃんって、ホントに刑事なんだね」と陸くん

この時は「何言ってんの!じゃあ、ちゃんと逃げてよ!」という彩子ちゃんの言葉に頷き
実際に「地方での仕事が入りましたので、当分いません」という書き置きを残し
彩子ちゃんのマンションを出て、師匠の住むアパートへ行ったんですが
その師匠の部屋でのやり取りのシーン…

陸くんが「表に『三枝』ってあったんですけど…?」と言うと
師匠は「俺みたいなのじゃ、家主が貸してくんねぇからって
別の人の名義でな、家主の審査だけ通しちまうんだよ」と
ビールとグラスをテーブルに並べながら説明

陸くんがビールを注ごうとすると「ああ、俺、いいや」と断り
「アレ?師匠、お酒飲めないんでしたっけ?」という陸くんに
「イヤ、実は俺、余命3ヶ月のハナモゲラでよ」と告げ、陸くんが「えっ!?」と驚くと
「そんな訳ねぇだろ!(笑)胃が荒れてるだけだよ」と笑っていたものの

初見時でも、日高が薬のフィルムを拾って「時間がない」と言っていたシーンや
陸くんが「4」の落書きを消していたトコに、師匠が現れたシーンが浮かび
「えっ!?まさか…?」と、にわかに師匠にスポットライトを当て出したんですが(苦笑)

師匠が「で、結局、ロッカーから何出て来たのよ?」と訊ね
「はあ…ちょっとヤバそうな感じのモノが…」という陸くんの答えに
「だから、知らぬが花って言ったじゃねぇかよ」と返した、その言葉の皮肉さとか

「それで出て行くことにするのか?」と訊かれた陸くんが
「でも、ホントにこれでいいのかなあって思うんすよね
面倒なことになりそうだからって、逃げ出しちゃっていいのかなあって…」と悩んでいるのを見て

「俺の親父は、色々面倒な人でさあ、でも、縁切るってのも、どうしても出来なくて
結局、死ぬまで振り回されっぱなしだったよ
(『師匠、優しいっすからね』と陸くん)
でも、その優しい孝行息子に残ったのは
その場限りの仕事と、他人の名義で借りた小部屋だけよ
だから、まっ、俺は逃げてもいいと思うぞ」とアドバイスしたことが

こうして改めて観てみると、より強く胸に迫るというか
第9話で、共に奄美大島を目指した2組の内
こちらのバディの行く末が、ああだったことが重なり、ツライっす…(汗)
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冬ドラのその後3

2021-03-28 22:48:00 | 日記
さて、陸くんは彩子ちゃんの「二重人格説」を確認すべく
「彩子ちゃん、あのさ、最近おかしなことない?
例えばさ、気がついたら全然違う所にいたとか…?」やら
「周りの人は、彩子ちゃんがやったって言ってるのに
彩子ちゃんは全然覚えがないとか…ない?」やらと探りを入れた挙げ句

「き、気がついたら、人とか犬とか殺してたとか…?」と、もう二重人格説をすっ飛ばして(笑)
一番訊きたかったことを、どストレートに質問してしまう始末(笑)

当然、日高がINした彩子ちゃんは「な、何それ?」と戸惑う訳で
陸くんは、血まみれの防護衣を見たことを打ち明け
「彩子ちゃん、ずっとストレスためてたから、それが元で二重人格になっちゃって
自分で殺して、自分で逮捕するみたいな…
何か、そういう…ナンていうか、マッチポンプ的なこと…」を考えていたと説明

それに対して、日高がINした彩子ちゃんは「鑑識で血痕の飛び散る実験を手伝った時のゴミ
出しそびれちゃって、家ゴミに出しちゃったの」と言い訳し
「陸って面白い(笑)」と笑い飛ばしていたものの、風呂場で1人になると
「自分で殺して、自分で逮捕…まあ、当たらずとも遠からずですかねぇ」と呟くのを観て
やっぱり今後の成り行き次第では「陸くん危ないかも!?」…と考えていたのが懐かしい(笑)

更に、日高が風呂場でスマホを手にして、写メに撮った「候補者リスト」を眺め
「田所仁志は『2』四方忠良の『4』…次は何番ですかねぇ」と
鏡に指で『Φ』という文字を書くシーンが続き
「ナンか他人事みたいだなあ」と思ったのも
本当に次のターゲットが誰か、知らなかったためと判ると、また違う風に見えて来ますねぇ

お兄ちゃんにも、警察や望月刑事にも、そして陸くんにも気を配らなければならない中
「あの人、ちゃんとやれてるんですかね?」と
ふと思い出したように口にした、自分の会社「コ・アース」はというと…
田所さんの事件で、犯行後の室内清掃に使用された洗剤
「サンプルQ」のモニターを務めていた企業や
日高社長が任意同行を求められたことを知った取引先から、契約打ち切りが相次ぎ
売り上げ半減の見込みという深刻な事態…(汗)

にも関わらず、望月刑事がINした日高社長は
「警察がしつこくて、しつこくて…」とか「警察が来たせいで…」と苦情を口にする取引先に
「『来たせい、来たせい』って、そりゃ警察だって来ますよ!人1人死んでんですから!
警察だって、来たくて来てるんじゃないんですよ!
それが仕事だから来るんですよ!」とブチかまし(笑)
「誰のせいで、こんなことになったと思ってんだ!」と怒る相手に
「犯人のせいに決まってるでしょ!」とキッパリ!(笑)

「何を考えてんですか!」と驚く部下・富樫さんにも
「だって、警察は別に悪くないし…でもウチが責められるのもナンか違うし…
当たり前のことを言っただけです!犯罪が起こったら捜査に協力するのは国民の務めです!
私、ナンか間違ったこと言ってる?」とキッパリ!(笑)

更に、社内会議でも「(売り上げ半減の対策の)やり方が良くないんじゃないかなあ?
契約切られた先にお願いして回っても後手後手というかさ」
…と発言して、社員をドン引きさせてしまい(苦笑)
一番身近で有能な秘書・五木さんに「秘密は守りますから、本当のことを言って下さい
警察から戻って来て以来、社長はおかしいです
出来るはずのことが全く出来ない、人も変わってしまった…
正直に言って下さい!でなければ、こちらも対応取れません!」と迫られ

「実は、その…警察に呼ばれる前日に、階段から落ちて、頭を打って…
それ以来、記憶が飛んだり、意味が全く判らないことなんかが出て来て…」
…と、前半部分は正直に打ち明けると(笑)
「記憶障害っていうことですか?」と五木さん
「社長、この件、社内で共有しても構いませんか?」と訊ね
彩子ちゃんが頷くや、PCに打ち込み「これでもう大丈夫だと思います」とニッコリ(笑)

数秒後、社員たちが社長室に押し寄せて来て
「これ、ホントなんですか?」「記憶なくされた状態で働いてらしたんですか?」と大騒ぎ
「社長のご事情も知らず、ひどいことまで申し上げ…」と頭を下げようとした富樫さんに
「謝らないで!怪我をしたのは、私の不注意、私の責任ですから…」と彩子社長
「今までみたいに…とは、すぐには行かないと思いますけど
ナンとか、1つ1つ覚え直して行きたいんで…」と告げると
五木さんの言った通り、ホントに「大丈夫」になり(笑)

更に、五木さんから事情を聴いた、日高の妹・優菜が電話をかけて来て
2人は、家族でよく訪れるというレストランに食事へ…
記憶喪失なんて苦しまぎれの言い訳を信じてくれた社員たちについて
日高にINした彩子ちゃんが「ナンか、みんな優しいなと思ってさ
ホント、手取り足取りフォローしてくれてさ」と話すと

「それは、お兄ちゃんが元々優しいからでしょ?」と優菜ちゃん
「だって、営業の富樫さんだっけ?
あの人は、やってもいない痴漢の疑いかけられて、前の会社追い出された人だし
五木さんだってさ、ホントに仕事なくて困ってるの、見かねて拾ってくれたんだって言ってたよ」
…と、日高の意外な…って、まあ今となっては意外でもナンでもないんですが(笑)…一面を語り

「ひょっとして、お兄ちゃん、アレも覚えてない?
お兄ちゃん、高校生の時にさ、近所に嫌われ者のうるさいおじいさん居たじゃない
お兄ちゃん、あの人そんな悪い人じゃないよって、買い物手伝ったりするようになってさ
それが、風邪ひいて行かなかった日に、たまたま階段から落ちて、亡くなっちゃってさ
お兄ちゃん、マスクしてでも行けばよかったって、自分のこと責めて…」

…と、日高本人が聴いたら、懐かしく思い出したかも知れないエピソードを披露するも
彩子ちゃん(と大部分の視聴者)は「その時、本当に風邪ひいてたっけ?俺…」と反応(苦笑)
優菜ちゃんが「ひいてたよ、私、お兄ちゃんに部屋入っちゃダメって言われたもん」と答えても
「この妹の言う通り、日高は本当に部屋で寝ていたのかも知れない
だけど、寝ているフリをし、家族の目を盗み、おじいさんの家に行き
階段から突き落とすことは出来なくはない」と疑うことは止められず…(苦笑)

ただ「あの社員たちの日高に対する親近感」が
うわべだけの優しさによって生まれるとは考えにくく
「でも、私の知ってる日高は、血も涙もない悪魔のような男」だし
結局「日高って、ナンなんだ?」という疑問だけが残った訳です(苦笑)

それはともかく…その日高がINした望月刑事は、署内のPCで「免許証照会」にアクセス
「検索結果 0」の文字を見つめ、耳たぶを引っ張りながら「免許はないか…」と呟き
…って、今なら、お兄ちゃんを探していたんだと判るものの
初見時は、その呟きの意味を考える間もなくて…

というのも、田所さんのDNAが不検出となった原因とされるバクテリアは
「屋外で普通に付くものじゃない」と知った河原主任が
手袋のすり替えとバクテリア混入の両方が可能だったのは「望月や!」と断定(苦笑)
部下の幅刑事が「そんなことして、望月さんにナンのメリットがあるんですか?」と訊くと
「日高と繋がってるとしたらどうだ?ナンか弱みを握られたとかさ」と、ほぼほぼ満点な答え(笑)

…で、河原主任は、望月刑事の一挙手一投足に目を光らせる一方
四方さん殺しの目撃者を探していたところ、現場近くのコンビニで働く外国人留学生
グエン・チ・ミンさんが、四方さん宅に入って行く女性を見たと証言
年齢、体型、髪型や服装などが望月刑事に当てはまり

「夜だったので顔は判らない」というミンさんに
似た人物はいないか?と関係者の写真を見せると、望月刑事に反応したため
この事件のデータベースを作っている望月刑事に、この証言を報告
その際に「黒のバッグ」を持っていたという証言に加え
望月刑事がバッグに付けていた「蝶のバッグチャーム」も見たらしいと告げても
眉ひとつ動かさない望月刑事とは違い、八巻刑事は慌てまくり(苦笑)

日高にINしている彩子ちゃんに電話をかけて、この証言を報告するも
現場に防犯カメラがないため「日高ならナンとかするんじゃないの?
言い逃れるなり、アリバイ作るなり…」と今イチ反応が薄い彩子ちゃん(苦笑)
見た目彩子ちゃんの日高が殺人を犯した(と思わせる)動画を観て以来
もう元に戻っても、これまでのような「刑事」としてやって行けない
今までの自分はナンだったのか…という無力感に苛まれいたためと思われますが

八巻刑事が「その証人を殺すとかってないですよね?」と心配するのへ
「まさか、それはないでしょ、それこそ足つくじゃない」と返している時
道に倒れたおばあさんに駆け寄り、助け起こす警官を目にして
「ダメだって!これ、見逃したら私じゃないでしょ!
もうホントに私…これっぽっちも私じゃなくなるでしょ!」と思い直したらしく
「手袋、渡したいんだけど」と日高を呼び出すことに…

河原主任が、見た目望月刑事を尾行しているのを知ってか知らずか
日高は「秘密厳守の対応をしてくれる」「見られたくない人たちもよく使ってる」らしい
おそらく?会員制の高級スパを密会場所に指定
「こんなトコ、誰と来てたの?ひょっとして五木さんとか…?」と驚いている彩子ちゃんに
「富樫さんとは1度来ましたね」と返し「えっ!?あんた、そうなの?」と更にビックリ!
でも、彩子ちゃんにINした状態とはいえ、陸くんともそういう関係になってたし…?

ともあれ…「手袋いただけますか?」と手を出す日高に
彩子ちゃんは「もう、誰も殺さないと誓って!でないと、この手袋は渡さないし
今すぐあの動画を一課に送る!送るから、本気で!」と告げ
「言ってること、判ってるんですか?そんなことしたら、元に戻るチャンスも失われますよ
望月彩子も殺人犯ですよ?親兄弟はいいんですか?」という日高の言葉にも

「いいって言ってんでしょうが!ナメんじゃないわよ!私だって警官の端くれだからね
あんたを野放しにして、これ以上、死体が増えるくらいなら、このままあんたを突き出す!」と宣言
それでもなお、日高が「その瞬間、あなたも破滅することになりますけど」と言うのへ
かぶせ気味に「上等だよ!」と怒鳴って、またもや胸ぐらを掴み
「この際、2人仲良く地獄行きといきましょうよ!それが、あるべき世の姿なんだから」

…と覚悟を決めていることを明かし…って、日高としては、余命短いお兄ちゃんを庇うため
自分を犯人だと思わせ、また彩子ちゃんの動きを封じる方便に過ぎなかった動画がもたらした
この彩子ちゃんの宣言を聴いて「だから、あなただったんですか…
だから、私はあなたと入れ替わったんですよ」と
初見時には謎でしかなかった言葉を洩らしたんだけど
「際限なく間違って行く兄弟」を正してくれる救世主みたいな気がしたのかなあと…?

この言葉のあと、日高が「手袋をお持ちだった方から何か聴いたんですね?
ご安心下さい。この程度のトラブルで、誰か殺したりはしませんよ
だけど、1つ、ご意見をお伺いしたいことがあります
私を目撃したという、ミンさんという方の証言には、1つだけ正しくない情報があるんです」

…と、河原主任が、勝手に付け加えたバッグチャームについての証言に関して
「私が、これを付けたのは、四方さんの事件後のことですから
ミンさんが、このバッグのチャームを目撃するのは、絶対にあり得ないことなんです」と話し
彩子ちゃんが「より特定性の高い情報を付け加えることで
誰かに反応を見られてるんだと思う」と答えると
「では、あえてバッチリ私だと証言して貰うことにしましょうか」とニンマリ

まあ、一応?利害が一致している2人なんですが
ここに来て、ついにタッグを組む展開になるとは思ってもみませんでした(笑)
まずは、日高がINした望月刑事が、問題の「チャーム」をバッグから外すと
「だろ?そういうことだよ」と、ほくそ笑む河原主任(笑)

ミンさんに「面通し」をさせることを捜査会議で推し、決定が下ると
予めミンさんに「今日、確認をお願いする中に例の女はいません
けど、必ず部屋には出入りさせますから
その時には『この人だ』と証言して欲しいんです」と望月刑事の写真を見せ、偽証を促し
いざ面通しが始まると、幅刑事が四方さんの関係者資料を持って行くよう望月刑事に指示

打合せ通り、ミンさんが「こ、この人、家に入って行った人に似てます!」と望月刑事を指差すと
「えっ!?あり得んでしょう?望月は警官ですよ」と河原主任
ミンさんが「でも、でも、似てます!」と繰り返し
望月刑事が「違います!私じゃありません!
そんなこと、ある訳ないじゃないですか!」と否定すると
「アリバイあるだろ?お前、この時間、何してた?」と詰め寄り

望月刑事が「アリバイですか…」と口ごもって
…って、ホントに四方さん宅にいたから、アリバイはないんですけどね(苦笑)…いた時
十久河課長が「河原~!」と怒鳴りながら飛び込んで来て「えっ!?なに?」と思ったら
河原主任がミンさんに偽証を強要している様子を捉えた動画…

「今日、確認をお願いする中に例の女はいません」と説明する河原主任に
ミンさんが「顔の確認は出来ないです…顔までは見てません」と告げると
「別筋から、この女の関与が確認されてるんです。この女に間違いないんですよ!」と迫り
なおもミンさんが「でも…」とためらうと、その肩を抱き
「ミンさん、あなた、もうすぐ在留期限が切れますね?そのあとはどうするおつもりで?」
…と、二つ折りにした万札の束を差し出して微笑む…を見せられ

河原主任が「おかしくないですか?これ、誰が撮ったんです?」と訊ねると
一課長は「誰でもいいだろ!警視庁の窓口に届いたんだ!
証言の強要、捏造に買収、こんなもん庇い切れるか!処分だ!」と激オコ(汗)
一方の望月刑事も同じ動画を見せられ「これって…」と絶句(するフリ(笑))

五十嵐管理官が「望月、アリバイの話なんだが…」と切り出すと
「自宅にいたので、証明のしようがないなと…
でも、ミンさんが目撃したのは、絶対に私ではありません
ミンさんが目撃したという、この蝶のチャームですが、これは、一課長から戴いたものです
あれは15日…事件後ですので…気になるなら、お調べ頂いても…」と答え
って、まあ後半部分はホントの話だけど…(笑)

…で、見た目日高の彩子ちゃんは何をしていたかというと
刑事になりすまして(笑)ミンさんを訪ね
「河原という刑事、実はトンでもない汚職警官で
私どもとしては、河原を捕まえたいと思っています」と話し

「サンライズフーズ グループ」のパンフレットを差し出しながら
「こちらの企業に就職して頂ければ、在留期間3年以上の就労ビザに在留資格変更も可能です
よろしければ、話をまとめますが?」と条件を提示
あの動画は、刑事になりすました彩子ちゃんが渡したスマホを
ミンさんが胸ポケットに入れて撮影したものと判明

ちなみに、その「サンライズフーズ」というのは、日高の父親が経営している会社らしく
日高は「ミンさんのこと、優菜は何か言ってましたか?」と訊ね
彩子ちゃんが「『ありがたい』って…『サンライズフーズのような食品加工業にとって
真面目な外国人の方たちは、貴重な戦力だから』って…」と答えると
「そうですか…優菜、元気でしたか」とホッとした様子

彩子ちゃんが「心配してたの?」と驚くと「そりゃそうでしょう
兄貴が(警察に)引っ張られて気に病んでるかも知れませんし…」と返し
…って、ナンとかお兄ちゃんを庇おうとして、こんな状況になっていることはもちろん

彩子ちゃんが、たとえ自分が殺人犯になるとしても
例の「室内ゴルフ」の動画を警察に提出すると宣言した時に
「親兄弟はいいんですか?」という言葉で思い留まらせようとしていたし
日高陽斗という人間は、家族や友人、社員など
自分と関わった人たちを大切にする人なんじゃないかと…?
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冬ドラのその後2

2021-03-27 14:06:00 | 日記
日高は、第9話の告白シーンで…「田所さんと兄の因縁は昔のことです
神奈川の事件と同一犯だと思われれば、自ずと捜査は混乱する
先の短い兄は、まずこのまま逃げ切れる
私自身も田所さんとの接点は全くありません

万が一、警察が目をつけるとしても、その頃にはもう兄は亡くなってる
私も逃げ切れるんじゃないかと思いました
でも、兄は、1度の殺人では満足していないと知って
次は、兄を先回りして捕まえようとしました
でも、それもダメで…」…と明かしていましたが

歩道橋の上で「どうしたもんですかねぇ、これから…」と呟き…って
初見時には、魂が入れ替わった状況…特に日高にINした望月刑事が
ナンとか元に戻って、自分を逮捕しようとしていることを指しているんだろうと思っていたのが
実は、殺人を犯してしまった兄を心配しての言葉だったと判り

また、その直後、歩道橋の端の壁に赤いスプレーで書かれた「4」という数字を見つけ
「そうですか…終わりじゃなかったんですか」と、耳たぶを引っ張りながら言ったり
彩子ちゃんのマンションに帰ると、同居人の陸が「便利屋」の仕事で、朝まで戻らないと知り
「ラッキーですねぇ、これは…」とニンマリした意味は腑に落ちたものの

手袋問題が解決して、ホッとする一方で
「日高に助けられてしまったんだろうか?でも、それとこれは別だ
殺人犯は殺人犯として裁かれるべきだ」と考えていた彩子ちゃんに送られて来た動画…
日高がINした望月刑事が、鼻唄を口ずさみ「ど~も~!」と登場し
部屋の明かりが点いた途端、画面奥に逆さまに吊るされた人間が映って…!?(汗)

…に「えっ!?」と驚いていると「えーと、この人は、ゴルフ場なんか造って大儲けした人なんで
アタマ全体をゴルフボールみたいにデコボコにしちゃいたいと思いま~す♪」と朗らかに宣言し
ゴルフクラブを持って、大きくバックスウィング(汗)

ゴルフボールならぬ、人間の頭部にクラブが当たる音がするたび
血飛沫が、見た目望月刑事に飛び散るという凄惨な状況(汗)だというのに
その見た目望月刑事は、楽しげに笑みを浮かべていて(汗)
やはり日高は、まごうことなき「猟奇殺人鬼」と思い、震え上がったのに

それも全部、お兄ちゃんを庇い、自分こそが犯人だと印象づけるための工作だった…
というには、ものすご~く自然な感じで(苦笑)
たとえ、殺人現場に入るのは2回目だとしても
死体損壊は初めての経験だったでしょうし…
まあ、それだけ腹をくくっていたということなのかなあと…?

…で、その血まみれの顔で「あなたには一応お伝えしといた方がいいかと思いまして
これでもう、元に戻ろうが戻るまいが、あなたも殺人犯…どっちでも同じになっちゃいましたね
あなたは私で、私はあなたです。どうかお忘れなく…」と微笑む日高(汗)
でも、きっとこの動画の撮影を終えた途端、へたり込んでしまったんじゃないかと…?

一方、動画を見終わった望月刑事が「ナンでこんなことするの?
何が楽しいの?何が目的なの?恐怖と怒りに震えていたところへ警察がやって来て
田所さん殺しと同一犯の可能性が非常に高い事件が発生したため
再び任意同行を求められ、河原主任の取り調べを受けることに…

もっとも今回は、見た目日高は全く事件に関与していないので(苦笑)
正直にアリバイを告げるだけでいいんだけど
セク原から「昨夜はお散歩に出られなかったんですか?ご趣味なのに?」とイヤミっぽく訊かれ
「以前、それで余計な疑いを招くことになりましたから、最近は控えてます」と応戦(苦笑)

防犯カメラの映像から、アリバイが確認されるや
「あのー、もういいですか?」と席を立とうとすると「もう1つ、いいですか」とセク原
バクテリアが混入したため、田所さんのDNAは検出されなかった、アノ手袋を差し出し
「これ、落とし物で届いたんですけど、あなたの物ですか?」と質問

揺さぶって反応を見ようとしたんでしょうが
すでに証拠能力がないと知っている彩子ちゃんは
「物としては同じですけど、私の物かどうかは…
むしろ警察の方の方が判るんじゃないですか?指紋とかお調べになるんですよね?
あっ、もし、私のだったら返して頂けるんですか?」とたたみかけ(笑)
セク原は「社長さんがお帰りや!」とイライラ~!(苦笑)

ただ、その腹立たしさを落ち着かせるため、喫煙所に向かおうとする途中で
取り調べ室から出て来た、見た目日高の彩子ちゃんが
それを見送りに来た、見た目彩子ちゃんの日高の胸ぐらを掴んでいるのを目撃して
「あいつら、ナンかあんのか?」と気づき

その後、街中でケンカしている男女を見かけた時にも
「痴話喧嘩でもない限り、フツー、女の胸ぐらは掴めんわなあ」と呟いていたんですが
見た目はともかく、実際は、女性刑事が殺人容疑者の男性の胸ぐらを掴んでいた訳で
それも、あんな動画を見せられた直後とあっては無理からぬことかと…(汗)

…で、彩子ちゃんが警察を出たあと、2人は電話でやり取り…
「ナンてことしてくれてんのよ!人の身体で、よくもあんな…」と怒り心頭の彩子ちゃんに
日高が「(元に)戻って、私を突き出す…
あなたがそんなことばっかり考えるから、こういうことになっちゃうんじゃないですか」と返すと
「当たり前でしょ!あなたみたいなの野放しにしておいていい訳ないでしょ!」と彩子ちゃん

でも「じゃあ私は、むしろこのまま捕まる『べき』だと?自首でもしましょうか?
世のためには、きっとそうする『べき』なんですよね?
正義というのは、イチイチめんどくさいものですね
でも、私はそんな難しいことは考えませんから…」と痛いトコを突かれ

更に「あなたが回収した物を渡して貰えますか?
何かの拍子で見つからないとも限りません
私の状態のあなたがそれを持っているのは、リスキーだとも思うのですが…?
手袋をお持ちだと思われる方から、直接回収して…」と
八巻が彩子ちゃんに協力していることを知っていると匂わせられ、ぐうの音も出ず…(汗)

我が家は、魂が入れ替わった途端、いきなり内股っぽくなられた(笑)
高橋一生さんの演技に惹きつけられていたんだけど
今回、日高の真意を知った上で見直してみると
日高がINした彩子ちゃんを演じておられる綾瀬はるかさんのミステリアスな…というか
背負った運命の重さを内に秘め、感情を押し殺した様子を表現することが、いかに難しく
どれほど高い演技力が必要とされるかを痛感致しました

その彩子ちゃんが「(手袋を)持っているのは私よ!」と庇った、当の八巻刑事はというと
「あの…昨日の夜、四方って人が殺されたんですけど、知ってます?
それって、やっぱり望月さんになった日高がってことですか?
あの…僕のことは…望月さんに協力してるってことは、日高にバレてるんでしょうか?」

…と彩子ちゃんに確認するや「ぼ、僕、これで終わりにさせて貰っていいですか?
だって、余計なことしたら、僕が殺されちゃうかも知れないじゃないですか!
相手、殺人鬼なんですよ?」…って、刑事としては少々情けない発言(苦笑)
…とは思うものの、確かに綾瀬さん演じる日高には
邪魔だと思う相手をあっさりと排除しそうな恐さがあったし

前述の「4」という落書き以来、視聴者の間では
この連続猟奇殺人事件は、名前に数字が入っている人が狙われる?説が浮上していて
すでに殺害された田所仁志さんと四方さんはもちろん
八巻刑事、五十嵐管理官や十久河部長、日高の秘書の五木さんなど
数字の入った役名の方々が次々とリストアップされていたし…(汗)

ともあれ…日高にINした望月刑事の「予想では
今回の(四方さんの)事件を受けて、連続殺人の捜査本部は、おそらく大混乱に陥る
殺害後、室内の清掃を行っていること
それと(被害者の)手のひらに残された『Φ』のマーク…同一犯の可能性は高いものの
微妙な差異はコピーキャットの予測を生む

神奈川の(一ノ瀬さんの)事件と3件となれば
思想的背景を持った組織の犯行も視野に入れることになるかも知れない
その混乱の中で、警察官・望月彩子が容疑者として浮かび上がることは、まずないだろう
そして、今回の殺人に関しては、今の私・日高陽斗の関与も立証不可能…安全だ」…とはいえ

「問題は、元に戻って日高を捕まえ手柄を上げるというプランは
これで永久に封じられてしまったということだ
もし、それを実行に移せば、即座に日高は、逆に私・望月彩子もまた殺人犯であるという
あの証拠の動画を提出するだろう…その結果は、2人揃って塀の中だ

元に戻っても戻らなくても、日高が殺人犯だと告発することは、私にはもう出来ないのだ
それどころか、今後、日高が殺人を犯すたびに
隠蔽の協力を余儀なくされるかも知れない
本来、極刑に処すべき人間を助ける人生…
一体ナンだったんだろう?これまでの警察官として生きて来た私は…」
…という具合に、自分を犯人だと信じ込ませ
かつ、警察には捕まらないようにするという、日高の思惑通りの展開になった訳ですが

一方で、日高の全く預かり知らないところで
真犯人であるお兄ちゃんと、彩子ちゃんの同居人・陸くんに親交があったという
皮肉なサイドストーリーが進行していて…って
このドラマの前半では、その2人のやり取りが
のちに、どれだけ本編に絡んで来るかなんて、想像も出来なかったんだけど…(苦笑)

そもそも(日高のINした)彩子ちゃんが、急に化粧をし始め、口調が優しくなり
自分から積極的に肉体を求めるようになったのを
陸くんが「彼女が天使になった♪」とノロケるシーンに登場していた
陸くんの職場の先輩「師匠」が「お兄ちゃん」だなんて思いもせず…(苦笑)

どっちかって言うと、陸くん役を務めていらした柄本佑さんの方が「アヤシイ」というか(笑)
良い意味でクセが強い方なので、ただの同居人ではないんじゃないか?と疑っていて(笑)
…って、今思えば「便利屋」の仕事が入って、陸くんが、一晩留守にしたことを
日高が「ラッキーですねぇ」とニンマリした夜に、お兄ちゃんは事件を起こし(汗)

その予告と言える「4」の落書きを消すことを「便利屋」に依頼し
更に、その依頼がちゃんと果たされているか?確認するために
歩道橋に足を運び、陸くんが、せっせと作業しているのを見て
偶然通りかかった体で「おい、何やってんだよ?お前」と声をかけた
あのシーンが、そんなに重要なヒントだったとは…!(苦笑)

だって、その便利屋の仕事を終えて帰宅した陸くんが
マンション前に来ていたゴミ収集車を見て
仕事で出たゴミも持って行って貰おうと、彩子ちゃんが出したゴミ袋を開けると
例の室内ゴルフ(汗)で、日高が着用していたらしき、血まみれの防護衣が入っていて

「彼女」が何か事件に関係しているのでは?と思い悩む陸くんに
師匠は「天使」になる前(笑)の「彼女さん」の話を聞かされていたらしい様子で
「二重人格説」を提示したりして…って「ストレスが引き金になるって言うしよ
何かずいぶん職場で上手く行ってなかったんだろ?」と相談に乗ってあげる
…みたいな良い先輩ぶりだったし、師匠を疑うよりも

今回の防護衣に限らず、日高と一緒に生活している内に
決定的な証拠を見つけたりとか、知ってはいけないことを知ってしまったら
陸くんが危険なんじゃないか?という心配が先に立っていたし…で
この原作のないオリジナル脚本のドラマの伏線に気づくのは、まだ先のことでございました(笑)
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冬ドラのその後1

2021-03-26 14:15:00 | 日記
今クールの連ドラも次々と最終回を迎えておりますが
我が家の1位は「天国と地獄~サイコな2人」でした!(笑)
イヤ、最初は、正義感の強い女性刑事と猟奇殺人犯の魂が入れ替わる
「スイッチ・エンターテイメントドラマ」という触れ込みや
あのアップテンポの「運命」を見聞きして、コメディタッチのドタバタ劇を想像してしまい

甲斐さんが「ちょっとイイなと思ってる」とおっしゃっていた綾瀬はるかさんと
奥さんご贔屓の高橋一生さんが主演という以外、あまり期待せずに観始めたんだけど(苦笑)
確かにクスクス笑ってしまうシーンもありつつ
毎回毎回「えっ!?どーゆーこと?」とか「えっ!?ナンで?ナンで?」と
そのミステリーなストーリーに引き込まれるわ

「コラ!ゆとりハチマキ!(笑)」やら「おいおい…師匠~!」「陸、セツナイねぇ…」やら
「彩子ちゃんがINした日高、可愛いなあ♪」やら「セク原!ふざけんな!」などと
登場人物の言動に、いちいち反応してしまうわ(笑)
おまけに、最後には、しっかり泣かされちゃって(笑)
今は、SPかスピンオフを作って頂けないかと祈る日々です(笑)

…で、涙腺が決壊なさった方が多数いらしたであろう?
ラス前の第9話…2人が元の身体に戻ったあと
高橋さん演じる日高陽斗が、綾瀬さん演じる望月刑事に全てを告白するシーンで
望月刑事にINしたあと、どんな気持ちでいたのかが明かされたので
それを知った上で「もう一度観たい!」となり、只今、絶賛リピート中♪(笑)

そもそも、第1話のラストで、魂が入れ替わった途端
スイッチを切り替えたかのように、主演のお二人の表情や仕草が豹変し
もう、INした人にしか見えない!という、その演技力にまず引き込まれた訳で
その時は「猟奇殺人犯」と信じて疑わなかった日高が
彩子ちゃんの顔で、ニンマリと微笑むと、背筋がゾクッとしていたのに

実は「もう必死でした。とにかく、あなたに犯人は私だと思わせて
もう一方で、警察には、あなたというか私というか、日高陽斗が捕まらないようにして…」
…との思いを知り、あの耳たぶを引っ張りながら考えを巡らす姿は
「そういうことだったのか!」とナットク(笑)

でも、入れ替わってすぐに、手慣れた感じで化粧したり
どうすれば元に戻れるのかを知っているみたいな様子を見せたり…で
視聴者の間では、過去に女性と入れ替わったことがあるんじゃないか?とか
イヤ、彩子と入れ替わる前の日高が、すでに誰かと入れ替わっていたんじゃないか?
といった憶測が飛び交っていましたけど…(笑)

ともあれ…そんなこととは露知らず、日高にINした彩子ちゃんから
「今までで一番のお手柄だよ!」と褒められたくらい
いち早く、入れ替わりに気づいた「ゆとりハチマキ」こと八巻刑事が
日高のINした望月刑事と接するたびに、へっぴり腰でオドオドしてしまったり(苦笑)

彩子ちゃんがINした日高からは、日高の指紋と被害者のDNAが付着した皮手袋が
発見された時のために、予め同じ手袋を買っておいて、すり替えるように
…って「それくらい出来るでしょ!イヤって言うほど犯罪者見てるんだから!」…と指示され(笑)
「バレますよ!周りみんな刑事なんですよ?」と半泣きになったり(笑)

ナンとか、その決定的な証拠と、新品の皮手袋のすり替えに成功した…と思ったら
発見されたのは「左手の手袋」だったのに、きっちり「右手の手袋」とすり替えていて(笑)
「ミ、ミス…とまで行かないと思いますけど」と誤魔化し(笑)

手袋の捜索が打ち切りになるや「大丈夫です!そこ、もう乗り切ってます!大丈夫です!
まあ、日高的にも出て来て欲しくないものでしょうし、いくら入れ替わってるからって
やっぱり元の自分に犯罪者にはなって欲しくないと思ってんじゃないすかねぇ」など
ミスなんてすっかり忘れたかのように上機嫌になったり(笑)
…と、入れ替わった2人それぞれの言動に振り回されるのを笑って見ていたんですが

今回、彩子ちゃんにINした日高の言動を改めて見直してみると…
家宅捜索が入る前夜、捜索本部には内緒で会いに来た望月刑事から
決定的な証拠となる手袋のことを指摘され、歩道橋の上から投げ捨てたあと、魂が入れ替わり
目が覚めた時から、見た目が望月刑事になった自分の方が優位だと強調

…って、まあ仮に殺人犯として逮捕されることになっても
それは見た目が日高になった望月刑事の問題で
見た目が望月刑事の日高は、それを助ける義理はないし
この先も殺人を犯すつもりなら、見た目刑事は何かと好都合でしょう(汗)
…という訳で、見た目日高の彩子ちゃんは不条理感満載ながら
取りあえず目前に迫った家宅捜索をやり過ごすことにしぶしぶ同意

こうしてマウントを取った日高は、見た目日高の望月刑事に
警察がやって来る前に、殺人の凶器である「丸い石」や殺人現場を掃除した時に使用した洗剤
「闇の清掃人」という漫画の原稿、切手がない手紙、奄美大島への航空チケットの半券
…などが入った段ボール箱を部屋から持ち出すように指示したり
…って、任意同行をかけられ、取り調べを受ける見た目日高の望月刑事は
せっかく自分で崩した日高のアリバイを
「真実」として供述する羽目になるんだけど…(苦笑)

望月刑事と連絡を取り合うためのプリペイド携帯を、自分の会社宛てに送ったり
もう一度、歩道橋から転げ落ちたら元に戻れるんじゃないか?という望月刑事の企みを察知し
逆に、重度のナッツアレルギーである自分の身体を利用して、望月刑事にナッツを勧めたり…
といったシーンを、実は連続殺人鬼じゃないと判ってから観ると
つくづく頭が良いというか、細かいところにまでよく気がつくというか
ずーっと気を張って、脳みそフル回転だったんだろうなあと…(苦笑)

さて、その家宅捜索前夜の望月刑事の抜け駆け行為を
天敵である「セク原」こと河原主任に知られてしまい
…というか「セク原」が主任のアダ名だと知らないみたいな様子が
まず、八巻刑事が首をかしげるきっかけとなり…って
それ以前から、耳たぶを引っ張るクセはもちろん
「日高がINした望月さんって、綺麗で上品で、どうも望月さん感薄くて」と
「さっくりディス」ってたんですが…(笑)

2人の入れ替わりを知った八巻から「望月さん的には、今後どうするつもりなんですか?
河原が見つけて来たら、僕たちマズイですよね
取りっぱぐれたの隠そうとしたこと、上にバラされちゃうでしょうし…」と探りを入れられた時は
「そうですよね…ナンとかしないとですよね」と他人事のように答え

通勤電車の中で、どんなブランドの手袋だったのか?
スマホで検索している、彩子ちゃんがINした自分を見かけて
「手袋のすり替えでもするつもりですか?
あれ出て来て、私の指紋と田所さんのDNAが検出されたら終わりですもんね
手袋のブランド、お教えしましょうか?」と話しかけ

「新しいのを買おうと思ってるだけですよ
誰かさんが捨ててしまったもので…」と返した彩子ちゃんに
「おっ!ナンか言い方が私っぽくなって来ましたねぇ(笑)
出て来ないといいですねぇ、手袋…」と面白がっているかのように振る舞っていたのが
実は、ナンとしてでも回収するつもりでいたんだと思って観ると、いとをかし…(笑)

一方で、日高は「期間限定で生産された手袋」と同じものが回収されたことに
「かなりな偶然ってことになるんですよね」と引っかかり
しかも、左右逆になっていたことや、八巻のキョドってる感じから
警察内部に彩子ちゃんの協力者がいることを薄々察したらしく

八巻とお弁当を食べている時に「私、今まで卵焼きは、薄味のだし巻きが好きだったんですよ
それがナンだか、全然おいしいと思えなくなって…ナンでだと思います?」と質問
「味覚は身体に引っ張られるから、望月さんの好みになるっていうか…
ん?えっ?今、俺、何か言いました?」という
八巻のおバカな答えを聴いて「協力者」を特定(笑)

所轄を巻き込んでの大がかりな捜索は打ち切りになったものの
河原主任が、自分がすり替えたと疑い、もう片方の手袋を探し続けていることを知り
主任の部下の幅刑事に「片手袋ばかりを集めた#」があると教え
インスタから、それらしき手袋が発見され、日高の指紋が検出された時

八巻が「も、も、望月さん!ちょっとヤバくないですか、これ…
だって、これじゃ日高、犯人になっちゃいますよ!」と口走り(苦笑)
「それの何がマズイんですか?河原さんは、これでチャラだって…ということは、私たちはお咎めなし
日高が犯人の証拠が出て来れば、こんなにおめでたいことないじゃないですか
何か問題でも?それとも何か私が知らないマズイことでも?」とニンマリ笑っていて

当初は「何を考えてるんだ?」と不気味だったのが
実際は、もう片方の手袋も証拠能力を奪うため
採取した試料にバクテリアを混入させるつもりだったことが判明
八巻は「これで日高の容疑を追及しようにも出来ない、こちらは本物の皮手袋を確保
控えめに言ってサイコーじゃないですか!
元に戻って手柄取る時には、絶対に僕との連名ですからね」と大喜び(笑)

もっとも、彩子ちゃんにしてみれば、最初に八巻が左右を間違えたせいで
今度は、すり替えではなく強奪…それも科捜研から…しなければならなくなり(汗)
しかも、見た目日高の自分自身では何も出来ず、八巻に頼む以外、打つ手がなくて

「もう、この身体でいいから、高飛びするしかない」とパスポートを手に呟いたり(汗)
「この期に及んでもまだ、ひょっとすると日高がナンとかしてくれているのではないか?と
愚かな期待すらするほどに」無力な自分に歯がゆい思いをしていたんだけど…(汗)

ただ、手袋問題は解決したものの、このあと、やはり日高は「猟奇殺人犯」だと
彩子ちゃん(と視聴者)に信じ込ませる衝撃の行動を起こすことに…(汗)
コメント
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