ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

2019年12月31日

2019-12-31 20:05:49 | 日記
今年は、甲斐バンドのアニバーサリーイヤーということで
例年以上に甲斐さん、甲斐さんで明け暮れた1年だったと思います
…って、ボクがライブに参戦した訳じゃないけど…(笑)

甲斐さんの関西プロモーションや、バイキング・LEGENDSなどのレギュラー番組の記事も
ほとんど手つかずで新たな年に持ち越すことに忸怩たる思いもございますが(苦笑)
それほど、甲斐さんが精力的に動かれたということでもあるし
なかなか充実した内容のブログになったんじゃないかという自負もちょっとアリマス(笑)

ゆるゆるダラダラなブログに1年間おつきあい下さった皆さま
本当にありがとうございました!m(_ _)m
来年もまた、ゆるゆるダラダラなまま(笑)続けて行きたいと思いますので
おヒマな時にでもまた覗いて頂ければ幸いです
どうぞ、良いお年をお迎え下さいませ
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music × serendipity(11/5)その2

2019-12-31 09:35:00 | メディア
ホントは、甲斐バンドツアー福岡公演前に、この記事を仕上げたかったんですが
師走の雑事に追われ、遅々として進まず…(苦笑)
奥さん悲願の「年末聖地ライブ」の又聞きレポも控えてるし、とにかく先を急ぎましょう(汗)

「ホントにもう、それ(花園ライブ)は今、伝説となっておりますので…」と言われて
「実際もう、映像もあるんですよね、その暴動の
…っていうのもあったりするんですけど、ホント…」と甲斐さん
「だけど、ナンかこう…ああいうこともありつつね
まっ、それもやっぱりこう…大暴動寸前みたいなことも…ライブみたいなことも…

そのあとは、今度は、今、都庁が建ってる所で
『BIG GIG』っていう、3万人集めたイベント
ホントに高層ビルに囲まれた中で、3万人集めてやったんですよ
みんな…高層ビル全部、間接照明当てて
そうすると、パーッと浮かび上がるでしょ…っていうので、やったんですけど…

そういうのを…あと、両国国技館のこけら落としとか
そういうのも全部やって来たんで…武道館もそうですよね
ナンかみんな格闘技ばっかりでしょ(笑)ま、そんな…思い出深いかなと…」
…と、結構な勢いで話されたのは、Sakikoさんに合いの手を挟ませないようになさるためか?
それとも、Sakikoさんが言葉を差し挟まれる余裕がないくらい萎縮なさっていたのか?(苦笑)

奥さんは、今回のツアーはもちろん、ライブハウスツアーのプロモーションでも
たびたび耳にして来たはずの、これらのビッグイベントの話を聴いて
ナゼか、86年の解散宣言の際に、甲斐さんが「やりたいことは全部やり尽くした
これ以上バンドを続けて行くとしたら、ストーンズになるしかない」と説明なさった時
「そう言われればそうかな?」と、これらのイベントを頭に浮かべたことを思い出したらしい

それは、やはり今年45周年ということはもちろん
来るべき「悲願成就」の日に向けて(笑)
甲斐さんの原点である博多に思いを馳せていたことが
今までサラッと聞き流していた(苦笑)「歴史」に反応した理由じゃないかと…?

さて、前回と違い(笑)聞き手に回っておられたSakikoさんが
「『天神コア』が来年3月に閉まっちゃう…アレ、44年なんですよ
それより長い歴史なんだと思って…」とおっしゃると
甲斐さんは「だから、僕らがデビューして東京行ったあとに出来たってことでしょ?
だから全然…アレは、いつも見ると最新の建物って感じがすごいするんですよ」
…と、Sakikoさんの意図された部分をフォロー(笑)

ただ…「そうなんだ?へぇー、そうなんだ」と、この情報に食いつかれたものの
「天神がちょっと…この街がビッグバンで変わって行く…」という
若干?おセンチな響きを含んだSakikoさんの言葉には
「でもまあ、それがすごく都会ですよね、なかなか良いことですよ
都市っていうのは様変わりして行くんですよ」と返されていて
映画「照和」のラスト…車の中から天神の街を眺めていらした甲斐さんの言葉を思い出しました

ちなみに…我が家の購読紙にも、この「天神ビッグバン」に関する記事が
5回に渡って掲載されていたんだけど
1976年の天神コア開業時は、前年に博多大丸が移転オープンするなど
「流通戦争」が激化し始めた頃だったようで
「福岡にいながら東京・大阪の最新ファッションが買える」をキャッチコピーに
20~30代の女性をターゲットにした、九州初上陸の店を呼び込み

89年以降、相次いで専門店ビルがオープンし
97年には、大丸や三越などの大手百貨店が店舗を拡張
競争は更に激化し、99年に福岡玉屋が廃業
2002年には、岩田屋も伊勢丹の傘下に入り
その頃「大きな特徴がなかった」天神コアは
渋谷109で人気のショップを誘致し、カリスマ店員らを招いたテコ入れで
「ギャルの聖地」として復活するも
「博多駅」を中心に、商業施設が林立したことやネット通販の台頭で、再び苦戦を強いられることに…

天神コアを運営する西日本鉄道は、長らく本社を置いて来た北隣の福岡ビルや
東隣の天神ビブレ(来年2月閉店予定)と一体的な再開発を目指しているそうです
甲斐バンドがゲリラライブを行った「イムズ」も21年度中に営業を終えるらしく
奥さんは、天神を訪れるたびに目にし、すっかり馴染んでいた街並みが
来年以降、どんどん様変わりすることが寂しいような楽しみでもあるような気分なんだとか…
って、まあ福岡は「第2の故郷」みたいなものなんで…(笑)

それはともかく…「でも、音楽は変わらないっていうところで、この45周年を記念しまして
10月16日、甲斐バンド『HEROES』アニバーサリーベストがリリースされたということで
じゃあ、ここで1曲、甲斐さんにですね、曲紹介をお願いします」と振られた甲斐さん

「ハイ、えーと…ロンドンのジョン・デイビスっていう
非常に優秀なマスタリングエンジニアにお願いして…
他にU2とかね、ツェッペリンBOXとかやってるエンジニアなんですけど…

まあ、70年代80年代の作品もありつつね、新録もあるから
あんまりギャップが出ちゃ良くないんで
彼がホントに現代の音楽として甦らせてくれた…デジタルリマスタリングね
聴いて下さい、甲斐バンド『HERO』」とQ出しの前に
Sakikoさんが触れて下さらなかったことも織り込んでおられました(苦笑)

曲が明けて…Sakikoさんが「ということで
引き続き甲斐よしひろさんにおつきあい頂いております、よろしくお願い致します
この曲はテレビCMで、当時…」と話し始められたトコで

甲斐さんは「そうですね、それで40年目の今年
今、WEBでガンガン、また流れてるんですけど、また新たな『HERO』が…
それは、陸上の山縣選手 vs 甲斐バンドみたいな…vs セイコーみたいなことで
そんな感じになってるんですけど…
モノトーンのなかなかイイ編集のヤツが流れております」とカットイン(笑)
「私も拝見しましたけど、まあカッコいい!」と言われて
そこは素直に(笑)「カッコいいですよね」と返されてました(笑)

ただ…「そんなね、甲斐バンドなんですが
改めまして、ご自身から今回のこのベストアルバムご紹介頂けますか?」というSakikoさんのフリにも
今回の収録は、甲斐さん主導で進めよう…といった作戦が取られているような気が…?(笑)

甲斐さんが「そうですね、あのー…今回『HEROES』っていうベストアルバムをリリースして
実は、このCDの曲順がですね、そのまんま
今回ってる全国ツアーのセットリストになってるという
この曲順通りやるという…だから予告編ですね

予告編で、ま、ちょっとCD聴いて貰って、まあ、ワクワク感増して頂いて
それで、ツアーに来て頂きたいということですかね、ハイ」と説明なさった時も
前回みたいに「楽しみがなくなる」といった言葉はなく
「全部で22曲、先ほどお話にちょっと…
新たにレコーディングもされたって、お話もあったんですけども…」と水を向けられ

甲斐さんが「新録を2曲、リミックスも2曲というですね
新録の方はね、あのー、アンプラグドライブ…
アンプラグドのアルバムも作ったんですよ、昔…
で、この『○○○○○○○…』っていうのは、その時のシングルカットした曲なんですけど
で、アレンジをとにかくまあ、もっと変えたいなと思ってて、ずっと…

で、今回、ちょうどいいんで、もうホントに新たに違うアレンジで録音し直したんですけど
ただ、その間奏だけはですね、えー、まあリードギターの大森信和っていうのは
実は亡くなったんですけど、その大森信和と
今現在のギターの田中一郎がツインギターやってるんです、間奏…オリジナルは…
その間奏だけを持って来てる
やっぱ、そこに45周年的な…ちょっとナンかこう…哀切があった方がいいかなということです
そういう新録ですね、ハイ」と話されると

「じゃあ、このアルバムを出そうっていう時は
ツアーのこと見据えていらっしゃったってことですよね?」と至ってまともな質問(笑)
でも、2年前の「かりそめのスウィング」ツアーのプロモーションでも
今回と同様の説明をなさっていたのに(笑)…と思っていたら

「そうです、2ヶ月以上前じゃないと、CDはダメなんで
だからまあ、何十通りも考えて…ということですよね
だから、ということは、実際はさ、2ヶ月以上前に
CDのために、こう…プログラム作るじゃないですか

で、まあ作り始めるんですけど…実際は、リハーサルやるのって
2週間前からじゃないですか?3週間前くらいでしょ
だから、いざやり始めたら『ここ曲順ちょっと、こうじゃなかったかな?』
…っていうのは絶対出て来ると思わない?

で、まあ『違うな』っていうところは『うーん』と思って
そこにMC挟むっていうのがあるんですよ
ライブだとMC挟めるじゃないですか
あと、本編どこで終わるか?っていうのもありますよね?そういう楽しみ方があるんです
ここまで本編、ここからこうなんだっていうようなことを観に来ないとね、判らないと…ハイ」

…と更にデジャヴ感満載なお話が続いてましたが、それには触れられることなく
「実は観に行けるチャンスが皆さん、ありまして」と福岡公演の告知をなさるSakikoさん(笑)
「これはもうソールドアウトなりそうじゃないですか?」とお訊ねになると

「もう、ツアー始まってるんですよね
で、やっぱりいつも僕がこう…ナンての?
いつもやっぱり自分の『こうありたいな』っていうために体は作る訳ですよね
20代の頃からずっと…あっ!声帯は鍛えられないんで…だから体は全部作っといて
しっかり全身で鳴らすっていう風にしないと、良い歌は歌えないんですよ

だから、そういう感じで体は普段からね、作り込んでないとダメなんで、ハイ
だからまあ、僕らはいつも斬新でスリリングなパフォーマンスを見せたいと
そういう感じでいつもいますけどね

まあでも、45年って『一言で』とか、よく言うじゃないですか
で、45年、日本中ずっと旅して来たってことなんですよね
考えたんですけど、130本くらい回ってる時期もしょっちゅう…
結構あったんで、やってましたからね

僕らがツアーやり始めたところくらいから
やっとコインランドリーが出来始めたくらい…
最新…最近、あのコインランドリーすごいんですよね
むちゃむちゃデジタルなコインランドリーなってて、ものすごいですよ、今…
僕、みんな知り合いが『見に行った方がいいよ』って
すごい勧められるんですよ、もうホントに…
あの…伸び縮みが…あっ、縮んだりしないんですよ、全然…ナンの話してんだ?(笑)」

…と「ソールドアウト」とは全く違う方に進んでおられましたが(笑)
我が家のオールドファンは、デビュー当時の甲斐バンドが「共同生活」をなさっていた頃
近所のコインランドリーを利用される際に
甲斐さんが、いちいち洗剤を持参するのが面倒だと
オーナーの方に、洗剤を常備して1回分ずつ売ってはどうか?
…と進言なさった話を思い出したらしい(笑)

それはともかく…Sakikoさんに「VIP席って、どんなイイ感じなんですか?」と質問され
「VIP席はもう、あっという間に売り切れてるんじゃないですか?1万8千円くらいですけどね
えーと…CDにメンバーのサインが全部書いてあって
で、立派なアクリルのこう…ナンか飾りものに僕らの写真があって
一生飾れるっていうことですよ」とお答えになってましたが
我が家にはまだ飾られてないようです(苦笑)

「では、リスナーの皆さんに甲斐さんからメッセージも一言頂けますか」と振られて
「ハイ、あのー、45周年甲斐バンドということで、もうとにかく集大成なんで
もう、これに全てを懸けるという思いでいます
ぜひ皆さん、来て…いらして欲しいと思います、ハイ」と甲斐さん

「では、もう1曲、アルバムから曲をお届けします!甲斐さん、曲紹介お願いします」
で…「じゃあ『HEROES』というベストアルバムからもう1曲聴いて下さい
『シーズン』甲斐バンド」と曲紹介されてたけど

本来、アルバム名はパーソナリティーの方が紹介するもの…っていうか
これまで、甲斐さんがプロモーションで出演されたラジオ番組では
「甲斐バンド45thアニバーサリーベストアルバム『KAIBAND HEROES』」といった風に
少々丁寧過ぎるくらい何度も紹介されるパーソナリティーの方も少なくなかったし

前回のことを思うと、ずいぶん対応の仕方を変えていらしたものの
情報をインプットなさる量に比べ、アウトプットが少なめといった感じが否めず…(苦笑)
前回、甲斐さんが「よく知ってるわりには、言葉が足りない感じ」とおっしゃったのは
「そういうトコやぞ!」と奥さん(苦笑)

まあ「今日のゲスト、甲斐バンドから甲斐よしひろさんでした」
「ありがとうございました」まで、21分半のご滞在中はもとより
収録を担当されることが決まった時から、ずっと緊張しておられたんでしょうし
イチローさん抜きで差し向かいってことを考えると、まずまずといったトコかなあと…?
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music × serendipity(11/5)その1

2019-12-29 11:35:00 | メディア
もうずいぶん前のことになりますが、甲斐バンドツアーの関西プロモーションの間に
ポツンと挟まっていたLOVE FM(福岡)への甲斐さんご出演分をご紹介します

ただ、この番組って確か…と過去の記事を探したら
2年前にイチローさんとご一緒に出演された際に、甲斐さんがちょっとキレていらした番組で(苦笑)
しかも、今回のご出演日は、本来なら別の方が担当される曜日だったはずが
2年前と同じパーソナリティの女性がピンチヒッターでいらしたのでハラハラでした(苦笑)

その前回、件のパーソナリティ・Sakikoさんは
「大物の方なので、失礼のないようにと思って…」
ネット動画でかなり甲斐バンドの予習をなさったらしく
甲斐さんが過去にご出演になった番組でのコメントを事細かに勉強され
ご登場の瞬間から随所随所で、その情報をブチ込まれた訳だけど

例えば…「行列のできる法律相談所」で
「歌手のHさんに、昔ちょっと嫉妬していたというか
Hさんのヒットを知らなかった人達を全て嫌ってたというエピソード」を口にされると
甲斐さんから「今の(話)、全く誰も伝わってないし…」と言われ

「『歌ってる人のギターは歌ってるわ』っていうコメントが好き」
…と、Hさんが【安奈】のギターをお弾きになった際の甲斐さんの言葉を挙げられるも
「えっ!?それ、いつですか?」と忘れたフリ?をされ(苦笑)

「スタジアム・クラスのバンドって言ったら
甲斐バンドさんが最初だったり
スタンディング・オベーションっていうんですか?
ああいうのも甲斐バンドさんが最初にされた…」と紹介なさると
「いやぁ、良く知ってますね
知ってるわりには言葉が足りない感じですよね」とチクリ(苦笑)

「ものすごいユーチューバーだね(笑)
ユーチューブめちゃくちゃ検索してるでしょ?
それねぇ、見ない方が良いんですよ
現在の、まっさらな僕らをその目で見て下さい(笑)」とたしなめられても
「昔の話も織り混ぜたい!」と、全くくじけない(笑)Sakikoさんに疲れて来られたのか?

「照和の話とか、語り尽くせぬくらいの思い出も…」と水を向けられても
「イヤ、だって一言で語れますよ
『照和でやってました』って…終わり、チャンチャン!って(笑)」とスルー(苦笑)

ベストアルバム「かりそめのスウィング」の曲順が、ツアーのセットリストでもあること
アルバムを手にして、ツアーの予習、歌詞を覚えることが出来ることを話された時に
「ファンとしては『次ナニやるんだろう?』って、楽しみがなくなっちゃいました…」と返され
プロモーションなさる上で「逆に水差してるもんね、ユーチューバー(笑)」と一言(苦笑)

更に「途中で『順番、逆の方が良かったんじゃない?』と思っても…」と言いかけられた時にも
「さっきから水差してますからね、意外とサラーッと水差してますから
もう、ナンか、僕らのホントの意趣知ったら、番組終わりでしたね
残念です…残念です…(笑)」と甲斐さん(苦笑)
「同じ福岡」でも、心がハモらなかったみたいでした(笑)

…といった感じだったので、もう次のご出演はないんじゃないか?(汗)と思ってたんですが
Sakikoさんの方も、今回の収録について
「もう、私、とっても緊張したんですけども
私が緊張してる感じを存分に感じて頂ければと思います」とおっしゃっていて

実際にそのインタビュー部分が始まると
いきなり「実はですね、ちょっと前にも番組に出て頂いたんですけれども
あの時はですね、ちょっと恐いお兄さんだなっていう感じで、非常に恐縮だったんで
今日、まずシッポが股の間に挟まってる感じで…
もう、犬だったらキュッとなってる感じ…(笑)」とかなり萎縮されているご様子…

もっとも、甲斐さんは「シッポが?ああ、なるほどね、丸まってる感じ?ビビってる感じ?
ホントに生えてるのかと思ったもん(笑)」と反応されていて
Sakikoさんの思いは、少し伝わりにくかったようだけど…(苦笑)

ともあれ…「さあ!もうねぇ、甲斐バンドと言いますと1974年…私、1歳の時だったんですけど
シングル『バス通り』でデビューなさってから
45周年を迎えられたということなんですよね

45周年!長い長~い歴史の中で、まあ色々あったと重々承知してるんですが
改めて、ちょっと…どんなことを…思い出深いこととか
鶴瓶さんバリにぶっちゃけて頂いて…」と、早速、空回っておられる気がしていたら

「ナンですか?『鶴瓶さんバリに』って?」と甲斐さん(笑)
「この番組にね」とのお答えに「ああ、あの…『チマタの噺』ね?
イヤ、アレはね…アレね、あの人はもう22~23の頃から知り合いなんで
長い歴史があるんですけど、ほとんど言えない話ばっかりで…(笑)

あのー、そうですね、いちばん僕の中で結構な印象になってるのは
まあ、今、鶴瓶が出たからですけど…
花園ラグビー場でね、やったんですけど…2万4~5千人くらいですか、集めて…
当時、僕『ロックは格闘技だ!』と言ってたんですけど
不言実行は美しいって思われてる日本の中で、僕、全部、有言実行の人なんで…

って、言ってたら…『ロックは格闘技だ!』と言ってたら
そのイベンターのオファーが来て『花園ラグビー場でやりましょう!』と…
今ね、あのラグビーW杯ね、結構良い…ナンかプログラム言ってましたけど…
それで、一応やったんですよ…で、まあ、その時に
その近所の苦情とか、絶対あるじゃないですか

そいで、あの…『破れたハートを売り物に』っていう
まあ、ラテンパーカッションの中でコーラスが入る感じの
ちょっと、そういう斬新な曲をちょうどシングルで切ってまして…
それをですね…花園ラグビー場って、東大阪市にあるんですよ
東大阪市といえば、河内音頭のメッカなのね、ね?

『破れたハートを売り物に』って曲を、近所の人にバーッと聴いて貰って
『すごいでしょー?河内音頭とすごい共通点あるでしょー?
河内音頭に聞こえますよね?』と言いながら…(笑)
ホントに『おお!』って言って…挨拶がてら…
すごいカッコいいラテンパーカッションですよ
河内音頭とは似ても似つかないんですけど(笑)
そうやって口説いてって…その終わった後、苦情ゼロだったんですよ

しかもね、しかもね、大暴動がありまして、それ…
『破れたハートを売り物に』って曲の発売日で…
パーカッション連打したような結構派手な曲なんですよ
リリースされた日だったんですよ、その日、花園ラグビー場…
ラジオでガンガンかかってるのを1曲目から…僕らがまたね、煽るように…
大阪人、煽っちゃいけないんですよ(笑)ね?
考えたらね、もうあの…むき出しみたいな人たちなんで…(笑)

それでもう大暴動になって、もうホントに前…
もう1万人…あっ!2万人以上の半分くらいの人たちが、ガンガン前に押し寄せて
で、もう、20センチくらいのさ、厚みのある鉄柵があるじゃないですか
アレが、最後、曲がったのね
歌いながら見てたら、あっ!ナンか曲がってるように見えたの
僕、見てて…だからもう明らかにヤバイ訳よ

で、舞台監督が、曲間の間にバーッと来て『止めて下さい』って…
今まで…生涯ね、1回しか止めてないんですよ?6曲目に止めたんですよ
それでもう『下がれ!下がってくれ!』って言って
もう20分近く、なだめ、励まし、脅し、スカしみたいな(笑)
その筋のコワイ人たちがみんなやりそうなことですよね(笑)

それでもう、ナンとか『とにかく2m…2m下がってくれ!』と…
で、20分近く説得して、やっとみんな下がってくれたんですよ…やっぱり曲がってました
そこで、ホントにトラブル起きてたら、45周年なんかないんですよ
82年くらいのことなんで、僕らも20周年に辿り着いてないってことですね
静かに消えて行くしかないですよ、それは…

だから、良かったんですけど、だから、ナンかこう…
その時にちょうど鶴瓶が観に来てて、打ち上げで、あのー…
『甲斐、お前スゴイな!スゴイな!』って、ずっと言ってて…『ナンだ、それ?』って…(笑)
『人は前に行く、前に求心力があるヤツがいると前には行く
下がるのはナカナカ出来ない』…確かにそうじゃないですか?下がるって出来ないんですよ、ね?

でも、でも、ほら、やったのがラグビー場じゃないですか
前に行ったら『スローフォワード』ですよ、ねぇ?(笑)
スローフォワードなの(笑)後ろに後ろに行くしかないんですよ、ほら(笑)」と甲斐さん(笑)
Sakikoさんが「ウマイこと(笑)」とおっしゃると「落とすなー!(笑)」と自画自賛(笑)

…という訳で、鶴瓶師匠のお名前が出たからとは言うものの
やはり、関西プロモーション後の収録?ということもあってか
花園ライブのエピソードを関西プロモーションより詳しく話されてましたが(笑)
でも、あの暴動が収まってなかったら、今回の45周年ツアーもなかったかも?と思うと
「結構な印象」を残した一夜というのも納得ですねぇ
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第7回明石家紅白!その6

2019-12-27 20:10:00 | メディア
「ひょうきんカーニバル」でのコラボ映像をご覧になって
「2人とも度胸ありますね(笑)生ギター1本ですよ」と甲斐さん(笑)
もうこの頃、すでにアンプラグドを試されてたんですねぇ(笑)

さんまさんが「それで、今日は『Thank You』もホントに歌って欲しいんですけども
この僕の夢が叶った『Jimmy』というドラマをやらして頂く時に
どうしても甲斐さんの『最後の夜汽車』を主題歌にしたくて…」と

【最後の夜汽車】の歌詞が書かれたボードを示され
「この歌詞良いでしょ!」とおっしゃった途端
工藤静香さんが「好きなのがすごくよく判る(笑)
これ、好きだろうなあー!って、もうすごくよく判ります(笑)」と合いの手(笑)

画面に「『Jimmy~アホみたいなホンマの話』…明石家さんま企画・プロデュース
芸人ジミー大西のサクセスストーリーを描いたドラマ」とのクレジットが出て

さんまさんが「ほいで、男同士の物語なんで、男性ボーカルじゃなく
女性ボーカルにやって欲しかった、この歌を…ほいだら、まさか…」と説明なさったトコで
「まさかのね、ハイ」と甲斐さん

「まさかのMISIAさんが…」というさんまさんの言葉に
「ちゃんと手挙げてくれて…そういう感じですよね、MISIAがね」と話されてましたが
そもそもは、MISIAさんの所属事務所の社長さんが「Jimmy」を気に入られ
「(主題歌を)MISIAに歌わせますよ」と申し出られたんですよね?(笑)

ただ「(MISIAさんは)人の歌、歌ったことないんですよ
ナンなら、キー低い歌も歌ったことないらしいんですよ」というのは本当だそうで
MISIAさんも、このオファーがあるまで【最後の夜汽車】をご存知なかったものの
「情景が目に浮かぶ曲ですね」ととても気に入られ、OKなさったみたいです♪

そうそう!MISIAさんは、以前にご紹介した通り
「さんまの東大方程式」の東京芸大生が選ぶ
「本当に歌が上手い歌手ランキング」という企画で、見事1位に輝かれましたけど
先日も「プロの声楽家が選ぶ本当に歌が上手いと思うJ-POP歌手ベスト10」でも
やはり1位に選ばれていらっしゃいました

ともあれ…「それをね、MISIAさんに歌って貰ったら、ものすごいカッコいい!
ほんで、甲斐さんから、その時に電話かかって来て
『俺の歌を主題歌にしてくれるんだよね』って言って
『そうなんですよ、すいません、お借りします』って言うたら
『ナンで俺じゃダメなんだ!?』って…(笑)」とさんまさん(笑)

すかさず、小林幸子さんが「確かに!確かにそうですねぇ(笑)」と反応なさると(笑)
甲斐さんは「もう、作ってますからね(笑)
今の、違いますから(笑)」と返され
小林さんも「盛ってますね(笑)」と納得なさってましたが(笑)

さんまさんが、ご自身のラジオ番組で、この電話の件を話されていたことを
奥さんが、甲斐さんのラジオ番組に投稿した時にも
「大竹(しのぶ)さんの気持ちがよく判る!(笑)」とおっしゃってました(笑)

当のさんまさんは「トークは大盛り!(笑)」と流され(笑)
「そこで、やって頂いて…で、僕がMISIAさんのラジオ、行った時に…甲斐さんも私とゲストで
(甲斐さんとMISIAさんが)2人でコラボして頂いた、この歌…
とんでもなくカッコいいですよね」と話されると

甲斐さんも「上手いですね、あの人は…2人とも同じ福岡なんで、ハイ
そういうところの、心のハモるとこはありますね」と答えておられたけど
ただ、この辺りのトークがあまり記憶になかった奥さん(苦笑)

以前に聞いたことがある内容だったのもさりながら(苦笑)
三好さんを始め、甲斐さんのスタッフの方々がステージに出て来られ
甲斐バンドの皆さんの楽器のセッティングを始められ
やがて、メンバーの皆さんも登場なさったので
いつもの「ライブ前」みたいな気分で見つめていたんだとか…(笑)

そして…「今日は甲斐バンドさんでやって頂ける?」とさんまさん
奥さんは、ここでようやく、この番組に招かれたのは
「甲斐よしひろさん」だということに気づき

収録冒頭から「グループで出てる人はメンバー全員で座ってるのに
ナンで甲斐バンドだけ甲斐さん1人なんだろう?」という疑問が解消したらしい(笑)
でも、観覧募集や当選ハガキにも「甲斐バンド」って書かれてましたが…(苦笑)

イチローさんが、待ち時間が長いのはともかく
NHKのスタッフの方が、かなり早くからスタンバイさせるのに参ったとこぼされたり(汗)
ステージにいる方がツライか?楽屋で待つ方がツライか?とおっしゃってたけど(苦笑)

たった1曲のため…それもフルコーラスじゃないし…とは言っても
国営放送に映し出されることの重みみたいなものを実感なさったんじゃないかと…?(苦笑)
そういえば、甲斐さんは名古屋ライブのあと
メンバーの皆さんに謝罪されたんでしょうか?(笑)

そのスタンバイなさっていたメンバーの皆さんに気づかれたさんまさんが
「どうも、皆さん、ホントご無沙汰してます!ほとんどあの時のメンバーで…」と挨拶され
「変わりましたね、皆さん(笑)」とおっしゃって「皆さん」大笑い(笑)
小林さんが「『変わりませんね』でしょ!(笑)」とツッコミ(笑)

それには「みんな変わった!(笑)俺も変わったやろけど…」と返され(笑)
「それでは、ちょっと聴いて下さい…って、皆さんにも言いたいです
甲斐バンドで『最後の夜汽車』です、どうぞ」とQ出し♪

奥さんは、曲が始まる直前か、終わった直後かに
「これ、シングルカットされてないんです」という
「さんまさんの声を聞いた気がする」…と申しておりました

甲斐友さんの心配は杞憂に終わり(笑)歌も演奏もバッチリ♪
そりゃ、会場はテレビ局のスタジオではなく、観客が入ったNHKホールだし
日本で屈指のライブバンドにとっては、こっちがホームですもんね(笑)

さんまさんが、よどみなく歌詞を口ずさまれていたのが印象的でしたが
毎日、この曲をお聴きになっていた頃のことを思い出されてたんでしょうか?

我が家は、先日放送された「誰も知らない明石家さんま~さんまが泣いた日」の中で
当時の恋人の女性と東京に駆け落ちなさった件が登場した時
【最後の夜汽車】が流れないかなあと期待してしまいました(笑)

演奏が終わると…さんまさんは「いやあー!夢実現!いやいやカッコいい!
ありがとうございました、ホントに…
私のワガママで、とうとうこんなことになってしもて…」と感無量のご様子

更に「いかがでした?ToshIさん」と振られたToshIさんが
「僕は中学の時に甲斐バンドさんをものすごく聴いてて…
もう、クラス中全員で聴いてるんですよ」と話し始められ
「まっ、社交辞令だよね」と思っていたら…

「寒中水泳とか、大会があるじゃないですか
寒中水泳やる時、寒いじゃないですか
だから、ものすごい寒いんですけど、お正月に入るんですよ、海の中…
その時に甲斐バンドさんの歌を歌いながら、気合い入るんですよ
みんなで肩組んで、合唱して…」と学生時代を振り返られ

「寒中水泳」とお聞きになって大笑いされていた甲斐さんが
「気合い入るんです」で「おっ!?」っていう表情をなさって
ご自身の曲が、そういう思い出と結びついているというのは
やはり嬉しいものなんだろうなあと…?

更に…さんまさんから「『HERO』ですか?」と訊かれて
「『HERO』もやりますし、あの…『翼あるもの』とか、あらゆる…『安奈』もそうですけど
それを男同士で歌いながら…まさに『ビクトリーロード』のように、それで入って行くんですよ」
…と、お答えになった時も「うん!」と頷いておられましたよね?

そうそう!収録当日に奥さんは、ToshIさんが【HERO】や【安奈】だけでなく
【翼あるもの】を挙げられた途端に、客席から大きな拍手が起こって
「かなり大勢の甲斐バンドファンが当選してる?(笑)」と思ったらしい(笑)

そういえば、以前に甲斐さんが「ちちんぷいぷい」に出演された際に
その日の「キッチンぷいぷい」担当でいらした調理師の男性が
「ファンなんです!」と明かされた時も
「ハイハイ、よくあるパターンね」と聞き流していた奥さん

「【翼あるもの】と【らせん階段】が好きです」とおっしゃるや
「この人、ホンマもん(本当のファンの意)やん!」とビックリしたことがありました(笑)

それはさておき…いつもは、さんまさんの独断で勝敗を決するところ
「今回、判定するのは…今回はお客さんの拍手で決めようと…」と、さんまさん

小林さんが「もう決まったようなもんですね」とおっしゃると
「イヤ、総合してみるんですよ
『決まったようなもんです』けど、ものすごいマイナス点がありますからね(笑)
ものすっごいマイナスポイントありますから(笑)」と
小林さんの途中退席を蒸し返されチクリ(笑)

紅組白組それぞれに対する拍手は甲乙つけがたく
「こんなビミョーなん?(笑)」と苦笑いなさって
いきものがかりの皆さんに「これ、どっちが多かったような気がします?」とお訊ねになるも
「僕たち、紅組なんで『紅』って言いたいですけど(笑)」と言われ(笑)

ならば…と白組のToshIさんに「どっちが多かった?」と質問なさったら「紅ですね」…(笑)
「ナンでや!それアカンやん!(笑)」とツッコミつつ「判った!紅組の勝ち!」に決定(笑)
最後の最後まで、ToshIさん旋風が吹き荒れた感じでしたね(笑)

奥さんは、さんまさんが「第7回明石家紅白!紅組の勝利で終わりました!
という訳で、お客さん、どうも今日はわざわざありがとうございました!
またよろしくお願い致します!お疲れ様でした!」と挨拶された時

そのお隣で、甲斐さんが深くお辞儀なさる姿に「ホラね!」とドヤ顔(笑)
「目の前にいる観客」を大事にされる姿勢は
やはり、ライブバンドとして活動なさって来た年月によって自然と培われたものでしょうね?

その直後に目にした、さんまさんの「スイッチオフ」の瞬間に驚いたものの
3時間半もの間、ガッツリ甲斐さんを堪能できて大満足な1日だったようです♪(笑)
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第7回明石家紅白!その5

2019-12-26 19:30:00 | メディア
そして、ついに…「さあ、続きましては甲斐よしひろさんです!
よろしくお願いします」とさんまさんに紹介され、甲斐さんご登場♪
「どうも」と挨拶されるカットには「甲斐よしひろ・福岡・初」とのクレジット(笑)

更に…「今年45周年を迎える日本ロック界のレジェンド
これまで『HERO』『安奈』など数々のヒット曲を生み出して来ました」というナレーションと共に武道館やNHKホールでのライブ映像が流れ

そんな彼らの伝説のライブがこちら…
新宿の高層ビル街で行われた『THE BIG GIG』
1983年、後に都庁が出来る場所に3万人が集結
新宿でこれほど大規模な野外ライブが行われたのは史上初でした
そんなロック界の大御所が『明石家紅白!』に初登場です!」
…といったプロフ紹介が終わり、さんまさんとのトークスタート♪

さんまさんが「83年…?」とおっしゃると「83年ね…」と甲斐さん
心なしか、お二人とも遠い目をなさってるような?(笑)…と思っていたら
さんまさんが「僕が28ですか、あの頃…だから、よくお会いさして頂いて…」と明かされ
甲斐さんも「そうですね、そうです、そうです」と頷かれてました(笑)

「『ひょうきん(族)』を観に来られたり、遊びに来たり…」とか
「ハイ…で、ちゃんとコントに…ちゃんと入ってね」と話されてたけど
甲斐さんが「大のお笑い好き」だとご存知ない方には
コントの中で、さんま隊長から「地図を持って来い!」と言われて
ぐるぐる回りながら近づいて行かれ(笑)
「それは何だ?」との質問に「渦(うず)です!」
と、お答えになった姿は想像も出来ないんじゃないかと…?(笑)

さんまさんが「『ひょうきん族』のメンバーっていうか…
皆さん『ひょうきん族』知らない人も多いんですけども
そのメンバー達が、歌を歌ったり、ゲストが来て…甲斐さんみたいに…
ゲストの人が歌を歌ったりする遊び番組みたいな…」と
「ひょうきんカーニバル」について触れられたトコで
小林幸子さんから「ものすっごい番組でしたもんねぇ」と合いの手が入り

さんまさんが「それもToshIさん観て頂いてたらしいんですよ」と振られると
「ホントに観てました」とToshIさん
「誰のファンで?」とのお訊ねに「さんまさんとたけしさんです」とお答えになり
さんまさんが「ちゃんと押さえてくれはった(笑)」とおっしゃって「合格!」(笑)

でも、甲斐さんも録画なさった「タケちゃんマン」を
翌週の放送日まで繰り返しご覧になったり(笑)
エンディングにクレジットされるスタッフの方々のお名前…
「三宅出たがり恵介」とか「荻野ビビンバ繁」といったミドルネーム(笑)付き…と同様に
甲斐バンドのアルバム制作スタッフの皆さんに
ミドルネームを付けてクレジットされてましたよね?(笑)

画面には「『オレたち ひょうきん族』(1981~1989)
フジテレビ系列で放送されたバラエティー番組・最高視聴率29.1%
出演者 ビートたけし、明石家さんま、島田紳助など」というクレジットが出てましたが
長年の人気番組「ドリフの全員集合!」に引導を渡したほどのお化け番組だったのに
最後は、たけしさんのズル休み(笑)が増えて、フェードアウトしちゃった感じが…(苦笑)

ともあれ…「そいで、この僕に曲を作って頂いたのが…あっ!」
…と【Thank You】のジャケ写が映し出されたモニターを指差されるさんまさん
「…4年後ですね、1987年『Thank You』というね」と話し始められたトコで
「(ジャケ写の)さんまさん、お若い!」との声(笑)
「若いですよ、32歳の時に…ねぇ、なかなかイイでしょ?(笑)」と返され(笑)

【Thank You】の歌詞が書かれたボードを示されながら
「これをね、甲斐さんがどうして作って来てくれたか?っていうと
真面目な話になるんですけども…
たけしさんが、番組休まざるを得なくなった事件があるんですよ

それで、たけしさんが休んで、僕がたけしさんのあとを1人で…
『ひょうきん族』っていうか『タケちゃんマン』のアレ…
コーナーやってるのを甲斐さんが『1人で頑張ってる』…」と説明なさってるトコへ

「イヤ、僕ね、孤軍奮闘してるの、最初は大笑いしてた(笑)
大喝采だったんですけど、だんだん途中から…何週も続くんで
ナンか、涙が出そうになったシーンがあって…(笑)」と甲斐さん(笑)

「たけしさんがいない穴を埋めようと思って
俺が必死にやってる姿を観て、これを書いてくれはったんですよ」というさんまさんの言葉に
「そう!そう!アレだけ孤軍奮闘してるけど、みんな笑わせてる訳じゃないですか、日本中…
だけど、ああ…ウチに帰ったら、たぶんこんな感じなんだろうな…っていう、プライベートな部分ね」
…って【MIDNIGHT】を作られた時のご自身と重ねておられるような気が…?

ただ、曲を提供なさった直接のきっかけは
「さんまのまんま」に出演された際に、さんまさんから直接オファーがあり(笑)
さんまさんをさんざん焦らされた挙げ句(笑)
帰り際に「じゃあ、僕はこれから全力で曲を作らさして貰いますんで…
甲斐は2度は言いません!(笑)」とキッパリ宣言されたからでしたよね?(笑)

まあ、具体的に話が進んで、さんまさんのキーが1オクターブしかない(笑)
…とお知りになり、ずいぶん悩まれたみたいで(笑)
カップリングなしのA面だけシングルとしてリリースされたら
「心はロンリー、ハートは…」シリーズのテーマに使われ、思いの外のスマッシュヒットで
「B面の曲も作っとけば良かった!(笑)」…って、あの当時のさんまさんの人気は
ジャニーズのアイドル並みにすごかったのに…(笑)

それはさておき…さんまさんが、歌詞を指差しながら
「はあ…これホント、甲斐さん…『哀れな心が痛む』っていう
孤軍奮闘で頑張ってるけど、たぶん空回りしてたんでしょうねぇ
そして、家帰ったら『頬を涙が切った…♪少し疲れてしまった♪』っていう…」
…と、メロディーも口ずさまれつつ話されると

甲斐さんが「あとは『俺は虹を追いかけるだけの男さ
かなわない夢をいつも見続けてるダメな奴さ』っていうのが
きっと1人になった時のあなたかな?っていうね」と補足なさってました

ちなみに、奥さんは「明石家紅白!」ご出演と知った時
さんまさんのリクエストは、たぶん【最後の夜汽車】だろうと思いつつ
久しぶりに、お二人で【Thank You】を歌ってくれないかなあ?と願っていたら

スタッフの方がカンペを出されたらしく「『1987年の共演映像あります』って
あの、あの番組だけやと思う、残ってんのは…」とさんまさん
「32年前の貴重な映像がこちら」というナレーションが入り
流れて来たのは、その「ひょうきんカーニバル」での初共演の映像!?

「ひょうきん族フェチ(笑)」でいらしたとはいっても
「(坂本龍一)教授みたいにコントに出るのはヤだなあ(笑)」…と、おっしゃっていた
甲斐さんのためのような(笑)スペシャル企画でしたねぇ(笑)

欲を言えば…さんまさんが、レコーディングの時と違って
甲斐さんの生ギターに合わせて歌われるということで
出だしが判らないから合図して欲しいとお願いなさったら
イントロを弾き終えられた甲斐さんが「ハイ!」と口になさったシーンも観たかったなあ(笑)
それでも、天下の国営放送で(笑)民放の懐かしい映像が観られただけでラッキーです♪

そういえば、甲斐さんもサンストのカラオケ大会で
【よせばいいのに】を歌われる際に、よく知らない曲だからと
流しのギタリスト・オイカワさんに合図して欲しいとおっしゃったら
オイカワさんが「ハイ!」と声に出され、甲斐さん大爆笑でNGになり(笑)
2回目は「ギターが『ハイ!』って言った!(笑)」とまたまたNG…ってことがありましたよね?(笑)

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