ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

エンターテイメントって…3

2021-02-28 16:06:00 | 日記
音楽業界の主催会社代表の皆さんのインタビューに続いては「演劇界」の対応です

以前に、劇団四季の吉田智誉樹社長が…
「自粛期間中、自宅で自己鍛錬するしかない俳優のメンタルが心配で
オンラインでのレッスンや交流の機会をたびたび設け、気持ちを切らさないよう努め」られ
「彼らの収入は、出演単価と回数に応じた額が、定額に加算されて決まるんですが
自粛期間中も一定の比率で出演したとみなして支払」われたり

「海外展開もにらんだオリジナルの新作を増やし、有料ライブ配信することも検討」され
「『演劇界の最大手の劇団ですら、このような手段を…』と感じて頂くことで
業界全体の危機を世間に認識して貰えれば…という思いで
活動継続への支援を求めるクラウドファンディング」をお始めになったり

「多くの業界が困っているので、文化の危機だけを主張するのはおこがましいが
ただ、演劇は失われたら、なかなか戻って来ないジャンルなので、何とか目を向けて欲しい
…と話されていたことをご紹介しましたけど

「劇団⭐新感線」の細川展裕プロデューサーは…
「昨年、大型イベントに対し、2週間の中止・延期、規模縮小の要請が出たのが2月26日
生田斗真さん主演の舞台の東京公演中でした
大手のカンパニーが公演中止を発表し、我々も3月10日までの中止を決めましたが

その3月10日、政府は10日間程度の自粛継続を要請
全日程中止の福岡公演と合わせて、68ステージ中48ステージを断念しました
前売り完売の東京公演は、約3億4500万円分を払い戻し
チケット販売手数料も4千万円かかりました
出演者やスタッフにも、ある程度の報酬をお支払いしました。大赤字です

あの頃は『1~2週間』とか『10日間程度』といった言葉に振り回されました
例えば、僕たちの東京公演は、1週間あれば
7ステージで8750人の観客を迎えることが出来た
1週間と2週間では、事業への影響が全く異なる
そういう想像力が、政府の発する言葉には欠けていましたね

興行は原則、チケット収入がすべてです
演劇の場合は、そこから出演料や劇場使用料などを払い
残りを制作会社の人件費や公演準備に回します
扱う興行は数億円規模でも、資本金は数百万円の制作会社もあります
年商1兆円の会社が、倒産の危機に直面しているというのが現状です

弊社も、巨大な自転車操業がポンと止まった感じで危機的な状況です
演目によりますが、新感線の公演は、出演者が約40人、本番のスタッフは約70人必要で
劇場付きのスタッフなども合わせれば
公演中止で、約1500人の仕事が失われました

無担保無利子の融資制度などを活用しつつ、グッズ販売や
過去の公演動画の有料配信を通して、観客の『共感』を繋ぎ、収入を得る道を探り
観客数が収容数の50%という基準の中、赤字覚悟で幕を開ける人がいるのは
『動かなくてはしょうがない』との思いからです
皆で声を上げるからこそ、基準の再検討にも繋がります

発症前も感染の恐れがあると判り、本番に関わる出演者とスタッフを10人程度に絞った
…それも異なる演目を上演する2チームを作り
リモート稽古や抗体検査などの対策に加え、劇場内での接触も断ち
万一の公演中止を避けたいと考えています

ただ、ライブ・エンタメは、時間と空間を共有するという根本が変わらない以上
混雑した店を避けるといった行動変容が起こっているように
観客が『ちょっと試しに行ってみる』ことが減って
『どうしても観たい』と思えるものに集中することは避けられません

…と、おっしゃっていて、確かに奥さんにとって甲斐さんのライブは
「不要不急の外出」どころか「生活必需品」であり(笑)迷うことなく参戦を決めたけど
公演自体はもちろん、会場への移動に伴う感染リスクや
マスク着用、発声禁止といった通常のスタイルではないライブということに
二の足を踏まれる方がいらっしゃるのも、むべなるかなと…

一方、劇場側はというと…「演劇の街・下北沢を作った男」本多一夫さんのご子息であり
現・本多劇場グループ総支配人・本多慎一郎さんは
昨年4月の緊急事態宣言発令とほぼ同時に、グループ全8劇場の休館を決断されたそうですが
これは、劇団側が上演を中止するとキャンセル料が発生するので
小劇団の存続を脅かすことにならないように配慮なさったためらしく

劇場再開まで無収入となられ、借り入れに踏み切られる傍ら
劇場の換気機能強化を図られたり、アクリル板でパーティションを手作りなさったり
緊急事態宣言が解除されるとすぐに、無観客の一人芝居「DISTANCE」を
本多劇場から生配信され…って「本番当日に関係者が初めて顔を合わせるような」
まさに、その名の通りの成り立ちだったみたいだけど…

その翌日には、都内の約30の小劇場で作る「小劇場協議会」を発足
8月には「DISTANCE」第2弾を有観客で上演
「各地の劇場も再開して欲しいと願って」
北九州、愛知・豊橋、札幌でも公演を打つツアー企画を敢行
10月下旬には、全8劇場がほぼ連日利用されるようになったものの

「3密回避は、ライブハウスや飲食店などと共に、小劇場に突きつけられた厳しい条件です
照明、音響などのスタッフの仕事がなくなり、エンタメ業界全体が苦境に陥りました
舞台装置を搬出するだけで『こんな時に劇場を開けるのか』とお叱りを受けるなど
『演劇は、人が生きて行く上で必要ない』という意見がありますが
舞台芸術のない社会で本当にいいのでしょうか?」と本多さん

昨年2月のクラスター発生以来「夜の街」と並んで「悪者」扱いされているライブハウスに…
それも、普段はエンタメに寛容とされる下北沢にあるライブハウスでさえも
郵便受けに「出て行け!」という手紙が投函されていたという話を思い出しました(汗)

「劇場でなくなった空間を、再び劇場として生き返らせるには大変な労力が必要になります
少し休むと劇場の空気が変わってしまうので、出来るだけ早期の再開を目指していました
コロナ禍で出来た観客と舞台の距離を縮めたかったんです」
…という、ある種「時間との戦い」とも言える
切迫した思いでいらしたことを明かされてます

「演劇は失われたら、なかなか戻って来ないジャンル」
「『動かなくてはしょうがない』との思い」
「劇場でなくなった空間を、再び劇場として生き返らせるには大変」
…といったお三方の言葉には、それぞれ違う意味が込められているのかも知れませんが

ライティングアーティストのAIBAさんは…
「欧米では、フリーランスの音響・照明は非常に少ない
一方、日本のエンタメ業界は、フリーランスという
不安定な立場の人たちに支えられている」…と指摘され

また、日本舞台音響事業共同組合の西澤勝之代表理事によれば…
「開演前、演者は客席の様々な場所に立ち
ドラムの細かい音ひとつや照明について、スタッフと細かく議論して行く
リハーサルの段階で『このスタッフじゃ歌えない』と公演が延期になることもある
コロナ禍の中で、持ちこたえることが出来ずに廃業したり、転職したりと人材が流出すれば
長年培って来た技術の継承が出来なくなる

全国のあらゆる会場の音のクセが頭に入っていて、その上で機材と配置、角度を決める
観客数で音の響きが変わるので、コンピューターで分析しながら
序盤で更に修正し、理想の音に近づける…といったことが
それなりに出来るまでには最低でも10年かかる」…そうですし

舞台に立たれる皆さんと、その舞台を支えておられる方々が
「チーム」として連動できなくなれば成立しない世界だということを改めて実感致しました
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エンターテイメントって…2

2021-02-27 15:10:00 | 日記
今日から、甲斐バンドのビルボードツアーのチケット一般発売が始まりましたが
奥さんは、去年の同ツアーの時と同じく、先行抽選で外れた
初日のチケットを取ろうとしたところ、アクセス集中との表示ばかりで
ようやく繋がった時にはソールドアウトだったらしく(汗)

チケットが取れなかった残念さを感じる一方で
このコロナ禍の状況下、参戦を見送られる方も少なくない中
発売初日早々に完売したことに、ホッとする気持ちもあったんだとか…
って、もはや、ファン目線じゃないような気が…?(笑)

まあ、無事にゲットした他公演のチケットに記された席の中には
座席表を眺めても、どの辺りなのか?判らない席が多いそうで(苦笑)
…って、これは、甲斐さんのファンクラブ先行受付の案内に掲示されたURLにアクセスすると
「甲斐バンド ビルボードツアー」のフロアマップが見られたものの

それは、コロナ以前と同じ…ビルボード本来のレイアウトで
ビルボード側が表示している、現在のコロナ仕様のフロアマップは
去年のツアーのレイアウトとは、また違うコロナ仕様になっているためみたいです(苦笑)

もっとも、今回のビルボードは3ヵ所共、1つのテーブルに2席が対面式に配され
そのテーブルが2つずつセットで…つまり、以前と同じ4人掛けテーブルが
ステージに対して垂直に並んだ状態なので
去年、甲斐さんがおっしゃっていた「オーディション会場の審査員」は、いなくなるはず…?(笑)

ただ、正面やお隣の席の方との間には、アクリル板が設置されているでしょうし
奥さんは、後方のテーブル席からステージを見る際に
それが反射して視界が悪くならないかと心配しているみたいで(苦笑)
「日テレと同じアクリル板を使ってくれないかなあ(笑)」と切望しておりました(笑)

それはさておき…前回の中西健夫さんに続き
今回もライブイベント主催会社代表の皆さんへのインタビューをご紹介します
まず「H.I.P.」の林博通社長は…「昨年2月からライブが開催できなくなり
月に20億円あった売り上げが、毎月なくなっている

中止になった、マライア・キャリーやダイアナ・ロスなどのクラスだと
1公演につき2億円くらいの売り上げを見込むから、打撃は大きかった
エンターテイメントは、キャッシュが底をつくと立ち行かなくなる

業界では、この状況が始まって1年となる3月辺りが、1つの山場になると言っていたが
お客さんが元に戻るまでのタイムラグに、我々は何とか耐えないといけない
配信について考えるようになったり、ビジネスが完全にモデルチェンジしたことを認識した
海外に出たいミュージシャンの後押しもしているけれど、配信はボーダーレス、そこに勝機がある

国内外のミュージシャンを呼んだ2日間のフェスを計画している
東京ドームの定員は5万人程度でも、私たちのマーケティングでは
フェスのポテンシャルは60万人分ある
配信も含めて、それをどう取って行くかがビジネスなんだ

ライブは時間と空間を共有し、共同共通の土壌で興奮がシナジー効果を呼ぶ
昔で言えば、盆踊りや祭りによって、民の持っているエネルギーを抜いていた訳で
僕ら人間は、どこかで抜かないと、世の中がおかしくなっちゃう
そういう意味で、ライブは社会に必要なんだ」と話されているんだけど

海外アーティストによって動くビッグマネーはともかく
この最後の言葉には、大きく頷く奥さん(笑)
「NO MUSIC NO LIFE」とまでは言わなくとも
「甲斐さんのライブがない人生なんて考えられない」んでしょうね(笑)

続いて「ウドー音楽事務所」の二宮栄治社長が…
「年間100公演以上を開催していましたが、昨年3月の頭を最後に、生の公演が開けなくなり
売り上げの90%以上を占めていた洋楽の公演はゼロ
政府から邦楽のライブ配信などを支援する制度はあるが、洋楽で使える支援はあまりない

とにかく新しいことを考えようと会議を重ね
別にロックでも洋楽でもなくていいじゃないかと
邦楽の比重を50%くらいまで高めようとしている中
パルコ、イープラスと合同で、渋谷クラブクアトロからの配信ライブのインフラを
ミュージシャンに半年間無償提供する取り組みも始めました

ただ、インディーズ中心なので、利益は出ない
将来的に一緒にやって行く方々を増やすための種まきの段階でしょうか
配信には、日本だけじゃなくて、海外の話に入って行くチャンスがある
アーティスト公認グッズのショップも始めまして
第1弾でボブ・ディランなど、約50種類のグッズを発売しました

コロナが終わっても、業界は元の形とは違うものになる
どんどん事業の多角化を進めて行かないと
やっていけない時代になっていると思います」…と、おっしゃっているのを拝見して
この方は、中西さんや林社長とは違い「元に戻る」のではなく
甲斐さんと同じように「パラレルワールド」を想定なさっているんだなあと…

そして、最後に「キョードー東京」の山崎芳人社長は…
「年間約2千本あった公演数は5分の1、売り上げも昨年比で75~80%ほどダウンしました
エンターテイメントへの消費マインドが、想像以上に落ちていて
『収容人数の50%以下』などの入場規制がある公演でも、席が余ってしまう
公演で黒字に持って行くのは難しい状況です

『開催できただけ良かった』という気持ちも業界にあるけれど
基本的には、お金を払う人と貰う人がいて初めて
エンターテイメントは続いて行くので、自己満足だけでは存続できない
色々な公演が一気に延期となり、規制緩和後に会場がかなり埋まっているのも辛い
極端な話、海外から大物を招聘するより、大きな会場を押さえる方が難しくなっている

心配しているのは、日本における海外の音楽・演劇文化の衰退です
来日公演が止まっている内に、そうしたものが、だんだん忘れられてしまうんじゃないかと…
日本のものだけでイイやとなると、日本全体が内向きになって
世界のコンテンツに触れる機会が遠のいてしまうのではないかと懸念しています

エンターテイメントで腹はいっぱいにならないけど
『ああ、今日は楽しかったな』という思いが、生きる楽しみに繋がる
それは我々が守って行かないといけないものだと思います」…と結ばれていて

我が家の購読紙に掲載されていた、作家の金原ひとみさんの言葉…
コロナ禍の中、映画やライブ、恋人との濃密な時間など
これだけは絶対に奪われたくないものを封じる強い圧力に人は苦しむ

ある種の人々にとっては、生きて行くために『生きて行く』以外の何かが必要なんです
人は、ただ生き延びるために生きるのではない
どんな生をどのように生きるのか?そこに生の熱量はかかっている
そうした意味づけを拒む生き方も含めて…」…が重なり

今年の甲斐バンドツアーが決まった時から、ウキウキわくわく
仕事の疲れもナンのその(笑)って感じの奥さんはもちろん
今回は参戦を見送られた皆さんの、行くか行くまいかと悩まれた時間も
「生きて行く以外の何か」をお持ちだからこその葛藤なんでしょうし、羨ましい限りです
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エンターテイメントって…1

2021-02-26 15:24:00 | 日記
2020年のライブ・エンターテイメント市場の規模が前年の8割減となり
2度目の緊急事態宣言発令を受けて、今年1月12日に音楽業界4団体が共同声明を発表
これに関して、甲斐よしひろ・甲斐バンドの関東圏イベンター「ディスクガレージ」代表であり
一般社団法人コンサートプロモーターズ協会会長の中西健夫さんが
インタビューに応えていらしたんですけど

去年の3月に日本音楽事業者協会、日本音楽制作者連盟と連名で
「エンターテイメントを愛する皆さんへ」と題した声明文
…「開催に向け実施可能な感染防止対策を行い
共に楽しいエンターテイメント空間を描けることを心より願っています」といった内容…

出されてから1年、当該4団体会員社による
ライブイベント会場からの感染者発生は認められないにも関わらず
音楽業界を取り巻く状況に大きな変化は見られないみたいです(汗)

例えば、去年の声明発表の動機について…
「ライブをやることの是非には色んな意見があって当然
ただ、決行した椎名林檎さんらがあんなに叩かれたのは心が痛い
我々の思いはどこかで伝えないと…と何度も何度も皆で話し合った
エンターテイメント業界ならではの思いを伝えたかった」…と説明なさっていたんですが

今回も「前回の緊急事態宣言以降、ライブをやった人たちが叩かれるというケースが多く見受けられた
しっかりとガイドラインに沿って則ってやっているのに、全てが悪く言われてしまう
特に、アーティスト個人に強い批判が向けられる

ライブを開催すれば批判され、開催しなければ経済的な問題に直面する
苦渋の思いで開催という道を選んでいる彼らの立場を判って欲しい
彼らの精神的負担を少しでも軽くしたいと声明を出した」そうですし

その「経済的な問題」にしても、前回話されていた…
「音響や照明スタッフからアルバイト、ケータリング、作ってしまったグッズはどうするか?
2千人規模の会場のツアー20公演が直前に全て中止になると
製作済みのステージセットや、スタッフ・メンバーのギャラ補償で約5千万円
既に作ったグッズが約3千万円、その他宣伝費などを入れると、計1億円近くかかります

これを誰が払うのか?フリーランスが非常に多い業界ですし
個人事務所だと本当に厳しいと思います
ライブハウスの場合は、音楽好きという思いの強い経営者が多く、そもそもギリギリでやっています
自前でやっている地方都市の小さなライブハウスは厳しい
みんなヤバイ、としか言いようがありません」…という状況は改善されていないらしく(汗)

「ライブがなくなるというのは大変なことなんです
ライブがなくなれば多くの損失が発生する
売れているアーティストは全体の一握り…
極端なところでは働く人の雇用も失われる
こういう状況でライブをやると、ナンでこんな時に中止しないんだと厳しく言われる

我々は、たまたま目立つ場所にいるので批判されやすいのかも知れない
でも、みんな生きてるんですよ。この業界に身を置くことで食いつなぐことが出来ている
ライブ産業は、舞台に立つ人だけじゃなく
そこに従事している方々の生活も支えていることをちょっと思いやって欲しい」と訴えておられます

ただ「感染症は興行中止保険の対象外なので、今回は全てが損害
誰かに請求できることは一つもない」という点に関しては
「緊急事態宣言下で、中止になったイベントで発生した経費を支援するという方針が
経産省から示された」ものの「緊急事態宣言下のライブで問題になって来るのは2つ」と中西さん

「1つは、完全に中止したイベントに対して発生する経費
もう1つは、開催した場合のキャンセル料
この宣言下なので、行きたくないという方はおられる。それは個人の判断なので致し方ない
でも、例えば、100%売れていたものが、30%キャンセルされたとすると
開催しても、採算的には成り立たないケースが発生する

元々、人数制限がかかっている上で、更にキャンセルが発生し
そこに払い戻しの手数料も加わる訳で、なかなかツライものがある
やるのも地獄、やらぬも地獄」と、おっしゃっていて

奥さんは、甲斐さんが、去年のビルボードツアーをガイドラインに沿って
収容人数を減らし開催することを決められた時に
会場使用料の見直しがなければ、採算が取れないんじゃないか?と心配していたけど
まんざら的はずれでもなかったのかなあと…?

まあ、新国技館のこけら落としライブは、2日目を追加しないと大赤字になるってくらい
興行的には厳しいライブだったようですし(汗)
照和ライブも最終的な収支をご覧になったスタッフの方が
甲斐さんのギャラの金額に大笑いなさったみたいですし

「ライブをやりたい」という強いお気持ちはもちろん
「みんなが喜んでくれるなら」という「心意気」で臨まれたんじゃないかと…?
でも、以前に甲斐さんは「『音楽は文化だ!』とか、よく言うけど違うよ
『音楽は経済!(笑)』」とおっしゃってましたよね?(笑)

それはともかく…
「満足にライブやフェスが開催できないことによる音楽文化への懸念は?」との質問に
「海外アーティストが来られないという状況は
世界規模の問題なので、そもそもどうにもならない

国内では、ネット発でヒットしたアーティストも増えているが、それとは対照的な…
例えば、ライブハウスでゴリゴリやっているようなロックバンドは、一番苦しいところにいると思う
配信ライブも普及しているが、スマホ越しよりも、会場で観たいと思わせるバンドは多いから…

コロナで厳しい状況は、もう1年くらい続く可能性があると見ている
そうすれば、この2年間で成長して行くはずだった才能が埋もれてしまう可能性だってある
こんな時代で音楽やってる場合じゃないと、音楽の道を諦める人もいるかも知れない
これは、業界にとっての機会損失に繋がることだと危惧している」とお答えになってますが

奥さんは、かつて甲斐バンドが、レコードセールスよりも
「ライブを強みとするアーティスト」だった頃に、現在のような状況が訪れていたら
と想像したらしく「他人事じゃなかったかも…」とドキッとしたそうです(苦笑)

ただ、その「『ライブを強みとするアーティスト』にとって、どんなステージにするか?が
大きなテーマになるのでは?」という質問に
中西さんが「大変な状況で来てくれるお客様に対して
普段以上に満足して頂かないといけないという気迫を感じるライブが増えた気がする

今は、ライブに来られた方の感情表現が全て拍手
これまでなら、歌い終わった時には大きな歓声が飛んでいた…でも、今はそれが出来ない
マスク姿の顔も、どんな感情なのかが判らない
だから、拍手ひとつひとつに魂を込めている
不自由な状況で、どうやって思いを伝えるか
大きな拍手を聞くと、涙が出るくらい感動する…と返されているのを拝見して
「ホントそう!それしかないから…」と大きく頷いておりました

「飲食業界の方が、感染対策、時短要請を強いられる中で
様々な努力をして営業を続けている
音楽業界も、決められた枠組みの中で出来ることを最大限やるしかない
それだけは認めて欲しいというのが我々の本心です

この1年で、我々の産業が感染症リスクにとても弱い産業だったと学んだ
それによって、リアルな会場で半分しかお客様を入れられないなら
残りは配信に回そうといったように、制約がある中でも、やり方の模索は出来た
そういったデータを蓄積して、今後の有事の際に何をして行くべきか考える機会にもなった

『今年の夏フェスやりますか?』と訊かれるが、僕には答えられない。神のみぞ知る状態だ
でも、コロナが明けて、色々なことが元に戻ることを想定しておかないといけない
だから、僕らは常にやる準備で待っています」…と結ばれてましたけど
今のところ、一気に全てが元に戻るという展開は望めそうもないし
一進一退で、騙しだまし、コロナ以前の状態に近づけて行くしかないんじゃないかと…?
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甲斐よしひろのセイ!ヤング21(2/6)その5

2021-02-25 15:03:00 | メディア
甲斐さんが「卵かけご飯」は、混ぜた卵をご飯に乗せてから
醤油をかけた方がいいかも?とおっしゃったことに
松藤さんが「えっと…関東の醤油はそっちの方がいいかも知んないですね」と反応され

「あっ!そういうのあるねぇ!松藤、意外とナンか…僕より1つ下なのに
あの…たまり醤油の愛着、スゴイよね?ナンか…
あっ、だって、僕があの…あのー、ナンだっけ?まっ、こっちで言う…
福岡で言う『がめ煮』…東京は『越前』…『筑前煮』…『筑前煮』って言うじゃないですか

でも、それって『ナンか…ナンかちょっと違うんだよね』って、ある時、僕が言ったら
『それ、醤油が違うからよ』って言って…いきなり言って
『だって、ずっとあの甘い醤油で食べてたから』
アレ、言われてみたらホントにそうだね」と話題は「醤油」へと移り…

松藤さんが「博多の、昔食べた料理を、あの…再現する時に、やっぱり、あの…
それで作って…うまくち醤油とか、甘口が…」と、おっしゃると
「そう、最近ですね、ウチの家族が…最近って、まっ、ちょっと前からなんですけど
ウチの家族は、どんどん『たまり』の方に傾いて行ってるんですよ
で、僕だけ1人、取り残されて…(笑)

『イヤ、それがフツーでしょ』『イヤ、どーゆーこと!?』って…(笑)
(『というか、お刺身は、こっちの醤油の方がいいんですよ』と松藤さん)
ああ、そう?ウチはお刺身から始まってるんですよ
僕以外の家族は、お刺身から、ナンか…ある時に『たまり』が…
まっ『たまり』まで甘くないんですけど
ちょっと甘めのヤツをやったら『こっちのがいい』って言って…

(『アレもね、色々ありますからね、サバは甘い方が旨いような気がしないでもないですけど…』)
あの…煮付けでしょ?そう!それは絶対そう!
だから、煮付けはやっぱり『たまり』の方が『たまりましぇん!』みたいなね(笑)
別に、マイクにいちいち近づくことないですけど(笑)

(『ナンか、普段のマイクと違うから…これ、ステージのマイクと形が似てるから
近づきたくなっちゃうんですよ、これ…(笑)』と松藤さん)
もう、僕、前回ここに来て、シュッシュッって、これスプレーしたら
ほんっとに怒られたんですよ、ウチのスタジオの岡元から…
『甲斐さん、それ、もうホント、アウトですから!』って、マジで怒られた(笑)」

…と話されてましたが、以前「LEGENDS」で
文化放送のマイクには、シュッシュッなさるけど
マイスタジオのマイクは良いマイクだから、シュッシュッしないって、おっしゃって
kainatsuさんから「文化放送のマイクも良いマイクだと思うよ」と窘められていらした気が…?(笑)

それはともかく…「えー、バリー・ギブ…ビージーズのバリー・ギブのソロアルバムが出て
ナンと、松藤がそれを先に手に入れておりまして…
えー、で、その…えー、ビージーズのオリジナルをバリー・ギブが…
まっ、弟…弟2人、双子なんですけど、もう亡くなっちゃったんで…

僕、2年前にラスベガス行った時に、ビージーズの、あの…ディナーショーやってたんですよ
それは、あの…ミュージカルみたいになってて
元々、まっ、プロデュースもバリー・ギブがやってて
最後に、どうも挨拶に出て来るっていうんで
ああ、ナンか最後観たいなと思ってたんですけど…

このソロアルバム、昨日、松藤から借りて聴いたら、イヤ、なっかなっかスゴくて
で、特にこの曲、歌い方マネしてるんですよ
あの…ビージーズの前半のヒット曲は全部、えー、えー、えっと…
ロビン・ギブ…イヤ、じゃない、モーリス・ギブ!モーリス・ギブ
弟のモーリス・ギブがメインだ…メインボーカルだった
で『サタデーナイト・フィーバー』から、えー、全部バリー・ギブが…

まっ、これ、ずーっとね、ずーっと1位なんですよ
で、バリー・ギブ…その…えー『サタデーナイト・フィーバー』以前のヤツで
ナンと!ビルボードで1位になってるのは『傷心の日々』だけなんですよ
えっ!?…僕、つい最近、知ったんですけど、それ…
『アメリカン・ハッスル』って映画のサントラ買ったら、それが書いてあって…

だから、僕らが『マサチューセッツ』とか色んな…1位って言ってんのは
アレは、イギリスで1位…だから、ビルボード1位はもう
『サタデーナイト・フィーバー』以前だったら、この…アレなんですけど
(『このアルバム、ナンかイギリスで1位獲ったらしいです』と松藤さん)…ああ、そうなんだー!

で、更にですね、さっき、あの…あのー『愛は傷つきやすく』のイントロ
『♪ティントゥトゥ ティントゥトゥ♪』って言ってたじゃないですか
アレって、どこ…えーと、洋楽のトコから持って来たヤツだよねと思ってて
僕、僕あの…ポール・サイモンかな?ナンだっけ?と思ってて…まっ、それ、おいといて…

エンニオ・モリコーネが、去年、亡くなったんですよ。で、エンニオ・モリコーネを探してて
絶対『さすらいの口笛』だよな、かけるんだったらと思って聴いたら、イントロがそれでした(笑)
(『たぶん、これですよね、こっちですよね』と松藤さん)
そうなんですよ!あっ!これだったんだ!と…

ということで、エンニオ・モリコーネ…まっ『さすらいの口笛』を…
まっ、イントロが一緒なんで、さっきの曲と…まあ、それを1分ほど聴いて頂いて
バリー・ギブ…それとフィーチャリング シェリル・クロウ
ナンと!2人で歌ってる『傷心の日々』…続けて聴いて貰います、どうぞ」

…と曲が流されたんですが、エンニオ・モリコーネは、この「荒野の用心棒」を始め
「夕陽のガンマン」「さすらいのガンマン」といったマカロニウエスタンや
どちらかというと血生臭い映画を担当することが多かったものの
モリコーネ自身は「荒野の用心棒」を「俗悪な映画」とバッサリ(苦笑)

甲斐さんのお好きなタランティーノの「ジャンゴ~繋がれざる者」に曲が使われた時も
「正直言って、好きな映画ではない。流血ばかりで…」とコメントしていて
甲斐さんが、モリコーネを偲んで「かけるんだったら絶対」と、この曲を選ばれたことを
フクザツな気分で聴いているんじゃないかと…?(苦笑)
まあ「ゴッドファーザー」に「愛のテーマ」がしっくり来るように
ダークな映像には美しい旋律が似合うんですよね?(笑)

「ハイ、ということで…えー、今年ですね、ビルボードツアーがまた、えー、行われます
えー、甲斐バンドで、えー、やるということで…松藤さん、告知どうぞ!」と振られ
松藤さんが日程を読み上げられたあと、開演時間やチケット料金
名古屋のボトムラインのみ、2日間で3公演であることなどを説明なさった甲斐さん

「えー、また今年も甲斐バンドでやるんで、大変ですね
甲斐バンドでやるとねぇ…もう、ナンかちょっと品がある方に持ってかなきゃいけない(笑)
まっ、ちょっとこう…品性が問われる訳じゃないですか?だからもう…
別に、僕のソロでみんなで…若い連中とやると、そこまでのクオリティと品性、問われないんで
まあ結構、ナンでも自由に…みたいな…そうは行かないもんねぇ、また…
まあ、ちょうどミーティングを…ホントに昨日やったんですよね」

…と話されている間、松藤さんがずーっと爆笑なさっていて(笑)
甲斐さんのおっしゃる「甲斐バンドの品性」ってなあに?と、色んな想像をしてしまいました(笑)
以前から「バンドは予定調和、ソロはチャレンジ」と、よく口になさってますし
そのチャレンジの場であったビルボードで、バンドとしてのクオリティを
どう表現するのがベストなのか?ってことなのかなあと…?

ともあれ…最後の曲のイントロが流れ始める中
「えー、ということで…えー、で、まあ、このあと9時から動画配信、始まりますんで
えー、そっからの曲を聴いて貰います!
えー『甲斐バンド プレジャープレジャー・プレミアムナイト』からの1曲…『新宿』」が流れ

エンディングは…「えー、このあと…えー、10年前に行った
『甲斐バンド プレジャープレジャー・プレミアムナイト』
えー、配信第4弾ということで、夜9時から配信がスタートします!」というプッシュのあと

「えー、まっ色々…えー、プロ野球界も、まーくんが戻って来たんで
えー、まあこれで4本柱しっかり…楽天、出来るんで、ね?
えー、まーくん戻って来て…よりも、問題は監督…石井…そっちだろ(笑)
達川さんも言ってたもん『まーくん神の子不思議な子』って言ったあとに
『カツノリただの子フツーの子』って言ってましたからね(笑)
ヒドイな、達川…(笑)」と何気にディスられ(笑)

「えー、ナンと次回はですね、えー、ちょうど1ヶ月後、1ヶ月後になります
来月3月6日の土曜日、3月6日の土曜日、同じく夜6時から1時間の生放送になります
また来月、お会いしましょう」で放送終了…
って、やっと2月分の書き起こしが終わったトコですけど…(苦笑)
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甲斐よしひろのセイ!ヤング21(2/6)その4

2021-02-24 15:10:00 | メディア
続いて…「サッポロ 開拓使麦酒仕立て」の缶のデザイン表記
「LAGER」が、誤って「LAGAR」になってしまったことを受け、発売中止を発表したところ
「廃棄するのはもったいない」との声が上がり、発売中止を取り消した…という投稿に
「『LAGER』の最後の『ER』が『AR』になってて『JAGAR』みたいになってた
そうでしょ?だって、そうですよね?」と甲斐さん

「『LAGER』の『ER』が…最後の『LAGAR』の『AR』になってるから
どう見ても『JAGAR』にしか見えないですよね
これ、でも、良かったですね、これ…もう結構
あの…僕がこれ言ってたら、周り、意外と知ってて…『そうなんですよ』って言って…」
…と、おっしゃってましたが、ネットニュースはもちろん
我が家の購読紙にも取り上げられてましたし…(笑)

「これ、発売になったっていうことですね
でも『ER』が『AR』になってたっていうこと、ね?
まっ『ER』は、良いドラマでしたね
(『エマージェンシー・レスキュー』と松藤さん
…って、正確には『エマージェンシー・ルーム』ですけど(苦笑))
カーターね、グリーン先生…」と話題は「ER」にスライド(笑)

甲斐さんが「あの…アメリカはですね、テレビドラマがシーズン3以上続くと
かなりのお金持ちになるんだそうですよ
5作以上続くとですね、もう出来高契約…まあ、年々上がって行くのと
えー、それと、二次使用料がつくんで、もう相当な生活が出来ると…」と話され

「でも、えっと…5シーズン以降は、その契約金でモメて
1人ずつレギュラーが消えて行くんです(笑)」という松藤さんの言葉に
「そうです!あとね、あと、シーズン5…4とか5まで続くと
あの…主役が…その主役のヤツが、変に力持っちゃって
あの…気に入らないヤツがいると、切って行くんです
『グッドワイフ』…『グッドワイフ』のあのチャイニーズの人、切られたんですよ、ねぇ?

あと、ジョージ・クルーニーみたいに、あの…
他の仕事したいから、さっさと辞めて行く…みたいな人もいますからね
でも『ER』は、シーズン10くらいまで行ったんでしょ?
十幾つ(15シーズン)行った…カーター、全部出てますから、ねぇ?偉いですよね
もう…もう相当な財産持ちですよね?あのー、ええ、やっぱり…

ナンか、しかし、グリーン先生も、もう途中で…結構、粘ってましたけど、辞めて
あのー、ナンか、デイヴィッド・フィンチャーの映画、出てましたもんね
あ、そんな余計なこと…(笑)
(『えっと…サンダーバードの映画も出てましたよね』と松藤さん)
デイヴィッド・フィンチャーは、ナンか…
『ER』に出た人から引っ張って来るの多い…ナンでか判りませんが…(笑)」

…と、おっしゃってたけど、グリーン先生役のアンソニー・エドワーズは
甲斐さんのお好きな「ゾディアック」に、捜査官役で出演してました
ちなみに…その相棒役は、甲斐さんがWOWOWでおすすめになっていた
「スポットライト 世紀のスクープ」のマーク・ラファロです(笑)

それはともかく…「卵かけご飯」についての投稿で「卵かけご飯」を
「たまがけごはん」「たまごごけごはん…ナンで言いづらいの?(笑)」とカミカミの甲斐さん(笑)
ゆっくり発音なさると、ちゃんと「卵かけご飯」とおっしゃれるのに
改めてお読みになると「たまがごけごはん」になってしまわれ「ダメだな」と…(笑)

「『卵かけご飯』を略して『TKG』」ということには
「そんなこと言うんじゃない!」とツッコまれてましたが
「TKG」は、もうずいぶん前から定着してますよね?(笑)

「日本卵かけご飯研究所」の方の分類によれば…
「ザ・フォール」→「ご飯に卵を割り入れ、醤油をかけて、混ぜずに食べる」食べ方があり
「これ…(卵を)落としただけってことですね?
落としただけ…だから『フォール』」

次の「シューティングスター」というネーミングには「何言ってんだよ!
(『カッコつけやがって!(笑)』と松藤さん(笑))
もう読みたくなくなって来た」とおっしゃいつつ
「ご飯に卵を割り入れ、醤油をかけて、混ぜて食べる」との説明に
「フツーじゃん!そんなキラ星の如く光っとらんわ!フツーだよ!」と全力でツッコミ(笑)

「オンリー・ユー」は「文字通り『キミ』だけを乗せて食べる」と、お読みになると
松藤さんとお二人で「これイイ!」「今のは上手い!」…か~ら~の
「♪キミだけに~ キミだけに~♪」と、速攻タイガース結成(笑)

「サマー・ソルト」→「ご飯に卵を割り入れ、塩をかけ、好みでオリーブオイルをかける」は
「あっ!これ、ちょっとナカナカ…これちょっとイイかも」
…と、お気に召したのかと思いきや「僕はしませんけど…」
我が家が「せんのか~い!(笑)」とツッコんだことは言うまでもアリマセン(笑)

そして最後に「イマジネーション」→「ご飯、卵、醤油を準備し、食べずに眺める」が登場(笑)
松藤さんは「何が『イマジネーション』だ!(笑)
えーとね、用意しないで考えるのがイマジネーションだろう!」とツッコまれ(笑)

甲斐さんは「全ての食材に感謝の気持ちを保つため」という説明に
「バカヤロー!ナンでやねん!ホントに…
イヤイヤ、ホントに『全ての食材に感謝の気持ち』をするんだったら
最後までキチンと食べんかい!っていうことですよねぇ?それは食べないとダメでしょう」

…と、おっしゃったあと「僕はですね、別に…の器に割って、混ぜて、醤油入れて
で、かけるんですよ」…と、ご自身の「卵かけご飯」の作り方を明かされてましたが
これって、いわゆる「旅館の朝ごはん」に出て来る生卵の食べ方ですよね?(笑)

ただ、松藤さんから「そうですね…昔、福岡はナンか、そんな人、多かった…
(『あっ!そう?やっぱり福岡多かったんですか?』と甲斐さん)
…イヤ、のような気がしますよ。で、博多の醤油、甘いじゃないですか
それが、ほどほど塩辛くなってイイんですよね」というご指摘があり、そうなのかと…

更に、甲斐さんは「でも、今これ、言いながらですね、思ったんですけど
ナンか、でも、その…混ぜてこう…ごはんにかけて食べるっていうのはいいけど
逆に、あの…かけといて…あの…混ぜてかけといてから、醤油かける方が
逆にナンか、醤油がちょっとスルスル反映する…そんな量も多くなくて…
…と、投稿者の方の作り方に一票を入れられてました

我が家は…というか、奥さんの母上は、空のお茶碗に卵を割って
醤油を入れて混ぜた中にごはんを投入するという(笑)
「最初から卵かけご飯にする気マンマン」方式を採用していて(笑)
これは、卵を目一杯かき混ぜられるということ以上に
あのカラザ(卵の殻の両端に付いてる白いヤツ)を
絶対に取り除きたいという執念(笑)によるものらしいんですが

その昔にサンストで物議を呼んだ「味噌汁かけご飯」vs「ご飯かけ味噌汁」論争で言えば
「ご飯かけ味噌汁」派に相当する訳で(笑)
「ご飯の中に味噌汁を入れるという『味噌汁かけご飯』が正しい」
…と、おっしゃっていた甲斐さんにとっては「非常に邪道」なんじゃないかと…?(笑)
もっとも、当時、奥さんの家では、食後の洗い物の時に
お茶碗に付いたご飯の粘りが取れやすくなるとの理由から
「味噌汁かけご飯」が推奨されていたみたいだけど…(笑)
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