ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

平成最後の冬ドラおまけ

2019-01-30 14:26:00 | 日記
番外編は、賛否両論、毀誉褒貶が飛び交う(苦笑)大河ドラマ「いだてん」
歴史に興味がない奥さんにとっては「軍師官兵衛」以来の視聴となるんだけど(笑)
クドカンさんが脚本を担当なさることはもちろん

甲斐さんの思い入れが深くていらっしゃるらしい「1964年」
…の東京オリンピック誘致にまつわるエピソードや
毎年欠かさずに観ている箱根駅伝の創設に奔走された
「日本マラソンの父」金栗四三さんの半生が楽しみで
「西郷どん」が終わるのを待ちかねておりました(苦笑)

出演者の顔ぶれも「クドカン組(笑)」とでもいうべき、お馴染みの皆さんがズラリで
特に、後半の主人公・田畑政治さん役の阿部サダヲさんは
制作発表会見で「いま放送中の大河に出ているので
まさかないだろうと思っていた」と驚かれてましたが

同じNHKで、クドカンさんが手がけられた「あまちゃん」の時は
「いつ声をかけて貰えるか?と待っていた(笑)」とか
「急にオファーされても絶対出演するつもりだった」と
他の「クドカン組」メンバーの皆さんが軒並み出演なさっているのを
羨ましく思っていらしたそうです(笑)

そうそう!金栗さんの友人・美川くん役の前髪クネオさんを拝見した後
「原島浩美がモノ申す」を観て「あっ!ロミオが出てる!(笑)」と奥さん
クドカン版「ロミジュリ」を観賞して以来

三宅弘城さんが、どんな役柄を演じておられても
舞台でジュリエットと一夜を共にした後の
「おっさんロミオの全裸姿(笑)」が目に浮かぶらしく
そういう意味では、三宅さんが「いだてん」に出演されていないのは
幸いだったのかも知れません(笑)

ともあれ、以前にも少し触れましたけど
国営放送が、大河ドラマで「オリムピック噺」を取り上げると聞けば
どうしても、2020年の東京オリンピックにおける「国威発揚」やら
「国家的プロパガンダ」といったニオイが漂う気がしてしまいますが

初回から既に、杉本哲太さん演じる永井教授が
ロンドンオリンピックでの「ドランドの悲劇」…
暑さと疲労のせいで、4度も意識を失ったマラソン選手を
関係者が無理やり起こし、死に体でゴールさせた…を「壮絶な光景でした」と説明し

「走る意思のない者に国家の名誉を背負わせ無理やりゴールさせる」など論外であり
強靭な肉体を持つ欧米人ですら、勝利へのプレッシャーに押し潰されるのに
「欧米人より体格が劣っている日本人が参加したら死人が出ます」と猛反対

日本体育会の加納会長(辻萬長さん)は
「技を競い合うだけのスポーツなどくだらない
オリンピックに参加して日本選手が勝つ可能性があるのか?」とか
「勝つ保証のないものに金は出せない」と、けんもほろろな態度

「柔道の父」であり、日本のオリンピック初参加の立役者
嘉納治五郎先生(役所広司さん)は「参加することに意義があるんだ
国を背負ってだの、負けたら切腹だの、違うんだよ!

相手を憎むのではなくて、認めた上で勝とうとする、相互理解だよ
それがオリンピックの精神であり、日本の武道の精神だ
それが判らんとは、君たちは全くもってスポーツマンじゃないな」と切り返し

この一連のやり取りで、オリンピックは「平和のための真剣勝負」であり
決して、国の威信を誇示するものではないと明言されているんじゃないかと…?
もっとも、奥さんはこのシーンを観て
沢木耕太郎さんの「敗れざる者たち」の円谷選手の遺書を思い出したらしく
フクザツな顔をしておりましたが…(汗)

それはさておき…古今亭志ん生役のビートたけしさんと
若き日の志ん生役の森山未來さんが「語り」を務められていて
「落語的なお遊び」がチラホラしたり(笑)
各回のタイトルには「夜明け前」「坊っちゃん」「小便小僧」
「雨ニモ負ケズ」と文芸作品の名前がズラリ

金栗さん役の中村勘九郎さんの初登場シーンでは…
雨の中の「いだてん探し」マラソン大会は、脱落者が続出
ただひとり、ゴールにたどり着いた選手の顔は血まみれ!?(汗)…と思いきや
紅白帽子の生地から流れ落ちた紅い染料(苦笑)
それが歌舞伎の「隈取」になっていたり(笑)

金栗さんに向かって、嘉納先生が言った
「君こそ、不可能をカノウにする選手だ!」との言葉に
「おあとがよろしいようで(笑)」ツイートが拡散したり…(笑)
と、安定の小ネタ満載ぶりです(笑)

前回は、ピエール瀧さん演じる播磨屋・黒坂さんが登場♪
これから、金栗さんのための「マラソン足袋」開発の始まり始まり~!
「陸王」の元祖みたいで高まりますねぇ(笑)

そういえば、光石研さんは、禁煙なさってから
「自分に負荷をかけるのも良いかな」とランニングを始められ
ロケ地にもランニングシューズを持っていかれるそうだけど
ホノルルマラソンに出場なさった際
「WATER」という表示をご覧になって「給水所だ!」と喜ばれたのに
「いつまで走っても全く見当たらなかった」とブチ切れられたらしい(苦笑)

「陸王」では、役所さんに「ミッドフット着地」を説明する役を務められましたが
マラソン解説者の金哲彦さんから
「光石さんの走り方は、フツーのおじさん走り」とバッサリだったんだとか…(苦笑)
でも「義務感で走らないこと」とのアドバイスを頂いて
来月の北九州マラソン出場に向けて
「モチベーションが上がった」とおっしゃってました

余談ですが…今回の大河ドラマは
4K・8Kでの放送が実施され、映像が精細になったため
従来の「ハリボテ」では簡単に見抜かれてしまうとして

木造建築で使う木材に、バーナーで焦げ目をつけたり
銅製の雨どいに、青い錆で経年劣化を表現したり…と
細部までこだわった仕上がりになっている
「ワープステーション江戸」に新設された「近現代エリア」で撮影されているようだけど

スポーツ中継で、選手の汗や細かな表情の動きがくっきり見えるみたいに
女優さんの肌感がイヤでも目に入ってしまうのって、どうなんでしょ?(苦笑)
まあ、このドラマのメイン出演者でいらっしゃる綾瀬はるかさんや杉咲花さんには
余計なお世話かも知れませんが…(笑)
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平成最後の冬ドラ4

2019-01-29 19:07:00 | 日記
「バイプレイヤーズ」や「おっさんずラブ」辺りから
「おじさんドラマ(笑)」が増殖してるなあと思っていたんだけど
考えてみれば、甲斐さんのお好きな「孤独のグルメ」や「下町ロケット」も
おっさんが1人でメシ食ってたり(笑)
「いい年したおっさんが夢みて何が悪い」って言ってたり…(笑)

「半沢直樹」があれだけヒットしたのも
地に足が着いたリアルな設定でありながら
現実の世界ではナカナカ出来ないような「倍返し」を見せることで
日頃のストレスを痛快に吹き飛ばしてくれたからじゃないかと…?

「私のおじさん」に登場する「妖精のおじさん(笑)」は
岡田結実さん演じる新人ADにしか見えず
他の人には聞こえないのをいいことに
悪口やらツッコミやら言いたい放題(笑)ですが

主人公の「心の声」を代弁する一方で
仕事や人生に対する辛口のアドバイスは
視聴者に向けたメッセージでもあるのかなあと…?
ただ、ご陽気に(笑)ニコニコしながら毒を吐く「妖精」役に
遠藤憲一さんを選ばれた経緯が、ものすご~く気になってますけど…(笑)

奥さんお楽しみの「おじさんドラマ」は「デザイナー渋井直人の休日」
光石研さんが、バイプレイヤーではなく堂々の主演♪
…でも、誰かに持ち上げられると「いやいやいや…」と思いつつも
ちょっとその気になったトコで、無惨にハシゴを外される的な展開ばかりで
その振り回されぶりがオモロ哀しい…という「おじさん」役です(苦笑)

もっとも、奥さんにとっては「そこが可愛い♪」みたいだけど(笑)
特に、前回は、ふらりと街に出た時に
「最近、流行をチェックすることをサボってたな」と反省し
「デザイナーたるもの、世の中の動向に敏感でなければ…」と

突然、欅坂46のファンになることを決意し(笑)
CDや写真集を大人買いするシーンに
某ミュージシャンの方を重ねて萌え~♪(笑)
その姿を若い女性編集者に見られてドン引きされ
必死に言い訳するところも「可愛い♪」らしい(笑)

岡山天音さん演じるアシスタントの青年は
やる気があるのかないのか、とにかく「使えねぇ」ヤツで(苦笑)
そもそも渋井さんに対するリスペクトの欠片もない感じ(苦笑)
それでも「日曜出勤でゴメンね」と気遣う渋井さんって
とっても身近な存在で思わず応援したくなってしまうんですよねぇ(笑)

「おじさんドラマ」が支持されているのも
自分には縁のないきらびやかな世界の「物語」ではなく
どこにでもいそうな主人公に自分を重ね
身につまされるような事態に追い込まれ悩む姿に共感する方が多いからなんじゃないかと…?

そうした背景が「お仕事ドラマ」というジャンルを生み出した訳で
医者、弁護士、実業家…というトレンディドラマの3大職業に留まらず
それこそ「町工場」や「老舗足袋屋」(笑)
名もなき中小企業を舞台にしたドラマが増えてます

「ハケン占い師アタル」は、毎回「働く人にとって、今は大変な時代なの」
…というナレーションに始まり
「世界はみんなに平等に不公平なの
私達は、この不公平な世界で生きていくしかないの
自分の運命を呪っても意味ないの
生まれ変わることなんか出来ないんだから」

…と、身も蓋もないセリフがポンポン登場(苦笑)
まあ、確かに現実の生活は甘くないし
ドラマみたいな起死回生の「逆転満塁ホームラン」なんて
そう簡単に飛び出すこともないし…(苦笑)

ただ、人生において仕事をする時間は、約6万2千時間を超えるらしく
同じ働くなら楽しい方が良いに決まってるし
仕事の内容は好きでも、人間関係や待遇に問題があるなら
同じ業種の別の会社に移ることは可能だし

甲斐さんが出演された「転職DE天国」では
収入が激減しても、好きな職業に着けた方々は幸せそうだった…けど
家族のことを思えば、ナカナカ決断できないのが普通でしょうし

ましてや、現在の仕事にやりがいを見つけられないとなると…(汗)
と、答えが出ない悩みがほとんどという中で
「あなたにも絶対良いところがある」と本人も気づいていない点を指摘し
「必要な人間なんだ」と背中を押してくれる占い師…いたら良いなあ(笑)

それに引き換え「家売るオンナの逆襲」は、正に「天職」の凄腕不動産屋
「さんチー」が「ミセス」になって帰って来た!(笑)シリーズ第2弾
「家を売る」ためには、努力を惜しまず、手段も選ばないし
家事も完璧にこなすスーパーウーマン

まあ、仲村トオルさん演じる夫であり課長でもある男性は、息が詰まり気味だし
テーコー不動産の面々には「アタル」さんが必要かも知れませんが(笑)

むやみやたらと物件を押し付けるのではなく
住む人の立場に立って、最適と思える家を斡旋することで、お客さんも幸せ
あそこまでマシーンのごとく仕事に打ち込める「さんチー」さんも幸せ
…ってことでヨシとしよう(笑)

もう1本のお仕事ドラマ「原島浩美がモノ申す」は、女性版「半沢直樹」で
決めゼリフは「恐れながら申し上げます」
真木よう子さんが「しゃくる」ような発音で(笑)
上司や取引先にモノ申される訳ですが

いくら正しくても、フツーは言えない…言っちゃいけないことを
逆らえない相手にキッパリ突きつける姿に爽快感は覚えるものの
実生活の参考には出来ないかなあ…(苦笑)

余談ですが…昨年末、NHKで放送された「フェイクニュース」では
光石さんが、インスタント食品に「青虫」が混入していたと呟く中年男性を
北川景子さんが大手新聞社からネットメディアに出向してきた女性記者を
それぞれ演じておられたんだけど

お二人とも役柄のイメージは前述のドラマのそれと似ていて
初回を観た時のデジャヴ感が半端なかったです(笑)
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平成最後の冬ドラ3

2019-01-28 18:41:00 | 日記
警察・司法ものに続いては、奥さん大好物のダークヒーローもの(笑)
放送前から期待に胸膨らませていた「3年A組」は
甲斐さんご贔屓の菅田将暉さん主演の学園ミステリー

生徒29人を人質に教室に立てこもる美術教師
…っていうのも相当あり得ない設定だけど(苦笑)
予てより菅田さんに一緒に仕事をしようと声をかけていらした福井プロデューサーが
教師を目指しておられた菅田さんに当て書きで
「教師が生徒にものすごい熱量でぶつかるドラマ」を目指されたものの

「今どきの、器用に大人の言葉をかわす高校生」にどうすれば伝わるか?と悩まれ
「命の危機が迫るような非現実的な出来事が起きないと聞かないし
伝える側も命をかけるくらい真剣じゃないと
聞くべき価値のある言葉にならないのでは」とのお考えから生まれたものだそうで

初回の冒頭から「衝撃のラストシーン」らしき?カットがあり
立てこもり初日に話が戻ると、教室や廊下のアチコチに仕掛けた爆弾と監視カメラで
生徒を拘束した菅田さんが「俺の授業を始める」ことに…

数ヶ月前に自殺した女生徒にまつわる「問題」を1日1問出題し
夜の8時までに正解できなければ、人質を殺すとペナルティを与える
…という「一話完結」スタイルながら
ひとつ謎が解けると次の謎が浮かび上がって来るわ
隠し持っていた2台目の携帯で外部に情報を提供する内通者や
意外な外部の協力者が現れるわ
この「最後の授業」の本当の目的は何か?と、どんどん引き込まれてしまい…(笑)

kainatsuさんは、このドラマをご覧になっていないにも関わらず(笑)
「菅田将暉が夢に出て来た!
私を地の果てまで執拗に追いかけ回す狂気の殺人鬼として
めちゃくちゃ怖かったじゃんかあ…(震)」と呟かれてましたが(笑)

何が怖いって「鬼の形相」ならぬ、某携帯CMの「オニちゃん」みたいな(笑)
あどけないとも言える笑顔で「お前ら全員ゾクゾクさせてやるよ」とか
乱闘シーンで「アクション俳優を目指してたんだ」と軽く話すご様子が
超ドSのサイコパスみたいな感じでゾワゾワッ…(汗)

もっとも、菅田さんファンの皆さんには
かつて菅田さんが出演なさった「仮面ライダーW」や
その中の「ゾクゾクするねぇ」というセリフを彷彿させたようで
「『フィリップ』役から10年かあ…」と、しみじみなさっているご様子?
まあ、このドラマの脚本を担当されている武藤将吾さんは
「仮面ライダーW」の脚本家でいらしたみたいだけど…(笑)

ともあれ…期待を裏切らない菅田さんのダークヒーローぶりに加え
奥さんが高まったのは、このクラスの「オレ様キャラ」
女子にモテモテの「甲斐」隼人くん(笑)
「相棒」「SUIT」に続いての「甲斐」さん登場♪
しかも「カイトくん」や「甲斐先生」ではなく
「甲斐!」って呼び捨てにされてるし…(笑)

昨夜の第4話は「甲斐」くんメインのストーリーだったんだけど
これまで、クラスのちょいワル「甲斐軍団」のリーダーとして
菅田先生に物申す的な役割を担っていたのが
昨夜は、菅田先生が「問題」を出題し
いつものように「犯人」に名乗り出るようにと促すシーンで…
「我こそは!と思う者は手を挙げて(笑)」との言葉に「俺だよ」とあっさり…

ダンサーを夢みていた甲斐くんは
お母さんが交通事故に巻き込まれ脊髄を損傷して以来
アルバイトを掛け持ちしながら、幼い弟妹の面倒をみることになり
水泳選手として、夢に向かって着々とステップアップしていく女生徒に嫉妬し
彼女を陥れる「フェイク動画を作成した」と告白

…が、真相が明らかになるラストの殴り合いのシーンで
菅田先生が「甲斐~!変わるなら今だ!お前のその手で道を切り開け!
…俺が好きなヒーローのセリフだ(笑)」と声をかけたり(笑)
友達に抱き起こされた甲斐くんが「サンキュ…」と小さく呟いたり(笑)
ドラマに高まる…というより、以下省略(笑)

明らかに「金八先生」をもじったと思われる(笑)タイトル通り
体ごと生徒にぶつかる「熱血教師」平成版は、いよいよ第1部の大詰め
ますます目が離せません(笑)

そして、もう1人のダークヒロインは「後妻業」の木村佳乃さん
こちらは「刑事 吉永誠一」シリーズでお馴染み、黒川博行さん原作とあって
実際の事件をヒントに書かれたリアルさがありますが
大竹しのぶさん主演で映画化もされているし
ついつい比較してしまうのはいかんともし難く…(苦笑)

それに、アノ「なんちゃって関西弁」が、どうにも鼻につき(苦笑)
標的である泉谷しげるさんの娘役を務めておられる
木村多江さんとのバトルシーンにも少々辟易しております(汗)
佳乃さん演じる「後妻業の女」の過去には心惹かれるんだけどなあ…

ちなみに、ボクのイチオシは、テレ東の「フルーツ宅配便」
kainatsuさんも「これはすごく好き」とツイートなさってましたが
濱田岳さん主演だし「果物屋さんが舞台?」と思いきや
勤めていた東京の会社が倒産して、故郷に戻り
ひょんなことから「デリヘル」の見習い店長をやることになるというストーリー

一時期、甲斐さんのラジオ番組にも「デリヘル嬢」をなさっている方から
「只今、待機中(笑)」といった投稿がありましたけど
このドラマの待機部屋の様子を見ると、妙に納得してしまいました(笑)

毎回、色んな事情を抱えて「フルーツ宅配便」で働く女性たちにスポットを当てつつ
濱田さんを取り巻く人間関係も描かれていて
中学校の同級生・仲里依紗さんの秘密をいつ知るのか?
「あまちゃん」のマスター・甲斐さん(笑)の闇は、どれだけ深いのか?等々
こちらも目が離せません(笑)

以前にテレ東のこの枠で放送されていた
「リバースエッジ 大川端探偵事務所」は
大根仁監督の演出が「映画みたいだ」と甲斐さんが絶賛なさってましたが
このドラマも「孤狼の血」の白石和彌監督が手がけておられ
同情を引いて涙を誘う…といった安易な作りではなく
地方の街の日常を淡々と描いているのが、逆にグッと来るんですよねぇ
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平成最後の冬ドラ2

2019-01-27 14:48:00 | 日記
前回は「そんな刑事はおらんやろ~!(笑)」といった設定に触れましたが
それで思い出したのが、去年の「相棒」のあるシーン…
賭博捜査をめぐる警察内部の対立を取り上げた回で
薬物依存性の女性が、奇声を上げながら、ハンマーで刑事を殴り殺し
「ジャブ山ジャブ子」と名乗った…について

国立精神・神経医療研究センターの松本薬物依存研究部長が
「こうしたイメージの流布が、依存性者の支援を難しくしている一因でもある
一般の人は、薬物依存性者とのリアルな接点が少ないため
いまだに『刃物を振りかざして無差別殺人を犯す人』といったイメージを抱きがちだ」とコメントされ

また、法政大学の藤田教授は「実際には存在しないような刑事」が描かれることについて
「社会的に威信の高い職業であれば
ドラマによって立場が揺らぐことが少ないため、ある程度の誇張は甘受できる」

…と、おっしゃる一方で、このシーンのように
「社会的にネガティブな評価を受けがちな立場の人を描く場合
現実からかけ離れた誇張は、患者の社会復帰を難しくするなど負の影響をもたらすので
制作者は、差別や偏見にもっと敏感になるべきではないか」と話されていて

「あり得ないでしょ!?」と笑っちゃうような設定でも
視聴者が不快な気分になることなく楽しめるなら
それはそれで「アリ」かなあと…(笑)

もっとも、北大路欣也さん主演の「記憶捜査」には
車椅子生活を余儀なくされることになってからも
長年、所轄刑事として管轄区域内を知り尽くした記憶を武器に捜査する…
という設定にリアリティがあると感じますけど…(笑)

それにしても、甲斐さんが俳優デビューなさった(笑)このテレ東の「金8」枠
偶然なのか?意図的なのか?は判らないながら
「警察もの」に定評のあるテレ朝とは「真逆の設定」の刑事ドラマをぶつけて来るあたり、ナカナカ攻めっぷり(笑)

一方、フジテレビ「月9」は「トレース~科捜研の男」
…って、内容よりまず「このタイトルどうよ!?」って思っちゃいました(笑)
テレ朝の「科捜研の女」を意識しているであろうことはもちろん
「トレース」には「追跡」って意味もあるけど「なぞる」とも訳されるし(笑)
錦戸亮さんの「こだわり」ぶりも「榊マリコ」っぽいし…(笑)

「SUIT~スーツ」に続いて、月9ご出演の新木優子さんとは対照的に
なんと!捜査1課・虎丸刑事役の船越英一郎さんは月9初登場だそうですが
いつもの刑事役みたいに「頭の中で甲斐バンドの【HERO】を聴きながら走る」シーンがなくて
奥さんは、ちょっと残念な様子…(苦笑)

まあ「マリコ」とタッグを組んでいた「土門刑事」とは違って
「真野研究員」とことごとく対立するシーンには、リアルさがあり
「いい人キャラ」じゃない強面の船越さんは新鮮な感じです(笑)

余談ですが…甲斐さんが絶賛なさっていたEテレ「ねほりんぱほりん」の
「スピンオフか!?」と思った「ニッポンねほりはほり」(笑)
テレビ西日本の制作番組らしいんだけど
関西地区でオンエアしたのは、フジ系列のカンテレで、ここでも「パクリ疑惑」が…(笑)

もっとも内容は「日本語」をテーマに掘り下げるといったもので
「エレベーター」を「エベレーター」と言うなどの
「子供の言い間違いベストテン」とか「漢字限定しりとり」とか
タイトルに頼らなくても楽しい番組でしたが…(笑)

それはともかく…今クールは「弁護士もの」が3本…って多くね?(笑)
去年から「フレディ」ブームが続いている(笑)奥さんは
フジテレビの「スキャンダル専門弁護士『 QUEEN』」に反応(笑)
…が、依頼人のためとはいえ「SUIT」の甲斐さん(笑)ばりに違法スレスレ
…ってか「もはや違法でしょ?(笑)」と思える情報収集の仕方に、やや引き気味(苦笑)

日テレの「イノセンス 冤罪弁護士」は「有罪率99.9%」の検察に挑む
ちょっと変わり者の若手弁護士と、それに振り回される女性弁護士
主人公の「父親へのこだわり」とか、上司の「圧力」も含め
甲斐さんご贔屓の「99.9」とカブってないか?(苦笑)

kainatsuさんも「ドラマのテンポがなんだか今ひとつと感じるのは
99.9と比べてしまうからからか?」と呟かれてたけど
甲斐さんお気に入りの「いただきマスカレード 庄野真代」もなく(笑)
甲斐家で人気らしい(笑)坂口健太郎さんに
そこまでの思い入れのない我が家では
川口春菜さん演じる和倉弁護士が、ギャーギャー騒いでる感がパないです(苦笑)

その「99.9」を制作したTBSは
安定の「東芝日曜劇場」枠(笑)に、日本版「グッドワイフ」を投入
フジの「SUIT」に続き、大ヒット海外ドラマのリメイク
加えて、主演の常盤貴子さんは、同局のヒットドラマ
「ビューティフルライフ」以来の連ドラ出演とあって、前評判は上々

甲斐さんもオリジナルを絶賛なさっていたし
奥さんは、吉田鋼太郎さんと滝藤賢一さんが出演されると知って
「ぴったんこカンカン」などの「番宣」もしっかりチェック(笑)

吉田さんと小泉孝太郎さんが「Wコータロー(笑)」として
常盤さん、滝藤さんのお待ちになっているお店でハシゴ酒という企画は
朝10時半にスタートし(笑)吉田さん公認の物まね芸人・神無月さんも乱入(笑)

滝藤さんは、その収録の後のお仕事に備えて
かつてのアルバイト先のお寿司屋さんで、ガッツリ「お食事」なさったり(笑)
吉田さんと神無月さんには、同じスタイリストさんが付かれているらしく
収録当日のファッションは全く同じで
ロケ中に吉田さんと入れ替わったら、常盤さんは気づかれるのか?と実験したり…(笑)

その常盤さんのご主人が、奥さんが観に行った吉田さんの舞台
「ツインズ」の演出家・長塚圭史さんでいらっしゃるとの話から
そのレポでも触れましたが、いつか吉田さん主演の「ラブストーリー」を
長塚さんに書いて欲しいとお願いなさったことや

ご自宅がご近所なので「常盤さんの手料理を食べてみたい」
…と、おっしゃったことを明かされると
常盤さんは、ご主人とお出かけになった際に
「ここは、吉田さんの行きつけの店だよ」と教えて下さるものの
「だから、余所の店にしよう」と避けておられることを暴露(笑)

奥さんは、長塚さんが「僕は鋼太郎さんの役を書く時
一般的には見られない何か異常な飛躍をさせたくなる
いつも早川義夫の歌が頭の中に流れてくるんです
サルビアの花とかね」と話されていたので
この「ラブストーリー」を楽しみにしていたんだけど
どうやら実現は難しいみたいですねぇ…(苦笑)

ともあれ、ハシゴ酒の最後は、小泉家御用達の中華料理屋さんで
小泉元首相のキープボトルで乾杯(笑)
酒豪と呼ばれていらっしゃるお二人ですが
さすがにバテ気味の吉田さんに比べ、全くご様子の変わらない小泉さん
下戸の我が家に言わせれば…「お金と時間をかけて
これだけ飲んでも酔えないなんて、いったい何が楽しいんだろう?(笑)」

それはともかく…「SUIT」と同様に
オリジナルのファンの方には、何かしら違和感がおありかも知れませんが
初回の武田鉄矢さんを始め、橋爪功さんや江口のりこさんなど
各回のゲストの顔ぶれも楽しみだし
誰が味方で誰が敵なのか?と
小泉さんや唐沢寿明さんのふとした表情を勘ぐりまくりの我が家(笑)
「弁護士もの」は、TBSが1歩リードかな?(笑)
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平成最後の冬ドラ1

2019-01-26 18:54:00 | 日記
実は隠れた「ドラマ評論家」でいらした(笑)甲斐さんも
最近はあまり多くはご覧になっていないみたいですが
新聞の「平成最後の〇〇」特集(笑)で
ドラマについても取り上げられていましたので、ざっとご紹介しますと…

まず、平成30年間を10年ごとに区切り
その10年間の民放ドラマ最高視聴率ベスト10がそれぞれ掲載されていて
1989~98年の1位は「ひとつ屋根の下(37.8%)」で、僅差の2位が「家なき子」
「101回目のプロポーズ」と「ロングバケーション」が同率3位…と
ドラマのタイトルだけで、その主題歌が聞こえて来るってスゴくね?(笑)

ちなみに、7位に「渡鬼」8位に「水戸黄門」というご長寿ドラマが食い込み
同率8位に「ずっとあなたが好きだった」と
「ひとつ屋根の下2」がランクインしていて
改めて【サボテンの花】は、息の長いヒット曲だったんだなあと…

1999~2008年は、1位が「ビューティフルライフ(41.3%)」
2位の「北の国から2002遺言」はさておき
3位「HERO」8位「古畑任三郎 vs SMAP」
10位「ドラマスペシャルHERO」と木村拓哉さんが席巻!

更に、この10年間も、5位に「やまとなでしこ」9位に「白い巨塔」と
フジテレビのドラマ黄金時代でしたが
2009~2018年になると、1位「半沢直樹(42.2%)」
2位「家政婦のミタ(40.0%)」
3位、4位、8位に「ドクターX」
6位、8位に「JIN‐仁‐」といった他局の巻き返しがすさまじく
フジは、5位の「HERO(14年)」のみ…

NHKに関しては、平成の朝ドラ1位が「おんなは度胸(38.5%)」
大河ドラマは「春日局(32.4%)」で
あれだけ話題になった「あまちゃん」も「龍馬伝」も5位以内に見当たらないのは

それまでの「良くも悪くもNHKらしい」頃にはなかったSNSによる
リアルタイムの反応が、目に見える形で「ブーム」を作り
それをマスコミが大々的に取り上げたことで深く印象に残ったからじゃないかと…?

ともあれ、もう1つの柱は「ドクターX」の生みの親でいらっしゃる
内山聖子プロデューサーと脚本家の中園ミホさんの対談で
「『ドクターX』はなぜ支持されたか?」との質問に

中園さんが、非正規雇用の方々に取材をなさって
「ハケンの品格」をお書きになったのがきっかけで
「派遣の皆さんが元気になるもの」を企画されるようになり
「その中でもエンターテイメント性が強いものが『ドクターX』です」と話されると

内山さんは「『スキルさえあれば、思っていることをハッキリ言える』
…と示した大門未知子が痛快だったんだと思います
その裏には相当の努力があることも想像できる
私もこうなりたいと思う女性が増えたのかも知れないですね」と分析

「最近は恋愛ドラマが少なく『刑事ドラマ』や『お仕事ドラマ』が多い」ことについて
中園さんは「当時はまだ、シンデレラストーリーのような夢を持てた
今の若い人は、10万円あったら洋服ではなく保険とか投資にまわすでしょう
それだけ社会が厳しいんだと思う
今は『お仕事ドラマ』(の企画)が通りやすい時代」と答えておられます

確かに、今クールの連ドラも「刑事(警察)もの」と「お仕事ドラマ」が多く
年明け早々から「相棒SP」や「下町ロケットSP」が…(笑)
イヤ「相棒」に関しては、今年に限ったことじゃないけど

「下町ロケットSP」は、年末の本編「最終回」から引っ張った形で
「続編ありき」だったぶん「最終回」のラストが今イチ…というか
「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」みたいな感じ…(苦笑)

「相棒SP」は、去年から続いていた
「日頃のご愛顧に感謝サービス」の延長か?「神戸ソン(笑)」さんが登場(笑)
青木くんが古巣へ戻って、元通りの安定ぶり

「刑事ゼロ」は、沢村一樹さん演じる主人公・時矢刑事が
記憶を失ったことを隠したまま、次々と事件を解決
…って、ちょっと苦しい設定ですが(苦笑)
同僚刑事役の寺島進さんと、時矢刑事のおじさんで
町医者役の武田鉄矢さんのキャラが立っていて
仕事が終わって疲れて帰宅しても、ゆる~く眺められそうです(笑)

まあ、そういう意味では「メゾン・ド・ポリス」も「特命係」並みに…
イヤ、いくら元警察関係者とはいえ、今は「一般人」が捜査するなぞ
「ない!ない!」ってシチュエーションだけど(笑)
ヒロインの高畑充希さんの過去が絡んでいるような気配もあり

それに何と言っても「元警察関係者」の皆さんの顔ぶれがスゴイ♪
バイプレイヤー好きの奥さんは「コヒさんもイイけど
近藤正臣さんは相変わらずカッコいいし
野口五郎さんは『ケイゾク』以来の連ドラ出演だし…(笑)」と
今、10~20代女性にモテモテの「おじ様」西島秀俊さんは目に入らないらしい(笑)

役の上でも?クセが強い(笑)ベテラン俳優の皆さんに囲まれ
堂々たる演技を披露なさってるって、やはり高畑さんはタダ者ではないですね
「過保護のカホコ」は民放連盟賞に輝いたし
某CMで歌われた【紅】はド迫力だったし(笑)

甲斐さんご贔屓の岡田恵和さん脚本の「68歳の新入社員」では
草刈正雄さんとナイス「バディ」を組まれていたし(笑)
「忘却のサチコ」では「鉄の女」が
食事の時に垣間見せる可愛さにギャップ萌え(笑)

奥さんは、高畑さんが「ぴったんこカンカン」に出演された際
石原良純さんが、高畑さんを有村架純さんと勘違いなさった(苦笑)にも関わらず
笑顔でさらりと流されたので、すっかり忘れて見ていたら

高田純次さんが「〇〇で(高畑さんを)見かけたことがある」とおっしゃった途端
「えっ!?有村架純じゃなくて?(笑)」と返されたらしく(笑)
一気に大ファンになったんだとか…(笑)
プライベートでも「おじ様」の扱いがお上手なのかも?(笑)
コメント
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