クィーンと甲斐バンドの共通点は
女性ファンが興奮のあまり、続々と失神したことだけじゃアリマセン(笑)
例えば、この映画の鑑賞方法にしても「応援上映」を採用する回では
観客が場面に合わせ、手拍子足拍子で、歌って叫んでOKらしい(笑)
その昔、フランク・シナトラの映画では
シナトラが歌い出すと、場内が総立ちになって
口笛を吹いたり、踊り出したりしたそうだし
以前にも触れましたが、高倉健さんの映画では
場内から「よっ!健さん!」「待ってました!」といった
かけ声が飛びかったり、拍手が起こったり…と
「上映中はお静かに…」に忠実な日本人が思わず声を発し
周囲の観客もそれを咎めることもなく、映画を楽しんでいた時代があったし
甲斐バンドの解散ツアーを収めたフィルムが公開された際に
観客が、冒頭から総立ちで、歌い、踊り、拳を突き上げて鑑賞したのも
当然の成り行きだったんでしょうね?(笑)
ただ、こういった自然発火のリアクションと
「どうぞ、応援して下さい」っていう
いわば「お墨付き」を頂いて反応するのは、ちょっと違うような気が…(苦笑)
まあ、ボクはたぶん手拍子するのが精一杯だけど(苦笑)
奥さんは、応援上映の回じゃないのに
気がついたら、拳を握りしめて足踏みしていたんだとか…(笑)
それはさておき…クィーンは、アルバムを作る際に
メンバーの誰が持ち込んだ曲やアイデアであっても
メンバー全員の色を加えて「クィーンの曲」にする
…という手法を採っていたそうですが
これは「『作詞作曲は甲斐よしひろ』でも『アレンジは甲斐バンド』だから」
…という甲斐さんの言葉に通じるものがありますよね?
クィーンも途中から「作詞作曲クィーン」にしたみたいだし…
でも、そのスタイルが、思いもよらぬ化学反応を起こすこともあれば
お互い競争意識から、ぶつかり合うことも少なくなかったようで
ブライアンとロジャーが、それぞれの作品の歌詞について
貶し合い、罵り合っているシーンがあったんですが
その時に、普段物静かなジョンが「そんなこと言い争っている間に
もっと良い詞が書けそうなもんだ」と一言(笑)
ブライアンによれば、ジョンは何でも一言で解決する「レフェリー役」らしい(笑)
このシーンが、我が家で大ウケしたのは
ドラマ「カルテット」のテレビ本の中に…
弦楽四重奏では、華やかな第一バイオリン、まとめ役の第二バイオリン
ベースの役目を果たすチェロ、ちょっと屈折しているヴィオラ(笑)
…という関係性のせいかどうか?
チェリストの方は、何か問題が起こった場合に
一歩引いた所から、全体を見る感じの意見をおっしゃったり
あるいは「我関せず」と席を外されたりする方が多い(笑)
…といったことが記されていたからです(笑)
更に、奥さんは、甲斐バンドにしろ、ビルボードにしろ、愛ろくにしろ
ボーカルの方(笑)とリードギタリストの方が
前へ前へと出て行かれ、観客を煽っておられるのを
後ろから、穏やかに微笑みながら見つめつつも
クールに演奏なさっているベースの方を思い浮かべたみたいで
どうやら、この一歩引いた「スタンス」を取りながら
「実は、グルーヴを生み出してるんだぜ」っていう
「縁の下の力持ち」「影の黒幕(笑)」的な感じが
「ベースマン好き」の理由らしい(笑)
アイデアといえば…【ウィ・ウィル・ロック・ユー】が誕生するシーンで
ミーティングに遅刻して来たフレディが
先にミーティングを始めていたブライアンに文句を言っていたはずが
ブライアンから「ドン、ドン、パン(笑)」の説明を聴くや否や
手のひら返しの上機嫌で(笑)大コーフンの様子を観て
初めて【25時の追跡】をお聴きになった時の甲斐さんって
「こんな感じだったのかなあ?」と想像したり(笑)
フレディが【ボヘアン・ラプソディー】のコーラス録りで
「もっと(キーを)高く!」「高く!」「高く!」とダメ出しを繰り返し
テープは擦りきれそうだわ、メンバーは酸欠で倒れそうだわ状態でも
イメージ通りに納得がいく声が録れるまで妥協しない姿勢に
甲斐さんが【破れたハートを売り物に】にこだわられたことや
【悪いうわさ】のレコーディングで
指を切り血を流しながらプレイなさった大森さんが重なったんだとか…
更に、BBCの人気番組にピンチヒッターで出演することになった時
本番はレコードを流し、演奏はアテ振り、歌は口パクというやり方に反発し
それ以降、曲をリリースする際には、PVも撮影することにしたようで
当時のテレビ局と相性が悪かったトコも似ているんだなあと…(笑)
そうそう!来日したクィーンの警備を担当された
東京パトロールの伊丹久夫さんによれば
それまで来日公演を行った他の有名ミュージシャンとは全く違い
クィーンのメンバーは、時間に正確で
主催者側の関係者やレコード会社の方々との顔合わせ等にも
誰一人欠けることなく出席したらしく
「ある意味、恐ろしいこと(笑)」と伊丹さん(笑)
誰それが寝坊した…とか、誰それが顔合わせなんて出たくないとゴネてる…とか
そうしたトラブルは「あって当たり前」と認識なさっていた方にすれば
確かに「恐ろしいこと」かも知れませんが(笑)
クィーンは、メンバー同士の仲が良く
どこへ行くのにも4人一緒だったみたいで
高円寺時代の甲斐バンドを彷彿させるエピソードに奥さん萌え~♪(笑)
「リーダー」が誰だかハッキリしていない(笑)ことも含め
この連帯感というか結束力が、あの素晴らしいコーラスを生んだのかも知れませんね
余談ですが…もう1点、我が家がツボったのが、フレディの飼い猫(笑)
愛らしい姿が映るたび、セリフが入って来なくて困りました(笑)
フレディは、来日してホテルに着くなり
「アンティークの招き猫が欲しい」と言ったくらい
猫と買い物が好きだったようで(笑)
親交の深かった渡辺美佐さんの西武百貨店だけで800万円
日本滞在中に総額3千万円もの買い物をしたらしい(笑)
女性ファンが興奮のあまり、続々と失神したことだけじゃアリマセン(笑)
例えば、この映画の鑑賞方法にしても「応援上映」を採用する回では
観客が場面に合わせ、手拍子足拍子で、歌って叫んでOKらしい(笑)
その昔、フランク・シナトラの映画では
シナトラが歌い出すと、場内が総立ちになって
口笛を吹いたり、踊り出したりしたそうだし
以前にも触れましたが、高倉健さんの映画では
場内から「よっ!健さん!」「待ってました!」といった
かけ声が飛びかったり、拍手が起こったり…と
「上映中はお静かに…」に忠実な日本人が思わず声を発し
周囲の観客もそれを咎めることもなく、映画を楽しんでいた時代があったし
甲斐バンドの解散ツアーを収めたフィルムが公開された際に
観客が、冒頭から総立ちで、歌い、踊り、拳を突き上げて鑑賞したのも
当然の成り行きだったんでしょうね?(笑)
ただ、こういった自然発火のリアクションと
「どうぞ、応援して下さい」っていう
いわば「お墨付き」を頂いて反応するのは、ちょっと違うような気が…(苦笑)
まあ、ボクはたぶん手拍子するのが精一杯だけど(苦笑)
奥さんは、応援上映の回じゃないのに
気がついたら、拳を握りしめて足踏みしていたんだとか…(笑)
それはさておき…クィーンは、アルバムを作る際に
メンバーの誰が持ち込んだ曲やアイデアであっても
メンバー全員の色を加えて「クィーンの曲」にする
…という手法を採っていたそうですが
これは「『作詞作曲は甲斐よしひろ』でも『アレンジは甲斐バンド』だから」
…という甲斐さんの言葉に通じるものがありますよね?
クィーンも途中から「作詞作曲クィーン」にしたみたいだし…
でも、そのスタイルが、思いもよらぬ化学反応を起こすこともあれば
お互い競争意識から、ぶつかり合うことも少なくなかったようで
ブライアンとロジャーが、それぞれの作品の歌詞について
貶し合い、罵り合っているシーンがあったんですが
その時に、普段物静かなジョンが「そんなこと言い争っている間に
もっと良い詞が書けそうなもんだ」と一言(笑)
ブライアンによれば、ジョンは何でも一言で解決する「レフェリー役」らしい(笑)
このシーンが、我が家で大ウケしたのは
ドラマ「カルテット」のテレビ本の中に…
弦楽四重奏では、華やかな第一バイオリン、まとめ役の第二バイオリン
ベースの役目を果たすチェロ、ちょっと屈折しているヴィオラ(笑)
…という関係性のせいかどうか?
チェリストの方は、何か問題が起こった場合に
一歩引いた所から、全体を見る感じの意見をおっしゃったり
あるいは「我関せず」と席を外されたりする方が多い(笑)
…といったことが記されていたからです(笑)
更に、奥さんは、甲斐バンドにしろ、ビルボードにしろ、愛ろくにしろ
ボーカルの方(笑)とリードギタリストの方が
前へ前へと出て行かれ、観客を煽っておられるのを
後ろから、穏やかに微笑みながら見つめつつも
クールに演奏なさっているベースの方を思い浮かべたみたいで
どうやら、この一歩引いた「スタンス」を取りながら
「実は、グルーヴを生み出してるんだぜ」っていう
「縁の下の力持ち」「影の黒幕(笑)」的な感じが
「ベースマン好き」の理由らしい(笑)
アイデアといえば…【ウィ・ウィル・ロック・ユー】が誕生するシーンで
ミーティングに遅刻して来たフレディが
先にミーティングを始めていたブライアンに文句を言っていたはずが
ブライアンから「ドン、ドン、パン(笑)」の説明を聴くや否や
手のひら返しの上機嫌で(笑)大コーフンの様子を観て
初めて【25時の追跡】をお聴きになった時の甲斐さんって
「こんな感じだったのかなあ?」と想像したり(笑)
フレディが【ボヘアン・ラプソディー】のコーラス録りで
「もっと(キーを)高く!」「高く!」「高く!」とダメ出しを繰り返し
テープは擦りきれそうだわ、メンバーは酸欠で倒れそうだわ状態でも
イメージ通りに納得がいく声が録れるまで妥協しない姿勢に
甲斐さんが【破れたハートを売り物に】にこだわられたことや
【悪いうわさ】のレコーディングで
指を切り血を流しながらプレイなさった大森さんが重なったんだとか…
更に、BBCの人気番組にピンチヒッターで出演することになった時
本番はレコードを流し、演奏はアテ振り、歌は口パクというやり方に反発し
それ以降、曲をリリースする際には、PVも撮影することにしたようで
当時のテレビ局と相性が悪かったトコも似ているんだなあと…(笑)
そうそう!来日したクィーンの警備を担当された
東京パトロールの伊丹久夫さんによれば
それまで来日公演を行った他の有名ミュージシャンとは全く違い
クィーンのメンバーは、時間に正確で
主催者側の関係者やレコード会社の方々との顔合わせ等にも
誰一人欠けることなく出席したらしく
「ある意味、恐ろしいこと(笑)」と伊丹さん(笑)
誰それが寝坊した…とか、誰それが顔合わせなんて出たくないとゴネてる…とか
そうしたトラブルは「あって当たり前」と認識なさっていた方にすれば
確かに「恐ろしいこと」かも知れませんが(笑)
クィーンは、メンバー同士の仲が良く
どこへ行くのにも4人一緒だったみたいで
高円寺時代の甲斐バンドを彷彿させるエピソードに奥さん萌え~♪(笑)
「リーダー」が誰だかハッキリしていない(笑)ことも含め
この連帯感というか結束力が、あの素晴らしいコーラスを生んだのかも知れませんね
余談ですが…もう1点、我が家がツボったのが、フレディの飼い猫(笑)
愛らしい姿が映るたび、セリフが入って来なくて困りました(笑)
フレディは、来日してホテルに着くなり
「アンティークの招き猫が欲しい」と言ったくらい
猫と買い物が好きだったようで(笑)
親交の深かった渡辺美佐さんの西武百貨店だけで800万円
日本滞在中に総額3千万円もの買い物をしたらしい(笑)