ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

2021年の冬ドラ6

2021-01-31 19:17:00 | 日記
さて、甲斐さんが推しておられる北村有起哉さん演じるプロデューサーは
生田斗真さん演じる売れない脚本家・吉丸に新しい連ドラに関してムチャぶりする一方で
アシスタントプロデューサーに「あいつ1人で書ける訳ないだろ!
今の内に2番手3番手、用意しとけ!ド新人でもいいよ
そこら辺のヤツ捕まえて来い!」と指示を出していて(汗)

それに捕まったのが、シナリオコンクールで最優秀賞を獲った大学3年生、21歳の如月翔くん
「第2話から彼に入って貰うから」…って、いきなり告げられた吉丸にしてみれば
「1人で連ドラはムリ!と思いつつも、断る選択肢はなかった
書かせて欲しいと思った」からこそ、ツルツル頭の男の幻覚に悩まされながら(苦笑)
期待に応えようと、ナンとかストーリーを捻り出し
この大きな仕事に向き合おうとしていた矢先に「えっ!?」って感じじゃないかと…(汗)

でも、帰宅して、その旨を妻(吉瀬美智子さん)に伝えると
「先発、任されて、マウンドに立ったのに、1回の表も終わらない内に
ブルペン見たらリリーフピッチャーが投げ込みやってました…って感じ?
そりゃ、ザワザワしちゃうよね…
でも、監督の立場からしたら、そりゃリリーフピッチャー用意しとくでしょ?
厳しい試合になりそうなら当然…でも、これは、圭ちゃんのドラマだよ

主人公は『神宮寺尊』って名前で、女子校の先生が財閥の御曹司で、敵キャラは『勅使河原』?
これ、ぜ~んぶ圭ちゃんが考えた設定だよ!小説だってそうだよ
初期設定、考えるのが一番大変なんだから!これは、圭ちゃんのドラマ!
余計なこと考えないで書く!とにかく先に進む!」と言われ、モヤモヤはスッキリ

ただ、打合せで「学園モノ」に書き直したストーリーを見せると
「予想してたより全然面白いっすよ」「私も良いと思います」と概ね好評だった一方で
中盤の展開…勅使河原による御曹司教師への嫌がらせのシーン…が地味だとか
オープニングも「この主人公は、ただの教師じゃない」と思わせるような始まり方にしろとか
ダメ出しされた挙げ句、主演の俳優・八神(岡田将生さん)が
「B型の血しか吸わない吸血鬼」という設定にしろと言っていると告げられ…(汗)

…って、さすがに、今からそのエピソードを第1話に盛り込むのはムリとの判断で
第2話で明らかにすることになったものの、その第2話を書くのは如月くんな訳で
「イメージ出来たらすぐ書けちゃう」如月くんは、たった1日で第2話を書き上げて来て
「これ、第1話より先に出来ちゃうかも?君は天才だよ!」と大喜びのプロデューサー(笑)

もっとも「神宮寺はB型の血液しか吸わないって言ったよね?これ、片っ端から吸ってる」(笑)
「血液型、確認しないで吸ってます」という点については指摘し
「その設定がよく判らないんですけど…ナンでB型だけなんですか?」
…という、如月くんのごもっともな質問に「イヤ、俺も判んないよ
でも、主演俳優の要望だからさ」と答えていたんですが

台本を読んだ八神から「やっぱ、1話から吸血鬼出した方が良いんじゃない?」と言われ
「イヤイヤ、イヤイヤ、2話からで良いって、八神くん言ったじゃない
それに、これ以上、尺延ばしたら1時間で収まらないよ」と説得を試みていて
なんでもかんでも「ご無理ごもっとも」と言いなりになっている訳じゃないらしい

が…「でも、お客さんは知っちゃってる訳でしょ?番宣とかネットニュースとかで
俺が女子校のイケメン教師で、実は財閥の御曹司で、実は吸血鬼だって紹介される訳じゃん
放送前から、みんな知っちゃってるよね?
それ期待して、この1話見せられたら、ナンだよ!吸血鬼出て来ねぇじゃん!って、なっちゃうよ
次の回からお客さん逃げちゃうよ?俺の言ってること間違ってる?」
と、更に説得力ある言葉を返されて、ぐうの音も出ず…(笑)

…で、吉丸に対しては「イイ感じで直ってると思うよ
オープニングで、神宮寺が乗って来るママチャリが、実は300万っていうのは財閥っぽいよ
神宮寺が裏金とコネで教員資格を取ったって
勅使河原が騒ぎ立てるのも、財閥あるあるだよな」と手直しした脚本を褒め
「これ、もうほとんど決定稿だな!とりあえず準備稿にして
スタジオセット、ロケハン、衣装合わせ、音楽もろもろ決めて行こう!」とGOサインを出したあと

「あっ!ただね、吉丸くん、デカイ直しが1つあんだよ」と切り出す辺り
やっぱり、吉丸にとっては「鬼」じゃないかと…?(苦笑)
もっとも、吉丸自身が「小説家」と「脚本家」の違いについて
「小説は、想像力で自由に書けるんでしょうけど
脚本は、予算とか、スケジュールとか、俳優は誰とか色んな条件があって、好きに書ける訳じゃない
プロデューサーがムチャ言って来たり、俳優がワガママ言って来たり…」と話すシーンがあり

また、このドラマの脚本家の福田靖さんも
「脚本って、どちらかというと設計図みたいなもの
『これは、テレビですか?映画ですか?何時間ですか?連ドラですか?』
…っていう条件をまず聞かないと書けない
最初から自分のワールドを作っているとは思わないですね」とおっしゃっていて
こうした変更や直しは日常茶飯事なんだなあと…(汗)

ともあれ…その鬼からデカイ直し…しかも「今日中に」…を指示された吉丸が
「えっ!?じゃあ、あの…1話の中で神宮寺が吸血鬼だって判らせるんですか?
えっ!?どういう流れで?えっ!?どこにそんなシーンを?」とパニクると
「えっ!?それを考えないのが脚本家だろ!」と丸投げされたものの

プロデューサーとアシスタントプロデューサーが
「とりあえず、これでどんどん進めちゃって!
すぐに撮影に入れるようにしておこう」とか
「他の俳優にはナンて言うんですか?決定稿が変わるかも知れない?って言っていいんですか?」とか
「そんなハッキリ言っちゃダメだろうが!」などと話している内に
「じゃあ、こういうのはどうですか?」と何か思いついた様子

吉丸が「ラストで、神宮寺の部屋を見せるんです。金持ちのスゴイ部屋…
テレビが『献血バスから血液パックが盗まれた』って、ニュース流してて
それ見ながら、神宮寺がストローで吸ってるんです
『B型』って書かれたパックの血液を…ダメですか?」と言うと

しばし沈黙の時間があり「悪くない」「イヤイヤ、全然イイですよ!」「面白いです!」とか
「10秒くらいで表現できるもんな!それで行こう!」
「もう、ここで書いちゃって下さい!手書きでいいから!」とか
「それで決定稿入れます?」「入れちゃって!入れちゃって!コーヒーも入れちゃって!」
と、にわかに吉丸を大先生扱い(笑)

前クールの「共演NG」に続き、ドラマ制作の裏側が垣間見えて、ちょっと得した気分(笑)
ただ、主人公が「脚本家」ということで、このドラマの中のドラマ
いわゆる「劇中劇」のストーリーを考えておられるのも福田さんなんだと思うと
30分番組とはいっても、1時間分のご苦労がおありなんじゃないかと…?(汗)
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2021年の冬ドラ5

2021-01-30 14:56:00 | 日記
kainatsuさんのリストには入ってませんでしたが
「天国と地獄」「俺の家の話」に並ぶ我が家のお気に入りは「書けないッ!?」
「俺の話は長い」で、我が家を虜にした(笑)生田斗真さん主演の30分ドラマで
脚本は、甲斐さんが熱く語っておられた「龍馬伝」と「まんぷく」
それに「HERO」シリーズでお馴染みの福田靖さん

幼い頃からテレビが大好きで、業界で働きたいと思いつつも、その夢は叶わず
不動産会社に勤めていた主人公・吉丸圭佑(生田さん)
シングルマザーだった奈美(吉瀬美智子さん)が客として訪れ一目惚れ
結婚して、2人の第一子を妊娠中に、妻が書いた小説が文芸大賞新人賞を獲得
2作目、3作目も大ヒットし、一躍人気売れっ子作家になったことに刺激され

会社に勤めながら、シナリオを書いてはコンクールに応募していたところ
32歳の時に初めて佳作に入選し、それをきっかけに脱サラ
脚本家としてスタートしたものの、以来5年…
彼が書いたシナリオは、メインの脚本家が行き詰まった際に
「ピンチヒッター」で呼ばれて書いた「警視総監マリコ」の第6話の他に数本
…って、これは、このドラマが、シーズン8まで続いたおかげらしく(苦笑)

あとは、深夜枠の「ギャル谷ギャル男」が2本くらいと
2時間ドラマの「占い探偵・茶柱たつ子」のみで
都内の4LDKに住めるほど収入がある、忙しい妻の代わりに家事を引き受け
「たま~に脚本も書く専業主夫」状態…本人もその状態に慣れ切っていた頃

ある日突然、東西テレビから、ゴールデンタイムの連ドラの脚本を依頼され
ナゼ、そんな大きな仕事が自分に…?と半信半疑で話を聴くと
人気のイケメン俳優や、大御所俳優のスケジュールを押さえ
キャストこそ、ゴールデンに相応しいメンバーが揃っているものの
メインだった脚本家が、ゴルフ中に腰骨を骨折

「大丈夫!構想は出来ている」などと言っていたのに、実は何も考えていなかったことが判明し
本来なら、4月からのオンエアに向けて、第4話くらいまで書けていないといけない時期なのに
クランクインが迫る中、まだ、ドラマの企画もタイトルすらも決まっていない状況…(汗)

名だたる脚本家たちは皆、他に仕事を抱えているか
あるいは、あまりの時間のなさに尻込みするばかりで
手が空いているのは吉丸だけ…という身も蓋もない理由を明かされた上に

社内での立場は崖っぷちで無責任なプロデューサー(北村有起哉さん)
意気込みだけで実力が伴っていない感じの新米監督(小池徹平さん)
有能みたいだけど、やる気のなさそうなアシスタント・プロデューサー(長井短さん)
…といった3人に「第1話を1週間で上げて貰いたい」とムチャぶりされ

「やっぱり、こういうことか…事故物件じゃん
…っていうか、ピンチヒッターが、今まで単発ドラマしかやったことがない僕に連ドラなんて…
しかも、時間もないのに、ゼロからストーリー考えるなんて…」と心の中でボヤいている内に

監督が「男くさくて、女が1人も出て来ない
『ダーティハリー』みたいな刑事ドラマは?」と言い出し
「それ、アリ!アリ!ありおりはべりいまそがり!」と軽く乗っかるプロデューサー(笑)から
「明日までにストーリー案、考えて!当たってバズればいいから!」と一方的に通告され(苦笑)

フツーなら半年…イヤ、1年くらい前から準備を始めるはずの連ドラをゼロから生み出し
そのストーリー案を提出するまで、13時間しかないのに
「ダーティハリー」は、昔テレビで観たことあるものの内容を全く覚えていないと気づき
配信でやってないか?と調べようとして「悠長に映画観てるヒマないだろ!」と吉丸(苦笑)

翌朝の打合せで「『出来ませんでした』じゃ僕は終わる!脚本家として終わる!」とか
「そんなに簡単に書けたら、僕はとっくに売れっ子になってる!」と焦り混乱しつつ
「落ち着け!まず、主人公の名前を考えよう」と前向きに考え始めた途端
「あ、木下マリアが出るって言ってたな…えっ!?どーすんの?判んな~い!」(汗)

そして…主人公は当然アウトローだから、平気でムチャをする非常識なヤツだ
どんなムチャをする?僕が主人公なら…僕はどんなムチャしたことある?
会社員を辞めて脚本家になったこと?イヤイヤ、そんなことじゃない

燃えるゴミの日に、燃えないゴミを出して回収されなかった
白Tを色物と一緒に洗って、まだらに染めた
シュウマイを具にして餃子を作った…
って、一番最初に思いついたことが、一番ムチャなような気がしますが…(笑)

ともあれ…そんなことを考えながら、夜中に外を歩き回っていると
ツルツル頭の男が、ロボコップみたいな刑事に、いきなり拳銃で撃ち殺される幻覚?を見て
「見えた!ドラマが見えた!書ける!書けるぞ!神が降りて来た!」
…と書き上げたストーリー案「刑事ウルフ」を提出すると

「これはないな」とプロデューサー(汗)
しかも、主演のスター俳優(岡田将生さん)である「八神くんが刑事ドラマ、イヤなんだって!
女性活躍社会に相応しいドラマがいいって…もちろん、自分が一番活躍するんだけどね
沢山の女性たちを生き生きと描いて欲しい…要するに、女の子たちに囲まれたいんだよ」
…と、あっさり路線を変更したことを告げると

監督が「学園モノ…女子校のイケメン教師とか…」と思いつきを口にし
またもや「アリ!アリ!ありおりはべり!明日までにストーリー考えて!」とムチャぶり(汗)
「この人たちは鬼だ…」と思いつつ、あと16時間で「学園モノ」を書く羽目に…(汗)

妻の小説に「女子高生の話」があったと思い出し、妻から本を借りたものの
「悠長に本を読んでるヒマはないんだよ!
でも、何かヒントになるものがないと…」とか
「いけない!じっくり読むとパクってしまいそうだ
「ダメだ!流し読みすると入って来ない!」とか

女子校のイケメン教師に、直接会いに行って
「どんなオイシイ思いをしてるのか?どんな葛藤があるのか?」話を聴こうとして
「どこ行くんだよ!そんなヤツ知らないし…」
って感じで、時間だけがムダに過ぎてしまい…(苦笑)
それでも「イケメン教師には、実は秘密がある…王子様?あり得ねぇ!待てよ!見えた!」
…ということで、ナンとか捻り出したのは「財閥の御曹司」

打合せでは「なかったっけ?こういう設定…」と言いながら
「このストーリーで進めよう」と、ようやくGOサインが出て、ホッとしたのも束の間
「2日でホンにして!」「登場人物表も欲しいです」と告げられ「鬼だ…」AGAIN(苦笑)

このドラマのレビューをお書きになったライターの方が
「他人の不幸は蜜の味なのか…『書けないッ』と悶々とする圭佑にニヤニヤしてしまった」
…と記されていたんですが、ボクは、こんなゆるゆるのブログを書くことさえ
時に…イヤ、往々にして、思ったように「書けない」と悩むことがあるんだから(苦笑)
プロの文筆家の方々の苦しみはいかばかりかと…(汗)

ちなみに…このドラマの脚本家でいらっしゃる福田さんは
「30代半ばまで、アルバイトをしながら劇団をやっていて
たまたま、芝居を見に来たプロデューサーに声をかけられたのが始まりでした
デビューしても5年くらいは、結構のんきだったんです

そこに突然『HERO』を書くことになりました
僕は、1話で終わると思っていたんですよ。そしたら『次も次も』って言われて
そこからは怒涛の、訳が判らない数ヶ月間でした
当時の僕も圭佑と同じで『求められているから応えなきゃ』と必死でした」…と話され

「ツルツル頭の男」の幻覚は「作り話」でも
「書けなくて、夜中に外に出たり、真夜中のファミレスをうろつき回ったりするのは
普通にありましたね」と振り返っていらして
フィクションと思いながら観ていても、リアルさを感じるのは
やはり、ご自身の実体験をベースになさっているからなんだなあとナットク致しました
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2021年の冬ドラ4

2021-01-28 14:27:00 | 日記
「事件モノ」は、ちょっと休憩して「ラブコメ」部門へ…
「ラブコメ」と言えば「恋つづ」「恋つづ」と言えば「火10」
前クールの「恋あた」は「恋つづ」の二番煎じって感じでしたが(失礼!)
ナンと!今回の「火10」に、まさかの「勇者」再登板!?(笑)

「二匹目のドジョウ」どころか、三匹目狙いなのか?
今秋期の「朝ドラ」ヒロインに決定など、確かに萌音ちゃん、キてるけど
一周回って…と言うには、スパンが短すぎでしょ(笑)

…って、先日読んだ、姉妹で活躍なさっている女優さんあるあるという記事に
最初は「妹」がブレークし、あとから「姉」が逆転する…といったことが書かれていて
上白石姉妹や、石田ゆり子・ひかりさん姉妹
広瀬アリス・すずさん姉妹のお名前が挙がっていたんですが
原田知世さんとか荻野目ちゃんとか、ビミョーなお姉様方もいらっしゃいますよねぇ?(失礼!)

ともあれ…今回のお相手は「ドSの魔王」ならぬ「捨てられた仔犬(笑)」こと玉森裕太さん
一部の甲斐よしひろファンの方々から「若い頃の甲斐さんに似てる」と評されているそうだけど
奥さんは「似てるかなあ…?」と首を傾げ、SP藤原竜也さんに軍配を上げておりました(笑)

「恋つづ」では、看護師として成長する勇者の姿も描かれていたものの
基本的には「この病院、ヒマなの?(笑)」ってくらい
イチャコラシーンが盛りだくさんだったのが(笑)

今回の「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」は、その名の通り
菜々緒さん演じるファッション誌の「鬼編集長」と
編集部員や雑用係(上白石さん)の関係をメインにした
いわゆる「お仕事ドラマ」に、やや比重が置かれている感じ?

編集長の出社までに、コーヒーを届けなければいけないとか
実現不可能なミッションをムチャぶりされるといったシーンは
映画「プラダを着た悪魔」を彷彿とさせ…って
じゃあ、菜々緒さんは、甲斐さんが苦手でいらっしゃるメリル・ストリープ!?(笑)

そうそう!苦手と言えば「恋あた」のヒロインを務められた女優さんが
「Aスタジオ」に出られた際に、ドラマ「カルテット」の
「唐揚げレモン(笑)」のシーンについて、熱く語っておられた…という話を

高橋一生さんが「天国と地獄」のプロモーションで「Aスタジオ」に出演なさった時に知って
「樹木ちゃんの回も見るべきだったか…」と奥さん(苦笑)
あらゆる役をこなされる高橋さんの出演作の中で
「カルテット」の「家森さん」が一番好きらしいので…(笑)

ちなみに、その次にお気に入りなのは、昨年末に放送された
「岸辺露伴は動かない」の特殊能力を持つ漫画家の役みたいです(笑)
そういえば、露伴担当の女性編集者の彼氏?役は「恋あた」の浅羽社長でした(笑)

それはともかく…菜々緒さんの鬼編集長ぶりが
「スカッとジャパン」の「実はイイ人だった」という悪女役とカブったり(笑)
その菜々緒さんと玉森さんが姉弟という設定は
「恋つづ」の魔王と「酔いどれシスターズ(笑)」を連想させたり

萌音ちゃんが、玉森さんの言葉に一喜一憂したり…と、ちらほらデジャヴ感はありつつ
視聴後にある種の爽快感を感じるというか、肩が凝らないトコは
週のアタマの夜にピッタリなんじゃないかと…?(笑)

「ラブコメ」部門の2本目は「ウチの娘は、彼氏が出来ない!」
「半沢直樹」と子育て交代で(笑)菅野美穂さんが久々に主演を張られ
今をときめく浜辺美波さんとの「友だち親子」を熱演中です

…が、いくら「恋愛小説の女王」と呼ばれ、一世を風靡した小説家とはいえ
あんなに恋愛体質なお母さんって、どうなんでしょ?(苦笑)
娘がアニヲタで、恋愛に関心がないことを心配するのは、まあ判るけど
自分が率先してホレたハレたとやって来たせいで
余計に娘は恋愛から遠ざかってしまったような気が…?(苦笑)

もっとも、こちらも「ラブコメ」一辺倒ではなく「ホームドラマ」という側面があり
中村雅俊さんと沢村一樹さんの「たい焼き屋さん」は
甲斐さんのお好きな朝ドラ「ひよっこ」の甘味処を彷彿させるし

kainatsuさんが「天国と地獄」「俺の家の話」と共に
このドラマを今クールのお気に入りの1本に挙げられていたのは
ご自身も将来、お嬢さんとこんな母娘になりたいと思っておられるからかも知れませんね?
もう1本のお気に入り「監察医 朝顔」にも、幼い女の子が登場してますし…?(笑)

その「俺の家の話」は、甲斐家の「ドラマ会議(笑)」で
甲斐さんも1票を投じていらっしゃるんじゃないかと…?(笑)
甲斐さんが「愛してる」とおっしゃった(笑)長瀬智也さん主演、クドカンさん脚本と来れば
やはり甲斐さんお気に入りの「IWGP」「タイガー&ドラゴン」の最強タッグですし…(笑)

さて今回は、重要無形文化財「能楽」の保持者
人間国宝である父(西田敏行さん)が、余命1年と宣告され
長男として跡を継ぐべく、プロレスラーを引退して
実家に帰って来るトコから、物語はスタートするんですが…

4歳で初舞台を踏み「勘が良い」やら「神童」やらと呼ばれた寿一(長瀬さん)は
父から褒められたことが1度もなく、叱られる時でさえ
父は、いつも弟子(尾美としのりさん)に耳打ちして、伝えさせるだけ…(汗)

17歳で能を捨て、家を飛び出し、プロレスラーになったのも
寡黙で厳格な父が、プロレスを見ている時だけは、子供みたいに饒舌になり
唯一、親子らしい会話が持てたからで、世界チャンピオンになれば
「さすがに親父も褒めてくれる」と励んだもののプエルトリコ王座止まり…

兄弟のように育った弟子であり、宗家の養子でもある寿限無(桐谷健太さん)から
「父危篤」の知らせを受け、病院に駆けつけると
25年ぶりに再会した妹(江口のりこさん)と弟(永山絢斗さん)は
担当ヘルパー(戸田恵梨香さん)の勧めに従って、すんなり家に帰ることに…

2人と一緒に、久しぶりに実家へ戻ったものの
早速、遺産の見積りを始める2人に「心配じゃないのか?死にかけてんだぞ!」と怒るも
父が2年前に舞台で倒れた際に、さんざん泣きもし、覚悟もした2人にしてみれば
この長男は「フラッと帰って来て、自分のペースでしみじみ」する寅さんみたいな存在で(苦笑)

「週2回のデイケアだって、楽しやがってって思ってるかも知んないけど
朝、足元おぼつかない親父をバンに乗せて、俺らがどういう気持ちでいるか、判るか?」
「重たいのよ、ホント…親だと思うと、倍、重たいのよ!」という言葉に何も言い返せず…(汗)
…と、まあ、テーマはズシッと重いんだけど、そこはクドカンさん

前述の「寅さん」発言といい、2人の言葉を聞いて
たまらず実家を出て行こうと駆け出した寿一を、寿限無が慌てて追いかけようとしたら
ナゼか寿一は、まだ玄関の上がり口に座っていて
「リングシューズなんか履いてくんじゃなかった…」とポツリと呟くのへ
寿限無が「クロックス貸そうか?」と言ったりと、随所にクスクスネタを放り込まれていて(笑)

特に笑ったのは、42歳でもまだレスリングをやれる!と寿一を引き止める後輩に
長州力さんが「俺たちが勇気を振り絞るのは、シューズを履く時じゃねぇんだよ!
脱ぐ時なんだよ!察してやれよ!」と、グッと来る言葉をおかけになったのに
後輩から「ナニ言ってっか判んねぇよ!」と返されるシーン(笑)
「言葉の意味が判らない」のか?それとも、長州さんの滑舌のことなのか?…(笑)

更に…危篤状態に陥っていた父が、意識を取り戻すなり、さっさと退院し自宅療養するにあたって
これまで、世話をしてくれたヘルパー・さくらちゃんと結婚すると言い出し
「1万人の門弟の頂点に立つ宗家としての威厳と自覚を…」と反対する娘に

「ああ、そういうの…そういうのダルいっすね!
72年間、飲まない、買わない、打たないで、めっちゃ我慢して来たんだよ!
最後の1年、好き勝手ぶちまかし系で行きますんで、シクヨロ!」と西田さん(笑)
遺産も全てさくらちゃんに譲渡すると告げ
「お前たちには、ビタ一文やりまセンチュリー・ハイアット!」と見事な発音で宣言(笑)

その2人のなれ初めは?…というと
デイケアを嫌い、何度も逃亡を繰り返していた宗家に手を焼いた施設側が担当者を変更
そのさくらちゃんと会った途端、半身不随だったはずの宗家が、スックと立ち上がり
それを見ていた他のデイケア利用者たちから「立った!宗家が立った!」と拍手喝采(笑)

…という回想シーンが流れたあと「恥ずかしながら、立っちゃいました」と言う宗家に
「立っちゃったって、もう…そういう意味じゃないんですよ(笑)」とさくらちゃん
このシーンを見た我が家は、再婚なさったばかりの橋爪功さんが
「さんまのまんま」に出演された時に
さんまさんから「ナンで急に思い立って再婚されたんですか?」と訊かれて
「思い立ってというか、立っちゃったんですよね(笑)」とお答えになったことを思い出しました(笑)

それはともかく…才能があるにも関わらず、一度は家を出て行った息子が
父の跡を継ぐべく、再び家に帰って来るという設定は
落語家一家を描いた「タイガー&ドラゴン」に似ているなあと思っていたら

久しぶりに長男の顔を見た宗家が「羽衣」の一節を謳い出すと
長男が、次いで寿限無が、更には長女と次男も唱和し始めるのを見て
「急に呪いの儀式が始まったのかと…」と、うつむくさくらちゃん(笑)

それを見た宗家が「さくらちゃんが怖がってるんだよ!」と言うシーンは
「タイ・ドラ」での西田さんが、奥さん役の銀粉蝶さんが涙を流されるたびに
「サユリちゃんが泣いてんだよ!サユリちゃんを泣かすヤツは誰であろうと許さないよ!」
…と、おっしゃっていたシーンと重なり、この先、楽しみしかない感じ(笑)

かくして、父の在宅介護の日々が始まる訳ですが
「OMT(おむつ交換)」と入浴係になった寿一
父を抱えて風呂場に移動させたまでは良かったものの
さくらちゃんから「足を洗ってあげて下さい」と指示されると、スポンジを手にフリーズ

見かねたさくらちゃんが、スポンジをひったくり
「ナンで他人の私に出来て、息子のあんたに出来ないのよ!」と言うと
「息子だから…息子だから出来ねぇんだよ!」と風呂場から出て行ってしまう始末…(汗)

でも、野菜の名前を挙げるという認知症のテストに引っかかってしまい
ひどくプライドが傷つけられ、落ち込む父の姿を見て
「別にいいだろ、あんた八百屋じゃねぇんだから」と声をかけると
OMTと入浴補助をサクサクこなし始めるシーンにグッと来ました

もっとも、さくらちゃんは、どうやら「後妻業の女」っぽいし
寿一は離婚後、養育費を払いながら、週1回息子と会っているんだけど
その息子は、学習障害で多動症の兆候もあるとの診断を受けており
長男として、父の介護をしながら、能楽の修行を再開することだけでなく
父親として、どう息子に接して行くかということも焦点となりそうだし

妹や弟、寿限無を演じておられる俳優さんたちの顔ぶれを拝見する限り
ひと波乱ふた波乱は必定でしょうし(笑)次回が待ち遠しくてたまりません♪
まあ、甲斐さんは「センチュリー・ハイアット!」(笑)や
「(納豆を)混ぜ混ぜ、混ぜ混ぜマゼラン海峡!」(笑)などに食いついておられるかも知れませんね?(笑)
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2021年の冬ドラ3

2021-01-26 15:33:00 | 日記
もう1本「事件モノ」というか、正義感の強い女性刑事と猟奇殺人犯の魂が入れ替わる
スイッチ・エンターテイメントドラマ「天国と地獄~サイコな2人」
甲斐さんが「ちょっとイイなと思ってる」綾瀬はるかさんと、奥さんご贔屓の高橋一生さんが
大林宣彦監督の「転校生」よろしく、階段から転げ落ちた弾みで
立場も性別も入れ替わってしまうという、異色サスペンス

第1話のラストで、魂が入れ替わった途端
スイッチを切り替えたかのように、主演のお二人の表情や仕草が豹変!?
不器用でちょっぴりドジだけど、正義に一直線だった綾瀬さんは
サイコパスらしく?悪魔的に見える微笑みを浮かべ
セレブで温厚な敏腕経営者だった高橋さんは、にわかにおネエっぽく内股な感じに…(笑)
奥さんは「おっさんずラブ」のヒロイン(笑)を務められた吉田鋼太郎さんを連想してニンマリ(笑)

そして、この状況を受け入れざるを得なくなった2人は
お互いの身体とその環境で生活することになるんですが
殺人の容疑者・日高(高橋さん)として生きることになった
望月刑事(綾瀬さん)の方が、立場的に圧倒的不利な訳で

…って、犯人側にしてみれば「自分が捕まる姿は見たくない」と思う程度で
実際に逮捕され死刑になるのは、自分の肉体だけだし
この先も犯行を続けるなら、刑事という立場でいると
犯行は容易になるわ、捜査情報は入手できるわ…で、逆にオイシイんじゃないかと?(汗)

故に、本来なら大手柄になるはずの決定的な証拠品を隠さざるを得なかったり
取り調べでアリバイを追求された際に、スマホのロケーション履歴
…犯行当夜の位置情報…が消去してあることにホッとしたり(苦笑)
犯罪者として怯えて生きなければならない不条理に怒りながら

その犯罪者に「今、不安で仕方ないでしょう」と言われ
「そう言って貰えると…」と慰められたり(苦笑)
元に戻る方法を知っている様子の日高に「教えてくれたら
戻ってもあなたのことを捕まえない」と口走ったり…(汗)

入れ替わった相手の生活環境についての知識が乏しく
職場の人間の名前や接し方など、何かと戸惑うのは、お互い様なんだけど
望月刑事になった日高は、化粧をしたり、敬語を使ったりで、周りに違和感を与えまくっても
「思うところがあって、路線変更しました」で押し通すのに対し

日高になった望月刑事は、広過ぎる自宅マンションの間取りに驚き
社内会議の内容はちんぷんかんぷんだし、無意識に女子トイレに入ってしまう始末(苦笑)
あっ!そうそう!もちろん「転校生」と同じく
現在、自分のものとなった異性の身体に対応するシーンもあり

って、日高の中の人が、取り調べから、いったん解放され、シャワーを浴びようとして
ふと「ついてんだよね…アレ…」と気づき(笑)
「見ない!私は絶対に見ない!」と頑なに上を向いていたんですが(笑)
イヤイヤ、シャワーの前に何回かトイレ行ったんじゃないの?とツッコんでしまいました(笑)

テレビドラマのベッドシーンを見て「ちょっと!これ、どーゆーこと!?もうヤダー!」と
身体の異変(笑)を訴えつつ、本当の自宅に同居している陸(柄本佑さん)なら
「きっと気づいてくれるよね」と一縷の望みをかけるも
当の陸くんは、無論いつもと違う様子に気づいたものの

その可愛い話し方や、積極的に身体を求める彼女を「天使になった!」と大歓迎(笑)
ベッドに押し倒され「こんな展開初めて!」と驚く陸くんに
望月刑事の中の人が「私もです」と答えるシーンに
我が家が大笑いしたこと、ご報告しておきます(笑)

ちなみに、日高から「良い身体してますよね
フォルムも良いし、動作性も燃費も良い。すごく高機能だと思います」と褒められ
望月刑事が「それは、どうも…」と蚊の鳴くような声で応えたシーンにもニヤリとしました(笑)

ともあれ…「転校生」みたいに、もう一度、同じように階段から転げ落ちれば
元に戻れるんじゃないか?と考えた望月刑事
日高を呼び出し、チャレンジするも、痛い思いをしただけで残念な結果に終わり
逆に、陸くんからナッツが好物と聞いた日高にナッツを勧められ、口にしたところ
日高の身体は重度のナッツアレルギーと知らされ、絶体絶命の大ピンチ!

自殺に見せかけて殺される寸前だったのが、セキュリティ万全の日高のマンションのおかげで
警報器のボタンに手をかけ、解毒剤を要求
ナンとか無事に切り抜けたんだけど、身体が入れ替わっても好みって変わらないのかな?とか
じゃあ、筆跡はどうなんだろう?利き手は中の人の手になるって聞いたことがある気が…?とか
「細かいことが気になる我が家の悪いクセ(笑)」

さて、第2回のラストで、望月刑事のバディの八巻刑事(溝端淳平さん)が
日高のマンションに訪ねて来て、インターフォン越しに
先輩刑事のアダ名や、自分の失敗談など、バディ同士しか知り得ない質問をし
日高の中の人が望月刑事だと確信するシーンがあり
泣きながら「今までで一番のお手柄だよ」と告げる望月刑事を見て
陸くんはフラレちゃいそうだなあと…(苦笑)

だって、こんな誰も信じてくれないであろう事態に陥っている時に
「いつもと違う」という違和感だけを頼りに
あり得ない状況を想定して確かめに来てくれるなんて
それだけで「惚れてまうやろ~!」ですよね?(笑)

それにしても、綾瀬さんも高橋さんも、表情や仕草、話し方など
中の人になりきって、表現なさるのもスゴイと思いますが
頭の中で考えていることは、本来の人格の方がナレーションされるので
綾瀬さんなら、高橋さんの演じておられる映像に合わせて、声を入れられる訳で
それはそれで大変というか、ずっと入れ替わりの演技をなさってる合間に
本来のキャラクターを声だけで表現されるのって、頭がぐちゃぐちゃになるんじゃないかと…?(苦笑)
コメント (2)
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2021年の冬ドラ2

2021-01-25 19:03:00 | 日記
続いては「相棒」に次ぐ同局の人気シリーズ「遺留捜査」
もっとも、こちらは「バディもの」ではなく
上川隆也さん演じる糸村刑事の単独行動(笑)がメインですけど

強いて「バディ」を探すとしたら、一応?コンビを組むことになっている栗山千明さんより
京都に舞台を移したにも関わらず、相も変わらず無理難題を持ち込まれる
「科捜研の男」村木(甲本雅弘)さんかなあ?(笑)

まあ、同局の「科捜研の女」も、やはり京都を舞台にしてますが
こちらでは、沢口靖子さん演じる榊マリコの方が
監察医の先生にムチャ振りするのがお約束ですよね?(笑)

我が家は「踊る大捜査線」で、甲本さんのお顔とお名前を認識し
「三匹のおっさん」シリーズでの、ちょっと頼りないお父さん役から
「チームバチスタ3」での犯人役まで、幅広くていらっしゃるなあと拝見していたんだけど

このドラマで、糸村さんの依頼にイヤミっぽく文句を言いながらも
結局、鑑定を引き受けてしまう村木さんが大好きです(笑)

そうそう!先日の「すべらない話」に、三谷幸喜さんが出演された際に
伊藤俊人さんの急死を悼まれた甲本さんが「順番が逆じゃろ!」とおっしゃって
劇団最年長の小林隆さんをご覧になった(苦笑)…という話をなさっていたんですが
その時の小林さんのお気持ちを想像して、不謹慎ながら口元が弛んでしまいました(笑)

それはともかく…例によって、最終的に「事件」の解決に影響を与えるとはいっても
「証拠品」とは呼べない「モノ」にばかり固執し我が道を行く(笑)糸村刑事が
「3分だけ時間を下さい」と「モノ」に関する謎解きをするシーンは
ある意味「ご遺体の声を聞く」監察医に通じるような気が…?

その「監察医 朝顔」シーズン2は?というと…
前作の終盤から、ちょっと重いなあ…って感じで「ながら見」になっていた我が家(苦笑)
今作は、新たなレギュラー陣が加わられたり
ラストに思わせ振りなナレーションが流れたりで、少し興味を持ったんだけど

いわゆる「監察医」が登場する事件モノの部分に
バイト君や、朝顔のダンナさんや、後輩の法医など身内が絡んで来るわ
「バイトテロ」のせいで茶子先生はいなくなるわ
…って、そのバイト君は、しれっとバイト続けてるし(汗)

娘のつぐみちゃんが「バイ菌」扱いされるイジメに遇ったとブッ込んだわりに
幼稚園がその対処にあたる素振りもないし(汗)
そもそも、ダンナさんが単身赴任、お父さんは妻探しに専念するため移住という環境で
職場に子供を連れて来て、同僚に面倒をみさせたり
義理のお姉さんや、ダンナさんの上司に子供を預けて仕事をするって、どうよ?(苦笑)

前作の柱の1つだった、震災で行方不明になった母親(妻・娘)探しに加え
おじいちゃんは病気、お父さんは認知症?
お母さんの同級生は、お父さんにモーションかけていて
お父さんの異変に気づきながら、朝顔には伝えない…って、あれもこれもと欲張り過ぎ!(苦笑)

もっとも、奥さんは、甲斐さんがオファーをお断りになった映画
「天国までの100マイル」の主演を務められた時任三郎さんと
その時任さん演じるダメんずを支えた女性役の大竹しのぶさん
ダメんずの母親の手術を引き受けてくれた名外科医役でいらした柄本明さん
お三方が揃われるシーンには心惹かれているようです(笑)

事件モノ繋がりで行くと、初回に好感触だったのが「レッドアイズ監視捜査班」
架空の組織「KSBC(神奈川県警捜査分析センター)」を舞台に、監視カメラやGPS
Nシステムなどを活用した捜査で事件を解決するという、一応?1話完結型のドラマなんですが

婚約者が殺された事件が元で、警察をクビになった元刑事(亀梨和也さん)が
センターの特別捜査官として招かれ、おそらく?各回の事件を解決して行く内に
婚約者を殺した犯人を見つけるのであろう…というアンダーストーリーも絡んで来る模様?

ただ、そのセンターに入る条件として、警察を辞めたあとに勤めていた
探偵事務所の仲間たちも一緒に受け入れるよう要請するんだけど
この仲間たちが、過去に犯罪に手を染めたことがある訳アリの面々…という設定が
「DIVER~潜入捜査官」とカブってるような気が…?(笑)

まあ、元自衛官役のシシド・カフカさんのアクションはキレッキレだし
元大学教授の詐欺師役は、チコちゃんの中の人だし(笑)
亀梨さんを招いたセンター長役の女優さんは、ちょっと苦手でも(失礼!)
コンプリート出来るんじゃないかと…♪

続いては、藤原竜也さん主演の「青のSP~学校内警察・嶋田隆平」
タイトル通り、文科省承認の下?(笑)非行防止、トラブル処理のため
公立中学校に学校内警察官(通称スクールポリス)が試験的に導入されるというものなんですが

中学生相手に容赦なく手錠をかけたり、校内のあちこちに盗聴器を仕掛けたり
昼夜を問わず任務を遂行するSP…ヤバくね?(苦笑)
この敏腕刑事が、ナゼSPに志願したのか?
ナゼ、このモデルケースに、この中学校が選ばれたのか?

その謎は、この先、徐々に明かされて行くんでしょうけど
「学園モノ」と「事件モノ」…つまり、教育と警察のコラボって
すでに「3年A組」が道をつけてるんじゃ…?
あちらは「学園モノ」に重点を置き「俺の授業」という形で
毎回、様々な問題を提起していたので、あまり不自然さは感じなかったものの

こちらは「事件モノ」がメインになりそうなぶん
公立中学で、そうそう「犯罪」が起きるか?
…という、ツッコミどころ満載にならないか?とか
事件を起こした学生や教師が、次々と退場して行って
最後には、教室がスカスカになるんじゃないか?と、ちょっと心配です(苦笑)

その異色コラボとは正反対(笑)王道の刑事ドラマ「警視庁強行犯係樋口顕」は
主演が内藤剛志さんということで、前クールの「捜査一課長」はもちろん
「科捜研の女」や「鳩村周五郎」シリーズなど
数多のドラマで務めておられる刑事役との違いが若干ビミョー(苦笑)

甲斐バンドフリークでいらっしゃる今野敏さんの原作では
周囲の人間に気を遣い、顔色ばかり窺ってしまう樋口さんは
「自分勝手にマイペースに生きる人間」に憧れ「やる気のある人間」を演じているものの
自分には評価に値する実力はないと考えており
いつか馬脚を晒してしまうのでは?と恐れる自分の卑屈さを嫌っている
…といった、ナカナカの屈折ぶり(苦笑)

内藤さん演じる「ひぐっちゃん」は、そこまでじゃないと思いますが
数少ない友人である氏家刑事(佐野史郎さん)に比べれば
確かに、当たりがソフトで穏やかな方に見えます

ちなみに、以前に、鹿賀丈史さんが、ひぐっちゃんを
伊丹刑事こと川原和久さんが氏家刑事役を務められたことがおありらしく
是非とも拝見してみたいなあと…(笑)

これまで「事件モノ」と言えばテレ朝…が相場だったのが
今クールは、テレ東が「樋口顕」の他に2本…
お馴染みの「警視庁ゼロ係」シリーズと
香取慎吾さん5年ぶりの民放ドラマ主演の「アノニマス~警視庁『指殺人』対策室」…を制作
後者に関しては、今夜10時スタートなので、またいずれご紹介するとして

これだけ警察モノ推しにも関わらず
甲斐さんと松藤さんが、続編シリーズ化を期待なさっていた
貫地谷しほりさんと松重豊さんの「バディもの」はお預けみたいですねぇ(苦笑)
もっとも、松重さんは「バイプレイヤーズ3」と劇場版でお忙しいのかも知れませんが…?
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