ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

無理やり甲斐さん4

2017-03-12 13:45:00 | 日記
甲斐さんが「九州少年」の中で
まだ左利きに対する偏見の強かった当時に
お母様が「ウチは直しません」と主張なさったことを

「人が才能に恵まれる幸運が、その出発点にあるとしたら
正にそれは母のおかげである」と記され

「字を書くとか箸を使うとか細かい事は全て左なのに
スポーツになると投げる打つは右利きという
野球でいえばこれくらいプロ向きでない人間も珍しい

さらにギターに至っては右用のギターを左しか弾けない
こうなると一般のステレオタイプの考え方はハマらない

だから僕には形の上での師はいない
他人に学ぶのは心のあり方だけだ」とおっしゃってます

「福岡のど真ん中にある色街に生まれ」
「物心ついた時には、すでに家の中に音楽が流れていた」こと

ご商売の関係上、常にお家の中にご家族以外の方々がいらしたため
土曜日の夜に家族水入らずでご覧になるオールナイト上映が楽しみで
「我が家にとって映画は音楽と同じくらい
生活から切り離せないものだった」こと

「テレビのバラエティと歌番組に夢中」で
中でも「クレイジーキャッツとピーナッツは別格
米軍基地巡りで叩き上げたそのビート感と色気は
ギャグも含め今までの日本人の感性とは全く違っていた

テレビショーだけではあき足らず、日劇とかの舞台や映画も追っかけ
観られるものだったら全て観たいと思っていた
東京に住みたいと真剣に願った」こと

その後も様々な物事に刺激や影響を受けられて
今の甲斐さんが、冒頭の言葉で原点を振り返っておられる訳ですが

先日の「世界に誇る30人の日本人・成功の遺伝史」を観ていて
甲斐さんの「遺伝史」は、どなたになるのかなあと…?

この放送では「成功の」と限定されているので
出演された皆さんは、ご自身と同業、もしくは関係者の方を挙げられてたけど

甲斐さんは、キンクスやストーンズ、ジャックス(早川義夫さん)
はっぴいえんど、ミカバンド…といったミュージシャンではなく

例えば、函館のバーで【安奈】を口ずさんでおられたという
「中間管理職風の酔っぱらい」の男性とか(笑)

「婚約者」…じゃなくて(笑)アルバイトを装って楽屋に入り込んで来た少年とか
何かしら、ストレートには行かないような気が…(笑)

そういう意味では、内村航平さんが「遺伝史」に挙げられた星陽輔さんが
イチバンの変化球だったんじゃないかと…?

同じ体操界の先輩でいらしたとはいえ
オリンピックに出場されたことがない選手のお名前を出されたことに
星さんご自身も「俺かよ⁉(笑)」と驚かれてました(笑)

内村さんが注目されたのは、星さんの手足を綺麗に伸ばした
その演技の美しさだったそうですが

星さんによると…「筋肉がつく方ではなかったので
難易度の高い技ができないぶん
どう美しく見て貰えるかを考えていた」んだとか…

難易度の高い技と美しさを兼ね備えられた内村選手の強さはもちろん
星さんをお手本にしようとなさったことがスゴイなあと…

他にも甲斐さん繋がりでいえば(笑)
秋本治さんが、望月三起也さんの作品の中で
ニコンかキャノンを持つのが主流の戦場カメラマンが
ペンタックスのカメラを持っていたことを不思議に思われ

ご本人に会われた時に質問なさると
「俺がペンタックス好きだから…家にあったしね」と望月さん(笑)

でも「自分が楽しめない漫画は描きたくないじゃん」との言葉によって
秋山さんもご自身のお好きなものを
こだわりたっぷりにお描きになるようになったらしい

この番組では「こち亀」の中に
戦車や機関車、スポーツカーなどが登場することを紹介してたけど
「チャーリー小林(笑)」や「甲斐バンド」も
秋本さんのお好きなものですよね(笑)

ちなみに、今、秋本さんが連載中の4本の漫画の内の1本「BLACK TIGER」が
「望月作品みたいだ」と評判だそうです

続いて「今一番使いたい俳優」菅田将暉さんが
「遺伝史」に選ばれたのは「共喰い」でメガホンを取られた青山真治監督

それまで「芝居ってナンかつまんないと思っていた」という菅田さんが
「脚本を1〜2ページも読まない内にコレだ!って…」と入れ込まれたものの

作品の舞台が山口で、方言でのセリフを要され
関西訛りが抜けずに苦労されていた時に

監督から「お前の芝居はまだ4分の1拍子なんだよ
ミュージシャンは、16分の1拍子まで考えなきゃいけない
16分の1の芝居をしろ」と言われて
細かい役作りに目覚められたんだとか…

その台本は「手書き」だったのか?(笑)やら
北九州市出身の光石研さんが
「ネイティブな博多弁は話せない(笑)」とおっしゃってたやら

「ブルースハープの当てぶりは、16分の1の演技だったのか?」やら
奥さんの細かいツッコミはさておき…(笑)

菅田さんは、裕福ではない家庭に育った主人公という設定には
「もしかしたら、お箸やスプーンの持ち方がキレイなんじゃないか?
(親が)他に教えるものがないから…」と考えられたり

女装男子の役のために、10kgのダイエットと骨盤矯正をなさったり
「あの現場から全てが始まった」と話されてました

役作りのためのウェイト・コントロールは
デ・ニーロや鈴木亮平さんが有名ですが
甲斐さんが「初めて強く衝撃を受けた」のは
「楢山節考」の田中絹代さんが「ワザと健康な歯を石で潰すシーン」ですよね

北村一輝さんも役作りのために、前歯を抜かれたそうですが
観る側は、そういった「16分の1の演技」にまで目を配るべきなのか?
それとも、単にリアルだなあと観入っていれば良いのか?
ちょっと迷ってしまいました(苦笑)

そうそう!今、発売中の「北の国から」のDVDマガジンの広告に
ドラマ撮影の秘話がいくつか掲載されてるんですが

その中に「笑う悪魔・杉田監督は、自分の気に入った雪が降るまで
ひたすら待つらしい」というエピソードが…(笑)

そりゃ「撮影中のロケ弁は、秋でも冷たく
まるで凍っているようだった」のも無理ないかと…(笑)

「主題歌【北の国から〜遥かなる大地より】は
さだまさしが約30分で完成させた」みたいだけど

「遺伝史」の番組にゲスト出演されたさださんは
「北海道の素晴らしい風景を言葉に出来なかった
九州出身なんで(笑)」と…(笑)

でも、さださんが「北野タレント名鑑」に出演された際に
この曲に「歌詞をつけて歌って下さい」というお題を出され
「シャケくわえた熊 開きのホッケ〜」と歌っておられる映像が…(笑)

以前にご紹介した、さださんの「トークだけのCD(笑)」は
スタッフの方に言われて「シャレで出したら
オリジナル(歌のCD)より売れた」らしい(笑)
博多大吉さんの「R-1グランプリ出られてる?」との言葉にナットクです(笑)

ちなみに…さださんの故郷・長崎市民の皆さんは
さださんのことを訊ねられると「知ってるっちゃ知ってる」とか
「知り合いの知り合い」という風にお答えになるようで
さださんも「1人挟んで俺がいる」と笑っておられました(笑)

五郎丸歩選手の遺伝史は、三浦知良選手だそうで
甲斐さんが話されていたように「サッカーをやっていた経験が
今のラグビーに役立っている」みたいだけど

同じくキング・カズに「同い年ですから刺激を貰ってます」と森脇健児さん
新聞のインタビューに「オールスター感謝祭には、昔の顔ではなく
いつまでも競技者として勝つ気で出たい」とおっしゃっていて

「面白いこと言おうよ!芸人なんだから(笑)」
…という甲斐さんの声は届いていないご様子(笑)

ちなみに、カズさんとも面識はおありにならないらしいです(笑)
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