奉職する麻布大学のキャンパスにロータリーがあり、そこには芝生が生えていますが、4月の中旬からミミズ塚が目立つようになりました。直径5cmほどの塚がたくさんできました。ミミズは土を食べては排泄するので、こうした塚ができるのですが、なにしろどこにでもいる。一匹の働きは小さくでも多数が時間をかければたいへんな量が動く訳で、徐々に土は「あがって」いきます。このことを初めて示したのはあるチャールズ・ダーウィンです。30年くらいかけて白亜が埋まったことを示したそうです。進化論とミミズは直接関係しませんが、ダーウィンは「微々たる変化が積み重なって大きな変化になる」ことに関心をもっていたそうです。
最新の画像[もっと見る]