自然日誌 たかつき

自然についての問わず語りです。

乙女高原 21 ワレモコウ

2021年08月31日 | 標本
ワレモコウ

ワレモコウは実にユニークで名前も姿も一度聞いたら忘れられません。花とは思えない細長い球状ですが、これで花で、しかもノイバラやサクラなどと同じバラ科だというから驚きます。近づいてよく見るとごく小さな皿のような花がたくさん集まって楕円形を作っています。
 こんな花に昆虫が来るのかと思いますが、ハエがよくきていました。

ワレモコウに来たハエ
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

乙女高原 20 ヨツバヒヨドリ

2021年08月30日 | 標本
乙女高原を特徴付けると言っても良いと思うのがヨツバヒヨドリです。さほど華麗というわけではなくさほど目立たないかもしれませんが、量的に多く、訪花昆虫にも大人気のようです。


ヨツバヒヨドリ

ヨツバヒヨドリにきたアブ

ヨツバヒヨドリにきたセセリチョウ



コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

乙女高原 18  ヤナギラン

2021年08月29日 | 標本
ヤナギラン

ヤナギラン

私は柵ができる前ヤナギランを全く見ませんでした。柵ができてからも、葉は見ましたが、花が咲いたのは今年が初めてです。
ピンクなので印象が違いますが、マツヨイグサと「遠からず」で、そういえば花の形は似ています。ヤナギランというのは葉が細長くてヤナギと似ているからですが、花で名前をつけて欲しかったという気がします。私はアメリカのロッキー山脈でこの花をよく見ましたが、英語ではfire-weedと言います。「火の草(雑草)」という意味ですが、山火事の後に出てくるからです。あるいは花が炎のように燃えるというイメージもあるかもしれません。それからモンゴルでも見ました。全く同じ種で、「コスモポリタン」と呼ばれます。やはり山火事の後に出るようで、山火事の後にはよくカンバが生えるので、カンバの白い幹とヤナギランのピンクが印象的でした。そういう景観が何百メートルも続きます。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

乙女高原 19 ヤマハギ

2021年08月29日 | 標本

ヤマハギ

秋の七草の一つで、「草」とされながらこれは木本植物です。しかし背が高くなる樹木とは違い、せいぜい高さ2mくらいにしかならず、また多くの樹木は暗い場所でも映えますが、ヤマハギは草原の植物で、だからこそ秋の七草に選ばれました。
 マメの仲間ですから、エンドウなどと同じような形の花で、印象は違いますが、やはり「豆」を作ります。
 同じヤマハギが玉川上水にもありますが、乙女高原のものは色がより鮮やかな印象があります。

 私がみた範囲ではヤマハギに来ていたのはマルハナバチばかりでした。




コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

乙女高原 17 ノハラアザミ

2021年08月27日 | 標本

ノハラアザミ

ノハラアザミは乙女高原にとても多く、しかもマルハナバチに大人気です。柵ができる前にもある程度ありました。シカもトゲがあって食べにくいのでしょう。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

乙女高原 16

2021年08月26日 | 標本
ヒメトラノオ

ヒメトラノオはぱっと見るとクガイソウとよく似ています。私は乙女高原で初めて観ました。

ホタルブクロ

ホタルブクロは玉川上水にもよくあります。色も大体よく似た薄紫です。私は訪花昆虫を見ませんでしたが、マルハナバチがきていたようです。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

乙女高原 15

2021年08月25日 | 標本

ノコギリソウ

ノコギリソウ

ノリウツギ

これらは特に増えたという印象はありません、ノリウツギは東京の平地では観た記憶がありません。私は東北地方が長く、東北の山にはノリウツギがよくあったので、懐かしい感じがします。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

乙女高原 14 チダケサシ、ツリガネニンジン

2021年08月24日 | 標本
チダケサシ

チダケサシにきた甲虫(ハムシ)


チリガネニンジン

このどちらも作画ない時はあまり観ませんでした。ツリガネニンジンは玉川上水にもありますが、乙女高原のものははるかに大きいです。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

乙女高原 13 シラヤマギク、タチフウロ

2021年08月23日 | 標本
シラヤマギク

シラヤマギクは玉川上水にもあるので「やあ、ここでも咲いていたの」という感じです。葉がハート型に幅広です。

タチフウロ

この花は繊細でとても好感を持ちます。Geraniumという属で、園芸種のゼラニウムと同じですが、印象はまるで違います。モンゴルにもよく似たのがあります。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

乙女高原 12 シモツケ、シモツケソウ

2021年08月22日 | 標本
シモツケ

シモツケソウ

どちらもバラ科、シモツケソウ属で、乙女高原ではシモツケソウの方が多いようです。シモツケソウも昆虫に人気があり、ハエや甲虫などがよくきていました。

シモツケソウにきた甲虫(ハムシ)。


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする