尾根が近づくと林を抜けて草原的な環境になり、下の景色がよくみえ、薄緑色の新緑がきれいでした。
新緑
もう一度来るのは賢明でないと判断して、10 メートルごとの花の写真を撮影したので、皆さんを待たせたまま遅くなり、お腹がぺこぺこになりました。
「お待たせしました!」
とロッジの前に行くと、皆さんテーブルでお待ちかねで、早速お弁当にしました。植原さんがワラビのおひたしを出してくれて、皆さんアク抜きの話に盛り上がっていました。野鳥の話や、オニグルミの花の赤がかわいいとか、「あれが黄色いのが高尾山にあるのよ」と岡崎さん、と次々に話題が広がりました。
芳賀さんの近所に90歳になるおじいさんがいて、働き者でいつも動いていて「回遊魚みたい」というので笑いました。植原さんが
「俺もそういうところがあるかも」。
あのマメさからすればさもありなんです。でも弁当を食べてまっとりしたので
「いや、やっぱ回遊魚じゃないな」
と植原さん。
「回遊魚じゃなく、底生魚だな」
「ヒラメとか」(笑)
「これも食べて」
と芳賀さんが漬物などを出してくれましたが、つけた梅がおいしかったです。
「トマトもどうぞ」
と言われたのですが、私はトマトとがダメなので
「ごめんなさい、私はどうもトマトは苦手なもんで」
というと皆さん笑いました。それで好き嫌いの話になって岡崎さんが納豆はダメだというような話になりました。
「好き嫌いがないということは、ものの違いがわからないということなんですよ」
と負けず嫌いを言ったら
「ものはいいようだね」
「なーるほど」
「それ、使わせてもらう」
など反応がいろいろでした。