2017.11.23
「都会の自然の話を聴く—玉川上水のタヌキと動植物のつながり」(彩流社)の出版
かねてよりお伝えしていた本の出版が遅れていましたが、いよいよ12月7日に出版されることになりました。本屋の店頭に並ぶのは多少前後するかもしれません。
私は以前から玉川上水の動植物にも興味をもっていましたが、定年退職して時間もとれるようになったので、昨年から仲間とタヌキや植物などの調査をし、観察会を続けてきました。それによってわかったこと、観察会の記録などを通じて、玉川上水の現代的意義、ありふれた生き物をじっくり観察して知ることの大切さを感じました。
このことをより広く知ってもらうことは、「都市にはたいした自然はない」と思っている多くの人に、じつはそうではないことを認識してもらう大きな意味があると思い、執筆してきました。
書名は「都会の自然の話を聴く—玉川上水のタヌキと動植物のつながり」で、彩流社から出版されます。いっしょに観察会をしてきた武蔵野美術大学の関野先生が過分な推薦文を書いてくださり、ありがたいことでした。
イラストも描いたり、楽しみながら作りました。
表紙とオビ
オビうら
観察会のようす
リンク(生きもののつながり)
300ページほどあるので値段が2300円(税抜き)とちょっと高くなってしまいました。