これから観察と創作をしてもらいます。観察はタヌキの糞から出てきたものをルーペで見てください。それから糞虫も見てください。
昆虫標本箱を持ってきました。この中にはダイコクコガネ、オオセンチコガネ、コブマルエンマコガネなどが並んでいます。その他ゾウのフンにくる大きなタイの糞虫なども並んでいます。それから私が作ったコブマルエンマコガネの紙粘土模型もあるので見てください。
糞中の標本
糞虫を見る子
タヌキの頭の骨(頭骨)と、比較のためにハクビシンとアナグマの頭骨、それとニホンザルの頭骨も持ってきました。
食肉目の頭骨
この前、普通の鳥はめが顔の横についているが、フクロウは前についている、これはフクトウがネズミの距離を知るために、目をアンテナにして左右の耳で聞くために目が前についているという話をしました。その時、人の目が前についているのはヒトが猿だからと答えた子がいましたが、サルの目が顔の前についているのは枝にジャンプする時、正確な距離がわからないといけないからだと説明しました。そのサルの頭骨を、タヌキの頭骨と見比べてみてください。
頭骨の説明をする
サルの頭骨を説明する
タヌキの頭骨は意外と細長いですね。タヌキは丸顔ですが、それは長い毛が生えているからで、私は頭骨の周りに粘土をつけてタヌキの顔を作ってみました。これらの標本も見てください。
頭骨に粘土をつけて彩色したタヌキ標本(左)
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こんな感想がありました。