自然日誌 たかつき

自然についての問わず語りです。

6月を振り返る

2019年06月30日 | ごあいさつ Greetings
6/1 関野先生が設置した糞虫トラップを見に青梅市の坂久橋に行く
6/2 久保麦野さんの守田科学奨励賞贈呈式
6/3 自宅でタヌキの糞分析をするところを関野先生と水本さんが撮影に来る
6/5 麻布大学いのちの博物館で町田市の団体に解説
6/6 津田塾大学でセンサーカメラのデータ回収、山中湖のカモシカ頭骨処理開始
6/8 高校(鳥取県立米子東高校)同窓会
6/9,10 アファンの森、調査と会議
6/11 小金井の空き家にタヌキの様子を見に行く
6/11 東大でシカの標本整理、裏高尾のタヌキの論文修正完了
6/15 花マップ集まり
6/16 高知大学の先生と学生がシカの糞分析の手法習得に来訪。カモシカ標本完成 こちら
6/20 裏高尾のタヌキの食性論文が「哺乳類科学」に受理
6/21 東大でシカの頭骨整理
6/22 花マップ春の花のデータ整理完了
6/23 観察会
6/24 津田塾大学でタヌキの調査
6/25 相模原・町田のタヌキの体重季節変化解析完了
6.27 津田塾大学でタヌキの調査
6/28 東大でシカの頭骨整理
6/30 相模原市青少年センターで「あそびの学校」(粘土で動物を作る)をする こちら

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4月11日 裏高尾 スミレ

2019年06月28日 | その他の調査地
遡ります。4月11日に裏高尾に行きました。ちょうど1年ほど前にここを訪れました。ここで活動している人と交流が始まり、タヌキの糞を分析することになりました。これが1年間分析できたので、最近論文に書いて受理されました。
 ここでは、過去5年くらいでシカが増える、カメラに写る機会gしゅえているというので、現場を見に行くことにしました。ここはスミレが多く、少し歩いただけで何種類かを見ました。タチツボスミレやツボスミレなどはたくさんありましたが、写真にはとりませんでした。撮ったのはつぎのようなものでした。


タカオスミレ


エイザンスミレ


マルバスミレ


ナガバノスミレサイシン


(多分)コスミレ

付記
7月23日に「玉川上水にはフン虫がいるよ」という子供観察会をします。スタッフとして協力いただける方を歓迎します。協力いただける方はこのサイトのコメントにご連絡ください。
チラシはこちら
去年の様子は こちら
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スケッチ ギンラン

2019年06月27日 | 玉川上水

ギンラン


豪華さではキンランに軍配があがるが、清楚さではキンランで、したがって私の好みではギンランが上位につける。花と葉のマッチングもよく、ベタベタ感が全くありません。

キンランもギンランも立派な葉を持っているので、もちろん光合成をします。ところがランは菌類から栄養を得ていて、その割合も半分くらいに達するそうです。しかもその菌類は樹木から栄養を得ているそうで、そうなるとその全体があって生きているというか、生かされているということです。この花を見たら、花好きの人はあるいは庭に移植して楽しみたいと思うかもしれません。しかしそれはチューリップやパンジーとは全く違うということを知るべきです。

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スケッチ キンラン

2019年06月26日 | 玉川上水
金銀というと、それだけで貴重なものだという感じがする。確かに野山で出会うと「ああ、珍しい野草に出会った」と思う。私は仙台が長いのでギンランはよく見たが、キンランは見た記憶がない。そのキンランが東京の市街地の中にある緑地にあるのを知って驚いた。どういうわけかキンランの方がギンランよりも多い。


キンラン




キンランについては御製に次のものがある

 語りつつあしたの苑を歩み行けば林の中にきんらんの咲

私は玉川上水でキンランを見るたびにこの歌を思い出し、お二人が穏やかに林を歩かれるご様子を想像するようになった。返歌というのではないだろうが、美智子様の歌はこうであった。

 語るなく重きを負ひし君が肩に早春の日差し静かにそそぐ

この歌が創られた年、上皇様は天皇陛下の任を終えられることになった。その重荷を肩から外される開放感と言うのだろうか、楽になることに陛下はホッとしておられるに違いないし、美智子様もまたそうであろうが、しかし陛下はそのことを口にはされないことを思う気持ちが伝わる。それは敬意と愛であるに違いない。
 美智子様は眼の手術をされ、無事に終わったと聞いた。回復が順調でありますように。
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カモシカ

2019年06月26日 | 標本
山中湖の近くに住んでおられる半場さんがカモシカの死体を見つけたと連絡をくださり、頭骨を送ってもらい、標本にしました。



ニホンカモシカ、オス
2019年6月1日
山梨県山中湖北部
半場良一


付記
7月23日に「玉川上水にはフン虫がいるよ」という子供観察会をします。スタッフとして協力いただける方を歓迎します。
チラシはこちら
去年の様子は こちら
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捻ればな

2019年06月25日 | 玉川上水
ちょくちょく津田塾大学に行っています。グランドの芝生にネジバナがありました。素直なピンクで、近づいてみるとなかなか綺麗なものです。
ネジバナというほどですから、軸に花が螺旋状に捻れながらついています。ところが、世の中どこでも「捻れた」奴がいるもので、みんなが捻れているのに捻れていないネジバナがありました。ネジバナたちは「あの子、ヒネてるわね」というのでしょうか。


捻れたネジバナ


捻じれることに「捻れて」まっすぐ花をつけたネジバナ

この話、どこかで聞いた話に似ていると思っていたら、思い出しました。志ん生に次のような枕があります。

「なんだい、え?この蟹は。どういう了見だろうねぇ、まっつぐ歩いてらぁ」
「ああ、ちょいと酔ってんだ」

付記
7月23日に「玉川上水にはフン虫がいるよ」という子供観察会をします。スタッフとして協力いただける方を歓迎します。
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観察会

2019年06月24日 | 玉川上水
6月23日に玉川上水の観察会をしました。こちら


樹木の計測をする関野先生


解説をする高槻

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スケッチ セリバヒエンソウ

2019年06月23日 | 玉川上水

セリバヒエンソウ

こういう細かい切れ込みのある葉は描いてみると実に難しいというか、面倒だ。細部にこだわると全体の形に乱れが生じがち。写真で気楽にパチリとやっていると、そういうことに気づかなくなり、「退化」する。
紫という色も微妙なので、3色を組み合わせた。
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スケッチ コゴメウツギ

2019年06月22日 | 玉川上水

コゴメウツギ

葉の独特の不規則なギザギザが難しい。
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スケッチ ヘビイチゴ

2019年06月21日 | 玉川上水

ヘビイチゴ

葉っぱの質感の表現がなかなか難しい。

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