着物地で洋服の上着を作るにつきパターンのいらない服シリーズとして直線立ちで着物襟とはまったく違う襟を作れないかと常々考えていたらうっすらとイメージがわいてきた。
出来そうだと思えるととにかく早く作りたい。
かといってスムーズに形にならないことが多い。
スムーズにいかないのでしなくていいことをしたりお茶やコーヒーを飲んだりと時間ばかりが過ぎて行く。
うっすらとわいてきたイメージを形にするまでにはかなりのエネルギーがいる。
選んだ布は古着の銘仙だが解いた着物地の襟やおくみだった部分をきれいにつなぎ一反の着物地のように巻いてあったのには感激。
手間のかかる作業だっただろう。
生活の中で着物を着ていた時代の人たちは着物地を大事に大事に扱いそんな生活の中から裂き織やパッチワークが産まれた。
今は使い捨ての洋服時代。
着物地で洋服を作るが布を無駄にはしたくない。
着物巾を前身頃として60センチ2枚、後ろ身頃として70センチ2枚袖として40センチ2枚。
後ろ身頃が前身頃より10センチ長い分が襟になる。
後ろから見た襟。
丈55センチ。
短めの丈なので大きめのポケットは裾よりはみ出してつけた。
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