奈良県立美術館が休館なので急きょ杉岡華邨書道美術館へ。
11月に開く野草(イエツアオ)展では何とか書を使った作品を作りたいと思っている気持ちが向かわせたのだろう。
小さなかな文字の作品だが身が引き締まるような線の字もあった。
県庁から興福寺境内を抜け20分ほど歩いてきたが長いアケード街を抜けた場所に書道美術館があり途中老舗のお菓子屋さんでぶと饅頭と青丹よしを買ってきた。
ぶと饅頭は初めて知ったお菓子で春日神社に関係あることから作られたようだ。
行く途中猿沢の池あたりを通り始めると古典音楽の音が聞こえてきた。
投げ銭箱を前に置いての生演奏だが先を急いだ。
帰り少し投げ銭をしたので猿沢の池のベンチでお茶を飲みながら聞いた。
猿沢の池の水の色が特徴あると思って眺めていたが猿沢池の七不思議として説明されていた。
奈良県庁の屋上より眺めた興福寺の五重の塔は貫禄たっぷりだ。
平成22年より再建工事が始まった中金堂で平成30年には完成予定とか。
東金堂は立派なたたずまいだ。
閉館20分前だったが入場した。
建物が国宝で中には5点の国宝の仏像が展示してあった。
友達の新居の最寄り駅へ着いたのは6時過ぎでうっすらと夕焼けの空だった。
近くに管理人がいる駐輪場がありきめ細やかな町なのだろうと思った。
今日は荒れた天気だった。
急に暗くなったと思ったら土砂降りの雨。
季節の変わり目というのか気温も急に下がりもう秋へまっしぐらか。
なんとなくさみしい気分になった。