1時過ぎに山小屋から帰ってくると妹のきんかんが”新宮へヤマザクラを見に行こう”とやってきた。
先週山方面の桜はまだ咲いてないだろうと行った新居浜市の三池公園はヨシノザクラが満開だった。
人の手で作られ場所を選んで植えられ、いっせいに咲きアッという間に散るヨシノザクラはそれなりに魅力的だが金生町生活をはじめた今は微妙に違う花の色や形、花と競い合うほど美しい色合いの新芽、一瞬思わぬ場所を華やかにするヤマザクラにヨシノザクラ以上の興味がわいてきている。
先週ディーケァーでの花見が雨で中止になった91歳の母も行く気満々。
私も山仕事で疲れていたがきんかんの車に同乗。
金田あたりの法皇山脈のヤマザクラは見事で掘切りトンネルを抜けて咲くヨシノザクラも見事だが雰囲気はかなり違う。
トンネルを抜けて新宮側の木々の芽吹きは遅く新緑も混じった春色とまでは行かない。
馬立川沿いに満開のヨシノザクラ一本。
自然に生えた様子だが目を引く。
霧の森茶フェでは土佐街道展が開かれていて外が気持ちいいという母を置いて大急ぎで展覧会を見ようと思ったら母も見たいという。
とにかく前向きで新聞を読まない私に毎日新聞を読んでいることを自慢する。
それに大正9年12月27日生まれなのに今年から大正10年生まれといい始めた。
”自分の場合は4日一年だから”と言うが5日目が大正10年でも4日前えだとレキッツとした9年生まれなのにまだサバをよみたいらしい。
歩行がままならぬ母だけれど気持ちが前向きなので一緒の遊びもそれなりに楽しい。
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