花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

爽やか信州&飛騨の旅・その7

2013年10月31日 | 旅日記
9月の写真サークルで選ばれた、「私の今月の一枚」です。


題して「白川郷の夏景色」

9月から10月にかけての一ヶ月間、他の仲間の作品と共に
コミニティーハウスのロビーに飾られました。

撮ってから三ヶ月以上が経ちましたが
遅まきながら、この夏に行った「信州&飛騨の旅」の後編をUP致します。


世界文化遺産・飛騨「白川郷の合掌造り」
7月17日から三泊四日で巡ったドライブ旅行

主人憧れの「上高地・帝国ホテル」に泊まり、上高地を散策し堪能した私たち夫婦
19日の午前11時過ぎには、車を置いてある沢渡の駐車場に戻ってきました。

安房トンネルを通り抜け、高山経由で中部縦貫自動車道から
トンネルだらけの新しい「東海北陸自動車道」を走り、約1時間半で白川郷に到着です。


白川郷の萩町集落は、1995年にユネスコの世界文化遺産に登録された合掌造りの村です。

川のすぐそばに広い駐車場があり、私たちは観光案内所に寄って散策地図をもらいました。

集落の入り口のお蕎麦屋さんで昼食お土産屋さんも並びます。


「ここが世界遺産に選ばれるなら、大内宿や妻籠や馬篭の宿が選ばれてもいいのでは?」と
主人は言いますが・・・


白川郷は昔のままの農村風景が守られていることが高く評価されており
現存する114棟の合掌造り家屋や田園など、庄川河畔に沿って約1kmの範囲に
美しい山里の風景が広がっています。


夏は涼しく冬は保温性に優れた合掌造りは、この地域の豪雪にも耐えられる
傾斜のきつい茅葺屋根が特徴です。


明善寺は集落の中央に位置する浄土真宗のお寺
本堂や鐘楼門が合掌造りです。

又長瀬家や神田家、そして国の重要文化財の和田家などが有料で見学できます。

一階の囲炉裏の煙が三階まで届きそのすすが屋根裏の茅などの防虫効果になっている


合掌造りの起源は江戸時代初期
切妻造りの茅葺屋根を持つ多層構造で、家内作業の養蚕場としても使われていました。


合掌造りの集落が一望できる「城山天守閣展望台」から見た風景です。


この時は夏景色でしたが、今頃は紅葉が進み秋の風情が楽しめることと思います


世界文化遺産・越中五箇山「菅沼合掌造り集落」
世界文化遺産としてはこちらの越中五箇山の合掌造り集落も含みます。

この日の宿は下呂温泉に予約していたので、時間的には厳しかったのですが
ここまで来たなら見ておこうと・・・
次回来ることはもうないと思い行って見ました。


五箇山は厳しい地形からかっては加賀藩の流刑地とされ、
平家の落人伝説も残る所。


この菅沼地区には9棟の合掌造りが現存しています。


山と川に囲まれた風情豊かな村内には、伝統的な田舎暮らしが体験できる
資料館もあります。


観光客が多い「白川郷」と違い、
ひっそりと佇むこの鄙びた風景が良いですね。


世界文化遺産・越中五箇山「相倉合掌造り集落」
この集落にある32戸の住宅のうち20戸が合掌造り家屋となっています。


すでに3時を廻っていました。
主人は車に残って、下呂温泉までの行程を調べるそうで
私だけが車を降りて見学しました。

先ずは集落の全体が見渡せる小高い丘の上まで行きました。


相倉集落に現存する合掌造り家屋の多くは、江戸時代末期から明治時代に建てられたもので
最も古いものは17世紀にさかのぼると考えられます。

史跡として保存される範囲には、これらの民家だけでなく、
田畑・山林・池・道路・屋根葺きに必要な茅を取る「茅場(かやば)」や、
雪崩から守るための「雪持林(ゆきもちりん)」までもが含まれまているそうです。

集落と周りの環境とが織りなす美しい風景に魅せられました。

丘を下って、集落を廻ろうとしたときに主人から呼び出しが
今回の旅では、この「五箇山・相倉集落」をゆっくり廻れなかったのが心残りとなりました。


        

10月も終わりですね。
台風騒ぎが収まった今週はずっと良いお天気が続く予報でしたが・・・

ちょっと切ない秋

前日(29日)の雨に濡れた我が家の庭の小菊です。

思いがけない冷たい雨に、父が心配になりました。
午後からホームに行ってみると、案の定38度以上の発熱

風邪で発熱した父が抗生物質を投与されても一向に良くならないので
今週初めに私も付き添い、総合病院を受診した結果
「軽い肺炎が見られる」とのこと

食欲があるので入院はしないですみましたが
私は遊びの予定は入れず、連日父の様子を見に通っています

寒暖の差が激しいこの季節、胃の調子も悪くて体調は最悪です
心労も重なり流石に疲れ果てました。


この小菊が咲く頃は、何故か切ない思い出が多いですね。

去年の丁度今頃、母が三度目の誤嚥性肺炎で危篤状態になりました

3年前、その母が父と一緒にお世話になっていた施設から、肺炎で緊急入院したのも、
11月の銀杏の葉が黄金色に色付く季節でしたこちらです。

今は幼稚園の年長さんになり、お転婆ぶりを発揮している元気な孫娘の菜々ちゃんが
生後8ヶ月で肺炎に罹り入院したのもこの季節でした。こちらです。 

今年は平穏な秋であって欲しいと願っています





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横浜東口「崎陽軒本店」と、「横浜ジャズプロムナード」

2013年10月25日 | 我が街・横浜
天気予報図の中に二つの大型台風が顔を出して一週間近くになります。
連日雨模様のお天気が続き、学校行事や秋の行楽シーズンの予定が立たず、
やきもきしている方が多いのでは

明日土曜日に本州に最も近づく予報ですが、だいぶ南にそれて直撃はないようです。
でも油断は禁物、豪雨に要注意ですね。

横浜駅「東口」
私も今週はアウトドァーのお楽しみは諦め、横浜近辺をウロウロしました。
こちらはシーバス乗り場から見た、横浜駅東口にあるそごうデパートと高層のスカイビル
写した画像です。


横浜駅は国道一号線に面した海側の東口が玄関口なのですが・・・
昔から商業施設やバスターミナルのある西口の方が賑やかでした。


そごうデパート2Fのこの入り口を出ると、ベイエリアが望めます。

45年くらい前、横浜駅から湘南電車に乗って都心に通勤していた私のOL時代は、
東口には工場や倉庫が建ち並び、
回転展望台のレストランがあるスカイビルが目立つくらいでした。

その後、地下街の横浜ポルタとそごう横浜店の開店以降は目を見張る変貌を遂げています


この2階部分から右手の日産自動車グローバル本社ビル(みなとみらい地区方面)とを結ぶ
ペデストリアンデッキ「はまみらいウォーク」が設置されています。

そごうやスカイビルがある一角(出島地区)はみなとみらい地区の68街区ともされ、
同地区に含む場合もあるそうです。(ウィキペディアより)


左手のかもめ橋を渡ると、新しい商業地区のベイクウォーターに出ます。
みなとみらい地区や山下公園を結ぶシーバス乗り場もここにあります。

10月21日・「崎陽軒本店」で食事会
開港以来、常に世界の新しい文化を日本に導入してきた横浜・・・
その横浜の名物といえば一番に思い浮かべるのが「崎陽軒のシュウマイ」です。


1908年の創業以来、100年の歴史と伝統の味ですが

1955年に「横浜駅東口周辺を復興させたい」という願いと共に
鉄筋コンクリート3階建てのシウマイショップ1号館(本店)が建設されました。


横浜駅東口から歩いて1分
館内には中華はモチロン、イタリアンや食べ放題のブッフェレストランもあり
様々な地域から来る方々と集まってお食事する時はとても便利なのです。

今回のOL時代の仲間4人でのお食事会には、中華レストラン「嘉宮」を利用しました。


オーダーしたのは「くつろぎ昼会席」 
詳しい内容はこちらでどうぞ

まずはで乾杯し、近況を語り合います。お料理はほんの少しずつ運ばれます

食べて喋って、食べて喋って・・・撮り忘れもありますが、皿数で勝負のお料理でした


中高年の女性向きのメニューですが、男性や肉食系の女子にはちょっと物足りないかしら・・・

すでに未亡人になったり、ガンのご主人の病院に付き添ったりの仲間も居て
それぞれに人生の辛酸を経験し始める年齢ですが、
昔話にはお腹を抱えて笑い転げます。

食事後はカフェに場所を移し、結局11時半から16時半までの
5時間もお喋りを楽しみました。

勤め先の事は以前このブログでもUPしましたが、ご興味のある方はこちらをご覧ください。
今考えるととてもユニークな仕事場でした。


当時の会長(創始者)がモデルの小説が最近ベストセラーになり
「いずれドラマ化され、半沢直樹みたいにヒットするかも」と、当然その話題も出ます。

私は上巻を買い、下巻は図書館で借りて読みましたが、
内側を少々知っているだけに、感想は複雑です。

創始者の「人間尊重」の教えの元、出勤簿も労働組合も、
そして有給休暇もない、当時まれなる会社に4年勤めました。

「必要な時はいつ休んでも良い」と言われても、病気以外ではとても休みづらかった

それでも仕事仲間同士がいまだにこうして集まっているということは
和気藹々とOL時代を過ごし、嫌な思い出が無かったからかも知れません。

今頃になって「大家族主義」という社風の良さを実感しております。


「午後の飲茶会席」(ハーフセット)
ちょっと古いお話で恐縮ですが、短大時代の友人の
taeさんご夫妻が、今年の桜の季節に山形から上京して来ました。


横浜にあるご主人のご実家のお墓参りの後で会おうということになり
やはり交通が便利なこのお店を利用しました。


午後2時過ぎのアフタヌーンですので「飲茶会席」のハーフです。

お二人とも大柄なtaeさんご夫妻・・・足首を骨折したTちゃんも杖を持って参加です

毎回お好みの中国茶が選べますこの時は全員が違うデザートを頼みました。


春の「飲茶会席」と今回のランチ「くつろぎ会席」の違いは分かりましたでしょうか?

この夏、taeさんは難病を患い、貧血が酷かったそうで心配しましたが、
今は良いお薬が開発されていて、治療は週に一度の通院ですみ
無理しなければ旅行やダンスなど好きな事をして良いそうです。

でもご家族の皆様はさぞかしご心配なさったことでしょうね。


10月13日・「横浜ジャズプロムナード」
三連休の中日に、秋物のジャケットを買いに行ったついでに
MM21に足を伸ばしてみました。


毎年10月の連休に開催される、日本最大級のジャズフェスティバルが開かれていました。


横浜の街全体が会場となり、今年も10月12日&13日は中心街のあちこちから
トランペットやフルートの音が聞こえてきていました

こちらは「みなとみらい駅」のあるクィーンズスクエァーで聴いた
大好きなデキシーのリズムです。


「街全体をステージに」を合言葉に1993年から始まった
日本最大級のジャズ・フェスティバル。

国内外第一線のプロからアマチュアまで約 3,000人のミュージシャンが集結し、
ホールやジャズクラブ、街角のいたるところでライブを展開。

毎年10万人以上が訪れる横浜の秋の風物詩となっているようです。


こちらはプロの「楽団・南十字星」の歌と演奏で、撮影は禁止です。

「戦後まもなく銀座のキャバレーで南十字星の演奏を聴いた事があるよ」
お隣で話すお爺様お二人の会話が面白かったです。

周りを見れば若い人は殆ど居ません。


7月に汽車道に撮影に来た時は、人の姿も少なかったのですが
この日はご覧の通り大勢歩いています。


ビートルズやフォーク世代に近い私は、ジャズもいいけど
こうした素朴な音楽が懐かしかったです。


21日の食事会の帰路、父がお世話になっている施設から
父が「発熱した」との連絡があり、今週は毎日様子を見に通っています。

同じユニットで4名に風邪の症状が出ているらしく
父は未だに夕方になると37度5分くらいの熱が出ます

こんなお天気が続くと、弱者に皺寄せがきますね。
早く爽やかな秋晴れが広がって欲しいです




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奥蓼科の紅葉

2013年10月20日 | カメラ教室
伊豆大島に多大な土石流被害を及ぼした台風26号を追うように
今度は台風27号が発達中だとか・・・
この週末は早くもその前ぶれでしょうか?、冷たい雨が降っています

今日の日曜日は前回中止になった山登りの再挑戦日として、3人とも空けていたのですが
この激しい雨で、山行きは早々に取りやめました

この秋は徹底してお天気に見放され、山の計画が全く実行できないでいます
私たちの日頃の行いが悪いのか

いずれにしろ「記録的」という言葉が目立つ近年の荒々しい気象が問題ですね。


10月15日(火)・奥蓼科周辺の紅葉撮影会
たとえ雨が降ろうが台風が近づいていようが、中止にならなかったのが
「紅葉の撮影会」です。


富士山や立山はモチロンの事、各地の高い山からも初冠雪の便りが聞かれる頃となりました
紅葉はアルプスの山々から信州の高原や峡谷に下ってきたようです

横谷渓谷「王滝」周辺の紅葉
キャンセル待ちだった撮影バスツァーに空きが出て、急遽Sさんと参加してきました。

たとえ翌日の16日は台風襲来とTVで騒がれていようとも、
参加者は41人でバスは満杯、撮影会としては今まででサイコーの人数です。

私も含めて、皆様「酔狂」としか言いようがありませんね

Sさんと「太平洋沿岸から離れている長野県は、台風の影響も少ないだろう」と
僅かな期待を持って参加しましたが・・・
現地に着くころは雨となりました


最初に行った横谷観音展望台から望んだ「王滝」

北八ヶ岳の蓼科側は、カラマツ林が多いので、黄色一色の紅葉となるようですが
横谷観音の展望台から見る紅葉は、色々な色が混じり見事な織り錦が楽しめます。


今回はシャッタースピード優先で「滝を綺麗に撮ろう」と言うお勉強です。

「お天気が良ければ王滝まで行って三脚を使っての撮影を考えていましたが」
「雨なのでここからの撮影で我慢してください」


柵の金網が高いので、背の低い女性は三脚使用が無理
ズームも背伸びして手持ちで撮ったのでボケました


山並みに目をやると、雲海が流れていて幽玄な風景が楽しめました。


横谷観音の展望台は、メルヘン街道(国道299号線)の横谷観音の入口にある駐車場から
徒歩でおよそ5分のところにあります。
晴れていると南アルプス連峰が見えるそうですが・・・


この観音堂の周りの紅葉は見事でした。


10月初めに北海道の大雪山に行った友人が「今年の紅葉は全く駄目だった」
残念がっていました。

TVでやっていましたが、知床の紅葉も色着く前に葉が枯れたとか・・・
天候が影響しているのでしょうね。


台風接近で雨になり残念でしたが、こうした幻想的な風景が見られるのでヨシとしましょう。

御射鹿池(みしゃかいけ)
次に向かったのがバスで30分の所にある御射鹿池です。

東山魁夷画伯の「緑響く」という名画のモデルになったともいわれる池ですが
もともとは農業用の溜め池だったらしい・・・


一頭の白い馬が緑の樹々に覆われた山裾の池畔に現れ、
画面を右から左へと歩いて消え去った・・・

名画のように白馬の幻が見えるような気がしますが、雨はますますひどくなってきました


ここでの撮影のポイントはあの小さな浮島でしょうか・・・
絞りを16くらいにしてパンフォーカスで狙いますが、カメラが濡れて気になります。

ビニールの買い物袋に穴を開け、即席のカメラカバーとしましたが
それでもレンズに水滴が付いて上手くいきませんでした


雨が水面に落ちてできる水紋を撮ってみましたが
正直私にはこのような写真の良さは解らないです


こちらの松に付いた水滴の写真の方が好きですね
まるでガラスのイルミネーションのように綺麗に撮れました


「おしどり隠しの滝」の紅葉
最後に行ったのが秘湯「明治湯温泉」の脇を流れる
「おしどり隠しの滝」です。


駐車場から歩いて7~8分の所にあり、落差はありませんが
いくつかの滝が重なって流れている見事な滝です。


山用のカッパを着て登山靴姿の私、ここで初めて三脚を立ててジックリ撮影しました。


シャッタースピードを三分の一秒まで下げて、
水の流れを白く繊細に撮ります

台風前の雨の中の撮影は厳しかったけど、たくさん学んだ一日でした。
若い講師の先生も熱心で、色々勉強になりました。
(カメラは濡れてダメージが大きかったかな~?)

願わくばこの明治湯から始まる「横谷渓谷」のハイキングコースを歩きながら
たくさんある滝を撮りたかったかったです。

昔々、息子がまだ1歳だった40年以上前、主人の両親を連れて
明治湯に「湯治」に来たことがあります

我々は温泉に入ってすぐに帰りましたが、両親は一週間ここに滞在しました。
費用を全部我ら夫婦が持った、数少ない親孝行の一つでしたので忘れられません。

あれから明治湯も建て替えられて、立派になりましたね。
いつかここに泊まって、ゆっくり滝巡りをしたいと思いました。

※10月22日、大滝→王滝に訂正させていただきました。

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実りの秋

2013年10月16日 | 舞岡公園
10年に一度という大型で強い勢力の台風26号は、
多くの被害を出しながら、関東の沿岸部から北日本に進み、
温帯低気圧に変わったようですね。

特に伊豆大島の被害は凄まじいものがあり、大勢の行方不明者が出ている様子です。
一刻も早い救出を願い
被害に遭われた方々には心よりお見舞いを申し上げます。


つい先日まで30度を越す真夏日にあえいでいましたが
それでも自然界は少しづつ秋色に変化していました。

舞岡公園を散策(10月6日)
紹介の順序が逆になりましたが・・・
山行きが最初にキャンセルになった6日の日曜日、ポカっと時間が空いたので

陽が照りだした午後
我が家から歩いて30分の所にある「舞岡公園」に行ってみました。


モミジ場休憩所の木々が、何となく秋色に色付いている感じがしました

ここは里山の雑木林や谷地の田んぼ、そして湧き水による池をそのまま生かした
自然公園なのです。


稲が実った田んぼには案山子祭の出展作品が並んでいました。


投票は10月27日まで、表彰式は11月23日(土・祝)の収穫祭のときに行われるそうです。
詳しくはこちらをご覧ください。

この日は日曜日、多くのボランティアの人々が稲刈りをしていました。


このブログでも何度か紹介していますが、
舞岡公園は横浜の特徴的景観である谷戸の地形を生かし、

市民が「ふるさとの景色」の中で農体験や自然観察を楽しむことができる公園として
さらに防災的役割を持つ公園として整備が進められています。

田んぼの周辺の木々には赤い実が生りあぜ道にはアザミの花が咲いていました




「今年の作柄は?」とお聞きすると「まぁ~まぁ~の出来」との答えが返ってきました。
完全無農薬・手作業のお米作りを体験し、嬉しい収穫時期を迎えましたね

あれから10日が過ぎて、もう脱穀作業も終わったでしょうか?
今考えると、今回の台風襲来前で良かったと思います。


様々な登録ボランティアの方々が活動し、この公園を支えています。
その数年間延べ1万人

詳しくはこちらでどうぞ。


古民家のある「小谷戸の里」の周りではコスモスが揺れていました。

「くりはま花の国」のコスモスと違って、ここでは9月の台風の影響は感じられませんでしたが
今回の26号台風の影響はどのような形で出ているか心配です。

ちなみに前回紹介した久里浜のコスモスは2番花がようやく6分咲きになったところに
今回の台風で、殆ど散ってしまったようです


古民家の周りでは金木犀の花が香りを漂わせホトトギスが秋の風情を醸し出していました。




古民家前の広場では多くの家族連れが竹馬遊びを楽しんでいました。

ここは市街地化が進む横浜市南部の戸塚区・港南区・栄区にまたがる自然公園ですが
昔懐かしいふる里の風景に出会えます。


古民家裏の小川の脇には、たくさんのキツリフネの花が咲いていました

こうして一人でカメラを抱え、公園内を1時間半ほど散策し
出会った人々と挨拶を交わしながら、気分転換をはかりました。


          

今回の台風の被害では、収穫間近のリンゴが落下したTVニュースを見ましたが
今後まだまだ多くの被害の状況が分かってくることと思います。

我が家の小さな家庭菜園でも、50cmほどの高さに育ったブロッコリーが
根こそぎ倒れました



毎月一回、主人の友人から有料でお任せ野菜を送ってもらっています。

こちらの画像は今月送られてきたもの・・・

黄色いソーメンカボチャと緑の冬瓜・・・長いスクナかぼちゃとバターナッツが珍しい


甘くて美味しいスクナかぼちゃは奥飛騨産の稀少野菜だそうですが、
先日TVで紹介された新潟の妙高産の「バナナかぼちゃ」がそっくりでした。


八郎潟の新米「あきたこまち」も戴きました。


私の友人からもたくさんの「クリ」のおすそ分けがあり
さっそく新米を使って大好きな「栗ご飯」を堪能しましたよ

「天高く、馬肥ゆる秋」ですね。

美味しいモノがいっぱい
私もすっかり肥えてウエストがきつ~いです。


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今年の「くりはま花の国」のコスモス開花状況

2013年10月12日 | 花シリーズ
昨日の東京の最高気温が30度を超え、今日も真夏日になる予報とか・・・
観測史上最も遅い記録だそうです。

四季のある日本ですが、
このまま行けば春と秋が極端に短くなりそうな気配ですね。


10月8日(火)・「くりはま花の国」のコスモス
この日は山仲間のYさんと箱根の山を歩く予定でした。

朝起きてオニギリを握ろうと思っていた矢先にYさんからTELがあり
ご主人が腹痛で夜中に救急車で緊急入院したとの事
結局は盲腸炎だったらしいのですが、急遽予定が取りやめとなりました

歩く気モードのスイッチが入っていた私、青空を見上げながら思案した結果、
コスモス畑で有名な「くりはま花の国」に行くことにしました。


9月からあちこちで咲いているコスモスは、秋の青空に似合うお花です


カメラ仲間のSさんにTELして公園の正式名と行き方を聞いたら、
彼女もこの日は空いているとの事で急遽同行してくれました。


JR又は京浜急行の「久里浜駅」から歩いて15分の所にある「くりはま花の国」
春はポピーとネモフィーラ、秋には100万本のコスモスが咲き乱れる所として
知られていますが・・・

期待に反してお花の数が少なくて淋し~い

入り口に「先月上陸・接近した台風18号・20号の風雨の影響により、
コスモスの花びらが散り、その後新たに咲き始めた状態で10月中旬が見頃です」
と書かれた張り紙がありました

海の近くは台風被害が大きかったようですね。

撮影に耐えられる綺麗なコスモスを探しますこれがなかなか見つからな~い




せっかく青空が広がっているのに、主役のなり手が少なくて
今回は歩くのが目的と諦めました。


新しい種類のイエローキャンパスはどうにか見られました。


夏の名残の「ジニア」(百日草)がまだまだ咲いていました。


八重咲きはまるでダリアのような妖艶さで、可憐なコスモスを圧倒します。
真夏のように蒸し暑かったこの日に相応しい夏色カラーですね。

コスモスに混じって咲く大きな百日草・・・盛りは過ぎていますが存在感があります



これから咲こうとするジニア(百日草)も・・・再び暑さの到来で、お花も迷うのでしょう?


コスモス園をひと回りしてから木陰に腰を下ろし、持ってきたパンを食べて昼食タイムです


食後は階段を登り、高台の上からコスモス畑を眺めてみました。
この季節、本来ならコスモスカラーで染まるコスモス園、
お花が少なくてご覧の通りの色合いです。


私たちはひたすら歩きましたが・・・
園内は広い上に高低差があり、徒歩での移動は大変で
そのために「フラワートレイン」が走っています。(1回 大人:¥200円、小人:¥100円)


高台にある「ハーブ園」で、唯一咲いていたお花「イヌサフラン」
このお花を園芸用に品種改良したものが「コルチカム」のようです。

ハーブ園の隣の喫茶コーナーでひと休みしました
ケーキとアイスコーヒーだけでは喉の渇きが癒されず、更にコーラーも注文しました。

久しぶりにカメラを抱えての散策、たくさん歩いてたくさん汗をかきましたものね。
お喋りしながらのひと時も楽しいものでした。

本当は6日の日曜日に山仲間3人で浅間山近くの黒斑山に登る予定でしたが
一人が仕事で行けなくなり、それなら残った2人でお天気の良さそうな8日に箱根を歩こうと・・・

それもキャンセルとなり、挙句に選んだ「久里浜行き」でした。
物事は臨機応変に対応していかなくてはなりませんね。
付き合ってくれたSさん、有難うございました


時々シャッターを押しながら来た道を戻りました。

コスモスの間には雑草も多く見られて、ちょっと残念です。
私にとってのコスモスは「初恋」の思い出に繋がるお花
綺麗な中で咲いていて欲しい・・・


この緑地はスポーツ施設も備えた、横須賀市が運営する一大公園で入園は無料です。
「100円でも良いから有料にして、お花の管理をしっかりして欲しいわね」と
2人で話しました。

10月中旬が満開という「くりはま花の国」のコスモス開花情報はこちらをご覧ください。


10月10日(木)朝・久しぶりに見えた富士山

「くりはま花の国」を歩いた翌々日の朝は、
我が家からも綺麗に富士山が見えました

49年前の東京オリンピックの開会式となったこの10月10日は
晴れの確率の高い「特異日」なのだそうです。

7年後の東京オリンピックの開会式の7月24日も好天を祈りたいと思いますが
でも晴れたらとても暑いでしょうね


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みなとみらいで「撮影会」・そして私の反省

2013年10月05日 | カメラ教室
半袖で過ごした日の翌日が、20度に届かない11月初めの気温となり
慌てて上着を取り出したりしています。

季節が一ヶ月以上も飛んで、体も気持ちも着いていけませんね

(1)

一ヶ月に一度、地域の写真サークルの集まりがあり
A4に伸ばした写真を5枚持参して、講師の先生と仲間の皆で
「今月のあなたの1枚」を選び

額に入れて、会場のコミニティーハウスのロビーに展示しています。

2ヶ月前のお話で恐縮ですが、上の画像は8月に選ばれた「私の今月の1枚」です。
題して「木陰」

横浜・みなとみらい地区での撮影会
2年前に入会した「写真教室」は二科展に出展する人が多く、レベルが高すぎて
半年先輩のSさんと一緒に、1年でやめた私・・・

その教室の仲間に同じ住宅地に住む殿方が4人いて、
彼らが中心になって自治会の写真サークルを立ち上げ、私も誘われて参加しています。

この会では撮影会がありませんので、個人的に時々Sさんを誘い
鎌倉フォト散策に行ったり、大手旅行社の撮影ツァーなどに参加したりして、
提出する作品を用意している次第です。

7月に「花と風景の写し方・ステップアップ編」と題した
写真講座を受講し、2回の撮影会がありました。
(今の旅行会社は趣味の講座も催しているのですよ)

(2)

2回目の「風景編」の撮影会は、みなとみらい地区で行われました。
(1回目の「花編」の撮影会の模様はこちらです)

まず最初に訪ねたのが、ラウンドマークタワー横に係留されている「日本丸」

帆が張られるのは年に10回程度で、
この日は残念ながら白い帆の優雅な姿は見られませんでした

講師から「マストは欠かさず上まで全部入れること」という
注意を受けて写します

(3)
逆光のマストに輝く光芒を狙ったり・・・船の先端部に止まっている海鳥を撮ったりしました。


この日は猛暑の夏にしては比較的気温が低かったようですが
湿度か高くてモヤっていました。

(4)

今回は日本丸メモリアルパークから、汽車道を通り、
レンガ館までの撮影スポットを巡ります。


左手に見えているのが、みなとみらい地区のコスモワールドとクィーンズスクエァー
そしてパンパシフィックホテルが並びます。

もっと空が青ければ、もっと白い雲が輝いていれば絵になるのですが・・・

(5)

汽車道から振り返ってみたラウンドマークタワー

トップ(1)の画像はほぼ同じ位置に立ち、反対側の正面を写したものです。
私自身良く分かりませんが、芸術的には(1)の写真の方が勝るらしい・・・

撮影会では目の付け所を学びたいと思いますね。

(6)

ナビオスホテルの通路から写したラウンドマークタワーです。

トンネル写真とか、額縁写真とか言われる構図ですが
額縁の部分をもっと暗くして、バックの風景を鮮やかにした方が良いとの
指摘を受けました。

(7)

万国橋から望んだ、典型的なみなとみらいの風景です。
こちらも空がもっと青く澄んでいればと、自分で没にしました。

(8)

やがてレンガ倉庫に到着です。
大桟橋に横づけされた「飛鳥Ⅱ」が見えていました。

(9)

望遠で写してみますが、正直風景が大きすぎて構図が決まりません

(10)

レンガ倉庫の先端から振り返って見たラウンドマークタワーです。

(11)

正面の大桟橋には「飛鳥Ⅱ」の向こう側に、更に大きな「シー・プリンセス号」
見えていました。

確か去年の春にもこの2隻が横浜の大桟橋に並んで係留していて
Sさんと二人で間近で撮影しましたねこちらです。

更に湾内クルーズ船もやってきて、大小三隻の船の揃い踏みです。

12時近くなってここで撮影会は解散しました。
流石に汗でびっしょりですが、好きなことに熱中していれば「暑さ」は忘れますね



次は秋の撮影会を考えねばと、Sさんと八ヶ岳山ろくの紅葉撮影ツァーを申し込んだのに
満杯でキャンセル待ちと言われ
他にもあれこれままならず、前回ブログで愚痴りました。

それを読んだ友人達から「健康にも恵まれ、好きな事をやる気になるだけでも幸せよ」と 

私の周りで2人、それぞれ膝と股関節の手術をして人工関節にした人がいます。
大腸ガンが見つかった人も3人・・・
いずれも私より若い人なので驚きました。

そして学生時代の親友から「私血液の病気で、毎週輸血しているの」と電話があって
大ショック
「心配してくれる主人と友人にひたすら感謝しているわ」と明るく語る彼女・・・

私も詳しく調べればあちこち悪いところが見つかるかも知れませんが
それでも今は元気に動けます。

やりたいことが出来ないのは「自分の怠慢が原因」と気がつきました。
反省いたします


          

9月は菜園作業に忙しい季節でした。

秋冬野菜の苗や種まきのため、畑に出る事が多く
ハイキングに運動会、そして菜園作業と紫外線にさらされ
お肌は真っ黒に焼けてかさかさ状態です


夏野菜を片付けました。
猛暑の夏はゴーヤとトマトが豊作でした。

ゴーヤは息子の所が殆ど食べないので、熟れすぎて捨てたのも多々ありましたが
それらを使ってゴーヤジャムができると知り作ってみました。

黄色いゴーヤのワタと赤いタネをとり、細かく切って70%の砂糖を加えてひたすら火にかけます


お砂糖を多めに入れたのでカラメル色になってしまいました。

ちょっと苦味が残りますが気にならず、それなりに美味しくできあがり、
我が家で作っているカスピ海ヨーグルトに混ぜていただいています




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運動会、そして秋になって思うこと

2013年10月01日 | 
今日から10月、台風の影響で小雨模様のスタートとなりましたが・・・
門脇の「コムラサキ」の実が露に濡れて、まるで宝石のように輝いています


今年も残すところあと三ヶ月、もう四分の一しか残っていません

そろそろ先が見えてきた年齢となり、一日一日を大切に
悔いが無いように暮らさねばと思いつつ、

断捨離もさっぱり進まず、山の計画もお天気に恵まれずに中々実行できず
熱中して観ていたTVドラマ「半沢直樹」も「あまちゃん」も終わってしまい

ご近所仲間との海外旅行の話もまとまらず、
カメラ仲間と申し込んだ紅葉の撮影ツァーも満杯でキャンセル待ち
出るはタメ息ばかりです


「元気な内に好きな事をしたい」と思って焦っていますが・・・
ママならないのが現実ですね。

夫婦で楽しめば、と思っても
お互い趣味が全く違ってきて、我が家の場合は夫唱婦随も婦唱夫随も難しい・・・
何だか秋のお天気の悪い日はシンミリしてしまいますね

9月28日(土)・孫の小学校の「運動会」
晴天に恵まれた先週末、初孫のハー君の運動会が開催されました。
我が家から5分の所にあるハー君が通う小学校は、緑の芝生の校庭です。


3・4年生が踊った「ヨサコイ・ソーラン」はお祭りなどの定番ですね。

高齢化が進む住宅地の中にあるこの小学校は、横浜市で1・2を争う小規模学校
生徒の数が少ない為、すべて2学年一緒の競技です。


生真面目なハー君は、練習の時から手を抜くことなく頑張ったそうです。
「誰に似たんだろう・・・?」


3年生は一クラスしかありません。
31人中3番目の足の速さで、ハー君は辛うじてリレーの選手に選ばれました。

バ~バは黄色い靴のハー君を追って、望遠の連写で撮りましたよ。


バトンも上手く受け取って、走る姿勢もヨシッ
それイケー

地域のサッカー少年団に入ったハー君が
「足があまり速くないので、希望の攻撃陣には中々加われない」
「試合ではディフェンスかゴールキーパーに回されるんだ」

ジ~ジにそっと悩みを打ち明けたらしい・・・


ハー君は追い越されることも無く、そのまま三位でバトンをつなぎました。

三位の位置もまたヨシと、バ~バは思います。
頑張れば先がありますものね


リレー以外の見ものは5・6年生の組み体操でした。


ハー君もあと2年でこんな事が出来るようになるんだね

青空の下で、皆で食べるお弁当は美味しいねジ~ジは菜々ちゃんの幼稚園のお友達にも人気です。


この日は残念ながら、横須賀のジ~ジとバ~バが不参加でちょっと淋しいね。
でも菜々ちゃんに手がかからなくなったので、バ~バは撮影に専念できました。


午後からの見所はやはり5・6年生の騎馬戦と、全校生徒が4色に別れて走るリレーです。


騎馬戦は相手の帽子を取った方が勝ちです。

ハー君の白組はリレーには勝ちましたが、騎馬戦はことごとく負けました。

「ジ~ジの頃の騎馬戦は、土ぼこりが舞い上がるほど激しくぶつかったぞ」
「2年後、ハー君が出る時はジ~ジが作戦を教えてやるからな」と
主人は熱く語ります。

全校生徒全員と父兄が走る最後のリレーは、毎年お父さん達のハッスルに
怪我人も出たりしますが(去年走った息子が肉離れ)
最後は辛うじてハー君の白組が勝ちました


9月23日(月)・幼稚園の運動会
お彼岸の中日には菜々ちゃんの幼稚園の運動会でした。

秋風が吹き渡る涼しい曇り空で、観戦するには丁度良い日和


年長さんの菜々ちゃんはお神輿を担ぎます。ワッショイ!、ワッショイ!


年長さん恒例の組み体操でも頑張りました。


小学校の5・6年生の組体操には叶わないけど
もうこんな事もできるようになりました。


大玉ころがしや綱引きなど、父兄の出番も多い幼稚園の運動会も今年で最後です。
来年からはお兄ちゃんと一緒の運動会・・・

バ~バもあと6年、小学校の運動会でカメラ撮影が出来そうね
「元気で頑張るね」と言ったら、息子夫婦から
「それ以前に、地方への転勤もありうる」と言われてしまいました


@ @ @ @ @ @ @ @ @ @  

昨年秋に作成したデジブックの「藤沢・小出川の彼岸花」
今回「デジブック・旬撮スポットメール」で紹介されたようで、
たくさんの方々が見てくださいました。

有難うございました。この場で御礼申し上げます。

デジブック 『藤沢・小出川の彼岸花』(2012年)


母が長期入院していた藤沢の病院に行く方々、毎年のように見に行った「小出川の彼岸花」
もう母も亡くなって、ここの彼岸花の事はすっかり忘れていた私・・・
前回ご紹介した「境川歩き」の時に思い出しましたが
今年は行きそびれてしまいました。

去年と違い、今年は9月いっぱいで終わってしまったと聞いています。
デジブックをもう一度見直して、あの風景を思い出しています。



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