花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

推定平安鎌倉古道・三島大吊橋(1)

2016年05月27日 | 街道歩き
箱根サンショウバラの咲く時期に、ワンゲルの会で箱根の西側を歩いてきました。


この何とも可憐な箱根サンショウバラは、5年前の6月初めに湯河原の幕山の頂上で
山仲間と満喫しましたがこちらで紹介

今回思いがけず出会えて嬉しい限りでした

箱根峠から平安鎌倉古道を歩く(5月20日)
ワンゲルの会5月の企画の中の
「箱根峠から平安鎌倉古道の桜の名所扇平を通り、山中城址から昨年12月にオープンした
全長400mの長さの、歩行者専用大吊橋スカイウォークを渡り三島大社に至る
下りだけのコースを歩きます」
と紹介されたこのコース

夫と伊豆方面に向かう時に何度か車で通り気になっていたコースです。
観光も楽しめるとあって参加しました。


JR三島駅に9時集合で、芦ノ湖方面行きのバスで40分(840円)「芦ノ湖カントリー入り口」で下車

リーダーさんの説明では「平安鎌倉古道」を扇平まで下り、林道を箱根旧街道に向かい
途中の「箱根青少年自然の家で昼食、それから山中城址を目指します」と・・・


脇の石碑には「これより江戸まで25里」と刻まれていました。

江戸時代に造られた箱根旧街道は知っている方が多いと思いますが
それに並行するように、もっと古い「平安鎌倉古道」があるなんて知りませんでしたわ


”旧東海道の最大の難所は小田原宿と三島宿を結ぶ標高845mの箱根峠を越える箱根八里(32㎞)”
「この区間を箱根旧街道と呼ばれている・・・」


旧箱根街道の説明板を左に見て、そのまま芦ノ湖カントリー方面に進みます。
この日の参加者は、男性5名女性8名の計13名でした。


標識もちゃんとあります。


この日の午前中は曇っていましたが、富士山はご覧のとおりずっと見えていました。


緑豊かな箱根西麓の高級別荘地(芦ノ湖高原別荘地)の中を歩いていきます。


サラサドウダンでしょうか? 見事な大きさです。

別荘地の西端に入り口の案内板があり「推定平安鎌倉古道」と書かれた石碑も建っている


ここから尾根上を南西に下って行き、三島大社の東側まで直線的に続く、
12キロほどの古道が「平安鎌倉古道」」だそうです。


リーダーが「多分誰にも会わない貸し切りの道だよ」と・・・
まだあまり知られていないマイナーな古道なのでしょうか?

立派な案内板が立っていますが・・・滑りやすい道が続きます。


スニーカーにしようかと迷いましたが、登山靴に杖を持って来て正解でした。

この日のコースは日帰りバスツァーも巡る観光地も行きますが・・・
何せ「ワンゲルの会」ですから、敢えて困難な道を進むのです。

登山道を歩きだして約1時間で林道に出て、簡易トイレのある扇平に着きました。


「平安鎌倉古道」についての大きな説明板が建っていました。

平安時代の箱根越えは足柄峠を通る足柄道だったが、802年の正月に富士山大噴火があり
足柄道がふさがれ、三島大社から元中山を通り芦ノ湖南岸に出て箱根町に抜ける
この「平安鎌倉古道」が開かれたようです。

伊豆に流されていた源頼朝もこの道を通ったのでしょうか?
いにしえ人のロマンが感じられました。


このまま山道を進むと元山中です足元にはアザミが咲きだしていました


すでに12時を過ぎていて・・・
リーダーから「林道を左に進んで、箱根青少年自然の家で昼食にします」と説明がありました。


少し濃くなった緑の眩しい中を30~40分歩きます。
道端には初夏のお花が見られました。

シラユキケシという花らしい・・・鮮やかなオレンジ色の「山ツツジ」


この日は植物に詳しい山小屋さんは韓国の山に行っていて不参加でした。
ハテナ?と女同士、名前が分からないお花に苦労しましたよ


渓流の周りにはピンクと白のお花が混じる「錦ウツギ?」が
たくさん咲いていました


       

勝手に「ウィンドウズ10」にバージョンアップ

この2週間、何が何だか分からないままにバージョンアップされてしまった
マイパソコンに振り回されていました

「10にバージョンアップしたらパソコンが動かなくなった」という声をたくさん聞いていたので
この三ヶ月間、画面にしつこく出ていたバーションアップの案内は
いつも×印をクリックしていたのに、何故だ~

写真仲間6人が集まった時にその話が出て、二人はバージョンアップ途中で拒否
私ともう一人はそのまま流れに任せて10にしてしまった
後の二人は特に変化なしと言う状況でした。

セブンからバージョンアップした仲間はしょっちゅう固まるとこぼしていて、
元に戻すことを検討中とか。

8.1からアップした私は、画像の入力に時間がかかるようになっただけで
さして不都合はなく、後は慣れと思っていましたが・・・

先日、外付けのハードディスクに画像を移動しようとしたらつながらない
買った店に持って行こうとコンセントを抜き、試しにもう一度試みたらつながった
そんなてんやわんやがあって疲れ果てました。

「何故余計なお世話みたいなことをしてくれるのかしら?」とお嫁ちゃんに愚痴ったら
「巷の噂では今度11を出すので、無料で10にバージョンアップさせ不都合の情報収集目的らしい」と・・・
そんな馬鹿な~~

防犯パトロールのお仲間同士でもその話が出て、思いがけず
「セブンからアップしたらとても調子が良い」と言う方が2人いましたわ。

何が何だか理解できないお話でした



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風薫る5月の横浜案内・MM21から「港の見える丘公園」へ

2016年05月22日 | 我が街・横浜
お天気が安定し、風も爽やかなGWから入梅までの間が、私の一番好きな季節です。

我横浜市の花が「バラ」
この季節、公園や家々の庭にはバラが咲きだし、ほのかな甘い香りとともに楽しめます。

お天気に恵まれた5月15日(日)、私は一眼レフカメラを抱えて横浜の中心街に出かけました。

5月の「みなとみらい21」(MM21)へ

JR桜木町駅を降りて、エスカレータで登ったラウンドマークに向かう渡り歩道から見た「日本丸」です。
この日は帆船日本丸が最も美しく見える、29枚すべての帆が広げられていました。


日本丸の帆走する優雅な姿は「太平洋の白鳥」と呼ばれていました。

年に10回程度行われるこの作業は、ボランティアの方々の協力を得ているそうです。
詳しい日程はこちらをご覧ください。

私は日本丸の右横に見えている帆掛け船の形の「インターコンチネンタルホテル」方面に向かいました。

「ぷかりさん橋」
ホテルとパシフィコ横浜の間を抜けると客船ターミナルに出ます。


名が示すように「ぷかりさん橋」は施設全体が海上に浮いています。

この桟橋は山下公園から発着するマリーンルージュやマリーンシャトルといった横浜港遊覧船や、
横浜駅東口と山下公園とを結ぶシーバスも立ち寄り、みなとみらい地区の海の玄関としての意味合いもあるようです。

可愛らしい洋館風の建物は、一階フロアがここから発着する観光船の発券所と待合所で、
二階部分はイタリアンレストランになっているようです

いつか入ってお食事をしてみたいと思いつつ、一人では勇気が出ません

「レンガ倉庫へ・・・」

あの帆掛け船の形のホテルから、ワールドポーターズを通り抜け、
レンガ倉庫に向かう途中は、お花が美しい公園になっています。

この日は日曜日、若いファミリーの姿が目立ちました。


夫を亡くしてまだ間もない2年前の9月下旬に、四十九日代わりの「偲ぶ会」の会場を決めるために
私は一人でここを歩いた覚えがあります。

初秋の風情の風景も淋しく感じ、胸が詰まる思いでしたこちらです。


今から46年前に、私は大好きな5月に結婚式を挙げました

45年目の結婚記念日は残念ながら夫と2人で迎えられず・・・
去年の今頃は感情が揺れ動き、OL時代の仲間たちとの食事会をドタキャンして
一人思い出のレストランで、涙をにじませながらビールを飲んで夫を偲びましたこちらで記しています。

今回同じ時期に、思い出のレストランがあるビルの前を歩きましたが、涙は出ませんでした。
私も大部立ち直れたということでしょうか・・・?

「港の見える丘公園・イギリス館」へ
レンガ倉庫から、名所を回る「赤い靴号」バス(100円)に乗り、バラの綺麗な港の見える丘公園に向かいました。


行ってビックり
ローズガーデンが、他の花々もたくさん混じった「イングリッシュガーデン」に様変わりしていました。


バラ以外のシーズンも楽しめるようにとの配慮なのでしょうか?
この日は白や紫のカンパニュラが目立ちました。


横浜市環境創造局のホームページを見ると
「平成28年4月1日より緑化工事が終わりリニューアルオープンしました。
今までバラ園であったエリアは<イングリッシュローズガーデン>として緑化がされ、
イングリッシュローズをテーマに一年草と宿根草との混植のガーデンとなり、
四季を通していろいろなバラや草花が咲き競い、花木の香りと彩りをお楽しみいただけます」
と紹介されていました。


ユリ科の「ヒメトリトマ」前庭はカンパニュラが主役



以前と違って沢山の花々が混じりますヤグルマギクは我が家の庭にも咲いています




イギリス館東側の山手111番館に通じる庭には、以前のバラが大部残っていました。

深紅の「熱情」「クィーン・オブ・スェーデン」



ジャーマンアイリスも・・・?狐のゴマ科の「アカンサス」


ワタクシ、カタカナ名の洋花はチンプンカンプンでございます


噴水があるだけだった「大仏次郎館」前の広い庭も、すべてイングリッシュガーデンに変わりました。

前回来たのは2年前のちょうど今頃・・・
父を亡くして2か月目に、幼馴染のtomokoさんが私を慰めるためにここでランチをご馳走してくれました。

こうして見比べてみると、2年前のローズガーデンは満開のバラが咲き誇っていましたこちらでご覧ください。

この春、港の見える丘公園の「イギリス館」のバラ園はすっかりリニューアルされて驚きましたが・・・
この2年、私の自身の境遇も全く変わってしまいましたものね~~



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新緑の「大山」登山(その2)・大山頂上から広沢寺温泉へ

2016年05月17日 | 山シリーズ
TVを点けたままソファーでウトウトしていたら、突然緊急地震速報の音で目が覚めた。
「スワっ、首都圏直下型地震がいよいよやってきた~
バッグと非常持ち出し袋を抱えて玄関に走る

我地域は震度3でそんなに強い揺れは感じませんでしたが、しばらく心臓のドキドキが収まらない・・・
こんな時、一人暮らしの不安を嫌というほど感じます

さて・・・
GWの5月1日に行った「大山登山」の後編をご紹介いたします。

大山頂上~唐沢峠~不動尻

私たち3人は大山頂上でおにぎりを食べ、お茶も買ってトイレ(延々30分も並びましたわ)も済ませ
身支度を整え、12時半に出発しました。

その前に見たのが「奥の院」の裏側の展望台からの丹沢主脈の山々です


一番左端に南アルプスと富士山が見えるはずですが、目を凝らしてもこの日は残念ながら見えません。

表示板に書かれた山々の名前を確認しながら、50代の中頃に3人で歩いた
「塔ノ岳~丹沢山」のコースを懐かしみました。

「あの時は丹沢山の小屋に泊まるべきだったのよ」
「イッキに蛭が岳まで行ったから、7時間半も歩いてヘロヘロになったわね」
「体力の衰えを感じた最初だったと思う・・・」


反対側に戻り「見晴らし台~日向薬師・下社」と書かれた案内板の所がら下ります。

初めて夫と大山に登った日は秋の台風一過の晴天で、横浜のベイブリッジまで見えましたが・・・
春はふもとの町も霞んでいました。


ここから雷ノ峰尾根コースを下ると「日向薬師」に出ます。

見晴らし台経由でケーブルカー駅のある下社にも下れますので、ここまでは下山者も多く
若いグループや元気な小学生連れのファミリーに追い立てられるようでしたが・・・

この分岐から私たち3人は「不動尻・広沢寺温泉」と記された左のコースを行きます。
「とにかく新緑が綺麗なのよ」という、Yさんお気に入りの登山道でした。


ガゼン人の姿が見えなくなり、静かな歩きが楽しめました

4年前のGWにKさんはこの階段でつまずいて転んだそうです。
(私はその数日前にスーパーで転んで手を骨折し不参加)


新緑のトンネルの中を行きます。


ゴツゴツしたゴジラの背中のようなお隣の山は「大山三峰山」
私たちも20年くらい前に登りました。
大山ほど大きな山ではありませんが、鎖場や痩せ尾根が続くスリリングな楽しいコースでした。

今回「あの山に又登ろうか?」という話も出ましたが・・・
私が2月にスッ転んだトラウマがまだ残り、「鎖場はパス」と


下りだして丁度1時間、ベンチが置かれていたので私たちも休憩しました。
後ろに見えているのが登って来た「大山」です。


このコースを歩きだしてから、初めて若い男性が一人下ってきました。
彼には先に行ってもらい、私たちはノンビリと新緑を満喫しながら歩きます。


この日は遠くに濃いピンクのミツバツツジが新緑の中に混じっていましたが・・・
小さなコンデジでは撮れませんでした。

こちらはもしかしてシロヤシオ
丹沢の「桧洞丸」のシロヤシオロードが有名ですね。

「あの山も往復だけなら私たちまだ登れるわね」
この3人で、17~18年くらい前の6月1日に登った時はシロヤシオも見頃で
ナント!富士山も見えていたのです。


やがて痩せ尾根も出てきて、慎重に歩きます。


気持ちの良い新緑の中を歩きだして1時間15分・・・
目指す「広沢寺温泉」まではまだ6km以上もあります。

この先が「唐沢峠」、そこから急降下が始まりました。

2月に簡単なハイキングロードでスッ転んだ私と、
以前このコースで転んだ経験のあるKさんは、足元だけを見つめ超がつくほど慎重に下りました。
私もカメラを取り出す余裕はありません・・・

3歳若いYさんはスイスイと下って行きます。
Kさんが「膝が震えて歩けない」と呟き、私も付き合って休み休み下りました

膝にブレーキをかけ過ぎて、彼女はいわゆる「膝が笑ってしまった」ようです

大山はファミリーにも人気の山ですが、1251mの標高がありますから
ケーブルカーを使わなければ標高差が950mもあり、とても歩きがいのある山なのです。

不動尻から広沢寺温泉経由でバス停へ

午後3時丁度に「不動尻」に到着しました。滝や渓流美が楽しめる水が豊富な所です。

出会った人は4~5人の、静かな静かなコースでしたが・・・
大山三峰山からの登山道と合流し、登山者の姿もちらほら見えました。

この不動尻からバス停までの、コンクリートの林道歩きが1時間半でちょっとロング

足元にはミヤマキケマンでしょうか?初夏の花のウツギ(卯の花)も咲きだしています



茎はマムシ草にそっくりですが?もう実が・・・やはり熊さんは居るのね。


不動尻の下りで会った青年は鈴を鳴らしながら歩いていました。

午後4時前にようやく車の通行可能な道路に出ました。
「昔歩いた時は小さな集落があったけど、今では防水堤ができて家もなくなってしまったわね」

広沢寺温泉まで来るとバス停がありますが、16時台のバスはない
更に20分歩いて、午後4時半過ぎに七沢温泉入り口のバス停に出ました。

去年の秋に歩いた「巡礼峠」が目の前でした。
ここからバスで厚木に出て小田急で帰ります。

不動尻までの急な下りは元気に歩いていたYさんが、その後の1時間半の林道歩きで疲れたのか?
「筋肉痛で駅の階段が登れない」と言いだしました。
「早々と筋肉痛が出るなんて、あなた若いわ~

私は日頃の防犯パトロールのコンクリート歩きで慣れたのか?
転ぶ心配の少ない林道歩きは、気を使うことなく歩けて楽でした。


でも・・・
今年のお正月明けに登った、ワンゲルの会の新年会を兼ねた大山登山では、
私も三日間筋肉痛で苦しみましたから・・・

今回は帰宅後に入念なストレッチをしてからお風呂に入り
寝る前に足にベタベタとシップを貼ったら、筋肉痛は出ませんでした

整形外科でもらったシップ薬は強力な効き目がありましたわ





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新緑の「大山」登山(その1)・ヤビツ峠から大山頂上へ

2016年05月12日 | 山シリーズ
GWが終わった途端、メイストームが続きましたが・・・
今日12日(木)は強い風も収まり、快晴の空が広がりました


我が家の二階から、久しぶりに富士山がクッキリと見えています(AM10時撮影)

初夏の日差しの中、冬物の毛布や炬燵布団を洗いベランダに干しました。


            

ヤビツ峠から「大山」へ(5月1日)
毎年GW期間中には山仲間と3人で、新緑登山を楽しんでいます。
去年は奥多摩の「浅間嶺」、一昨年は「南高尾山稜」中沢山から草戸山、そして3年前は「滝子山」・・・

今年は「どこに行こうか?」と中々決まりませんでしたが
丹沢山系の「大山」から、広沢寺温泉に下るコースの新緑が素晴らしい
という仲間のYさんの推薦もあり、歩いてきました。


8時過ぎに小田急「秦野駅」に到着、ゴールデンウィーク期間中は次々にヤビツ峠行の臨時バスが出ています。

私は今年のお正月明けに、ワンゲルの会の新年会を兼ねた「大山登山」をしていますがこちらです
季節が違えば楽しみも違うということで・・・
ご覧の通りヤビツ峠では、1月には見られなかった萌黄色の新緑が迎えてくれました。


ストレッチをしてから、9時半に登りだします。

頂上までのマップタイムは一時間、標高差は約500m
このヤビツ峠からのイタツミ尾根が、大山に登るには一番楽ちんなコースなのです。


新緑のトンネルが気持ち良い

足元には可愛い野イチゴ→キジムロの花薄紫のスミレがあちこちに咲いていました。


高尾山に比べると野の花は少なめですが、あそこほど混んでいないのが良い


整備された歩きやすい道が続きます。


たくさんの山桜の花びらが登山道に見られ、見上げるとあちこちに「マメ桜」が咲いていました。


突然視野が開け、丹沢主脈の「塔ノ岳」や百名山の「丹沢山」が見えています。
お正月明けに登った時はこの辺りがらガスって、展望は利きませんでしたね。


芽吹き始めの新緑の中に、ピンクの山桜が混じり、まさに「山が笑っていました」


私がスッ転んだ2月のハイキング以来三ヶ月ぶりの、この山仲間との登山・・・
28年近くも一緒に歩いている者同士、思い出の山の話も弾みます。

「この3人との会話は”そうそうそうよね”って同調できて、とても楽しいわ」と、Yさんが呟きました。


やがて「大山阿夫利神社」下社からの登山道と合流すると、登山者の数が増えてきます。


11時ちょうどに大山頂上の「奥の院」に到着しました。
1月に来た時はシャッターが下りていましたが、今回は開いていたのでこちらでお参りしました。

40代の前半から一緒に歩いている山仲間です頂上はマメ桜が満開でした。


流石にGW期間中は、ご覧の通りの人出ですが・・・
座る所のなかった昨年秋の高尾山頂上と違い、私たちも日影で休憩し、持ってきたオニギリを食べました


頂上にはトイレは勿論、お食事処も開かれていて、お弁当を忘れても大丈夫
私とYさんは1本300円のペットボトルのお茶を購入しました。


            

「母の日」と「孫の誕生祝」(5月8日)
GW最後の日曜日は「母の日」でした。
5月生まれのお兄ちゃん孫のハー君とのお祝を一緒にやるからと
息子夫婦から近くの駅前のお寿司屋さん系の居酒屋さんに招待されました。

息子夫婦からブリザードフラワーが贈られたばぁ~ばのハー君へのプレゼントは時計


Gショックの防水時計が欲しいというので、この日息子と孫たちと一緒に
駅前のショッピングセンターに行き、お兄ちゃん希望の腕時計を買いました。

最初3万円~4万円台の時計が並ぶケースの中を物色していたので、「これは大人用の高級品よ」とけん制・・・
店員さんに予算を言って色々出して戴き、その中からハー君が気に入った予算ギリギリの腕時計がありホッ

この春6年生になったお兄ちゃん孫は、もう玩具からは卒業ですね。
12歳を迎えるハー君と、ばぁ~ばのツーショットを、オトータンのスマホで撮ってもらいました。
(私はカメラを忘れてしまった

居酒屋料理が大好きな孫たちと、お刺身やお寿司や焼き鳥、串揚げなどをたくさん食べ
息子夫婦とたくさんのアルコールを飲み、良い気持ちになりましたわ




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私のゴールデンウィーク

2016年05月07日 | 日常の日記
「2日と6日に休暇を入れると10日間の連休になる」と言われた今年のGWもそろそろ終わりです。

昨日は午後から雨になりましたが、全般的にはお天気に恵まれ
春から初夏へと季節の移ろいを感じた日々でした。

ご近所のお宅のお庭でランチ(4月30日)
鎌倉のツツジ寺「仏行寺」に行った翌日はピカピカの快晴となり
ご近所のお宅のお庭でお蕎麦をふるまわれました。


3軒先のお向かいのFさん宅は、150坪の広いお庭のお宅です。
センダンやカツラの大木が茂り、眩しいばかりに輝く新緑のモミジも赤い羽根を付けていました。


自然流の庭の一画には、元N航空のパイロットだったご主人手造りのバーベキューコーナーがあります。

「実家からお蕎麦が届いたからお昼に一緒に食べましょう」と、三連休の2日目に奥様からお電話がありました。
一緒にストレッチ体操に通っている彼女のご実家は、札幌の有名なお蕎麦屋さん。

偶然私の母の実家近くにあり、その趣ある店構えは私も良く知っています。


サンデーモーニングの、シニアの私には関係のないGWですが・・・
世の中がファミリーで楽しんでいる時に、一人家に居るのも淋しいもの

やはり親しくしているご近所仲間のノンちゃん(ご主人がもっか心臓の手術で入院中)と
喜んで参加させて頂きました。

もう一人、F家の息子さんたちが少年野球をやっていた頃から懇意だったYさんが加わりました。
私と同じ年代の未亡人さんとか・・・

「夫を亡くして3年8ヵ月、先日ニューヨークへ行ってブロードウェーで”王様と私”を観てきたわ」と
いたってサバサバした奥様で・・・

癌だったご主人の最後の4ヶ月間を自宅で看取ったというお話も、クールに語ってくれましたが
ご自分が入院した時がとても淋しくて「毎日ご主人が見舞に来てくれる人が羨ましかった」と涙ぐんでいた
解るわぁ~、その哀しみと切なさ

「Y家の旦那もnaoさんの旦那も、僕の好きな人々が早く逝ってしまって淋しい」と
接待してくれた元パイロットさんはシンミリ・・・


テーブルには、天ぷら・天カス・トロロ・大根おろし・刻み葱と並びます。
私は造り置きのサラダにチーズと焼き豚を添えて持参、夫が親しくしていたご主人とビールを飲みました

心地よい風が吹く中、3時間半ほどお蕎麦と会話を楽しみました。

前日は大船で「ランチ」

前日、写真仲間のSさんとツツジで有名な「仏行寺」に行きましたが、巡ったお寺はこの一軒だけ
帰路に大船で一緒にランチ
結局ここでも3時間のお食事とお喋りを楽しみました。

「何をそんなに話す事があるの」と、殿方には理解できないでしょうね~

「竹の子料理」
夫が居た時は何本かもらった竹の子も、今年は1本だけ・・・


早速「竹の子ごはん」を作り、息子宅に届けました。
孫も大きくなると、塾や御稽古事に大忙し
お嫁ちゃんも半日ながら仕事をし、その上サッカー少年団の役員や送り迎えとコレ又大忙し

私が時々お料理を作って、こうした機会を持つべきですね。

残った竹の子で定番の煮物と・・・シーフードミックスと野菜で八宝菜も・・・


翌日の私の昼ごはんは五目焼きそばでしたわ。

GWは毎年山仲間と3人で新緑登山を楽しんでいます。
今年はご近所でお蕎麦を堪能した翌日の5月1日(日)に、新緑の輝く大山から広沢寺温泉まで
7時間かけてのんびりと歩いてきました。

そのご紹介は又の機会とさせていただきます。

GW後半は庭仕事と畑作業
一年中で一番花々が咲きだすこの時期は同時に、雑草も茂る季節です。


登山の疲れも残っていましたが・・・
GWの後半はもっぱら庭の草取りと畑の夏もの野菜の植え付け作業です。

畑の野フキを刈り取り、土を施しました。

今採れるのがスナップエンドウと絹サヤビールのツマミはフキの煮物と絹サヤのバター炒め


そして、マヨネーズて食べる採りたてのスナップエンドウは、とても甘くて美味しい


フキやエンドウをあちこちに配ると、沢山の出来上がった御惣菜が返ってきます。

ある日の夕食、私は鮭を焼き、スナップエンドウを茹でただけ・・・
後は全部友人やご近所仲間から届いたヘルシーなお惣菜です。

Sさん、防犯パトロールのお仲間さんありがとう

            

GW前半はもっぱら遊びに出かけていましたから、ブログ仲間のラッシーママさんから戴いた
ジャーマンアイリスの紫色が今年初めて2輪咲いたことや

クリンソウが増えたのと、黄色とピンクのエビネも咲いたのは目にしていましたが
写真を撮ったのが遅すぎて絵にならずに残念でした


気が付いたらデッキの上に置いたままの、夫が遺した鉢植えのクレマチスが3輪花をつけ
あっという間に盛りが過ぎていましたわ

突然暑くなったので、藤やツツジを始めとする春の花々の見頃がせわしなかったです。

夫が増やした「アッツ桜」も何とか花が咲きました。こちらは「コキンバイ笹」


雨も多くて庭木も茂ったので、孫娘を連れてやってきた息子に電動ノコでバッサリと切ってもらいました。

この日は子供の日だったので、お礼に「フェミレスでのランチを皆にご馳走したい」と言ったら
お兄ちゃん孫が「塾の宿題が終わらない」とかで時間が取れないらしい・・・


仕方なくご近所のカレー屋さんのテイクアウトのランチセットを届けました。
今年6年生のハー君、急きょ中高一貫教育の学校をダメもとで受験することになったらしい
そのためのお勉強がとにかく大変とか

今朝は草木ゴミを出す日なので、早朝から息子がやってきて夫が遺した鉢植え類も整理して
せっせとゴミ集積所を往復しています。

お兄ちゃんはサッカーの練習とかで相変わらず大忙し

「明日の夜、母の日のお祝とお兄ちゃんの誕生会を一緒に外でやるから」と言い残して
息子はハー君を練習会場に送るために、9時過ぎに慌てて帰っていきました

両家のジジババが息子宅に集まって、和やかに孫たちのお節句と誕生日を祝った日々が懐かしい。
横浜ジィ~ジが亡くなり、お嫁ちゃんのお母様も心臓の手術をして療養の身・・・

孫たちも成長して忙しくなり、あの楽しい集まりはもう戻らないのでしょうか
ちょっと淋しいですね。

気がついたらこのブログも、4月で満11年を迎え12年目に入りました。
孫も大きくなるはずですね。

この間、信じられないような悲しい別れがいっぱいありましたが・・・
多くのブログ仲間の皆様に励まされ、何とか寝込むことなく過ごしてきました。

これからも残された私の人生の晩年を、マイペースで綴っていきたいと思っておりますので
どうぞ宜しくお願いいたします




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鎌倉「仏行寺」のツツジ

2016年05月02日 | 鎌倉散策
風薫る季節の到来です
GWの前半はお天気に恵まれ、私も連日楽しむことができました。

誘ってくださった写真仲間・ご近所仲間・山仲間の皆さん、ありがとう。

ツツジの名所「鎌倉・仏行寺」(4月29日)

写真仲間のSさんが「26日(火)に行ったお寺のツツジが素晴らしかったので案内したい」と
誘ってくれたのが鎌倉にある日蓮宗「仏行寺」(ぶっこうじ)

大船からモノレールに乗って「深沢」で下車、歩いて10分の所にある静かなお寺です。


裏山の斜面一面に「ツツジ」が植えられ、安養院と並ぶ「ツツジ」の名所。
(安養院より広くてツツジの種類も断然多い


山門を入ると本堂、その裏に池庭、そして裏山がツツジ畑となっています。
境内はそれ程広くありませんが・・・


裏山の形状と一面に広がるツツジのせいか、とても広く感じます。


仏行寺(日蓮宗)は、源頼朝に信頼された梶原景時の子源太景季の菩提寺。

ツツジの間を登っていくと、景季の片腕が埋められていると伝わる「源太塚」があります。


「三日前に来た時はお天気も良くて、どのツツジも鮮やかだったのよ」
「今日は終わったツツジが多くて残念だわ」とSさん・・・

でもツツジの間に植えられた、小さな可愛い花々が楽しめます

こちらは「芝桜」?それとも?ツツジの下で隠れるように咲いていました。



白い「シラン」がたくさん見られます。これから楽しめる「ナデシコ」


濃いピンクの「シラン」は我が家の庭でも公園でも、あちこちに咲いていますが
白は楚々としていて素敵です


庭師姿の若いお兄さんが作業をしていたのでSさんが
「3日前に来た時は素晴らしかったけど、ツツジはもう最後?」と聞きました。

「前日の雨で花弁がずいぶん痛みましたが・・・」
「濃いピンクのオオムラサキはまだまだ楽しまますよ」との返事

確かに花弁には水滴が・・・白いツツジは丁度見頃でした


一番上まで登り、墓地の中を通り過ぎていくと・・・

「源太塚」

梶原父子は、頼朝の死後、御家人の弾劾に遭い、鎌倉を追放され駿河で討死し
その死を悲しんだ景季の妻信夫(しのぶ)はこの地で自害したといわれ、
すぐ近くの鎌倉山には「しのぶ塚」があって、「源太塚」と向き合って建っているという。

ただ・・・
「道路整備で今はその塚も移動して、向き合ってはいないらしい」と
そこに居合わせた女性が教えてくれました。

鎌倉には街のあちこちにそんな悲劇の史跡が見られますね


私たちは本堂に向かって下ります。


再び若い庭師さんに出会ったので、私は興味を覚え
「どこかの造園会社に属していて、このお寺のお庭の管理を任されているの?」
と聞くと・・・

「僕はこの寺の副住職です」
「裏山の土砂崩れを防ぐためにせっせとツツジを植え、庭を管理し本堂を守っています」との事でした。


本堂横には小さな竹林もありました。

この日まだまだ元気に咲いていたのはオレンジ色の「ヤマツツジ」でしたが
その後の暑さでどうなりましたか?


私とSさんは池の手前のベンチに座り、持ってきたお茶とお菓子でノンビリしました。
前日の雨で空気がシットリとしていましたが、強めの風が爽やかで気持ちが良い・・・

北鎌倉や鎌倉駅周辺の観光地から少し外れた「仏行寺」
GWの混雑とは無縁の静けさでした。

その日のお天気を見て、思い立ったら30分で行ける鎌倉散策楽しみました

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