花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

「はとバス」に乗ってのオフ会新年会と早春の花

2023年02月26日 | 東京の街
3週間近くも間が空いての更新です。
日数が短い2月は”逃げる”と言われるだけあって、気が付けば月末になっていて焦りました


(2月11日・舞岡公園にて撮影)

早春の陽光に誘われて、散歩がてら我が家近くの「舞岡公園」に行ってきました。
小谷戸の里の古民家の裏庭に咲く「福寿草」が見頃との情報を得て、大きなカメラ持参の撮影目的です
ただ今年は茅葺屋根の吹き替え工事で中には入れず、裏庭だけの開放でした。



春には桜見物で賑わう「おおなばの丘」方面に向かう途中「シナマンサク」も満開でした
黄色いリボンのような花びらのボリュームに圧倒されますね。

まだまだ三寒四温で北風の冷たい日もありますが、陽の光は強くなり春本番の近い事が感じられました。

その後も新しいPCに慣れず、孫の受験本番の週には愛犬小太郎が下痢して息子宅はテンヤワンヤ・・・
私も緊張した上に、片づけねばならない問題も抱えて心労が続き眩暈に悩まされる日々でした。


オフ会新年会は「はとバスで東京見物」(1月30日)
3年ぶりに開催されたブログ仲間との新年会は「はとバスツァー」の参加となりました。
遅まきながらのUPです。
心が落ち込んだ時は楽しい事を記すのが一番の妙薬ですね



東京丸の内南口を10時20分に出発して「皇居二重橋~浅草~東京タワー」と巡る半日コースで
最初の見学地はすぐそばのご存じ「皇居・二重橋」です。

私7年前にこの「二重橋」を渡った事がありますこちらをご覧ください。
当時、身分証明書持参すれば午後1時からの皇居内見学に参加できました。


(ラッシーママさんの画像をお借りしました)

コロナ禍になって以来3年ぶりの新年会で、今回の参加者はこの7名。
大寒のさ中だというのに風もなく暖かい日和で、ラッシーママさんはコートをバスに置いたままでした。

二重橋の左手は「桜田門」、警視庁などの官公庁が並び皇居前広場の対面には丸の内のオフィスビル

OL時代の4年間、私は毎日職場のビルの9階からこの皇居前広場を眺めていました。



皇居前広場には立派な楠木正成の騎馬像があります。

鎌倉幕府の大軍を相手取り、奇想天外な戦術で戦い、幕府滅亡のきっかけを作った稀代の戦略家、楠木正成。
後醍醐天皇の信頼も厚く、建武政権でも活躍したものの、最期は足利尊氏に敗れ、命を落としました。



再びバスに乗り行った先は「浅草・雷門」です。

ガイドさんの案内で雷門右横の天ぷら屋「三定」に直行ランチは2Fの広間での「天ぷら定食」でした

食後は各自自由行動で、我々7人は雷門前の撮影スポット「浅草文化観光センター」に向かいました。



最上階は展望台になって浅草・仲見世の風景が一望できます。



こちらは「東京スカイツリー」がすぐそばに望める墨田川方面の眺望です。

雷門左横の「雷おこし」有名店に寄りますはとバスのお土産券で「おこし」(左)を受け取り

更に息子宅用にお土産を買いました(右)。少々の割引がありましたよ。

それから「仲見世通り」を歩きましたが、混んだ中での7人はお互いの姿を見失いがち・・・
この日は平日の月曜日でしたが、観光客は(日本人の高齢者が少ない感じですが)
外人さんはコロナ以前に戻っている気がしました。



門の左右に金剛力士(仁王)像を安置する宝蔵門まで進みました。
この宝蔵門をくぐると左手に五重塔が目の前に建ち、右手にスカイツリーが見えます。

4年前の同じオフ会新年会も浅草で食事し、仲見世通りを歩いて浅草寺をお参りし
その後更に墨田川クルーズで船に乗り「お台場」まで行きました。



4年前と比べると、今回の方が着物姿の外人さんが多い感じがします。

コロナ前の2019年1月18日の「浅草寺」の記事と比べてみてください。
あの時はボランティアガイドさんに説明案内を受けましたね。

食事も含めて与えられた自由時間2時間の浅草見物を終えて、駐車場の「はとバス」に乗り込みました。

最後の見学地「東京タワー」へ
バスは歌舞伎座から銀座4丁目の交差点を通り、お堀端から国会議事堂や各政府機関の建物など
ガイドさんの説明を受けて、左右の車窓の風景を楽しみました。

PM2時頃、333mの高さの東京タワーに到着です周囲にはタワーと同じ高さのビル群が工事中

私たちは150mの高さの展望台(メインデッキ)までエレベーターで昇り
1時間の自由時間が与えられました。



10日前の1月21日にワンゲルで歩いた徳川家ゆかりの菩提寺「増上寺」が眼下に広がっています。

遠方に目を移すとワンゲルで歩いたばかりの湾岸地域でお台場のレインボーブリッジも見えていました

この日の午前中は快晴でしたが、午後には気温が上がり水蒸気で空気が霞んでしまって
富士山はそれらしき稜線がぼんやり見えるだけで残念でした。

スカイウォークウィンドウは勇気ある人から歩きだし眩暈持ちの私は恐る恐る続きます

ゾウが乗っても大丈夫な強さとガイドさんから聞いてはいても、下が見えるとクラクラします
飛び跳ねている仲間もいて「凄い」と思いましたよ。

こうして1時間の展望を楽しみ、「はとバス」は出発地の東京駅南口に3時半頃に戻りました。
我々はすぐそばの「KITTEビル」4Fでお茶タイムです。

お洒落でカジュアルなカフェでお喋りを楽しみコーヒーとケーキのセットで喉を潤しました

この日行った東京の名所は何度も訪れた事がありますが、、、
ガイドさんの説明を聞きながらバスで巡ると、東京の中の点が線で結びついた感じがします。
幹事の「銀河さん」、楽しい一日をありがとうございました

※尚、今回の参加者は幹事の銀河さん始め、ラッシーママさん、花水木さんtonaさん
大阪のlilyさん静岡のビオラさん、そして私の7人です。
私と違い、皆さまはすぐにブログにUPしていますのでご覧になってください。



コメント (12)
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河津桜咲く「鎌倉宮」と高騰する「光熱費」の話

2023年02月07日 | 鎌倉散策
2月に入りました。3日の節分の日は太陽が顔を出さず寒い日でしたが・・・
翌日の立春はまさに暦どおりの早春の暖かさが感じられる日和でしたね。
我が家の梅の蕾も膨らんで、日当たりの良い高い所の枝から咲き出しました



こちらは1月6日に行った「鎌倉宮」の鳥居横に咲いていた「河津桜」です
一か月前のお正月に咲いていたことが驚きです



同じ横浜のお隣の区に住んでいる親しいワンゲル仲間のくせ毛のアンさんにこの話をしたら
お互いのエリア近くの「永谷天満宮にも河津桜はある」という。

「でも満開になるのは2月中旬以降」だそうです。
我が家も含めてこの辺りは丘陵地帯で標高があるから、海辺に近い鎌倉宮とは咲く時期が違っている?

河津桜咲く「鎌倉宮」(1月6日)
高校受験を控えている孫娘の合格祈願に行った「荏柄天神社」への参拝を済ませた後は
すぐ先にある「鎌倉宮」に向かいました。



鳥居の左側に「河津桜」が見えますね。この奥にも沢山咲いていました。



鎌倉宮の御祭神は建武の中興で有名な後醍醐天皇の皇子「大塔の宮・護良親王」
私は神殿に向かいました。

階段下の右手には人気の「厄割り石」があります。
素焼きの陶器・かわらけに息を吹きかけ、石をめがけて思い切り投げて厄を割る。
この日も若い人で賑わっていました。



本殿で手を合わせてから右手奥に進むと、摂社の村上社(身代わり様)があります。
悲劇の親王の忠臣・村上義光公の像があり、なでると身代わりになって治してくれると言われていて
私は「頭・お腹・腰・膝」となでさせていただきました。ちょっと欲張ったかな~?



鎌倉宮の祭神「護良親王」は室町幕府初代将軍の足利尊氏と対立し鎌倉に流され
鎌倉宮の社殿裏にある「土牢」に約9カ月間にわたって幽閉され、28歳で苦闘の生涯を閉じました。

反対側の本殿の左手奥に進むとその土牢はありますが、以前高校時代の友人と回ったので今回はパスでした。

親王への追慕が厚い明治天皇は明治2年(1869年)に「鎌倉宮」を創建
自ら社号を「鎌倉宮」と定められ、永く親王の御霊を祀られました。

時計を見ると午後2時半近くになっていたので、この「鎌倉宮」からバスに乗り駅に向かいました。

正午過ぎに鎌倉駅から小町通りを通って檀カズラに出て賑わう鶴岡八幡宮の舞殿まで行きました

八幡宮本殿前の階段は混みあっていて、通行制限中なので参拝はパス・・・

代わりに八幡宮の右隣の「白旗神社」に参拝して・・・鎌倉幕府御家人の一人、畠山重忠の屋敷跡を通ります

頼朝が幕府を開いたのは鶴岡八幡宮の東側奥の大蔵の地でした。

今では幕府跡の石碑が清泉小学校の敷地脇に立つだけ更に5分歩くと「頼朝の墓」が建つ階段が見えくる



上には江戸時代に島津氏によって建てられた「頼朝の墓」階段を下って2~3分先の階段を上ると「法華堂跡」です
頼朝の墓と隣り合ったここには鎌倉幕府執権の「北条義時が眠る法華堂」がありました。
今ではその痕跡が残るのみ・・・

看板に張られたQRコードをかざすと、幻の「法華堂」が現れます
鳥居の奥の長い階段を上ると、御家人の一人の大江広元の墓もあり
このコース、昨年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」フアンにお薦めです。

その後目的地の「荏柄天神社」で孫娘の受験合格祈願のお守りと購入し、「鎌倉宮」を参拝して
鎌倉駅に戻ったのは3時前でした。歩いた歩数は11400歩・・・

物足りない方は「鎌倉宮」から15分歩いた先の「瑞泉寺」や紅葉の綺麗な「覚園寺」
又は発掘が進み整備された「永福寺跡~もみじ谷」に足を伸ばされることをお薦めします。

高騰する「光熱費」
1月のガス代(12月23日~1月25日)の請求が23310円
昨年夏(7月26日~8月25日)の15倍近くになった



我が家は煮炊き用のコンロが電気のIHですから、ガスは給湯と暖房のガス温風ヒーターのみ・・・
真夏はシャワーだけだからガス代はほとんどかかりませんが、それにしても凄い差額です

寒さはまだ続くので「灯油の方が安いかしら?」と慌てて石油温風ヒーターを取り出して灯油を買ったら
1ℓ132円する(タンクローリーで回って来て、階段上の裏口まで運んでくれるから高いのだ)

3週間分の3缶60ℓ買ったら8000円近くが飛んで行った。一軒家は本当に寒い



歳とともに冷え性になった私、パワーのある石油ストーブを焚いても食事時などは足が冷える。
それで湯たんぽを購入したが、T-falでお湯を沸かすには電気代がかかる。

寝室はエアコンを2時間ほど入れて、さらに電気あんかを使用しているので電気代の請求が恐ろしい
一人なのに暖房費月5万円も大いにあり得る



雪国の人から見たら恵まれているのだが、同じ北海道生まれのご近所仲間のFさんに愚痴ったら
分厚い靴下を買ってきてくれた。(北海道人は寒がりなのです)

「春よ来い!早く来い!」と口ずさんでいる私です。


コメント (17)
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