花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

入梅近し・友人たちと一緒にお墓参り

2018年05月29日 | 日常の日記
例年より早く九州・四国まで入梅し、関東地方もまもなく「雨」のシーズンに入りそうですね
我が家の庭のアジサイも咲きだしました。



去年、大きな花芽を残して私が剪定したこちらは南側に植えた西洋アジサイです。

他に東側にブルーの日本アジサイ、北側にピンクの西洋アジサイがありますが・・・
順次咲きだしています

浴室のリニューアルやGWもあったりで4月5月と大忙しでしたが、
先週後半から5週目の今週は趣味の会も「コーラス」があっただけで、自由時間が取れるようになりました。

連日庭と畑の草取りに追われていますが、頑張りすぎると身体が悲鳴を上げて
一日ゴロゴロする日もあったりします



今、庭や畑の周りに茂りだしているのは「ドクダミ」です。

鎌倉のお料理屋さんのトイレで、涼しげに一輪挿しに活けられているのを見たことがあり
それはそれで素敵でしたが・・・

そのままにしておくとドクダミだらけになり、他のお花が消えてしまいます



梅雨前の五月晴れの日々は冬物の整理と洗濯をせっせとしています

普段は使わない二階のベランダの物干しにも毛布などを干したりして、
足元に並んだ数鉢のシンピジュームが咲きだしているのを知りました

夫が56歳で脱サラして造園士になって以来、毎年12月になるとお正月用に立派なシンピジュームを仕入れてきました。



10鉢以上あるシンピジュームを冬に全部室内に入れるのは無理なので
半分は日当たりの良い南側のベランダに置いていました。この時期それらが次々に咲きだしています。

我が家の場合シクラメンは相性が悪いのですが、シンピジュームは手間いらずで毎年健気に咲いてくれますね。

花々が次々に咲きだした私の一番好きな季節もそろそろ終わりです。



毎週ご近所仲間とコミニティーハウスに通う我が住宅地の中の道、5月上旬に咲きだしたバラが綺麗なお宅が多い・・・
お庭とエクステリアの美しさに、いつも我々が歓声を上げるお宅の奥様がベランダで布団を干していたので
許可を得て写させていただいた

バラには青空が合うこれからはその青空も少なくなりそうです

慌てての畑作業
4月5月と大忙しだったので畑まで手が回らず、冬野菜がみなトウがたち
黄色の花畑になっているのを見て見ぬふりをしていましたが・・・

流石に周りに迷惑をかけるので、先週慌ててタネができている大根や小松菜を片付けて
夏野菜の植え付けの準備をしました。

その中に最後に残った一輪のジャーマンアイリスが目に入った



6~7年前に、ジャーマンアイリスをこよなく愛するラッシーママさんから戴いた苗
夫は鉢に植えていましたがサッパリ咲かないので、彼を亡くした翌年から私は畑に植えました。

2年前に初めて咲いて、今年は濃い紫と薄い紫と合わせて6本咲いたようでした。

「茶色がかったオレンジ色のお花が綺麗でしたよ」と、お隣の畑のおじ様に言われ
見なかったことを悔いました。ラッシーママさんごめんなさい

親友taeさんの三回忌(2017年11月26日)

(2017年11月26日写す)
                                         
昨年の11月末に、taeさんが眠る横浜の久保山墓地近くのお寺で三回忌がとり行われ、我々短大時代の仲間三人も列席
会食は中華街のローズホテルの「重慶飯店」でした。

学生時代の親友taeさんが、急性白血病で亡くなって丸2年が経ったのです。



taeさんは8人兄妹だったので、ご親族も大勢参加です。

そしてtaeさんのブログ友達で、taeさんのご主人の仕事も手伝っている夢子さんも福島県から参加
翌日私が横浜案内をしたのも良い思い出となりました。

taeさんのご主人と4人でお墓参り(2018年5月9日)
三回忌から半年が過ぎた今月、山形からtaeさんのご主人が上京した際、首都圏に住む私たち三人に
「一緒にお墓参りに行きませんか?夕ご飯をご馳走します」と声をかけて頂きました。

私たちも丁度「暖かくなったらtaeさんのお墓参り方々会いましょう」とメールしあっていた所だったので
有難くお受けした次第です



3人でtaeさんに相応しい華やかで明るいお花を持っていきました。



この日は5月だというのにとても寒い日で、マーちゃんはダウンコートにウールのストール姿です。



「taeさん、貴女の闘病の2年間を共に戦ったTさんは敗北感に苛まれて西洋医学に不信を抱き」
「免疫力を高めるための健康食品を使って、2時間もかけて自炊しているようですよ」
「見守ってあげてね」と、私は心の中で語りかけました。



ご主人のTさんはtaeさん愛用の一眼レフカメラを持参
私たち3人を撮って下さいました。

18歳で同じ学び舎で知り合って50数年が経ちました。taeさんが居ないのが淋しいです。

夕食は横浜中華街で



私たちはローズホテルの「重慶飯店のポイントがあるので、ご馳走させて下さい」
とおっしゃるTさんに甘えることにしました。

グラスビールで再会を乾杯し、紹興酒を一本頼み、飲んで食べてお喋りして
お料理の写真を撮り忘れました



四川料理の辛めの麻婆豆腐や八宝菜など4~5皿頼み、最後は五目焼きそばで〆ました。
Tさん、ご馳走様でした

女3人集まれば漢字の通りの姦しさで、さぞかし驚かれたと思います。

10歳年上のご主人と10年前に結婚したチーちゃんは、目下入退院を繰り返しているご主人の介護中・・・
彼から催促の電話があり、「男って甘ったれなんだから」と愚痴りながら7時には帰って行った

残った3人で更にレモンサワーを飲みながら8時過ぎまでお喋りを楽しみした。
Tさん、私たち3人の語りの中でtaeさんを感じる部分はありましたか?


              

明日の午後から3日間の天気予報は雨マークが続きます。いよいよ梅雨入りでしょうか?
先週末から自律神経が乱れ、何故か?、時々朝から涙が溢れます

5月21日はもし夫が生きていたら48回目の結婚記念日でした。

夫を失った翌年のこの日は、友人たちとの銀座での食事会をドタキャンして・・・
夫と44回目の結婚記念日を祝いながらビールと冷酒を飲んで食事した思い出のお店に出向き

MM21の夜景を見ながら、一人で泣きながらビールを飲んで偲びましたこちらの記事でUP

でも・・・
今年は当日息子からの「結婚記念日おめでとう」メールで思い出し、慌てて遺影の夫にビールを注いで乾杯しただけ
私は決して夫が恋しくてメソメソしているわけではない(キリッ!)

これはストレッチ体操の講師がよく言う低気圧性ウツと言うものだ。
気候の変化に身体も心もついていけない老化現象なのだ(3月も同じ症状が出たし)

こんな日は気心の知れた友人と長電話するのが良いのかもしれないが、皆忙しそうだしなぁ~

「虚構の世界の中でも良いから”心ときめく対象”を見つけると、若くて元気に過ごせます」
と話していたヨガの真知子先生の言葉が浮かんできましたわ


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お一人様シニアの、私流GWと母の日の過ごし方

2018年05月20日 | 日常の日記
5月も下旬となり、蒸し暑い日が続いて梅雨間近を感じさせるこの頃ですが・・・
今日20日の日曜日は爽やかな青空が広がりました



朝7時にベッドから起き上がった時は、西側の方向に雲がかかっていましたが
AM10時過ぎ頃から雲が切れて富士山が顔を見せていました。

前回UPした弘法山公園からの富士山と違って、住宅街の屋根や電信柱が邪魔をして風情がありませんが
あれから2週間以上が過ぎ、富士山の左手(静岡県側)の雪が少なくなっている事が確認できました。

黒柴の小太郎君のお散歩


GWに山仲間3人と歩いた弘法山登山以後、2回ワンゲルの会に参加し毎週ロングを歩いていた私・・・
昨日も蒸し暑い中八景島近くを15000歩弱歩いて、流石に疲れて腰が重い

一人身の気楽さで、午前9時過ぎにのんびり朝食を摂っていたら
息子とお兄ちゃん孫のハー君が、子犬の小太郎君を散歩させながらやって来た

友人とふざけあって、右手の親指を骨折してしまった孫のハー君(ちなみに彼は私や息子と同じサウスポー)
骨を固定する針金が一本抜けて、あと一本がまだ手中に入っているのでバスケの部活もお休みです。



黒柴の小太郎君はようやく予防注射の効果の免疫力がついて、GWから公園デビュー
歩いて10分の我が家で水を飲み、息子とハー君は横浜ジィジにお線香をあげて帰っていきました。

オトータン(息子)は午後から仕事があり、お昼前には千葉に向かうらしい。
「お袋ごめん、庭木のカットと食事会は今回は無理」と言いながら・・・



2週間前の5月5日に、オトータンと姫孫の奈菜ちゃんが初めて我が家に小太郎君を連れてやってきた。
息子が翌日ゴルフで我が家の車を借りにきたので、散歩は片道だけです。

私はその3日前に泊りがけで小太郎君の世話をしましたから、すっかり懐いて大喜びで盛り上がりましたわ

息子宅で黒柴小太郎君と一泊二日を過ごす(5月2日~3日)
息子宅のGWは千葉市に単身用マンションを借りて住む単身赴任のオトータンと合流し
家族4人でディズニーランド近くのホテルに泊り、一日TDLで楽しむというコンセプトでしたから

私が頼まれたミッションは「子犬の小太郎の1日三度の食事と見守り」でした。

尿パットの取り換え方々、食事前の30分~40分間は小太郎をゲージの外に出して一緒に遊びましたよ。



夜は奈菜ちゃんのお姫様ベッドで、すぐ横の小太郎君の様子を見ながら寝ましたわ(熟睡はできなかったけど)

GW明けの週は5月の二週目、連日趣味の会が続きました。

7日(月)=頸椎を手術した弟の2回目の見舞い
8日(火)=ご近所仲間3人と一緒にストレッチ体操参加
9日(水)=コーラスの後、3時半に横浜駅集合でtaeさんのご主人と短大時代の仲間3人でtaeさんのお墓参り

10日(木)は一日かけてカメラ教室に提出する作品選びと印刷
私は広大な高原での「ワラビ採り」の風景写真を選んで四枚印刷しました。


伊豆稲取「細野高原」でのワラビ採り(4月28日)



ブログ仲間のラッシーママさんご夫妻に、以前連れて行ってもらった「細野高原」でのワラビ採り詳しい情報はこちらです。
昨年お誘いを受けた時は腰の調子が悪くて辞退しました。



まだ葉が開かないこの位のワラビを採ります。トウダイグサなどの春のお花も見られました。

今年はワラビも例年より早めに葉が開き出したようで、以前と同じ斜面で探してもなかなか見つからず
午後から場所を変えました。

目も慣れて、ママさんご夫妻などは7キロ以上も収穫できたようです。
写真を撮りながらの私は2キロくらいでしたが・・・



快晴に恵まれたこの日、高原に吹き渡る風が気持ちよくて、私はワラビ採りに精進しながらも
時々一眼レフカメラを取り出して、この天城連山の南に位置する広大な緑の風景を撮りました



空が大きい、緑が眩しい、吹きわたる風が爽やかで気持ち良い



雄大な自然の中ではちっぽけな人間・・・
それが分かると小さなことでクヨクヨするのが馬鹿らしくなる・・・

そんな事が感じられる風景が撮れたらと、上にUPした4枚の高原風景の写真を持参したが
技術不足て講師には伝わらず却下され



11日(金)のカメラ教室の日
最後の1枚として加えた鎌倉「報国寺の竹林」の画像が今月の私の一枚に選ばれた。

ただし上3分の1をバッサリとカットするようにとの指示・・・




このように六つ切りにしてコミニティーハウスのロビーに、お仲間18人の作品とともに飾られた
最近写欲が失われ自信喪失気味で、撮影会よりもワンゲルの方が楽しい私です。

前日からラッシーママ家の伊東の別荘で泊りがけのオフ会
膝の手術をして間もないラッシーママさん、思った以上に術後の調子が良かったのか?
急遽去年ワラビ採りに参加できなかった私と銀河さんにお声をかけていただきました。



以前案内されて「新鮮でお安くて盛りが良い」と感嘆した活き魚料理店が場所を移して開店したとかで
伊東駅AM11時に車で迎えに来てくれたママさんご夫妻が、今回新しい店舗に連れて行ってくれました



ラッシーママさんご夫妻と、私と銀河さんのペァーそれぞれが「刺身定食」と「魚のフライ定食」を頼み
シェアーしながら両方を頂きました

このお刺身の分厚い事、マグロの角煮の小鉢とお漬物&シジミのお味噌汁が付いて
1100円とは驚きです

開店の15分前に行って並びましたが、それも苦にならず充分満足のお店でした

ラッシーママ家の伊豆伊東の別荘の「まりも荘」
お隣の竹林になっていた土地も買って駐車場とジャーマンアイリス畑に整備して・・・



余裕の間隔で植えたジャーマンアイリスが見事なお花を咲かせていた
これからますます楽しみが増えましたね。



午後からはまったりと4人でビールやワインを飲みながらお喋りを楽しみました
黄色のタッパーに入れ持ってきたのは私の常備サラダ、横のフキの煮物は銀河さんの差し入れです。

夜は6畳の部屋にお布団を三枚敷いて、パパさんを端っこにして4人一緒に一部屋で寝ましたわ。

故郷のない私にとっては姉夫婦が住む実家のような感じがします。



収穫したワラビは帰宅後よく洗って、すぐに大きめの鍋三つに重曹を混ぜた熱湯を入れて浸して一晩置いてアク抜き。
翌日ザルに取り出し流水でさらしたワラビはこのような色をしています。

今回はこのザル2枚分の量が採れたので、半分をご近所仲間4軒に配りました。
このザル1枚分の4分の1を息子宅に持って行き、残った分を冷凍し、卵とじや山菜うどん
天ぷらにしたりで、私は春の味を楽しんでいます。

ラッシーママさん、大変お世話になりました
一人身にとってGWはとかく孤独を感じて淋しくなりますが、お陰で楽しく過ごすことができましたよ。

「母の日」のプレゼント
お嫁ちゃんから可愛いお花とお菓子が届きました



カメラ教室の翌日の12日(土)はワンゲルに参加し
中山道の宿場町を23000歩歩いてきました。

そして母の日の13日(日)は雨の中、ご近所仲間のK子さんの織と染め物の作品展にのんちゃんと
プリンさんと3人で鎌倉芸術館に出かけ、帰路K子さんも交えて4人で夕食を共にしました

息子から「母の日なのにごめん、忙しくて帰れないので食事会はいずれ又」と電話がありましたが・・・
「私は連日忙しくて、母の日はご近所仲間とドイツ料理の店で夕食だから気にしないで大丈夫」と答えましたわ。

世の中には子供のいない人だって多いのだし、ボッチクリスマスやボッチお正月の人も沢山いるはず
家族で祝えるのはごく恵まれた人たちと・・・
夫を亡くして4年近くが経ち、そう思えるようになった


14日(月)=ご近所仲間と3人で着付け教室参加
予定の入っていなかった15日(火)は疲れがドット出て、一日中ウツラウツラしていました

この中の出来事を詳しくブログに紹介できるのはいつの日、一体何編UPできるかしら


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GW・新緑と爽やかな風の中を歩いた「弘法山」

2018年05月06日 | 山シリーズ
GWも終わり、明けた今朝は小雨降る曇天が広がりました。

GW期間中の先週は頸椎の手術を受けて6日目の弟を見舞い・・・
弟と同じ頃右手親指を骨折し、全身麻酔で手術を受け一泊入院した孫のハー君の消毒とレントゲン検査の為の病院に
仕事のある母親に代って付き添い、中学校まで車で送り届け

5月2日&3日はオカータンと孫たちが千葉に単身赴任しているオトータンのマンションを訪ねる方々
家族でホテルに泊まってディズニーランドを楽しむというので、請われて私は近くの息子宅に泊まり込み
子犬の小太郎君の世話でバタバタしていました。


(5月4日・弘法山公園にて写す)
でも・・・
私自身は晴天に恵まれた中、GW前半は伊豆に一泊の泊まりで出かけ・・・
後半は古くからの山仲間3人で近場の山登り・・・

ご覧の通りの見事な富士山に遭遇できましたので大満足です

古い山仲間3人で「弘法山公園ハイキングコース」を楽しむ(5月4日)
私と鎌倉に住むカズさんは横浜9時発の相鉄線特急に乗り、次の駅の二又川でアキさんと合流
終点の海老名で小田急線に乗り換え、10時前に「秦野駅」に到着。



北口のコンコースを通り抜け、信号を渡ってそのまままっすぐ進み、「まほろば大橋」を渡ったら右に曲がり
すぐの階段を下って水無川沿いの遊歩道を歩いて行きます。

川の水が透き通ていてとても綺麗

この日はGW後半の4連休二日目・・・
前日の3日がメイストーム襲来でお天気が荒れましたから、河原にはたくさんのファミリーの遊ぶ姿が見えました。



二つ目の階段を上って県道71号線にぶつかったら、交差点を渡って左に曲がります。
そのまま進み「弘法橋」を渡るとこの看板が現れました。駅からここまでがおよそ1.4km

休日はザックを背負った多くのグループがぞろぞろ行きますので、迷うことはありませんが
地図のない方は駅で「案内パンフレット」をもらうと便利です。
(私はネットのこちらを参考に印刷していきました)



ここからこのコース一番の登りが始まります。
私たちは登山靴の紐を締め、杖を取り出し10時半に登りだしました。

風は強いものの青空に恵まれた連休二日目、赤ちゃんを背負子に入れて登っているお父さんなど
若いファミリーやシニアの団体、そして山ガールのグループも多い・・・



40分かけて登っていくと「浅間山」頂上の表示板が現れました。



ここから見事な富士山の姿を見ることができました~
トップの富士山の画像は、コンデジのズームを使ってこの時撮ったものです

私たちはここのベンチで持ってきたパンを食べながら1時間ほど休憩
去年10月の「赤城山登山」以来の、半年ぶりの再会にお喋りに花が咲きました



次の「権現山」を目指して眩しいばかりの新緑の中を行くと、右手に相模湾が望めて
三浦半島と江の島も確認できました。

枝に白いお花をいっぱい付けた木が風に揺れています。
「何のお花?」とカズさんが問うので「ニセアカシアではないかしら」と私は答えました。

遠い昔、小学校の登校路で見た、初夏になると見事に咲きだす「新潟大学の農学部の垣根」の
白いニセアカシアの花を思い出しました。



反対側の左手には目の前に「大山」がそびえていて、その存在感の大きさにカズさんは驚いていました。
このコース、私とアキさんは三度目、でもカズさんは初めてだったのです。

その崇高な姿に「大山信仰の賑わいが分かるような気がするね」と3人で納得しました。

手前の薄紫のお花は「桐の花」、「先日行った伊豆にもたくさん咲いていたわ」と私
「20年位前に登った奥多摩の本仁田山の下りで見たじゃない」とアキさん。

30年近く前からの山仲間同士、共通の思い出はすぐに蘇ります。



このコース、弘法山まではベンチやトイレがあちこちに完備しています。
二人連れのおじ様たちの手製の昼ご飯が美味しそうだった・・・

この先も緩い登りの階段を上っていくと車道に出て・・・



数台の車が止められる駐車場を左手に見ながら、標識に導かれ山道の右カーブを登り次の「権現山」を目指します。。

全く同じコースを昨年の12月初めに、ワンゲルで「忘年登山」として歩きました。
この辺りの真っ赤に色付いたモミジの紅葉が素晴らしかった

「紅葉が美しければ新緑も綺麗なはず」と思って決めた今回のルートです。



最後の20分は輝くような新緑のトンネルの中の登りでした



登り切った所で振り返ると、ド~~ンと見えてきた「富士山」
一眼レフカメラを持ってこなかったことを後悔しました



そして左手に続く「箱根連山」です。
あの峰々、登山道がない二子山以外は全部この仲間と歩きましたね。



この展望台が建つ広場が「権現山」頂上です。
丁度正午でしたので、広場の周りではお弁当を広げる人々で溢れていました

私たちは展望台に上り、眼下に広がる秦野の街の向こうにそびえる富士山をはじめとする箱根連山と
伊豆半島、それに重なる真鶴半島・・・

そして横浜や三浦半島・江ノ島を眺め、北側の丹沢・大山などを一望できる絶景スポットを堪能しました。



私たちはまだお腹が空いていなかったので階段を下り馬場道を通り、800m先の「弘法山」に向かいました。
両側には桜が植えられています。
弘法山は桜で有名な山なのです。

以前、アキさんと来た時は春の「桜祭り」の最中で、この道には提灯が並んでいました。
あの時の桜はまだ一部咲きで残念でした



山頂へ続く緩くて長い階段を上がり、12時15分にようやく「弘法山」に到着しました。

弘法山は、弘法大師が修業したと伝えられていて、山頂には釈迦堂が建てられています。
半年前の晩秋に来た時は、釈迦堂横の大きなイチョウの木の黄葉が見事でした

今の季節は鐘楼や井戸の周りの新緑に目が行きましたね。

弘法山の山頂近くにも駐車場がありますので、ここまではたくさんの人々で賑わっていますが・・・



ここから先は人々の姿がぐぅ~っと少なくなります。
晩秋は黄葉の中、落ち葉を踏み分け歩いた印象的な道でした。

新緑の季節は権現山までの輝く緑の方が魅力的です
山は季節によって魅力が全く違いますね。

道端に我が家の庭で咲いている「タツナミソウ」によく似たお花を見つけました。
ただ葉の形が違います。

「もしかしたらラショウモンカズラ
帰宅後、山渓の山野草の本で調べたらピンポ~~ンでした。



               他にも二人静の姿があちこちに見られました。



午後2時前に「吾妻山」に到着、ここのベンチで持ってきた🍙を食べました。

シートを敷きクーラーボックスを横に、自家製の草餅やフキみそなどを並べて売っているおじさんに声をかけられ
3人とも買ってしまった。

吾妻山から先は緩い下りが続き、15分行くと鶴巻温泉方面に下る標識が現れます。



私たちは右に下って行き、25分で小田急「鶴巻温泉駅」に到着しました。



3時近くなのでお茶とお喋りを楽しむことに・・・

駅前の喫茶店で私はコーヒーフロートで喉を潤しました。
ケーキも美味しそうでしたが、吾妻山で食べた「草餅」でお腹がいっぱい

「風が強かったけどお陰で清々しい中での歩きが楽しめたし、緑が眩しくて感動モノだった」
「今日の天気予報は突然の雷や雨に注意だったけど、最後まで青空で良かったね」
「家族向けの簡単コースだったから不安なく、ゆっくりとお喋りを楽しみながら歩けてサイコーだったわ」

55歳まで一緒の職場(銀行)でアルバイトをしていた私たち、40代50代とアルプスの山々を歩き回っていましたが
その後別々の道に進み、お互い親の介護や子供の結婚出産などで中々一緒に山には行けなくなりました

最近たまに会う時は3人共疲れ果てていて、この位の山歩きが丁度良くなりましたわ

1月からのワンゲルで歩いた街歩きやハイキング、ご近所仲間と行った音楽会や桜見物
若い頃のOL仲間と行った美術館や食事会

そしてGW前半の伊豆の緑の高原の風景や、黒柴の子犬の小太郎との触れ合いなど
画像やエピソードなども沢山ありますが・・・

まずは最新の爽やかな風と緑と富士山に感動した「弘法山公園ハイキングロード」をお知らせしたくてUPしました。





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