花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

上野の森の美術館「デトロイト美術館展」

2017年01月29日 | 美術館&史跡巡り
雪国は大雪で大変な日々のようですが、私が暮らす関東南部は晴天続きで
比較的暖かい週末を過ごしています。

下の孫娘が熱をだし、お嫁ちゃんの仕事の日には見守りに通い
あちらの友人こちらのグループ、趣味の教室の方々との新年会も続き

しばしPCからも遠ざかっていて、プチご無沙汰で申しわけございません。
私は疲れてはいるものの至って元気に過ごしてしております。

「naokoちゃんのブログが一週間滞ると心配になる」と、先日お会いしたOL時代のお仲間に言われ
見守られているんだと実感、有難いですね。

これからは短くてもいいから、マメに更新せねばと反省しています

上野の森美術館「デトロイト美術館展」(1月17日)
美術館巡りの好きな、地方の町に住むTさんが上京したので、一緒に「デトロイト美術館展」に行ってきました。



日本初上陸15点を含む52点が4章に分けて展示されていました。

第一章・印象派
モネ・ドガ・ルノワールなどの作品が並びます。



クロード・モネ《グラジオラス》(1878年頃)

青いドレスをまとい、緑の日傘をさす女性はモネの妻カミ―ユ

”イーゼルを屋外に持ちこんで、直接キャンバスに描くことで、太陽の光が葉や花にあたって弾ける瞬間や
強い日差しに揺れ動く空気の効果を生き生きと伝えています”

第二章「ポスト印象派」
チケットに描かれているゴッホの自画像と、日本初上陸となる晩年の作品「オワーズ川の岸辺・オヴァールにて」

そしてゴーギャンの自画像と、セザンヌの代表的な画題「サント=ヴィクトワール山」の風景画を始めとする
静物画、肖像画、水浴画のセザンヌ作品4点など、ポスト印象派の代表的な画家たちの作品が並びます。



ファンセント・ファン・ゴッホ「オワーズ川の岸辺・オヴァールにて」(1890年)

”力強いタッチで描かれたボートと人物、そして木の葉の刺々しい描写と寒色の多い色彩が観るものの不安をあおる、
この絵を発表してしばらくの7月29日、ゴッホはピストル自殺を試み、37歳の生涯を終えました”



最終日(1月21日)近くの会場は、平日でも混んでいました。

Tさんは「自分の住む地方にも県立美術館があるけどいつも静かで、この混みようは驚きます」と・・・
前回は昨年の6月に六本木の美術館で「ルノワール展」を一緒に観ましたね。
あの時も凄い人出でした。

第3章「20世紀のドイツ絵画」
第一次世界大戦前後のドイツとオーストリアで活躍した芸術家たちの、
人間の内面を大胆な色彩や形態で表現した作品の「傾向」や「気分」の総称だった「ドイツ表現主義」の作品が並びます。

第4章「20世紀のフランス絵画」
光の魔術師マチスの傑作「窓」、独特の表現のモディリアニの「男女の肖像画」
そして様々な時代のピカソ作品6点が堪能できます。



パブロ・ピカソ「読書する女」(1938年)

”モデルは当時ピカソの恋人だった写真家&画家のドラ・マール
知的で自立し、スペイン語も話せるドラはピカソと対等に芸術や社会問題が語れる相手でした。
二人が幸福な時間を共有している事が伝わってきます”

撮影OKの美術展は日本では珍しく(海外は多い)、ゴッホやピカソも堪能できて満足でしたが、
やはり「SNSに投稿禁止」の表示のある作品もあり、こうして閲覧者と一緒に撮りました



上野には時々来ますが、有名な「西郷さん」の銅像を観るのは何十年ぶりでしょうか?
来年のNHK大河ドラマが「西郷(せご)どん」 主人公・西郷隆盛役は鈴木亮平に決ったそうです。

この日はお天気が良くて風もなく、穏やかな日和でした。
元陸上部の選手だったTさんと「竹橋」まで歩くことにしました。

途中寄ったのが学問の神様の「湯島天神」



来週、お試し受験をする孫のハー君に「お守り」を買いました。
渡した時の彼の反応は「23倍の競争率!、半年しか塾に行っていないしダメダ!」でしたが・・・
バァ~バはトライすることに意義があると思っていますよ。



流石に凄い数の絵馬が並びます。

神田明神横を通り過ぎ、ニコライ堂を仰ぎ見てお茶の水に出て、
「湯島聖堂」に寄りました。



湯島聖堂は、もと上野忍ヶ岡にあった幕府儒臣・林羅山の邸内に設けられた孔子廟(先聖殿)を元禄3年(1690)、
五代将軍綱吉がここに移し、先聖殿を大成殿と改称して孔子廟の規模を拡大・整頓し、官学の府としたのが始まり。
この時からこの大成殿と附属の建造物を総称して「聖堂」と呼ぶようになった。(ホームページより)

上の画像の建物は間口20メートル、奥行14.2メートル、高さ14.6メートル、入母屋造りの大成殿(たいせいでん)
大成とは、孔子廟の正殿の名称です。



1時間近く歩いてようやくTさんのテリトリーのこちらに到着です。(画像は昨年6月に撮ったもの)
最上階が、Tさんが出た大学の会員制クラブのレストラン



名物のカレーと、サラダにチーズの盛り合わせ、そしてビールとワインを頂きました

お互い失った者の存在の大きさを実感し、せめて遺された者は故人を忘れずにいることが最大の役目
それには日々を元気に過ごさねばと・・・

「毎日の食事が大事です」と、主婦歴46年の私が教えられました。
(自分のための食事なんて作る気がしないと、至って手抜きでいい加減になっている日々を反省です)



眺めの良い窓からはスカイツリーが見えていました。

              

一昨日の1月27日にブログ仲間のだんだんさんと銀河さんと3人で小田急「相模原駅」で待ち合わせ、
足を手術したブログ仲間のラシーママさんのお見舞いに行ってきました。

前日までは車椅子だったそうですが、ママさんはとてもお元気で、相変わらずじっとしていられなくて
折り紙作りに熱中しているようでした。

スマホから連日病院生活もUPしていますこちらです。



私たちは3時から5時半までデイルームでお喋り・・・

ブログをやっていて本当に良かった~とラッシーママさんは呟いていました。
入院中でもスマホからUPができるし他の方々のブログを見ることもできる・・・

話題はラインやツイッター、フェイスブックの話と広がります。
私は化石人間で未だにガラケーを使っていますが、だんだんさんはスマホでブログをUPすることも多いとか・・・
という事は私のような一編が長いブログは読み手に迷惑をかけるのだと悟りしました。

これからは短いブログを目指しま~す

「naoさんも元気になって良かったわ。ご主人亡くしてからのブログを読むと切なかったもの」と
お見舞いに行った私がママさんから慰められました。
心配してくれていてありがとうござました


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始動!「箱根七福神巡り」(3)とドラマのお話

2017年01月21日 | ハイキング・散策
大寒に入り、一年中で一番寒い季節となりました。
カチカチ会(防犯パトロール)で歩くと、冬の星座が綺麗です

常に南南西の空に大きく輝く宵の明星(金星)、南東にはオリオン座、そして東にシリウス・・・
先日はもやもやとした星団「スバル」も見えました。



北風がいっそう冷たい日々ですが、日の光は少し力強くなったような・・・?
そんな中で「胡蝶蘭」が咲きだしました。

一昨年の8月の夫の一周忌に、友人から送られてきた4本立ての「白い胡蝶蘭」
一株だけ緑が残っていたので、リビングの出窓に置きました。

今年になって咲きましたよ。
明日送り主のT子さんにお会いするので、改めてありがとうを添えて画像をお見せしなくては・・・
来年は二本立てになると良いなぁ~

箱根七福神⑤「本還寺・寿老人」
1月6日に行った箱根七福神巡りを未だにひきづっています。
早くどうにかせねば・・・



箱根の関所そばに立つ本還寺は、関所が設けられた1618年に、三島から移住してきた方々の
菩提樹として創建されました。

増上寺の末寺として開山された浄土宗の名刹



寿老人とは長いひげと杖を持った「延命・長寿」の神様です。



お寺のすぐそばに鮮やかな黄色のお花が咲いていて、山小屋氏が「ひいらぎ南天の仲間」と教えてくれました。
チャリティという園芸種で、寒い冬に咲くお花だそうです。

私たちは「箱根町」からバスに乗って「芦の湯温泉」に向かいます。

箱根七福神⑥芦の湯「阿字ケ池弁天」
硫黄の匂いがする古い温泉地の中を行きました。



昔は池があったらしい所にはたくさんの芦が茂っていました。
その先に赤い小さな鳥居が・・・



弁財天は七福神の中では唯一の女の神様です。
琵琶を持ち「芸術の神様」とも言われますが・・・
何故この様な淋しい所に



夫婦円満の神様でもありますが、この様なお姿ではちょっと可哀想です。
江ノ島の弁天様はほぼ裸でふくよかでとても美しいのに



私たちは再びバス停に戻り、バスを待ちました。
結構混んでいて座れませんでした。

箱根七福神「山王神社・福禄寿」
「小涌園」でバスを下車



この山王神社はホテル小涌園のお庭にありました。



福禄寿は家庭円満・長寿の神様です。



カーテンの中に隠れて見えません。
短身長頭で経巻を結んだ杖(つえ)を持つお姿なのだそうです。



バス停の前に「十月桜?」が咲いていました。

私たちは「小田原行き」のバスに乗り、4時過ぎに小田原駅で解散です。
新年初のワンゲル歩き、有志だけで「新年会」と称して飲みました。



午後から日の光が弱くなり箱根も冷えました。
久しぶりに飲んだ「熱燗」が美味しかったです

今回はバス利用が多くて歩数は15000歩程度・・・
でもお天気にも恵まれ富士山も見えて、松の内に七福神巡りができて満足でした。


              

キムタクのドラマ「A LIFE 愛しき人」

一人が淋しいので、家に居る時はテレビかラジオのどちらかを必ず点けています。
夫を亡くした直後は悲惨なニュースやシリアスなドキュメンタリーなどは気持ちが受け付けませんでした。

お嫁ちゃんにも「好きな音楽やお笑いを観ていた方が良いです」と注意を受けましたし・・・
でも流石にお笑い系はあまり馴染めず、飽きました。

BSの火野正平の自転車で日本を廻る「心旅」や、ワイルドライフなどの自然もの観る機会が多く
夜はドラマを楽しむことが多くなりました。



昨年秋は「真田丸」・「運命に似た恋」、そして孫の恋ダンスを楽しんだ「逃げ恥じ」などを見て
もっか真田信繁さまロス、可愛いみくりちゃんと平匡さんロスです。

このロスを消すには次の素敵なドラマで癒すのが良い
まずはキムタクのドラマからかしら?

TBSの日曜劇場は歴史もあり良質のドラマが多く、昔からよく観ていました。
夫と熱中した「半沢直樹」や「下町ロケット」もこの枠でしたね。

今回のドラマ「A LIFE 愛しき人]はキムタクを囲む脇が凄い、ヒロインは竹内結子
病院を追われるようにアメリカに行った主人公・沖田(キムタク)は職人ワザの心臓外科医になった。

恩師の病院長の心臓の手術を乞われ帰国してみると、病院長の娘であった昔の恋人は幼馴染の医師と結婚していた。
そしてそのヒロインも厄介な病気に侵されているらしい・・・
ちょっとドロドロ系のドラマになるのかしら?、

ジャニーズ系にはさして興味がなく、私は特にキムタクのフアンではありませんが、彼ももう44歳
少しは渋みも出ているかしら?
明日の二話も取りあえず観てみましょう。

綾瀬はるかさん
木曜日の夜9時のニュース、クローズアップ現代2と、そのままNHKTVを点けていたら

うっちゃん(内村光良)のコント番組『LIFE!〜人生に捧げるコント〜』が始まり、
画面に「あの国民的俳優が出演」を書かれていて、「誰?」と思っていたら綾瀬はるかさんが登場しました。



新しく始まる「大河ファンタジー」第二部のこのドラマとのコラボだったようで、うっちゃんとのカラミの殺陣のシーンも面白くて
トークの場面もその天然ぶりの炸裂で大笑い

実家に帰る時の新幹線での出来事を聞いて、「グリー車ではないんだ」と妙に感心してしまいました。
一流の女優さんはとかく近寄りがたいという先入観がありますが、この方は可愛いのに超が付くほど天然キャラ

来週も出演で、今度は顔に大きなほくろをつけて「うそ太郎」の妹役をするらしい。
「私こういうコントの世界大好きで、生き生きとした素の自分が出せた」と笑っていました。
そんな綾瀬はるかさん、大好きになりました

逃げ恥じのみくりさん&平昌さんロスにはぴったりの、愉快なうそ太郎兄妹を是非観たいと思います。
おっとブログ更新でPCに向かっていたら、今日から始まった「精霊の守り人」を見逃してしまったわ








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始動!「箱根七福神」巡り(2)

2017年01月16日 | ハイキング・散策
年末年始は暖かくて穏やかな日和が続きましたが、寒に入り、先週末から寒波襲来です。

私も父の転勤で小中学生時代の5年間、新潟市で暮らし、
夫の転勤で30代の4年間札幌での生活経験がありますので、雪国の皆様のご苦労が理解できます。

昨日一昨日の週末は、関東南部の我街も雪雲が見られ、どんどん焼に参加している最中ハラハラと雪が舞いました



そんな中、例年より早く梅が咲きだしました。
特にこの紅梅は例年なら1月下旬にならないとほころばないのですが、今年は10日頃から開花しましたね



こちらの白梅はお正月の三が日に咲いているのを発見・・・
11月下旬に積雪があり、年末年始の暖かさで「春が来た」と混乱したのかも知れません。

先週は連日「コミニティーハウス」に通う怒涛の二週目でした。
私の通う趣味の会は、第二週目に集中しているのです。
今月は新年会も一緒にありますから、バタバタの一週間でした。

趣味の会の中でも一番大変なのが「写真サークル」です。
A4に印刷した作品を5枚提出しなければなりません

各自その中の一枚がコミニティーハウスのロビーに展示されますので、季節性も求められます。
2晩かけて、この季節に撮った過去5年間の画像を見直しましたが・・・
これといった作品がな~い

納得できないながらもしぶしぶ選んだら、今度は印刷機の調子が悪い
罫線が入るのです。

写真仲間がやっているPC相談室に持ち込み印刷機のお掃除の仕方を習い、何度もやってみましたが
スッキリとは消えません

買って三年目ですが、修理か買い替えか?と悩んでいます。


「箱根七福神」巡り(1月6日)
前回の記事の続きです。



箱根神社の「恵比須さん」を詣でてから、芦ノ湖畔の遊覧船の船着き場を更に関所方面に歩いて行くと、
富士山が綺麗に見えてきます

前回の最後にUPした画像を少しズームしてみました。

この写真を印刷して「カメラサークル」に持って行っても「絵葉書的で個性がない」と
講師に言われるだろうな~と察しがつきます



ならば船を入れる?



海賊船の方が絵になる?
う~~~ん

歩く会のワンゲルで良い写真を撮るのは無理、置いて行かれ、皆さまに迷惑をかけます。
撮影は「待ち」が大事なのですもの・・・

神奈川県立「恩賜箱根公園」へ
私たちは歩いて、芦ノ湖に突きでたような丘の上にある公園に向かいました。詳しくはこちらでどうぞ



駒ヶ岳方面を望みます。頂上のロープウェー駅が見えていますね。
あのポッコリとした駒ヶ岳の麓に、毎年お正月家族で通った夫の会社の「保養所」がありました。



階段を上がって、大きな馬酔木のトンネルのような径を行くと・・・



芦ノ湖を見下ろした先に再び富士山が見えてきました。

この公園は、「旧箱根離宮」跡地に広がります。
観光地「箱根」の中心かつ離宮跡地だけあって、公園からの眺めはまさに秀逸・・・
芦ノ湖や周りを囲む箱根外輪山、富士の峰が一望でき、
その見事さから「かながわ景勝50選」のひとつにも選ばれています。(ホームページより)



公園のほぼ中央に、旧離宮本館の礎石が残されています。
その正面 に建つのが、かつての離宮を思わせる「湖畔展望館」

2階のバルコニーからは、離宮時代にも劣らない秀景を観賞することができました。
私たちはバルコニー横のテーブルとソファーがしつらえてある「休憩所」で、ランチタイムです。

窓からは正面に富士山
持ってきたオニギリを、贅沢な空間でいただくことができました



展望館でゆっくり休んでから関所方面に下ります。途中、柵の上にびっしりと付いた珍しい苔に目を奪われました。
「胞子?」が陽に照らされて光っている

「健脚コース」と書かれた急な階段を下っていくと「関所」に出ました。
この「箱根の関所」は3~4年前、夫二人で来たことがある



リーダーに導かれて「関所」の中を通過します(通過だけだと無料)
そして着いた先が「箱根駅伝」のゴールのゲート

中央に見えている信号のある四つ角には、この様な碑が建っています



夫の大学も息子の大学も出ている「箱根駅伝」
二校とも上位に食い込み、毎年父子対決で盛り上がりましたが・・・



ゲート近くにはこのような像も建っていて、全優勝校の名前が刻まれていました。
今年は三連勝の青学ぶっちぎりで、ハラハラドキドキに欠けましたね。

箱根駅伝の魅力は、若者がフラフラになりながらもタスキを繋ぐ姿に感動しますが
今年はそんな場面が少なかったように感じます。

箱根七福神④「駒形神社・毘沙門天」



箱根駅伝のゲートから、自動車道を15分くらい歩いて「駒形神社」に着きました。



毘沙門天は「家族を守り、勇気を与える神様」です。



駒形神社内には犬神明神があります。

箱根宿をつくろうとしている時、このあたりにはオオカミがたくさんいて、
人々に危害を加えていたそうです。

そこで、2匹の犬を連れてきてオオカミを退治させ、やっとのことで箱根宿が完成。
しかし、犬はオオカミから傷を受け、死んでしまいました。

人々は、宿場を完成させてくれた2匹の犬をここに埋め、
犬塚明神とあがめまつったそうです。

旧東海道の「関所」や「宿場」があった箱根町、歩くとたくさんの発見がありますね。



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始動!「箱根七福神」巡り(1)

2017年01月09日 | ハイキング・散策
新年が明けてはや一週間が過ぎ、松の内も終わりました。
ずっとお天気に恵まれましたが、三連休の中日の8日は午後から雨になりましたね

暮れからお正月にかけての疲れがどっと出て、息子宅から帰った2日・3日は箱根駅伝をTVで観戦したり
撮りためていた録画を観たりで、ソファーに寝転んだりでゴロゴロ・・・

お節料理もあるし冷蔵庫も満杯で、食べたい時に食べ、眠たい時に寝る怠惰な生活・・・
独り暮らしはよほど本人が自覚を持っていないと、限りなく家に籠って底なし沼に落ちていく危険があります。

そうなっては「イカンと、何処にも出なかった日は(雨以外365日やっている)防犯パトロールに参加しました。



5日に新年初の「ストレッチの体操教室」があり、いよいよ始動開始です。
ゴリゴリに張った身体をほぐし・・・

そして6日(金)には新年第一回目のワンゲルの会「箱根七福神巡り]に参加してきました。

箱根七福神①「守源寺・大黒天」
「箱根湯本駅」に9時5分に集合し、9時15分発のバスに乗って「畑宿」に向かいました。

今回リーダーから「バスに乗り降りしながら廻るので小田原駅で箱根登山鉄道の一日フリー切符を購入すると便利」
とのメールを頂き、箱根旧街道・一号線切符を1750円で購入しておきました。



上の2枚の画像は最初に行った「守源寺」で購入した七福神勢揃いのストラップ
七福神の説明が記してあり便利です。



畑宿は石畳の箱根旧街道の入り口にあります。

石畳が整備されたのは今から約400年前の江戸時代初期、 
守源寺は、そんな旧街道の石畳入り口に位置し、1670年にここに建てられたと言われています。



人々の往来を見守り続け、今でも寄木細工の里・畑宿に残っている由緒あるお寺です。



守源寺は、寛文元年(1661年)に乗善院日連上人によって建立された日蓮宗の寺です。
この寺は、たびたびの災害で本堂を失い、昭和5年豆相大地震の後、ようやく再建され、
現在にいたっています。(境内掲示より)



本堂の横に箱根七福神の「大黒天」が祀られていました。

手に打ち出の小づちを持ち、大きな袋を担いで、米俵に乗っています
大黒天は「豊作・開運招福の神様」ですね。

私たちはお参りしてから再びバスに乗り「箱根町」に向かいました。

箱根七福神②「興福寺・布袋尊」



戦国時代に開基された曹洞宗の古刹で、弘法大師像など貴重な仏像が保存されているそうですが



境内には苔むした「六地蔵」が並んでいました。



この奥に布袋様が祀られています。



太ったお腹と大きな袋を担いだ姿が特長で、清らかで寛大な心を持った人に袋から福を取りだし
「笑顔と平和を授ける神」ですね。

ここから私たち9人(男4人・女5人)は歩いて「箱根神社」に向かいました。

箱根七福神③「箱根神社・恵比須人」
箱根には以前夫の会社の保養所があり、結婚以来お正月の後半は箱根で過ごすのが我が家の恒例行事でした。
その保養所は駒ヶ岳の麓にあり、この箱根神社に通じる道は数えきれないほど家族と車で通った道です



箱根神社は昔、駒ヶ岳山頂にあり山頂から見える"神山"をご神体としていました。



奈良時代の終わりに、現在の場所に神社が移されたそうで、山岳信仰の霊場として、
主に箱根山に入り修練を積む山伏たちが箱根神社を参拝し、彼らはひざまずいて礼拝をしたそうです。



この神社の境内の駐車場から登る脇道に七福神の「恵比須さま」が祀られていましたが・・・
残念ながら扉が閉じられ、撮影も失敗、画像はネットよりお借りしました

恵比須様は七福神の内、イザナギ・イザナミから生まれた唯一日本古来からの神様です。

右肩に吊りさお、左肩に鯛を持ち古くは「大漁の神様」として崇められていましたが
今では商売繁盛の神様としても有名ですね。



私たちは脇道の階段を上まで登って「箱根神社」にも参拝しました。



そして中央の長い階段を「芦ノ湖畔」まで下りました。
お天気に恵まれ、湖がキラキラ光って

でも、ここから富士山は見えません。



20分ほど歩いて、箱根町の船着き場まで行くと見事な富士山が姿を現しました。
先ほど居た赤い鳥居が絵になります。

この風景が見られただけでも、今年は良い事があるような気になりました。


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息子宅で年越し・私の2017年のお正月

2017年01月03日 | 日常の日記


明けましておめでとうございます。
関東南部は風もなく穏やかな新年を迎えましたね。

私は大晦日から息子宅へ行き、孫たちと賑やかに年越しをしてきました。

               

夫を亡くして三度目のお正月です。

喪中の一昨年は私を心配して時々電話をくれた夫の姉に「息子一家が年末から三泊四日でスキーに行く」と話をしたら
「私も7年間一人暮らしだったから、naoさんの淋しさが分かる」と、大晦日に泊りがけで来てくれました。

私は鍋料理とお寿司だけ用意して、夫が遺した日本酒の一升瓶を開け、二人で泣き笑いの年越しでしたねこちらです。



去年から息子の所で越年してお正月を迎えていますが、昨年はまだお節料理を作る心境にはなれませんでした。

今年は前日の大晦日から煮物とナマス、焼き豚を作り、かまぼこなどの出来合いのお節と一緒に重箱に詰め
我が家のお正月の定番、夫が大好きだった北海道送りの「カニセット」とビールを車に積んで
息子宅に行きました。

孫たちもカニは大好きです。
「タラバは太くて身がいっぱいで、凄く食べがいがあるね」



「ズワイは甘いよ」「ケガニも美味しい・・・」

大晦日、孫たちは18時半~24時までの、日テレ「ダウンタウンのがきの使いやあらへん」を観ています。

3年ぶりの「紅白歌合戦」観賞
年末の12月28日に、NHKの朝ドラの後にやっている「アサイチ」の紅白直前SP編を何気なく観ていたら、
ゲストの星野源さんとピコ太郎さんのお話が凄く面白かったので(有働さんナント!、恋ダンスまで踊った!)


(NHKTV「アサイチ」より)

私は孫たちに「紅白のピコ太郎と、菜奈ちゃんも好きな恋ダンスの星野源」
「そして昔からば~ばが大好きだった高橋真梨子の歌が聴きたい」と言ったら

カニを存分に食べ終わった8時に、孫たちは小さなTVのある違う部屋に移ってくれて・・・


(NHKTV「紅白歌合戦」より)

「君の名は」の主題歌が流れると飛んできました。
家族でこの映画を観に行って、皆涙ポロポロの感動の作品だったそうです。

ばぁ~ばにとっての「君の名」は真知子と春樹の物語が浮かぶのだけど・・・
今大ヒットのアニメの「君の名は」全然違う映画なのね。

こうして私は3年ぶりに紅白を少し観ました。


(NHKTV「紅白歌合戦」より)

ジャニーズとAKB関連のグループの多さにビックリ、ケヤキ坂に乃木坂?
SMAPの方々は全員名前も顔も知っているけど、解散で出場なし
あとは嵐やV6とTOKIO位ならグループ名は知っているけど、名前と顔がイマイチ区別つきません。

司会の相葉君は嵐のメンバー?、紅組の有村架純ちゃん共々初々しいのですが・・・
滑舌もイマイチで余裕がなく、突っ込みもできずバタバタで
TVの前の視聴者はハラハラして観ていたのでは

その上、何でゴジラが何度も出てくるの?、タモリさんとマツコさんは何の意味(ブラタモリバージョン?)
紅白は年寄りが観る番組と言われていますが、今回はその年寄りも理解不能が多かったのでは・・・

でもピコ太郎さんは面白かったわ~

星野源さんの「逃げ恥」の主題歌「恋」(審査員ガッキーとの共演はなかったけど)を観てから
孫と「ガキの使い」を観ましたが、こちらもシニアには理解不能に近かった

新しい年が明けて、「ハッピ―ニューイヤー」と皆で再び乾杯し年越しそばを食べましたました



突然菜奈ちゃんが「恋ダンス」を踊り始めました。

TBSの「CDTVスペシャル! 年越しプレミアライブ 2016→2017」に切り替えたのです。
その年皆が歌った歌の特集LIVEこちらです。



TBSドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の主題歌「恋」がCD売り上げ1位に選ばれました。
恋ダンスは子供たちの間でも大流行だそうです。



本当にゆっくりとハヤリ歌を鑑賞するなら、紅白よりはこちらがお薦めです。

孫娘の踊りをまぁ~観てやってください。
ばぁ~ばはとても付いて行けない難しさです。



夫と二人の大晦日は、お風呂に入ったりお節料理を作ったりしながら、TVは「紅白」点けて
そのまま「ゆく年くる年」を観て、静かに新年を迎えたものですが・・・

一人身になってからの年越しはすっかり変わりましたね。

2017年元旦



大晦日、寝たのが2時過ぎですから、元旦の朝に揃ったのは10時過ぎになりました。
(5時間しか眠れない私は7時頃から起きていましたが・・・)

皆で「お墓参り」へ
お昼過ぎに皆でお花と缶ビールを持って、横浜ジィ~ジのお墓参りに行きました。



今年の元旦は快晴に恵まれ、風もなく穏やかな暖かい日和で
お寺の境内の上の方に上がってみると、「富士山と丹沢」が綺麗に見えていました。



新しい年も家族皆が健康で元気に明るく楽しく過ごせますようにと見守ってくださいと
手を合わせました。

私はその後、大船駅まで息子の車で送ってもらって、相模の国の一之宮
八方除けで有名な「寒川神社」まで初詣に行きました。



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