花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

富士山の「幻の滝」を見に行く

2019年06月28日 | 山シリーズ
梅雨の真っただ中、突然の台風接近のニュース、寝ている間に通り過ぎたのでしょうか
庭やデッキ、玄関周りの鉢植えもビショビショ状態ですが、風の影響はなかったようです。



6月8日にワンゲルで行ったこの山は、どこの山か分かりますか~?
まだ雪が残る「東北や上信越の山」にも見えますね。

富士山の幻の滝を訪ねて・・・(6月8日)
”富士山から1年に一度のギフトです。
須走口6合目辺りに、雪解けの水で出現する気まぐれな滝を期待して出かけます。
ワンゲルのペースで歩き、昼食は東富士山荘で名物のキノコ蕎麦を賞味しては如何でしょうか”

ワンゲルから毎月送られてくる「瓦版」の、コースの案内説明に惹かれて行ってきましたよ。



集合は小田急「新松田駅]に八時半
この時期小田急はこの「幻の滝」ハイキングに完全便乗し、新松田駅から富士山須走口5合目までの
直行便のバスを運行しているのです。

満杯になり次第次々にバスは出発し、増便を出します(往復3100円)
途中道の駅でトイレタイムを一回取り、私たちは10時半に須走口5合目に到着しました。



リーダーが懇意にしている東富士山荘の方々に見送られ、3時間の幻の滝を巡るハイキングに出発します。
この日は土曜日でしたから、若い方々の姿も多い感じでした。



まずは6合目に至る登山道を進みます。

2年前の秋に富士吉田口5合目から6合目に登り、須走コースまで横断する「平成お中道コース」に参加し
この登山道を下った事がありこちらで紹介しています。

途中で係員が立っていて案内され、6合目に至る道を分けて左に進みます。



芽吹きだした唐松の間の道なき道を、ショッキングピンクのリボンを頼りに行きます。、



足元にずっと白い可愛い梅の花によく似たお花が落ちていました。
「何のお花かしら?」



オオカメの木のお花でした。
ワンゲル仲間のH氏の画像をお借りしています。



富士山特有のザレ場に出ました。



雲が流れて霧が深くなりました。
一休みして雨具の上着だけ着てザックカバーを装着し、歩きづらい道を進みます。



誰かが「富士山の頂上が見えているぞ~」と叫びました。

富士山の魅力は頂上から麓に至る優雅な曲線
富士に取り付くとそれが見られないのが残念ですが、それでも頂上が見えると嬉しいものですね
皆で歓声を上げました



ハイカーたちが立ち止まっている所が目的地でした。
思ったより水量が少なくて、滝というよりチョロチョロと水が流れる沢筋のような所でした。

今年の5月は夏日が続き、雪解けも早かったらしい・・・
2週間早く来たら豪快な滝が見られたのかも・・・?



水の流れが見えただけでも「ヨシ」としよう。



正午を過ぎていましたのでここで軽くお八つタイムです。
私は朝作った🍙を一つ頂きました。



この日の参加者は20人を超えているはずだか、少し足りないよ
肉付きの良いおじ様二人がまだ下の方でウロウロしているのが見えました。



一回りすると3時間のコースですが、リーダーの判断で斜めに横切るエスケープルートを下ります。
所々に案内人が必ずいて、安心して歩けるルートです。

雲海が少し途切れて、下界の山中湖と富士演習場が見えていました。
5合目の駐車場も見えて、すぐに戻れそうです。



標高2000mの富士山5~6合目はまだ春が来たばかりの風景でしたが
唯一見られたお花「フジハタザオ」が可愛い



陽も照りだして、唐松林の新緑が輝いていました



午後1時15分、須走口5合目の駐車場に戻りました。
3時間も歩いていません。ちょっと物足りないけど・・・

34度の暑さの中、新宿のホテルの食事会に参加した翌々日だったこの日、
「2000mの標高は気温10度程度です。寒さ対策は忘れずに」と言われていた富士山5合目登山は
この位で丁度良かったのかと思います。

予約していた東富士山荘の「キノコ蕎麦」を頂きました。
前回9月に来た時食べたお蕎麦よりもキノコの量は少なかったけど・・・
代わりに山椒の新芽の天ぷらが入っていました。



女性軍の3人はキノコのクリームスパゲッティーを頼んだようです
次回は私もこれを食べてみよう・・・

新松田行き15時発の最終便バスで戻ります。



新松田駅横の居酒屋さんで打ち上げに参加しました。

歩いた後のビールはとても美味しいけど、まだ自宅までは1時間以上も電車に乗ります。
朝はたまたま千葉から帰っていた息子に大船まで車で送ってもらいましたが、帰路まで甘えるわけには行きません。

酩酊しない程度のビール二杯で収めて20時前に帰宅しました。


              

今朝(6/28)起きて真っ先に目に入った富士山の姿です。
台風騒ぎを覚悟していたのにとビックリしました。



数本の筋のような白い雪を残すのみの夏の富士山でした。

実は5月8日に富士山の幻の滝を見てきた3日後、沼津に住むブログ仲間のビオラさんから
新雪をまとった綺麗な白い富士山の画像がラインで送られてきました。

私たちが富士山を歩いた後に、又雪が降ったらしい
幻の滝は再び水量が増えたでしょうか・・・?

すべてはタイミング、だから「幻の滝」と言われるのでしょうね。


コメント (14)
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毎週のように続いた食事会

2019年06月19日 | 日常の日記


梅雨の晴れ間が続いていますが、週末は又お天気が崩れるようです。
我が家の庭のバラ「クィーンズエリザベス」が咲きだしました。

私の実家から持って来て32年、さして手入れもしないのに毎年健気に咲いてくれる母の形見のようなバラです

GWの5月1日は近くの寿司店が経営している居酒屋さんで、孫のハー君の誕生祝いの食事会
5月3日には歩いて15分の所にある「農家レストラン」で、ご近所仲間4人と採りたての筍と野菜のランチ料理を満喫し
お喋りを楽しみましたが・・・

その後も食事会は続きましたので、まとめて紹介いたします。

親友taeさんのお墓参りと中華料理の食事会(5月31日)
上京したtaeさんのご主人に声をかけて頂き、横浜中心部の市営墓地に眠るtaeさんのお墓参りに行ってきました。



メンバーはいつもの短大時代の仲良し3人組・・・
去年の12月以来です。前回の様子はこちらで紹介しています。

「三渓園」へ


今回はご主人の希望で、ご夫妻の思い出の地「三渓園」を訪ねました。
辛うじて名残りの花しょうぶが残っていましたよ。

この週は5月としては記録的な30度を超える真夏日が4日間続いた後の、一転曇り空の肌寒い日でした。


(taeさんご主人撮影)

それでも新緑の美しさが残っていて、案内してくれたボランティアさんの口調も滑らかな
漫談を聴くような楽しくて分かりやすい説明で、改めて地元三渓園の詳しい事を知った次第です。

「横浜媽祖廟」


その後タクシーで中華街の「媽祖廟」に行きました。
古くからある「関帝廟」の他に、2006年の3月に「横浜媽祖廟」が開廟しました。



媽祖は中国の沿岸部や台湾で航海の安全を護る海の女神として強い信仰を集めている道教の神様です。

中華街の「重慶飯店」で食事
毎回、taeさんのご主人が私たち3人にご馳走してくれます。
恐縮すると「これが生きがいで働いている」とのお返事・・・

taeさんの友人である私たちの会話から、奥様の存在を感じているのでしょうか?

前菜はカニ、まずはビールで乾杯です紹興酒のお伴はピリ辛麻婆豆腐
旬のアスパラはコリコリと香ばしい・・・五目旨煮は栄養満点です。

この他にも、点心の「小籠包」とデザートの杏仁豆腐などをご馳走になりました。
私たちは3人そろって呑兵衛だし、遠慮もなくていつも申し訳ございません

仲間のTちゃんは昨年8月に結婚10年目でご主人を亡くし、今はtaeさんのご主人のお仕事を手伝っています。

こうして年に二回、学生時代の仲良し4人組(一人はご主人)は、お墓参りという名目で会っていますが
その内3人がお一人様の生活で愕然としますわ

新宿「小田急ホテル」での食事会(6月6日)
今年の4月初め、夫の会社の同期生だったYさんの奥様から半分泣きながらの電話がありました。
「主人を亡くして初めてnaoさんの淋しさと哀しみが分かったわ」と・・・

奥様のS子さんは私のOL時代の親友マルさんの友人で、3月にご主人を亡くしたのです。
二人は5年前の11月に我が家の夫の遺影に、お線香をあげに来てくれました。



「同じ立場のnaokoなら、S子さんの気持ちも理解できるかと思うので話を聞いてあげて」と・・・
哀しみのあまり家に閉じこもっている彼女を何とか外に連れ出したいと、マルさんが食事会を設定しました。

場所は新宿の小田急ホテルセンチュリータワー内の日本食のお店ほり川です。



すっかり変貌した新宿の街を眺めながらのお食事でした。



50年以上前のGW、たまたま山梨出身のマルさんと二人で清里の「美しの森」のロッジに泊まった時
八ヶ岳を登ってきた夫の会社のワンゲルのグループと知り合ったのです。

それからグループ交際が始まって、マルさんは自分の高校時代の親友のS子さんをワンゲル仲間のY氏に紹介し
結婚につなげました

ですから食事会や新築祝いなどは常に私を含めての3人で会っていたのです。



「私は今までご主人を亡くした人には実にクールに接していたと反省しているわ」
「自分がその身になって、哀しんでいる人には手を握ったり肩を抱いたりして寄り添う事が大事と思い知った」
と、彼女は食事をしながら胸の内を吐露しました。



食事の後はラウンジに席を移して、コーヒーや紅茶を飲みながらお話は続きます。
人間は皆違います。「未亡人になっても涙一つ出さない気丈な方もいるし、自分を責める事はないわよ」

でも・・・
「一人身の淋しさは同じ立場の人にしか判ってもらえない」と
私も最近特に実感です。

気が付いたら6時を過ぎていました

「伴侶を亡くした時は慰めて欲しい訳ではないのよ」、気持ちに寄り添って話を聞いて・・・
優しいながらも的確な意見を言ってくれる人が傍にいて欲しいのです。

OL時代の仲間と銀座でOB会(6月15日)
大雨となった土曜日に、はるばる花のお江戸に出向いてきました。
食事会の場所は3月末に同期4人で集まったカフェコムサのイタリアンです

流石銀座のお店です、とてもお洒落な雰囲気でした。



私がチョイスしたのはトマト味のシーフードパスタです。
参加者は7人、今回は白のスパークリングワインで乾杯しました。

この仲間も半分以上の5人がお一人様、「孤独死は覚悟の上よ」という言葉が飛び交います

お三時は甘味処で・・・
雨で土曜日の銀座の喫茶店はどこも混んでいました
仲間の一人が案内してくれた所は松屋銀座のすぐ裏の茶房「野の花」、詳しい情報はこちらでどうぞ



野の花を扱った渋いお花屋さんの二階にある甘味処で、私達は蔵の大きな扉をテーブルにした10人席に案内されました。



私が頼んだ「アンみつ」にはタチアオイのお花が添えられ・・・



隣に座ったTさんのホットジンジャエールには紅花が添えられていました。
ここが銀座と、信じられない静かな和のテーストの落ち着いた空間でした。

でも・・・
新宿のホテルのラウンジのコーヒーも、銀座の和の甘味処のアンみつもどちらも1200円
流石に料金は場所に相応しいお値段です

                        

家事をやったり庭や菜園仕事をやったりの、私の普段着は殆どが登山用の衣類で
毎週行っている「ストレッチ&筋トレ体操」や、写真の撮影会も同じです。

それとコーラスなどの趣味の会や病院通い、近所のお店でのお食事会などは少しお洒落を楽しみますが・・・
古い人間なので、新宿のホテルや銀座での食事会となると話は別です。

5月の着付け教室で着た伯母の形見の単衣の紬に、赤い博多帯を締めて行く予定でしたが、、、
新宿に行った日は34度の暑い日で、慣れぬ着付けで大汗をかきそうで諦めました。

そして銀座に行く日は大雨の日で、着物など最初から無理と諦めました。



母は着道楽の超お洒落な人でした。

母の遺した衣類はだいぶ処分しましたが、高級な傷んでいない私好みの衣類だけは残していましたので
新宿のホテルに行った日は母のワンピースに自分のジャケットを組み合わせて着て行きました

一時期姿を消したワンピースがこの数年、又流行り出しましたものね



銀座に行った日は大雨の上に肌寒くて、慌てて春物を取り出しアイロンをかけその上にレインコートを着て
完全武装で行きました。

新宿のホテルや銀座はウオーキングシューズではなくパンプスでしょうという思いが強い私
お陰で今週は膝やら腰が痛くてふ~ふ~言っていますわ

その後S子さんから「私も早くnaoさんのように元気になりたい」とメールが来ましたが
私がここまで来るには5年近い月日が経っています。あっという間の感じですが・・・

「焦らないでね。すべては日にち薬ですよ」と応えました。

2年位前から「自由で気楽という感情と、孤独で淋しいという気分が半々になりましたが・・・」
季節の変わり目や低気圧などが長引くと自律神経が乱れて、何故か?朝から涙が出ます。

「泣きたい時は大いに泣けば良いのです」と、私は自分自身に言い聞かせていますよ。


コメント (22)
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GWのハイキング(2)多峯主山から能仁寺へ、そして車の話

2019年06月12日 | 山シリーズ
こちら関東南部も6月7日(金)に「梅雨入り宣言」が出されました。
前日の6月6日(木)はカンカン照りの30度を超えた夏日で・・・

その日私は新宿で友人3人との食事会でしたが、ホテル内のレストランは冷房ガンガンでした。
それが梅雨に入ったとたんに「梅雨寒」が続き、朝食時足元に電気ストーブを点けたくらいです



鬱陶しいお天気が続いていますが、我が家のアジサイが見頃になりました。
こちらはリビングの窓から眺められるアジサイ



そしてこちらは北側のお風呂の前に咲いているアジサイです
両方とも西洋アジサイですが、種類が微妙に違います。

飯能「多峯主山(とうのすやま)頂上」からの眺め(5月5日)
前回紹介したGWに古い山仲間と行った「天覧山~多峯主山」ハイキングの続きを記します。

その後ワンゲルで「横浜街歩き」「葉山・二子山」「富士山・須走口6合目近くの幻の滝」と
たて続けに参加し歩きましたが、まずは前回ご紹介したハイキングの後半を完成させたいと思います。



「多峯主山頂上」からはうっすらと富士山の頭が見えましたが、この時は大きなデジイチは持参せず
小さなコンデジでは雲と同化して富士山は写りませんでした



低山ながら、富士山の他にも丹沢の山々から奥多摩・奥武蔵や秩父の武甲山までが眺められる眺望に感動しました。



「多峯主山」からは東京都心の高層ビルやスカイツリーなども見えましたが・・・
画像は薄ぼんやりとしか写りません

遠く霞む都心部を眺めながら、持ってきた🍙の残り一個を食べました。。。

多峯主山の頂上からの展望を楽しんでから、12時20分に出発



南西に下り、江戸時代の大名(沼田城主)黒田直邦侯の墓経由で、決して水が涸れたことがないと言われる
「雨乞い池」経由で高麗駅分岐まで戻りました。



黒田直邦は若いころ5代将軍綱吉に仕え30人扶持を拝したのが仕官のはじめでした。

それから8代将軍吉宗まで、4代50余年も歴任して信任が厚く、ついに侍従となり老中にまでなって
上州沼田城3万石の大名になりました。

なお、黒田氏は二代直純のとき、上総久留里城主に転じ、飯能地方の領主に変わりなく明治維新に及んだ。
黒田氏歴世の墓は能仁寺墓地にあるそうです。

下山は高麗駅分岐から左手の道を行く


分岐からは来た道とは別の左に延びる道を行きます。



途中高麗駅への道を左に見送り、針葉樹林帯を進みます。



その先の高麗峠分岐を右に行けば、広葉樹の眩しい新緑に目を奪われ・・・



行きにあずまやで一休みしたツツジが美しい天覧山中段に戻ります。
後は往時をたどれば能仁寺です。

GWに歩いたこのコース、新緑が美しくて吹く風も「緑のそよ風」という感じ・・・
我々の目も緑に染まったような気がしましたよ

曹洞宗・武陽山「能仁寺」
天覧山に登る時は能仁寺の参道からそのまま登山道に入りましたが、帰路はゆっくりお寺を散策しました。



思った以上に立派なお寺でした。



飯能駅から歩きだした時、道に迷い歩いていた若い男性に「能仁寺への道」を尋ねたところ
「数年前、山Pのドラマの舞台になったお寺ですよ」と親切に教えてくれました。

山下智久と石原さとみ主演の「私に恋したお坊さん」という3年前のTVドラマ、孫娘が観ていたわ。
それで私も一緒に観た事を思い出した



池泉回遊式の庭園(有料)もあるらしいが、私は若竹が揃った竹林に目を奪われました。
GWは筍の美味しい季節です。

この二日前に、ご近所仲間4人で我が家近くの「農家レストラン」で筍料理を堪能したばかりだったのです



モミジも多く、秋には紅葉が楽しめるスポットのようです。

午後1時半過ぎに「能仁寺」を後にして、私たちは2時過ぎに飯能駅に到着。
この日はお天気に恵まれ暑い日だったので、喉が渇きました。

「クリームソーダが飲みたい」と甘味処を探しましたが、スタバしか見つかりません。
イチゴシェークを飲みながらゆっくりお喋りを楽しみ、
飯能発3時40分の「元町中華街」行きの直行の電車で帰りました


                     

5月25日、30度を超える真夏日が続いた中、ワンゲルで葉山の奥にある「二子山」に登りました。



20日前に登った「天覧山~多峯主山」に比べると緑の色が濃くなっていました。

今年は春から初夏にかけて、4月の芽吹きから5月の新緑
そして深い緑に変化してゆく木々の美しさを充分に堪能できた感じがします。

車を手放して一カ月半の感想
4月下旬に車を手放して一カ月半になります。
歩いて5分の所にバス停・コンビニ・郵便局・クリーニング屋・内科の病院等々があり
7~8分の所に生協の店舗があるので、普段のお買い物の不便は感じません。

お米や飲み物などの重い物は、毎週日曜日大型スーパーに車で買い出しに行く息子夫婦に頼んでいます
その他のお買い物は敬老パスを使い無料でバスに乗って駅前に行けば、デパートもショッピングモールもありますし。

でも・・・
シャッターを開けた駐車場の中に愛車がないと寂しいものですね。
一昨日の月曜日、雨の中美容院に行った時はちょっと次の小さな車を考えました。

今週は趣味の会が続く大忙しの第二週目です。
間に銀座で食事会があり、私のスケジュールと指名のスタッフさんの休みを考えると
雨の日の月曜日しか美容院に行く時間が取れませんでした

家を出る時は小雨でしたが、帰る頃は風雨が強くなりレインコートを着ていても濡れました
一カ月半に一回通うこの美容院には駐車場があり、私はいつも車で通っていたのです。



GWに苗を植え付けた畑のキューリが採れ出しました。
毎日ように見に行かないとお化けキューリになってしまいます

最近は必然的にバスに乗る機会が多くなり、思わぬ人に会うチャンスが増えました。
「私は車を手放して2年になるけど、そのうち慣れるわよ」と言ってくれたのは
17年前に地区センターの受付を一緒にやっていた同じ年代の同期の方・・・
バスでバッタリ会いました。

彼女のご主人は人間ドックで肺がひっかかり、細胞診を採る検査入院中に突然亡くなったのです。
あの時はまだ50代後半、「今年はもう17回忌よ」

OB会で食事して以来、4年ぶりに会った私たちは話が途切れず、ファミレスで2時間お茶をしました
「夫を亡くした後、あなたの家に電話したらご主人が出て、naoさ~ん〇〇さんから電話だよ~という
呼ぶ声が聞こえて、涙が出たのを覚えているわ」と言われた

「今ならあの時の貴女の涙が溢れる気持ち凄く良く分かる」と私は答え、二人でお茶しながら涙を拭きました。
人間同じ立場に立たないと、その人の本当の苦悩や哀しみは理解できないものと実感です

美容院の帰路、バスを待っていたらおそるおそる声をかけてきた人が居ました。
夫が亡くなるまで一緒にヨガをやっていた仲間でした。

私が辞めた1年後に、先生の都合でヨガ教室も解散となったそうです。
「突然ご主人を亡くした貴女の事心配していたけど、元気そうで良かったわ」
「私は今夫が間質性肺炎で入退院を繰り返して結構バタバタしているの」との事

人間70年以上も生きていると色々ありますね。




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