花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

お墓参りと鎌倉「常楽寺」

2023年09月29日 | 鎌倉散策
夏の暑さが続いた9月も終わりますね。
9月最後の週の前半(特に25日の朝)は半袖では寒くて、ラジオ体操時も「寒いね~」の
挨拶が飛び交ったのに、週の後半は又真夏日が続きました


(9月18日・ラジオ体操参加の公園で撮影)

彼岸の入り2日前の「敬老の日」に公園で見つけた彼岸花
日の出の時間も遅くなり、自然界は季節の変わり目が感じられるようになりましたが・・・

気温の高低差に私は体が着いて行かずにクラクラ状態です

「敬老の日」の朝(9月18日)
腸炎に罹ってダウンしても、絶食や重湯の日以外は朝のラジオ体操に参加していました。
散歩時間は半分の20~30分程度で、庭や畑仕事は殆どできませんでしたが・・・

母子で参加のひ孫のような小学生が、お祝いを用意して「敬老の日」に98歳の誕生日を迎えたご近所の方を祝福です

ラジオ体操に参加する足腰丈夫な98歳、大いに見習いたいですね~~~



グリーンデーではないのに、その後は各自ボランティアで「草取り」作業、、、
この週は雨も降ったので、土が柔らかで絶好の草取り日和、殿方たちも頑張っています。
元気の秘訣はこうした社会参加なのかもしれませんね。

お彼岸のお墓参り(9月24日)
私の体調も「腸」は良くなっても「胃」が小さくなり、以前のようには食べられない
夏太りが解消されたのは嬉しいが、お腹に力が入らず中々元気が出ないです



腸炎を発症して3週間のお彼岸の中日には普通の生活に戻っていたのでお墓参りに出かけました。
鎌倉市大船町にある「多門院」まで、車なら20分足らずで行けますが
自転車とバスを乗り継いていくと40分かかります。



真言宗大谷派の寺院で、ご本尊は「毘沙門天」。山号は「天衛山」創建は天正7年(1579年)です。
ただ我が家は無宗教で檀家ではありません。
それでも私は来た時は必ず仏殿に寄り、お賽銭をあげて拝んでいます。



添えるお花は大船駅前の「グランドシップ」内の「ライフ」で冷えたビールと一緒に買って行きます。
今回は秋らしい菊とリンドウを選びました。この店のお花が一番新鮮で気に入っていますね。



無宗教とはいえ、夫の知り合いもお参りに来てくれる事を考えると、お彼岸やお盆など年に5~6回は訪ねて
今回は8月の旧盆に息子一家と来た祥月命日から一カ月ぶりでした。

この日は朝から富士山が見えて、わりと爽やかな日和でした。
私は墓石を磨きお線香をあげてから、古いお墓が並ぶ上の方まで歩いて行き富士山を撮影



お隣に「熊野神社」があるこのお寺の入り口近くに庚申塚の石塔が並んでいます。
ガイドさんのような方から「この真ん中の4本の手のあるのが珍しい」との説明を受けました。
フムフム・・・

「我が家近くにもこうした庚申塚はありますが」と答えると、昔は町や村の境目にあったそうな
今では道路開発などでこうしてお寺や神社が引き取っているそうです。

名刹「常楽寺」で大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の悲劇を思う
多門院には終わりに近い「白い彼岸花」のみで、赤が無かったので近くの「常楽寺」に向かいました。



茅葺屋根の山門が趣ありますね。



臨済宗「建長寺派」の寺院で山号は「粟船山」、ご本尊は阿弥陀三尊。
1237年創建で開祖は鎌倉幕府3代目執権の北条泰時、、、

仏殿の天井には狩野雪信が描いた龍の図が描かれています。



そして仏殿の裏には北条泰時のお墓があります(一番手前)



昨年の大河ドラマで、主人公北条義時の嫡男泰時を演じた「坂口健太郎君」の顔が浮かびました。
母親は新垣結衣さん演じた八重姫?、あれはフィクションだと思いますが・・・

泰時のお墓の前で、多門院で会ったガイドさんと再び会いました。
「この裏の山を登ると木曽義仲の息子義高のお墓がありますよ」と教えてくれました。



春夏秋冬何度も来ていて、ワンゲルの「鎌倉88か所お寺巡り」でも訪ねている「常楽寺」
でも「木曽義高の首塚」は知らなかった

教えられた通り、境内の向かって左側の柵の外の道を進むと階段がありました。


階段脇に待望の赤い彼岸花に出会えました我が家近辺では終わりに近い白い彼岸花も見られました

階段を5~6分登っていくとお稲荷さんと泰時の姫宮のお墓があり
(大姫の墓という説もあり)と書かれた表記を見ながら更に進むと・・・


3~4分で木曽義高のお墓が現れましたその背後には何枚もの塔婆の建った首塚・・・・

木曽義仲の嫡男義高は頼朝の姫君(大姫)の許嫁という名目で差し出された人質でした。

木曽義仲は平家を西国に追い出し入京したが、後白河法王の要請で頼朝が義仲追討の兵を派遣
1184年正月に討ち取られました。
そして4月、頼朝は義高を誅殺するよう命を下す。

これを知った大姫は義高を逃すのだが・・・
ドラマでは初々しい染五郎さんが義高を演じましたね。



大姫の願いは叶わず、義高は武蔵野国の入間川で討ち取られました(享年12歳)
悲しい物語でしたね。

嘆き悲しむ大姫の母政子は義高の終焉の地に供養の神社を建て手厚く保護したとか
私もいつか狭山市にあるその地を訪ねてみたいと思いました。

そんな思いにかられて常楽寺を後にし、バス停5か所分の大船まで歩いて行きました。
この日の歩きは久しぶりに1万歩超えの13300歩
爽やかなお天気にも恵まれ、満足した一日でした。




コメント (20)
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4年ぶりのオフ会「伊豆・夏合宿」②と私の近況報告

2023年09月18日 | 旅日記
9月に入っても相変わらず「夏日」の暑い毎日が続いています。
でも、流石に朝までエアコンを点けることは無くなりましたね。


(9月14日撮影)

我家の花壇では白い「タマスダレ」が咲き出しました
周囲の枯れたような雑草?は、3カ月もお料理に活躍した「イタリアンパセリ」です。
もう終わりのようなので慌てて抜きました


(9月14日・ラジオ体操参加の公園にて撮影)

ラジオ体操後公園内を一周していると「ツルボの花が沢山咲いているよ」と
顔馴染みになった「昔山男だった」というおじさまが教えてくれました。
昨年名前が分からなかったお花です。


ユリ科ツルボ属の多年草で、草むらに群生しています散歩中に出会った秋の七草の「クズ」(9月11日撮影)

体調がイマイチで、ラジオ体操後の朝の散歩は田圃の方まで行かず里山の入り口で回れ右ですが
8月下旬頃から道端に赤い花びら落ちていて、そろそろ終わりのクズの花です。

9月4日の夕食後ダウンした私、「食中毒」を疑われエコー検査や血液検査などをしましたが
順調に回復して6日後に結果報告を聞きに行ってきました。

怖い「サルモネラ菌やOー105、ノロウィルスは」見当たらず、ただ白血球が高かったので「細菌性腸炎」
との診断で、少しホッとしました。

「一週間後の三連休には”富士山宝永火口”往復5時間ハイキングに参加予定」
「体力着けたいけど、胃が小さくなって食べられない」とホームドクターに訴えたら
「あなたはまだ回復期、今回は諦めて近場の歩きから始めなさい」とドクターストップ
泣く泣くキャンセルしました

「東海館」内部見学(9月1日)


ラッシーご夫妻の別荘での「夏合宿」
2日目の午後からは、昭和3年に老舗の温泉旅館として建てられ今は市の文化財として観光施設に
なっている、木造3階建ての「東海館」の内部見学です。



宿泊用のお部屋はレトロな雰囲気に溢れていました。廊下との間の障子と欄間が素敵です。

我家が出来上がった時、夫が一番こだわっていた和室をみて「あれ~、欄間を忘れていた」と
叫んだのを覚えています。


芸術的な空間に「匠の技」を感じますね部屋ごとにデザインが異なっていて驚かされます

以前行った撮影会で、似たような古民家を思い出しました



調度品もレトロで凝っていますね。



鎌倉時代以前、ここ伊東はこの地の豪族「伊東祐親」が支配していました。
そう昨年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」での主人公北条義時の母方の祖父

私は父親が監視している流罪人「源頼朝」と結ばれ子供を産んだ八重姫の伝説の地を
ジックリ巡りたかった・・・
つくづく去年来たかったなぁ~と残念でした。



3階には120畳の大広間がありました。温泉と言えば「芸者さん」ですものね。
大広間の画像は写しそこないました

画像が満載のこちらのサイトでご覧ください。
説明も詳しくて、私も参考にさせて頂きました。



屋上の展望室からは「初島」が望めました。

2時近くになり、1泊で帰宅するビオラさんと銀河さんとはここでお別れです。
お二人は駅に向かい、lilyさんと私は迎えに来てくれたラッシー夫妻の車で、修善寺に向かいました

2日目の宿は修善寺温泉「ブリーズベイ修善寺」
伊東から車で約1時間で「修善寺温泉」です。
この日の宿はラッシーママさんが最近見つけた1番のお気に入りのホテルとかで素晴らしかったです



早速、4時に予約した家族風呂にママさん、lilyさんと3人でノンビリ浸かりました。良い気持ち


お風呂上りにロビーのドリンクコーナーへおつまみ用の「おでん」があってビックリです

後からお風呂に入ったパパさんも加わり、ソフトドリンクだけでなくビールやワイン・サワーもある
サービス満点のウエルカムドリンクコーナーで、しばしお喋りを楽しみました。



18時から夕食です。すでにミニ懐石が並んでいました。



その他にカニや多種類のお料理が、ビュッフェ形式で選べます。
もちろんアルコールを含む飲み物もすべて飲み放題の太っ腹にはビックリでした
私がチョイスしたのは冷酒「八海山」です。

食後パパさんは1時間無料のカラオケルームへ
二部屋分の2時間貸し切りでなので、後半は私とlilyさんも加わりました

ママさんは前日の我々の接待疲れがどっと出たのかバタンキュー
お疲れさまでした。


(画像はネットよりお借りしました)

今回2部屋借りたお部屋はこのタイプで、落ち着いた感じが良かったです。
詳しくは「ブリーズベイ修善寺ホテル」の公式ホームページをご覧ください。

カラオケが終わってから、女3人で大浴場へ・・・
結局ママさんはそのまま細いlilyさんの布団で一緒に寝ていました


私の近況報告
体調を崩した私ですが、病院に駆け込んだ一週間後にはストレッチ体操にも参加
カンカン照りの暑い日で、往復30分の歩きで汗だくになり
ご近所仲間と氷がたっぷり入ったアイスコーヒーを飲んで帰りました。

お三時にはナッツをボリボリ、お腹も落ち着いたので夕ご飯はお肉を食べて
入浴後、久しぶりにビールのショート缶を1本飲みました

食い意地が張っている私に再び天罰が下りましたよ。



翌日からマタマタこちらのinゼリーと、梅干しとお粥の日々
この3連休に漸く普通食になりましたが、今回は慎重にせねばとお肉は鶏のムネ肉のみで
魚を中心に油も使わず頑張っている日々

でも3連休明けには美容院の予約も入れて、そろそろ普通の生活に戻ろうと思っています。
早く涼しくなって欲しいですね

コメント (13)
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4年ぶりのオフ会「伊豆・夏合宿」①

2023年09月08日 | 旅日記
9月に入っても夏日が続いていましたが、昨夜はエアコンの必要もなく
今朝は涼しくて、2カ月ぶりに熱いお煎茶を飲みました。

台風13号の影響で、連続夏日も64日で途切れましたね。


(9月6日撮影)

春先にタネを蒔き、6月頃から咲き出した我が家の庭の「コスモス」がまだ頑張っています

今夏は二週おきのように、南海上に台風が複数発達して不安定なお天気が続きましたが
今度の13号は首都圏目指してやってくるようで、背丈のあるコスモスは風に弱いのが心配です。


(9月6日撮影)

反対に蒔いた覚えもない「キバナコスモス?」が雨にも風にも負けずに咲いていて
夏の終わりの我が家の花壇はこの二種類が、雑草の間で競っている感じ・・・


(9月6日撮影)

コスモスと同じ時期に菜園にタネを蒔いた「百日草」も名前の通り未だに咲いていて、
夫の遺影の前に手向けるお花となっています。

4年ぶりのオフ会「夏合宿」はまず熱海で集合(8月31日)
コロナ禍の去年は熱海のホテルに直行直帰で行われた「オフ会」
「今年は例年通りやりましょう」と、ラッシーママさんからお声をかけて頂いて4年ぶりに実現しました。



当日は大阪から参加のlilyさん、沼津からのビオラさん、東京多摩地区からの銀河さん
そして横浜から参加の私の4人は、「熱海駅」AM11時半に集合しました。

平日の午前中だというのに、熱海の駅横の平和通り商店街は若者であふれていました。



銀河さんが案内してくれたのはこちらの「磯丸平和通り店」、混んでいて20分程度待たされましたが
ご覧のランチ定食でも十分お腹が満たされました

大阪から参加のlilyさんが、握り寿司を半分にカットしてもらってビックリ
「食べやすそう・・・」(でも大口の私はカットしなくても大丈夫ね



午後1時を過ぎて、ますます若い人々で混んできました。ファミリーの姿はほとんど見当たらず
まだ夏休みの大学生の観光客が圧倒的に多いように思いました。

1時40分発の伊東線に乗るために、私たちは熱海駅に向かいましたが「私の荷物が重過ぎる」
適当な大きさのゴロゴロが無くて、大型バックにワインやおつまみ・果物・デジイチなどを詰めたら
重量級になってしまい、ビオラさんが半分持ってくれました。

実は一本早い熱海行きの電車に乗ってコインロッカーに直行したのに、全く空いていなかった
空いていたとしても、操作が複雑そうで私は使えただろうか

ラッシー夫妻の伊東の別荘へ



2時頃「伊東駅」に到着、お馴染みの駅前の提灯のお出迎えをパチリ
駅舎の中に新しい商店街が見えていた。「以前あったかしら
コロナ禍の空白の4年の歳月を改めて感じました。

駅まで迎えに来てくれたパパさん運転の車に乗って、ラッシーご夫妻の別荘に漸く到着しました。



お座敷にはすぐにお料理が運ばれて、夏合宿会場での4年ぶりの乾杯をしました。
ママさんが丹精込めて育てた高級ブドウの「ピオーネ」も甘くて美味しかったです


話は尽きません
途中お風呂に入ったりお布団を敷いたりしながら、昼の2時半過ぎから夜中の1時まで続きました

話相手のいない一人暮らしの私、頭がフル回転となりたくさんの刺激を頂きましたよ。

中でも、スマホのLINEを音声会話で入力するやり方は勉強になりました。
銀河さんとビオラさんの少し若い二人がとても詳しくて、いつも教えて頂いています。

別荘「まりもそう」2日目(9月1日)
私は興奮していてなかなか眠れず、夜中の2時半に安定剤を飲みましたが
翌朝の7時半過ぎには皆と一緒に目を覚ましたした。

6人分の布団も全員で片づければあっと言う間です。



朝の8時半にはドカンと朝食が並びました。
ホテルの厨房で仕事をしていたブログ仲間の「あざみさん」宅に泊まった時に出されたサンドイッチを
参考に、ラッシーママさんが前日に作ったボリューム満点の「朝食」が見事です

前日に引き続き、AM11時までまったりと食事&お喋りを楽しみました。



その後荷物を整理して出かける準備をしていると、12時過ぎには冷たく冷えた「お蕎麦」が・・・
ママさんの精力的な接待には頭が下がります

歴史ある「東海館」見学
2日目は伊豆の修善寺のホテルに泊まりますが、ビオラさんと銀河さんとはお別れです。
ママさんが、駅に近い「松川」沿いに建つレトロな温泉旅館「東海館」内部見学を勧めてくれました。



パパさんが、右手に古い建物の「東海館」が見える「松川」に架かる橋まで送ってくれました
「この風景は6年前の5月に見ているよね」と、ビオラさんと思い出しましたこちらです



6年前は外から眺めただけの「東海館」ですが、今回は1人200円を支払って4人で中に入りました。
                                          (続く)

            

台風13号は東海・関東地方に上陸の予報ですが、離れた北の地方に大雨をもたらしたものの
徒歩並みの速度で、未だにハッキリした姿を現しません

刺激的で楽しかった伊豆旅行から帰宅して明日で1週間となります。
9月3日(日)は疲れは残っているものの洗濯に精を出し、旅の後片付けをし
9月4日(月)はラジオ体操に参加してから畑に大根のタネを蒔きました。

この帰宅して2日目の9月4日の夕食後、吐き気と腹痛でダウンしてしまいましたわ
翌朝フラフラ状態で歩いて5分の病院に駆け込み、諸々の検査と吐き気止めの注射を受け
「腸炎」との診断で、9月5日(火)は一日絶食してひたすら寝ていました


その後2日間はお粥の日々でしたが、8日の今日ようやく元気になりました
夏の疲れがドッと出たのか、帰宅後冷蔵庫の中の傷んだ保存食を食べてしまったのか

旅行中、たくさんの美味しいお酒やお料理をどん欲に食し、胃腸がビックリしたのかも知れません。
これからは年相応に慎まねばと反省しました




コメント (16)
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