本日はRCJJ関東ブロック大会(正式には2日目)が開催されました。
私と、M&Y母でレスキュー競技のお手伝いに行ってきました。
私は、 Rescue Maze で、M&Y母は Rescue Line です。
Rescue Maze には、5チームがエントリーされていました。
今回は・・・厳しいことを書きます。
まず、どのチームも完成していませんでした。(完成しているとは思えませんでした。)
完成というのは、ハード、ソフトが出来ていて、充分な練習(テスト)を終えた状態のこと。
まだ、作成途中・・・だから、そんな状態で競技をやっても、良い結果が出る訳がありません。
2017年ルールになって、視覚的な被災者が増えたので、カメラを搭載する必要があります。しかし、今回はカメラを使って(視覚的な)被災者を見つけたチームは1つもありませんでした。(そもそもカメラを搭載していなかったり、カメラが機能していない・・・)
まあ、カメラは、技術的に難しいから視覚的な被災者をあきらめたとして・・・そもそも迷路をまともに進むことができるチームがありませんでした。
今回は、事前にテクニカル情報(構成品など)を登録させたのですが・・・
「新しいロボットを作製していたので、テクニカルドキュメントはそのロボットの内容を登録したのですが、結局完成しなかったので、今日は前に作ったロボットを持ってきました。だから、テクニカルドキュメントの内容と合っていません。」というチームが複数ありました。
ということで、プロジェクトマネジメントが出来ていません。
競技は2回やりました。
Rescue Maze では、競技をやれば無条件で10点の得点が得られます。
4位と5位のチームは、20点でした。(つまり、競技をやっただけ・・・)
3位のチームは、1回目は多少動いたものの、2回目の競技では斜めに置かれたバンプを乗り越えることができずに終了・・・
1位のチームですら、2回の競技の合計で110点です。
競技コース難易度が高い訳ではありません。
勿論、スタートタイルに戻って、脱出ボーナスを得たチームなどありませんでした。
一番問題だと思ったのが、2位のチーム
被災者発見の機能(センサー)を持たず、1タイル進む毎に、5秒間停止して被災者発見のアピールをします。つまりスタートしてから、順番にタイルに止まります。たまたま、近くに被災者が置かれていたので、被災者の得点・・・スピードバンプ、チェックポイント、傾斜路の下りなどの得点・・・8分間で順番にアピールをしまくって、結構な得点が得られました。
これで、2位になれちゃいました。
これで、2位になるのも「う~ん」という感じですが・・・他のチームが情けなさ過ぎます。
とっても悲しい気持ちで帰りました。