足立直義の丹沢・大山山麓だより

生き物との出会いを楽しみに今日も山麓を歩いています

NO. 1599 ~ 私の ミニ観 ~

2018年10月12日 | 昆虫

観察月日  2018.10.9 晴 29℃

観察場所  厚木市 七沢 (県自然環境保全センター)

 9月のミニ観には、秦野市くずはの家へ行く用件があって、出ら

れませんでした。

 9月30日には台風24号の上陸があり、毎月観察しているセン

ダンの木が気がかりになり、寄ってみた。大木で枝を大きく広げ

ているが、枝先が地面に付く程に下がったが、若い実は健在で

安心した。

 次に、毎年赤い実を付け野鳥が食べに来るのを観察していた

イイギリ。近くへ行って見ると、紅い実を付けた枝が無造作に山

積み、驚いて振り返ると、太い幹が地上3m程の高さで圧し折ら

れていた。

 低木をすっぽりと覆い、太陽のエネルギーを一人占めしたヤブ

ガラシ、強風を避けたようだ。

 青々と艶のある葉は元気だが、とうに盛りを過ぎ花は殆ど無くし

ぼんでいる。ところが、キイロスズメバチが蜜を求め、花から花へ、

むさぼる様に飛び回っている。何故だろう?

 夏の終わり頃見たスズメバチは、イモムシなど幼虫を探し回り見

付けては肉団子にしては巣へ持ち帰った。ハチの幼虫の餌だった

のだ。ヤブガラシにいるハチは、幼虫を探していない。その頃のハ

チは、体色は汚れ毛や羽は傷んでいた。今いるハチは、黄褐色の

体色はキレイ、毛も翅も艶やかだ。9月生まれの新女王蜂なのだ。

越冬の為、タンパク質と脂肪を蓄積するのに懸命なのだ。

センダン は枝を下げていた。

枝が無造作に積まれていた。

驚き 振り返ると・・・・・・・・。

ヤブガラシの上を 強風は・・・・。

しぼんだ花の上をキイロスズメバチが・・・・。

ニクバエの一種も…

ホソハリカメムシも ・・・・・・。

越冬を 控えて生存競争・・・・。

9月生まれの 新女王鉢だ・・・・。

★ 厳しい冬がそこまで来ているのを 私たちは知っている!

 


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