市川宗家が澤瀉屋の襲名に駆けつける♪
世紀のショットをこの目で拝まなければ。イザ!
2012年7月18日(水)
新橋演舞場 2階1列下手
またまたロイヤルな席だよぉぉお。今日も絶景かなぁぁ♪
二代目市川猿翁、
四代目市川猿之助、
九代目市川中車襲名披露
五代目市川團子初舞台
夜の部
将軍江戸を去る
作:真山青果
上野で徳川慶喜と山岡鉄太郎が対面。
う~ん。この作品苦手ぇええ…。
今回も日本の明日が決まる、その瞬間を見逃すのかも。
鼻からちょ~ちんが出ちゃってるかも。自信ないわぁ。
山岡鉄太郎(中車)は彰義隊を突破して将軍に会おうと!
それを止めるのは、
天野八郎(右近)、間宮金八郎(猿弥)、吉崎角之助(月乃助)
オオ~!!澤瀉屋メンズトリオに囲まれる中車。
この図は、転入生と新しいクラスメイトってところかしらん。
中車の台詞が擦れて聞き取りにくいぃ。
先月からドンドン声がダメになってるんだよね…。
右近と猿弥なんて『ヤマトタケル』で、
彼の何十倍も喋ってるのに、余裕の美声と声量。
こりゃぁ歌舞伎っちゅう世界の”無言の壁”だな…ぁ。
キャリアの違いは歴然だな…ぁ。
中車が登り始めた山はとてつもなく高いぞい。
高橋伊勢守(海老蔵)に助けられてやっと中へ。
なんじゃかんじゃあって(コラコラ!)
徳川慶喜(團十郎)の前にズズズイ~ッとぉ。
團十郎 VS 中車
夢の共演やないかいなぁ。もう2度と拝めないかもぉ。
ガンガン喋る中車ッッ。
ここではしゃっきりした声だよ。
その姿を、大きな心で見守る夏雄ちゃん(團十郎)
懐が深いよねぇ。
VIVA!成田屋!
翌朝、慶喜は千住大橋で…
「江戸の地よ、江戸の人よ、さらば」
この情景にはいつもグっとくるぅ。
さっきまでコックリコックリしてたのに、パッチリお目覚めな私。
口上
市川團十郎
市川海老蔵
市川亀治郎改め猿之助
市川中車
市川團子
え?ええぇぇえええ。これだけぇえええ。
猿翁の姿がないやないかいなぁあああ。
でも…この簡素さは文楽に通じるもんがあるな。
エエ感じや~ん♪
なんてったって、ズラリと居並ぶヤツラの胸に輝く紋は
三升
グウォォオオオオオ!!
髪型見てもテンション上がるわぁああ。
全員市川家の人だぁああ。
澤瀉屋の襲名に市川宗家のキングとジュニアが…。
成田屋ありがとう~!!
”澤瀉屋という船”に香川照之&息子が、
途中乗船するとは夢にも思ってなかったぁぁあ。
前代未聞の襲名披露公演っっ!!
梨園を揺るがす大事件っっ!!
マスコミも超盛り上がりっっ!!
MYブログにも沢山の方からコメントがっっ!!
友達と私の怒涛の往復メールっっ!!
澤瀉屋一大旋風吹かせまくりっっ!!
歌舞伎界の本流とは違う独自路線を、
ひた走ってきた澤瀉屋。
その奔放さ故に異端と呼ばれ、
トップスター猿之助を支える弟子達は門閥外、
新橋演舞場が本拠地の様になり、
大向こうもいつもの人達の掛声は無く、
他の一門との交流も盛んとは言えず…
その中で、三代目猿之助(現:猿翁)という、
余人に代えがたい歌舞伎俳優を、
静かに見守ってきたのは団十郎なんだよぉ。
「猿翁さんとは色々な舞台をご一緒した」
そう夏雄ちゃんが言ってたよね。
”勧進帳”は覚えてるよぉおお。
2000年12月歌舞伎座
弁慶:団十郎
富樫:三代目猿之助(現:猿翁)
義経:芝翫
丁々発止がダイナミックだったなぁ。懐かしいぃぃ。
それにしても、
夏雄ちゃんったらユーモアたっぷりに喋るわぁぁ♪
オチャメな人だったんだなぁ。
それがパリ公演の話でね。
スゴイ昔の様な気がするけど…2007年となっっ。
口上は勿論フランス語。
カタカナで覚えた団十郎が言ってみると…
フランスのお客さんにオオウケ!
「何を喋ってるのか私には判らないのですが」
新橋演舞場もオオウケ!
亀ちゃんは、アドリブも交えたペラペ~ラなフランス語で
お客さんにオオウケ!
「何を喋っているのか私には判らないのですが」
またまた新橋演舞場もオオウケ!
そうそう、テレビで観たよ。懐かしいなぁ。
さぁ、海老蔵もお父ちゃんに負けてない!
ロンドン公演で亀ちゃんにミュージカルに誘われたんだって。
「私はちょっと…と思ったんですが」
グハハ。ここでもう掴みはOK!
「”ライオンキング”を26回も観たというお兄さんが、
初めて観るように驚く姿が…」
グハハハハ。場内大爆笑~!!
どうせウエストエンドで観るんだったら
『レ・ミゼラブル』とか『オペラ座の怪人』にすればいいのに。
亀ちゃんに小さく突っ込んだ友達&私なのでありました。
GWはテレビでオペラ座の歌舞伎公演 (2007.3.26記)
パリオペラ座の亀治郎 (2007.4.6記)
ヤマトタケル 2階1列目の衝撃 (2012.7.26記)
また台風!しかもヤマトタケルで! (2012.6.23記)
襲名するということ (2012.6.20記)
ヤマトタケル 衝撃の祝幕 (2012.6.15記)
ヤマトタケルに魂抜かれたぁあああ!! (2012.6.14記)
澤瀉屋襲名披露 7月チケットも大旋風!! (2012.6.12記)
澤瀉屋襲名披露6月チケット大旋風!! (2012.5.12記)
亀治郎が猿之助に!香川照之は歌舞伎俳優に! (2011.9.29記)
平成24年7月4日~29日 新橋演舞場
昼の部:ヤマトタケル
夜の部:将軍江戸を去る 口上 黒塚 楼門五三桐
かき氷が食べたいのだぁ!! (2012.7.27記)
福岡のお土産 茶ひよこ&那の香 (2012.8.4記)
テマヒマ展 〈東北の食と住〉 東京ミッドタウンにて (2012.8.5記)
まったりのんびり 東京ミッドタウンにて (2012.8.6記)
中村福助×中村梅雀 男の花道 (2012.8.8記)
ドイツ料理でプロスト! (2012.8.9記)
またまたゆったりのんびり 洋菓子本舗 ウエスト (2012.9.3記)
朝から、腹筋痛い…
パリで素晴らしい口上ベルリンで『ありがとうございます。最後に一曲』しかドイツ語で言わなかった方も…居たし。『是非日本へ、宝塚へお越し下さい』位言えよと友人と終演後ホテルのバーでツッコミ入れたの思い出した。
彼らは素晴らしい~
ん~ヅカのベルリン公演の時ですね。誰のことやら勉強不足で判りませんが(汗)
言われたことしかしない「生徒」と、キチンと自分の意見を持っている「大人」の違いでしょうか。
座頭に権限があり過ぎるような世界も恐いですが、その頭に聞く耳があれば、
楽しいものになるんでしょうね。
惚れ直しました団十郎♪猿翁も病気と闘い、団十郎もまた病気と闘い…。
これからも頑張って互いの一門の柱になって欲しいです。