アッパレじゃ!

大好物は舞台観劇♪ようござんすか?ようござんすね。”私見”バリバリ入りますっ!ネタばれアリアリ~。

テマヒマ展 〈東北の食と住〉 東京ミッドタウンにて

2012年08月05日 | 美術館・博物館

「六本木の安藤忠雄が設計した建物に行きたい」
九州から歌舞伎観劇にやって来た友達のリクエストがこれ。
え?…う~む。どっかにあったよねぇ。
東京ミッドタウンじゃないの?あそこ…ぜ~んぶ。
かと思ったら違ってたわぁ。

21_21 DESIGN SIGHT

あ、あそこかな。
1度だけミッドタウンの周りを回ってみたけど、
なんか背が低い変な建物(コラコラ)を見たよ~な。

 テマヒマ展〈東北の食と住〉
    21_21 DESIGN SIGHT 

東北のものづくりの展示らしいよ。
受付でドデカイ紙をを二つ折りにした物を渡されて…。
これを見て歩くんだね。な~る。

展示室に入るまでに細い坂を降り…。
下から昇ってくる人と窮屈に擦れ違い…。山登りかっ。

オヨヨのヨ…。モダン過ぎぃぃいい。
各地の産物がずらりぃと並んでて、
その脇に説明書きがビッシリあんのか。と思ってたのに…。
あの、みんぱく(民族学博物館)みたいに。

デザイナー、フードディレクター、ジャーナリスト、映像作家、
写真家で構成されたチームが、
東北6県の「食と住」をめぐるリサーチをして、そっから練ったんだって。
どうりで…。
ガラスケースに1種類の作物が何十個も理路整然と並んでて、
それを上から照明あてて、床に影を作り出してるんだもん。
ウウ~ン。だってこれだけじゃぁチンプンカンプン…。
おっとぉ。ここでさっきもらった説明書の出番ってことだね。

「これ、○番だ」
「ってことはホニャララ(作物の名)」
「練ったり、干したり…」
「辛抱強いなぁ」
「さすがは東北だぁ」
「しかも、日持ちしそうだし」
「冬の間は外に出ないんじゃないの」
「フ~ン。フンフン」

飴、豆、餅、豆腐、大根、芋、駄菓子、きりたんぽ、
柿、鮭、りんご箱、ざる、焼物、下駄、剪定鋏、鋸、木綿、
臼、イス、竹細工、漆器、鋳物etc

アッパレじゃ!
いやはやいやはや、あるわあるわぁ。55種類っ。
何百年の時を経て育まれた歴史と文化。
先細りなものも沢山あるんだよね…。残念じゃ。
時代が変われば生活も変わる…。やっぱり残念じゃ…。

でもこれ、友達と一緒だったから
ボケとツッコミ入れながら楽しく回れたけど、
1人だったらサ~っと見て終わりだったよ。

それにしても、アメリカンスクールかなぁ。
10代の外国の人がワンサカいたんだけど、
身近に感じてもらえたかしらん…。

『テマヒマ展 〈東北の食と住〉』のための映像
映像作品/約30分(各3〜5分)/新作

最後は映像コーナーを覗いてみようっと。
オオ~!これが楽しいわ~い。
東北ってこういう土地なんだねええ。
おっちゃん職人達のピンと張り詰めた空気と、
おばちゃん職人達の明るさ。やっぱりプロってカッコイイ!

入場料の1部が東北で被災した人達への義援金に…
なんてもんは無かったんだけど…。
ちょっと繋がってくれると嬉しかったよ。

東京ミッドタウン散策へ→ つづく

予告映像

テマヒマ展 〈東北の食と住〉
2012年4月27日(金)〜8月26日(日)
休館日:火曜日(但し5月1日は開館)
開館時間:11:00〜20:00(入場は19:30まで)
入場料:一般1,000円、大学生800円、中高生500円、小学生以下無料
会場:21_21 DESIGN SIGHT

新橋演舞場
昼の部:ヤマトタケル
夜の部:将軍江戸を去る 口上 黒塚 楼門五三桐
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