蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

人のせいにしたほうが、立ち直りは早いらしい

2017-10-11 | 趣味
トラウマが、なかなか消えない。
お気楽、楽天家のわたしではあるが、意外に、思っていたよりも傷が深い。

例のSNSに日記を数日前に書いたが、何度も何度も加筆訂正を加える。
で、結局、非公開のまま、アップせず。
じくじく、ぐじゅぐじゅ、じとじと抱え込んでいる。
Aさんの目に触れるのが嫌だからだ。
必ず、Aさんは見る。
なぜなら、Aさんは1日に何度もわたしのSNSページを訪れる。
アクセス跡には時間が克明に記録されている。

いっそ、その趣味SNSを退会しようかと思ったりする。
が、しない。
お気に入りから外そうか、
アクセスブロックしようか、
などなど、考えてみるが、とりあえず、放置しよう。
時が過ぎれば、記憶は薄まり、風化することだろう。
ことを荒だてて、嫌な出来事が新たに起きるのは避けたい。

自由に日記が書けない、閉塞感、息詰まり感、息苦しさ。
あらゆる自由な制約のないことが、どんどん勝手に頭から流れ出てくるタイプのわたしには、きつい。

ある人が言うには、わたしは、人を見る目がないそうだ。
包装紙の下、表面を一枚めくった中身を見抜く力がない。
そんな力が備わるのは、そうとうキャリアや情報収集力が必要だと思う。
たんに、直感や、勘だけに頼って出来るものではない。

あまり、人間関係で苦労したことがないので、身構えずに進んでしまったのか。
あるいは、良い包装紙に、絶大な信頼をおいてしまうのか。
外側が良くても、それだけで安心せず、ある程度、中身を確かめなければいけないということだ。

しかしながら、トラウマの最も大きな原因は、わたし自身にある。
相手や外因を責めて、それで終わりなら、苦労しない。
わら人形を山ほど用意すればよい話だ。
ややこしいのは、自省の念。自責。
相手が悪いと思い込もうとしている、自分が悪いのではないか、と。
刃の矛先が自分に向けられる。
相手に傷つけられたと思い込もうとしているだけで、実は自分に非があるのでは、と。
五分五分なら喧嘩両成敗。
四分六、三対七、、、
比率はどうあれ、相手を怨むと同時に自分に返ってくる気持ちになり、ヒリヒリ、キリキリ痛む。

まあ、終わったこと。
静かにしていれば、治るはず。
薬も注射もいらない。
じっと時を待つことにする。

へんにお利口さんぶらずに、相手を悪者にしたほうが、傷は早く治るし、精神衛生上、良いらしい。

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