箕面三中もと校長から〜教育関係者のつぶやき〜

2015年度から2018年度に大阪府の箕面三中の校長を務めました。おもに学校教育と子育てに関する情報をのせています。

子どもが変わった?

2017年03月06日 17時28分04秒 | 教育・子育てあれこれ


私たちは一人ひとり違います。一人として同じ人はいません。

だから一人ひとりは尊い存在なのだと思います。

しかし、ちがいは往々にして、人と人を隔てる材料になります。

ときとして、他者との間に超えられない溝を感じることすらあります。

でも、それぞれはちがっているが、みんなそれぞれに共通してもっているものもあるはずです。


「子どもが、昔と比べて変わった」という人がいます。

たしかにそうかもしれない。

なかなかはっきりと自己主張できない。

友だちの意向を気にしすぎる。

我慢強くない。

このように、私が学級担任をしていた頃の中学生と比べて、変わった点もある。


しかし、三中の子と接してつくづく思うこと。

それは、

子どもの願いは変わらないということです。

友だちを大事にしたい。

勉強ができるようになりたい。

いいクラスをつくりたい。

クラブでもがんばりたいな。

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このような願いは、いまも昔も、何も変わりません。


子どもの願いは、保護者の中学生の頃も、いまのお子さんにも共通しています。

だから、教職員は子どもたちの願いに応える学校づくりに取り組むのです。