柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

文化

2019-07-23 08:23:12 | Weblog
かの山本太郎は99万票集めて落選だそうです。これほどの死票がありましょうや。参院選の全国区(最近はこうは言いませんが、こっちの方が分かり易い)で、昔石原慎太郎、大昔に宮田輝、百万票とったと話題でしたよね。あれから知名度の高いタレントを出す傾向が強まって、でした。しかしこれで落選はおかしいことですねぇ、いかに完全無欠の選挙制度はないとはいえ、山本太郎がどうこうでもなく。
 エスカレータの乗り方改革とやらで(働き方改革をモジって)、片側を空けて急ぐ奴を通してやる慣例をやめろとやってます。あれ、東京と関西では空ける方が違うんでよね、こっちは右側を空けてますが。右手しか利かぬ不自由な人がいるから、怪我するケースがあるから、とかこういう時の理由にはこれでもかのPC色です、嫌がる者の意見が優先されます。が、考えてみれば、この慣習は十分に他人に慮ってますよね。急がぬ人は左、急ぐ奴の為に右を空ける。立派な利他行為でしょうに。それを全国でやる、これぞ国民性、民度の高さ。文化ですわね。なんで「改革」せねばならぬのでしょうね。多様性の尊重って全てに優先することですかねぇ。
 サバの受精卵をゲノム編集(遺伝子操作)して共食いを避けるように変えると養殖の効率が良くなったそうで、遺伝子操作食品への嫌悪感に対して、ゲノム編集と自然界で起こる突然変異は同質なものなんだから危険でも何でもないという解説がなされてました。いやいや、何年もかけて品種改良するその手間と直截に遺伝子操作する手技とは同列ではないですよね。印象感想の違いは歴然です。自然界の突然変異と同じ?そりゃ違うでしょうに。
コメント
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