memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

英国の偉大な魚のやりとり (4) 海外との取引

2012-06-19 00:01:40 | 水産・海洋
グリムスビーではアイスランドのマダラを輸入しているが、それは近くのImmingham 桟橋にコンテナで到着する。(6月12日BBC)

Atlantic Fresh Limited社は年間2万トンのアイスランド産の魚を扱っている。この会社の常務役員Orn Jonssonは「アイスランドとHumberside は過去100年間にわたり取引をしてきた。ここにはアイスランドによる水産部門への投資が多くみられる」と。グリムスビーは英国水産物加工の8割を担いSECHILL社、COLDWATR社、SEALORD社のような会社の根拠地となっている。魚製品をTesco, Marks and Spencerや Waitroseに卸している。

今年のはじめには Morrisons supermarketのチエーンが自社の水産物加工で200人の雇用が生まれると発表した。Grimsbyは英国の魚加工の首都と言える。しかし今日はほんの一握りの漁船がここに母港として戻ってくるに過ぎない。すべてがEUの共通魚s行政策に縛られてしまった。漁船を運用し遠くに操業に出ることはコストのかかる事業である。「毎日勘定し、できるだけ魚の上にいなければならない」とグリムスビーの港でJubilee Spirit号のスキッパーRoss Crookesはいう。「24時間でノルウエーの沿岸に到着する。扁平魚を狙っている。およそ300m~400箱のソールやヒラメ類が漁獲だ」といい、彼は10日間の漁の準備を終えた。ヒラメ類は英国内8500のフィッシュアンドチップスの店に出回る。

国家統計局によればフィッシュアンドチップス店での値段は1996年から20111年の間に2.42ポンドが4.74ポンドに値上がりした。この主因はし燃料光都によるところが大きい。しかしまだそれだけの価値があると魚フライ協会会長のGregg Howardはいう。「インド人おテイクアウト店で5ポンドでは大した量ではない、でも5ポンドで洗浄凍結したマダラとチップスが手に入るのだ」と

旧敵国のベトナムと米国が防衛提携を強化

2012-06-19 00:00:38 | 海事
かつての敵国のベトナムと米国の国防の長が月曜日ハノイで面会南シナ海の緊張の高まりに対し関係強化を図ることとなった(6月5日Chosunilbo)

ハノイの熱い午前の陽射しのなか、かつては敵同士であった両国の国防の長が戦争の記念品の交換を行った。交戦で死んだベトナム兵士の日記とベトナムに従軍した米国士官の手紙である。米国防長官のLeon Panettaがシンガポールでのシャングリラ防衛対話のあとにベトナム訪問を行ったことは象徴的なふるまいである。

Panetta長官の日曜日のベトナム訪問は両国の関係強化を強く印象付けた。戦争以降はじめて米国の当局者として最高位にある人物がベトナムの商港であるカムラン湾を訪問した。長官はUSNSの民間人乗り組みの海軍貨物艦で同港でメンテナンスを行っている船のRichard E. Byrdに面談。
「船がここカムラン湾にあることは事実だ。契約によってベトナムの友人たちにより修理作業が行われている。このことはここにたどり着くまでの驚異的な対応を思い起こさせる」とPanetta。この船は米国海軍の非戦闘艦艇の小規模の修理を行うことが合意されてから5隻目の船である。

今回の訪問を可能にすることにより、ベトナムは米国が南シナ海の海事に関する正当な利益について声明文で言及したと地区安全保障アナリストのCarl Thayer教授はいう。「中国は米国はアウトサイダーであり口をはさむべきでない。ベトナムにとっては米国との提携よりも中国とのバランスをとるべき、どうすることが最善か。米国に対しそちらの利益が安保の確保にあるならば、そう進めよう、我々は船舶修理の施設を提供する」と彼はいう。

Panetta長官のベトナム訪問は週末にあきらかに米国海軍が船舶の大半を2020年までに移動させ、アジア戦略に集中するという発表に続いてのものである。長官はこの動きは南シナ海においての中国の広大な領有主張に対する戦略というよりも地球規模での再度バランスをとる目的であると。Panetta長官はハノイでの記者会見で米国は太平洋諸国の一員と自らをとらえており、この地域における平和と繁栄の増強を希望すると発言した。(以下省略)

Khanh Hoa省は違法中国養殖業者を罰した  ベトナム

2012-06-19 00:00:10 | 亜細亜海道
Khanh Hoa省警察は違法にカムラン湾で魚類養殖を行っていた7人の中国人業者を罰金4,000米ドルとした(6月6日SGGP)

これらのうち5人はそれぞれ714ドルの罰金、残る二人は176ドルの罰金となった地区国境防衛軍の本部の偵察部門長のHo Thanh Tungは違法業務を行っていた中国人4人をNha Trang市で逮捕。これら4人は6日に尋問を受けた。これとは別に国境警備隊は就業許可証をもたない中国人労働者を雇用していたベトナムの会社を発見した。これらの会社はNinh HoaとVan Ninh地区にあった。

火曜日朝、カムラン市の人民委員会はカムラン湾で違法行為を行っていた関係者と関連部局の調査を継続した。これに関係したのは市の経済局で相談役と地元で中国人労働者の管理にあたっていた。2009年には当該部門は中国人を罰したがその後も養殖の仕事の継続を認めていた。