元気に育ってね。

昨日２本、今日２本、椛の木を植えました。
植えた場所は、我が家の北側。

今年の１月３０日、伐採をする業者さんが我が家に来られました。
地主さんのご意向で、積雪などの時に我が家の方向に倒れ掛かりそうな木は
切ることになったと伝えに来てくださったのです。

翌日の１月３１日、我が家の北側の森の木々が切り倒されました。
あれよあれよという間…ではなく、
あっという間…でもなく、
気が付いたら、多くの木が切り倒されていました。

その中には、我が家が引っ越してきてから植えた椛、イチイなど数本も
入っていました。
それらの木が切られたことは止むを得ないと思っています。
森の木を切るための通路となる場所に植えたからです。

切られた時は寂しかったけれど、毎年きれいに紅葉して
じゅうぶん楽しませてもらえましたので、
今は「椛さん、ありがとう。」との気持ちです。

イチイの木は、引っ越してきた当初に植えたのです。
我が家のお庭の中に立っていたのですが、
手をパッと広げたようで、見たことがない葉を付けた１０ｃｍほどの小さな木でした。
ただ、ある程度大きくなるような幹でしたので、北側の端に植え替えたのです。
そのイチイも、３ｍほどに成長していたのですが、
１月３１日に倒されてしまいました。
「イチイさん、ごめんなさいね。」

一方、森の切り倒された多くの木々は、今もそのままの状態で横たわっています。
「しばらく置いておきますが、そのうち何とかします。」ということでしたが、
３か月を過ぎてもそのまま…。

私の中では、倒された木々を撤去された後、
改めて椛やイチイなどを植えるつもりだったのです。
ですが、そのまま…がいつまで続くかわからず、
もしかすると、朽ちてしまうまで…ということも想定しなければ…？

いずれにしましても、椛を早く植えたいと思っていましたので、
昨日と今日、その森の中に自生している３０ｃｍほどの苗木を
我が家の北側に植え替えました。

紅葉をするまでには何年かを要すると思いますが、
少しずつ成長していくのを楽しみにしたいと思っています。


　切り倒された椛は、数年前のこの時期には若葉色でした。
　椛は紅葉の時期だけでなく、若葉の時期もきれいです。