想いのままに…

日々の生活の中で感じたことを、想いのままに綴りたいと思います。

カントリー小屋から

2024-05-21 21:04:01 | 日記
お散歩コースの道沿いに、数年前まで牧場だったところがあり、
その牛舎だった一角が、今は作業場として使われています。

その作業場では、カントリー小屋を作っておられるようですが、
注文があった時だけらしく、時々…なのです。

でも、少しずつ出来上がっていく様子が見えますので、
私としては、その前を通るのは楽しみなのです。

今は、物置…と言うよりも子供の勉強部屋にもなりそうな
とても可愛いカントリー小屋ができつつあります。

それを見て通り過ぎてからの話題は、『秘密基地』のこと。
主人は、野や山の中を駆け回って遊んでいた子供の頃、
秘密基地を作っていたと言います。
子供って、そんな場所が好きなのでしょうね。

実は私も、秘密…を持っていました。
それは、『秘密の花園』という本を読んだ後でした。
そのあらすじは、両親を亡くしたメアリという名前の女の子が
大きなお屋敷に住む伯父さんの家に引き取られ、
従弟たち2人と知り合います。
3人は、長い間誰も足を踏み入れていなかった屋敷内のお庭を見つけ、
お庭を作り直していくのです。

子供の頃の私は、そんな夢があるお話しが好きでしたので、
家にあるお庭の一角を『秘密の花園』にするべく、
毎日、手鍬や小さなスコップを手に、作業をしていました。

小石を並べて道を作り、小さな木を植え、花が咲くならば草までも植えていました。
その中ほどには池なるものも作ろうと穴も掘りました。
ひと月ほどもした頃だったでしょうか、大雨が降ったのです。
私が手掛けた『秘密の花園』は、あえなく崩壊しましたので、
父親が、「直すのだったら手伝おうか?」と言ってくれました。
私ががっかりしていたのを見るに見かねて…だったのでしょう。

その時の私が何と言ったのかは覚えていませんが、
花園の名残がお庭の片隅にあったことが浮かんできますので、
たぶん、修復は断念したのだと思います。

子供の頃って、いろいろなことを思い付き、挑戦し、諦めもして…、
でも『とてもいい時代だったわ…。』と、あらためて思い返しています。


 元牧場の牛舎の一角です。


 かわいいカントリー小屋です。
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