近所の公園にバーディングに立ち寄って見ると、遠い干潟に2羽のシギが来ていました。距離は80mくらいでしょう。
カメラをズーミング、腹に黒い斑点が見えるのでハマシギと判りました。
ハマシギは、チドリ目シギ科オバシギ属ハマシギ種に分類されています。
ウイキペディアによれば、日本で見るハマシギはアラスカ北部で繁殖し、旅鳥又は冬鳥として全国各地に飛来するとのこと。
名前の通り海岸部の干潟など浜に飛来することからハマシギと呼ばれますが、古い時代にはハマチドリとも呼ばれていたようです。
クチバシが短く足の指が3本しかないものがチドリ科、クチバシが長く足の指が4本あるものがシギ科(ミユビシギは例外的に3本)と分類されるようです。・・・ハマシギのクチバシは確かにチドリよりも長い
このハマシギ、環境省レッドリスト2012年版に準絶滅危惧、大阪府レッドリスト2000年版にも準絶滅危惧と指定されていました。
ところが、新しいレッドリスト(環境省2015年版、大阪府2014年版)を見ると、準絶滅危惧指定から外されています。
日本への飛来数は減少傾向にあると言われているのに、レッドリストから除外されたのはなぜなのでしょうか。