三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者の追悼碑を建立する会と紀州鉱山の真実を明らかにする会

三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者の追悼碑を建立する会と紀州鉱山の真実を明らかにする会

津地裁の審理不十分なままの「弁論終結」・「判決」に抗議する

2014年12月18日 | 紀州鉱山
 本日、津地裁民事部の法廷に、原告をふくむ紀州鉱山の真実を明らかにする会の会員・支援者は、出廷・傍聴しません。

 今年5月22日は、紀州鉱山の真実を明らかにする会の対熊野市第2訴訟の2回目の口頭弁論(裁判)の日でした。
この日、口頭弁論の冒頭で、原告は、2014年5月9日の原告準備書面2と2014年5月21日の原告準備書面3の趣旨説明を短時間おこない、被告熊野市が「「紀州鉱山での朝鮮人強制労働と朝鮮人死者」は知らない」と「答弁」していることを弾劾し、紀州鉱山への朝鮮人強制連行、紀州鉱山での朝鮮人の労働の強制性を、法廷で審理することを求め、あらためて、とくに、紀州鉱山で亡くなった李白洛さんの遺児李炳植さんと千炳台さんの遺児千鳳基さんを証人とすることを要求するとともに、本件訴訟においては、強制連行と強制労働の事実を明らかにすることによって不当課税であることが明らかになるのだから、この事実について審理が尽くされなければならないということを、強く主張しました。
 原告の弁論がいったん終わるとすぐに、坪井宣幸裁判長は、「チョット、進行について合議をします」と言って、二人の陪席裁判官といっしょに法廷を出て行き、4分後に再び法廷に出てきて、「証人申請は却下します」と言い、続けて「これで弁論を……」と言い出し、実質審理をおこなうことなく、弁論を終結させようとしました(2014年2月20日の1回目の口頭弁論においても、原告が短時間訴訟提起の理由を弁論したあと、坪井宣幸裁判長は、実質審理にはいることはありませんでした)。
 まさに、本訴の根本問題の解明のための実質審理が開始されるべき時に、坪井宣幸裁判長は、本訴の審理を終わらせようとしたのです。
その瞬間、即座に、紀州鉱山の真実を明らかにする会は、実質審理をしようとしない坪井宣幸裁判長を忌避しました。
 津地裁民事部の坪井宣幸裁判長は、原告が訴状、準備書面、証人申請書などに詳細に示している本訴の根本問題の審理を避け、実質審理を拒み、審理に必要な証人申請を却下し、わずか2回の総計40分にも満たない口頭弁論で、弁論を終結させようとし、ものごとの本質を見極め、事実を明らかにするという裁判の使命を放棄しました。人権意識、法意識、正義感を確立できていない坪井宣幸裁判長は、恥を知ることなく職権を乱用しました。

 その5か月あまりのちの10月30日の日付けで、津地裁民事部は、12月18日午前9時50分から津地裁302号法廷で「判決言渡し」をするという通知を送ってきました。

 紀州鉱山の真実を明らかにする会は、法と社会正義にもとづく正当な訴訟指揮をおこなわなかった津地裁民事部の坪井宣幸裁判長ら3裁判官の「判決」を受け入れることはできません。
 本日、原告をふくむ紀州鉱山の真実を明らかにする会の全会員は、出廷・傍聴を拒否することによって、対熊野市訴訟における津地裁の実質審理をほとんどしないままでの強権的な「弁論終結」と形式的な「判決」に抗議する意思を示します。

      2014年12月18日
                                  紀州鉱山の真実を明らかにする会
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