対話とモノローグ

        弁証法のゆくえ

ボタンの掛け違え

2016-05-11 | εとμの複合
昨年の年末に、「誘電率と透磁率」と「静電単位と電磁単位」が繋がるのではないかと思われた。『電磁気の単位はこうして作られた』(木幡重雄著)の7章に糸口があるように思ったのである。そこで考察を再開した。しかしこのとき私は静電単位での電気量esを静電単位の電気量と、また電磁単位での電気量emを電磁単位の電気量と思い込んでしまっていた。基礎がなかったのである。いわばボタンを掛け違えたまま、誤解による誤った「問題」を解こうとしてきた。半年ほどたって最後のボタンのボタンホールがないことがわかった。Yさんの注意によって、誤りに気づくことができた。カテゴリー「εとμの複合」の記事はそんなわけでボタンとボタンホールがずれていることを断わっておきたいと思う。正しく対応した「誘電率と透磁率」と「静電単位と電磁単位」の繋がりはいずれ公にされると思う。

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