対話とモノローグ

        弁証法のゆくえ

「ピントレ」後遺症

2018-10-31 | 日記
腰を落とした後、腿の筋肉の緊張を感じながら停止する。そして緊張を持続させながら立ち上がる。ここがポイントだと分かるが、1週間もたたないうちに挫折した。テレビを見ながらやれるはずなのだが、緊張に立ち向かう気力がわいてこなくなった。
筋肉痛が残った。歩くときにはまったく感じない。しかし、しゃがみ込めなくなった。図書館で棚の下の本を見ようとしたときに気づいた。何かにつかまればできるのだが、筋肉だけでは無理である。
ここ2週間は試みていない。それでも筋肉痛は残っている。ラジオ体操や早歩きが体力的には持続可能で妥当なのかもしれない。残念な結果である。

裸眼生活がつづく

2018-10-30 | 日記
4か月ほど眼鏡を掛けないで暮らしている。以前は、一日のはじまりは眼鏡をかけることからだったが、これがなくなった。もう少しはっきりと見たいときもあるが、眼鏡はなくても支障はない。7月に眼科に行ったとき左目が0.2から0.6になっていたが、今日の検査ではさらに回復して1.0になっていた。右目は相変わらず0.1のままだが、両目でみれば大きな問題はないといえる。
乱視だけの矯正について尋ねたが、それは勧めないということだった。電線に止まっている1羽の鳥の横の、もう1羽の影の薄い鳥はこれからも見ることになる。

比例関係の抽出と証明と適用

2018-10-26 | パスカルの三角形
数三角形論の要約。

まず、数三角形から比例関係を抽出する。
「あらゆる数三角形において、同じ底辺にあって隣接する2つの細胞のうち、上位の細胞と下位の細胞との比は、上位の細胞から底辺の最上段までの細胞の個数(両端の細胞を含む)と、下位の細胞から最下段までの細胞の個数(両端の細胞を含む)との比に等しい。」

次に、この比例関係が数三角形のすべての底辺において成り立っていることを数学的帰納法で証明する。

そして、この比例関係を適用して、数三角形を用いないで、垂直行と水平行の指数から直接計算できるようにする。

こうして細胞nCrが組合せnCrになる。

0C01C12C23C34C45C56C67C78C89C9
1C02C13C24C35C46C57C68C79C8
2C03C14C25C36C47C58C69C7
3C04C15C26C37C48C59C6
4C05C16C27C38C49C5
5C06C17C28C39C4
6C07C18C29C3
7C08C19C2
8C09C1
19C01111111111111111111111111111


「音声で読み上げる」

2018-10-25 | ノート
ホームページ「対話とアウフヘーベン」を開いて、ブログ「対話とモノローグ」の記事を検索するつもりであった。何かをクリックしたらしく、「対話とアウフヘーベン」の目次を読む音声が聞こえてきた。止め方がわからず、そのままにした。9割がた正確に読んでいるように思う。
違った読み方のいくつか。「如是我聞」は「ジョぜワレもん」、「試論」は「タメシろん」、「εとμの複合」は「えぷしろんとエムのふくごう」など。
μは英語ではmだからなかなか味わいがある。WWWはWorld Wide Webと読んだし、造語のdiablogもダイアブログと読んだ。2018/07/01は「2018ねん、しちがつ、ついたち」だった。

「音声で読み上げる」は右クリックで表示される機能の一つだった。

スマホとパソコンの画面の違い

2018-10-24 | ノート
先週の金曜日に家族で外食した。そのとき子供のスマホで、その日に投稿した記事を確認した。「パスカルの数三角形」である。舞台裏が丸見えだった。数を整然と並べるために、間隔を調整する足場(111)を作った。その足場はパソコンの画面では見えないのだが、スマホの画面では見えていたのである。画面が違うようである。スマホでもパソコンの画面に切り替えることができ、その画面では足場は見えなかった。
スマホとパソコンの画面は違うのであった。以前、パソコンの画像の大きさの違いがスマホの画面に反映していないことがあった。

(パソコンだけの読者に)
パソコンの画面でも数三角形の下の辺りを選択すると足場が浮き上がってきます。「数三角形の細胞C」の下の表の足場は111だけです(「パスカルの数三角形」と同じ)が、上の表にはもう少し細かい足場が組んであります。

ヤマトシジミとルリマルノミハムシ

2018-10-23 | 庭の小動物
西洋タンポポに黒い点があり蝶が止まっている。近づいて行った。

これまで2回ほど傷ついた昆虫を撮った。今日のヤマトシジミ(大和蜆蝶)も左の翅の端が欠けていて、右の翅の表が見える。端が黒く縁どられている。調べてみると、これはオスの特徴である。今年の5月にヤマトシジミを知ったが、そのときはメスだったようだ(「ヤマトシジミ」)。
タンポポの中央の黒い小さな虫は、ルリマルノミハムシだと思われる。ルリは色、マルは形、ノミは大きさ、ハムシは葉虫(leaf beetle)で、ルリマルノミハムシ(瑠璃丸蚤葉虫)だろう。

数三角形の細胞C

2018-10-22 | パスカルの三角形
数学でnCrといえば、n個の異なるものからr個とる組合せの数である。Cはcombination(組合せ)のイニシャルである。また、nCrはn次の二項展開式におけるr次の項の係数である。この場合のCはcoefficient(係数)だろう。
この2つのCはパスカルの数三角形と密接に関係している。ここで、パスカルの数三角形における細胞の位置と数を示す表記として、もうひとつnCrを考えてみよう。この場合のCは細胞(cell)のCである。
0C01C12C23C34C45C56C67C78C89C9
1C02C13C24C35C46C57C68C79C8
2C03C14C25C36C47C58C69C7
3C04C15C26C37C48C59C6
4C05C16C27C38C49C5
5C06C17C28C39C4
6C07C18C29C3
7C08C19C2
8C09C1
19C01111111111111111111111111111

数三角形の数は、次の規則で規定されたものである。
「各細胞の数はその垂直行における直前の細胞の数とその水平行における直前の細胞の数との和に等しい。」
1111111111
123456789
1361015212836
141020355684
15153570126
162136126
172884
1836
19
111111111111111111111111111111

例えば、色付きの部分。
これは5C24C14C2
である。
一般に、次のような規則で並べてある。
nCrn-1Crn-1Cr-1
これは組合せの公式として馴染みがあるものだが、ここで配列の規則である。

このような数三角形の数の配置からさまざまな規則をパスカルは読み取っていく。なかでも核心は三角形の底辺(斜め)で隣り合う2細胞の数の比例関係である。
「あらゆる数三角形において、同じ底辺にあって隣接する2つの細胞のうち、上位の細胞と下位の細胞との比は、上位の細胞から底辺の最上段までの細胞の個数(両端の細胞を含む)と、下位の細胞から最下段までの細胞の個数(両端の細胞を含む)との比に等しい。」
例えば、赤字の部分。
6(上位の細胞 4C2の数)と4(下位の細胞4C1の数)の比は、3(上位の細胞から底辺の最上段までの細胞4C24C34C4の個数)と2(下位の細胞から最下段までの細胞4C14C0の個数)に等しい。

(つづく)

パスカルの数三角形

2018-10-19 | パスカルの三角形
パスカルの数三角形について、ネットを調べていると、次の二つが目に付いた。
パスカルの数三角形
パスカルの数三角形を用いた授業研究
いずれも筑波大学の高校生向けの授業である。前者は数学的帰納法に、後者は確率論に焦点を当てている。「数三角形論」(1654年)の表や説明の引用があって、重宝する。


表の文字は、上から水平行、数三角形(大文字)、垂直行である。原典は三角形の底辺が、今日のように水平ではなく、斜めになっている。

午前中は数三角形の数列を作成した。その苦労の結果を示しておこう。

1111111111
123456789
1361015212836
141020355684
15153570126
162156126
172884
1836
19
111111111111111111111111111111