萩城は、江戸幕府が開かれた翌年、1604年に毛利氏が居城として築いた城。城の建物は今はなく、東萩駅前にその模型があるだけです。
萩城址 1 & 2
萩城址 3 ・ お堀の鯉
萩市での一泊目は海岸にある普通のリゾートホテルにして、町の和食店で夕食をとりました。元首相の小泉さんが訪れたことがあるそうです。カウンター席で小さなコース料理を注文して、それに加えて気の向くままに一品料理を頼みました。
コースの最初は何であったか忘れましたが、味噌ドレッシングがかかっています。ドレッシングが結構良い味でした。
最初の一品 ・ ゴマ豆腐
ゴマ豆腐はゴマの風味となめらかなのど越しがいいですね。
フグの皮とキュウリの酢の物
フグの皮とキュウリの酢の物。私はフグ独特の味というのはよく分かりませんが、まぁ、それなりに美味しくいただきました。
イカと甘鯛と、名前は忘れましたが地元の魚の刺身3種盛りで、甘鯛は昆布締めにしています。地元の魚はポン酢で食べるように指示されました。
刺身の3種盛り ・ 茶碗蒸し
茶碗蒸しは、味は普通ですが黄色と緑色があざやかです。
ここでコースにはないウニを注文しました。萩はウニでも有名だそうですが、残念ながら、他の地域でもっと美味しいウニを食した経験が少なからずあります。
ウニ ・ 甘鯛
私の義弟によると萩近郊の海の甘鯛が旨いそうですが、やはりコース料理に入っていました。頭の部分の塩焼きと胴体の西京焼きです。塩と味噌の効き具合が少ないようですが、結構おいしく食べました。
萩市を流れる阿武川でとれるシロウオのシーズンがあと2、3日で終わるということなので、もちろん食べてみました。かき揚げと天ぷらです。サクサクッとした食感の、軽い料理です。
シロウオのかき揚げ と 天ぷら
ここでコースに戻ってご飯と味噌汁と漬物。何を食べてもやはりシメはこの3点セットですね。気持ちが落ち着きます。
定番の3種 ・ わらびもち
デザートは黒蜜ときな粉で食べるワラビもちでした。よく合う組み合わせです。
翌朝の朝食はリゾートホテルなのに純和風です。
朝食のセッティング ・ ご飯と味噌汁
基本のセッティングはイカのお造り、ハムと野菜サラダ、漬物、のりなどで、温かいご飯と湯葉入り味噌汁がもたらされました。
湯豆腐 ・ 蒸し料理
テーブルでは湯豆腐を温め、フグの一夜干しとがんもどきの様な食品を蒸したのです。
全部それぞれに美味でしたが、フグの一夜干しが、歯を治療中の私には硬すぎました。かなりボリュームのある朝食だったので、ふだん朝食が少ない妻と私はだいぶ残してしまいました。
〔2018年4月〕〔2023年12月 加筆・修正〕