お城でグルメ!

ドイツの古城ホテルでグルメな食事を。

ホテル ニューグランド

2019年12月19日 | 旅行

「ホテルニューグランドは、山下公園を見下ろす日本の横浜にある歴史的なホテルです。関東大震災が都市の大部分を破壊した4年後の1927年に開業しました。ホテルは第2次世界大戦後の日本占領中にアメリカ軍の宿泊施設として使用されました。ホテルのスイートの1つは、ダグラスマッカーサー将軍が占領下の日本での最初の夜にそこに滞在した時の家具と同じように脇に置かれ、維持されています。1991年、ホテルの拡張として18階建てのタワーが建設されました。」

これは英語版ウィキペディアに書かれているホテルの説明のGoogle翻訳です。

興味深い歴史のある格調高いホテルで、詳細はホテルのホームページに詳しく記載されているので、興味のある方は読んでみるといいでしょう。

 

ホテル 1 ・ ホテル 2

 

ホテル 3 ・ ホテル 4

 

部屋からの展望 1 ・ 部屋からの展望 2 

私の部屋はタワー館の14階で、景色が素晴らしい。立派な家具調度だし、すべてのスタッフの客扱いがたいへん良いのです。ただスリッパとボールペンがいかにも安っぽい。格調を高く保つためにもう少し良質なものに替えることを考えるべきだと思います。本館の一階にはホテルの歴史を写真パネルにて展示してあります。

ホテル内のフレンチパノラミック・レストラン〈ル・ノルマンディ〉で夕食をとりました。伝統ある本格フランス料理を供するとのことで、日本では珍しくドレスコードがあります。落ち着いた色調の内装に本格的なテーブルセッティングです。

 

内装 ・ テーブルセッティング

普通にパンとバターが出てきて、フランス産リンゴジュースを初めとして、飲んだ飲み物は日本産ノンアルコールビールとベルギー産ノンアルコールワイン (シャドネー) です。

〈山下公園イルミネーションディナー〉 をたのみました。

サーヴィスである食前の一皿は蟹と野菜の料理と 〈イタリアのポッキー〉 です。まあまあですね。

 

食前の一皿 ・ サラダ

そしてフランス産ハムとイカ入りサラダ。散りばめた黒い粒はイカスミで、本当に炭の味がします。黒い粒はデコレーションに過ぎないですね。まったく美味しくない。個人的には、もっと手をかけた凝ったサラダであってほしかったのですが、、、、。

フォアグラには、軽く火を通したリンゴとブドウ及び酸っぱめの生リンゴの細切りをあしらっています。旨い。私の経験ではフォアグラは甘いパンと一緒に食べるのですが、日本ではそうではないのですね。

 

フォアグラ ・ アイナメ と タコの料理

次はアイナメとタコの料理。タコを軟らかく煮ています。アイナメには焦げたところにパリパリ感が欲しかった。ソースに少しアクセントが欲しいし、付け合わせに豆は合わない気がします。

肉料理は牛肉の網焼きで、赤ワインソースがかかっています。肉が軟らかく、フッと炭の香りがいいですね。美味しい肉です。野菜を挟んでその向こうにあるのは、牛のほほ肉の煮込みです。軟らかくてグッと来る美味です。

 

肉料理 ・ デザート

デザートはオレンジ風味のお菓子、ヴァニラアイス、ベリーのムース、果物。

最後にコーヒーと 〈お茶請け〉 として小菓子の盛り合わせが出てきました。

 

コーヒー ・ 小菓子の盛り合わせ

スタッフはたいへん良い給仕をしてくれ、いろいろな質問にきちんと答えてくれます。食事の後は、年配のスタッフがエレベータのところまで見送ってくれました。量が多くないので最後まで美味しく食べられたし、印象深かったのはサーヴィスが早いことです。ヨーロッパでは3、4時間かかるところを1時間半で終わりました。

 

石焼フカヒレ姿煮チャーハン

さて、横浜といえば中華街。ここで昼食を食べました。〈石焼フカヒレ姿煮チャーハン〉 です。湯気が写真に写るほど熱々で沸騰しています。石に接している御飯がお焦げになりました。チャーハンといっても水分が多く、混ぜるとおじやみたいです。あまり美味しくないし量が多いので飽きてきました。

2晩目の夕食はホテルで、今度はイタリアンにしました。イタリア音楽がかかっている空間で、中庭が見える席をもらいました。

 

レストラン

 

中庭 1 ・ 中庭 2 

私は小さいほうのコースを選択したので、パスタを3種類の中から選び、肉料理か魚料理かを選びます。大きいコースは肉と魚と両方出ます。アペリティフはオレンジジュースで、食事中はノンアルコールビールを飲みました。

パン と オリーヴ油

さすがイタリアン、パンと一緒にバターではなくオリーヴ油が供されました。

前菜は牛肉のカルパッチョで、複数のソースがかかっています。イタリアと違ってオリーヴ油がかかっていません。結構旨い。

 

カルパッチョ  ・ 栗のリゾット

次は栗のリゾット。クリーム系でなくて量が少ないのがいいですね。秋の味覚が美味しいのです。

メインは、魚を選んだのでホウボウのソテーの貝類入りトマトソース添えです。香料が効いたソースが旨い。別皿に、サツマイモ、ジャガイモ、茄子、ズッキーニ、サトイモ、カリフラワーなどの付け合わせが出ました。いろいろな種類の新鮮な野菜が美味しい。

 

ホウボウのソテー ・ 漬け合わせの野菜

デザートは栗のタルトのベリー添え。少し重いデザートになりましたが、エスプレッソと一緒に美味しくいただきました。

 

デザート

出発の日の午後は、ホテルのカフェでお茶をしました。

 

カフェ ・ ダージリン茶 と シュートケーキ

本当にこのホテルはスタッフの教育が良く行き届いていると思います。再び横浜に来ることがあったら、迷わずこのホテルに宿泊します。

 

[2019年12月]

 

 

 

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富山城

2019年12月12日 | 旅行

ネットにアップされている紹介文:

「富山城は佐々成政の居城として知られています。江戸時代には富山藩の藩庁として前田利次が入城し、城の修復を行ったそうです。大分県の岡城とともに、滝廉太郎の「荒城の月」の着想の元になった城のひとつといわれています。現在は富山城址公園として整備されており、模擬天守(富山市郷土博物館)が建てられています。」

 さらに富山城の傍には滝廉太郎の資料館があるのです。大分県出身の私としては興味深い内容です。でもまあ、地元びいきではないですが、平地にあって公園化された富山城よりも山の上にそびえる岡城の廃墟の方が、「荒城」の名に相応しいと思います、

  

富山城 1 ・ 富山城 2

  

富山城 3 ・ 富山城 4

   

富山城 5 ・ 富山城 6

富山で最初に食した名物料理は白海老かき揚げ丼です。味噌汁と漬物が付きました。店員曰く、

「確かに今はシーズンではないけれど、白海老はシーズンに関係なく一年中冷凍ものですね。」

海老を揚げた香りが香ばしくてお汁の量もちょうど良く、美味しくいただけました。ただ、半熟ゆで卵に丸ごと衣をつけて揚げているんですね。なぜでしょう。分かりません。私にとってはなくても良いものです。

  

白海老かき揚げ丼 

そして、富山といえば薬。ということで、薬膳食材を使った料理を食べました。無難な「季節のやくぜんカレーセット」を注文すると、サラダとデザートが付いてきました。

  

茸カレー ・ 野菜サラダ

季節がら茸カレーです。カレーのルーに何が溶けているかは分かりませんが、トッピングしているのはクコの実、アーモンド、白きくらげ。カレーの味は普通です。

野菜サラダのトッピングはカボチャ、クコの実、ひよこ豆です。

デザートは「カメゼリー」といって、金銭亀の甲羅と薬草を煮だして冷やし固めた香港のスイーツだそうです。上にクコの実とクリームがのっています。「カメゼリー」はフッと薬臭いというか、独特な風味ですが不味くはありません。

  

「カメゼリー」

テーブルに置いてある 〈薬膳食材のご紹介〉 によると、トッピングした薬膳食材にはそれぞれ効能があるようです。

店の人によると、富山の人が特にたくさん薬膳食材を食べる事実はない、そうです。

富山駅に隣接する市場でいろいろ購入しました。

かまぼこの昆布巻きは食感がしこしこで、昆布との相性もいいですね。

   

かまぼこの昆布巻き ・ ホタルイカの磯辺揚げ

ホタルイカの磯辺揚げをお持ち帰りしました。ホテルに帰ってからもまだ温かく、衣がシャキシャキで旨い。

6種類の海の幸 (ばい貝、白えび、紅ずわいがに、ぶり、ほたるいか、いかすみ)を使ったせんべいは、それぞれ味の特徴が出ていてたいへん結構です。

   

海の幸せんべい ・ はたはたの浜焼

はたはたの浜焼。美味しくてぺろりと一度に全部食べてしまいました。

  

ます寿司

きちんと作った典型的なます寿司は丸くて大きくて一人では食べきれないので、小さな 〈ひとくちます寿司〉 を買いました。美味しい。江戸時代に端を発する鱒の寿司は、今でもその老舗が数軒あり、それぞれの製法と味を競っているそうです。

  

白えび海鮮丼 と 白えびコロッケ

さらに富山市のはずれのある小さな食堂で 〈白えび海鮮丼の白えびコロッケ付き〉 を食しました。わりと豪華な海鮮丼で、生の白えびが丸く盛られています。ねっとりとした食感で、解凍したものでしょうが、かなり美味です。コロッケはフッと揚げたエビの香りがします。

  

富山ブラック

そして、富山で最も古いラーメン専門店で 〈富山ブラック〉 の元祖と自称する店に行きました。「半世紀以上昔、ドカ弁やおにぎりを持った労働者のために、オヤッさんは濃い味付けでチャーシューのたっぷり入った、「よく噛んで」食べるおかずの中華そばを考え出した。」 (店内のパンフレットより) 同じくパンフレットによると、「麺は硬めストレート太麺、スープは濃い口しょうゆ味スープ、具は塩っ辛いメンマ、手切りチャーシュー、秘伝のしょう油ダレ、粗切ネギ・粗挽き黒コショウ」。実際食べてみると、すべてにおいてパンフレット通り。はっきり言ってまずい。ただ塩辛くて、旨味が感じられなく、味に深みがないのです。私は富山を再訪することはあってもこのラーメンはもう食べないでしょう。

   

季節の7巻盛りセット ・ 天然ブリ

富山は新鮮な海鮮類でも知られています。回転寿司店で回転ではなく、〈季節の7巻盛りセット〉 と天然ブリのにぎりを注文しました。ホタルイカと白えびはシーズンではないので冷凍でしょう。そう思って食べると少し水っぽい気がします。ブリは旬の寒ブリまでまだ少し間があるからか、脂の乗りが少ないようです。

富山市はインフラが充実していてそれが分かりやすいので、思っていたよりも楽しく過ごせました。出来れば再訪したいと思います。

 

[2019年12月]

 

 

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高山城

2019年12月07日 | 旅行

ある紹介文では次のようになっています。 

「高山城は金森長近によって築かれた城として知られています。1588年(天正16年)から築城をはじめ、すべてが完成したのは16年後の1603年(慶長8年)のことです。金森氏が代々城主を務めていましたが、1692年(元禄5年)、6代・金森頼時のときに出羽国へ移封となり、その後しばらくは加賀藩が城番となったものの、1695年(元禄8年)に幕府の命により高山城は完全に破却され廃城となりました。現在、本丸跡周辺は城山公園として整備されています。」

  

金森長近 公

   

本丸の石垣 ・ 熊対策

地元の人の話によると、お城は当時完全に壊され、本丸にある石垣は後世のものだそうです。今は「城山」とよばれるクマが出没する山ですが、この山自体がお城だったようで、至る所に大小の、昔建造物があった平たい場所があります。そのひとつに、なんと、「海軍中佐 廣瀬武夫銅像」があるではないですか。この人は私の故郷大分県の竹田市に生まれた日露戦争時の英雄で、子供のころ高山に暮らしたことがあるそうです。竹田市には、この人を祭った「廣瀬神社」があります。

  

廣瀬武夫 海軍中佐 

飛騨高山はグルメでも知られているようなので、いろいろと食べてみました。

   

飛騨牛にぎり寿司 ・ 高山ラーメン

高山に着いてすぐ、駅前の食堂で二品食べました。まず、飛騨牛にぎり寿司。牛肉を軽く炙っていて上にネギがのっています。わさびとおろしニンニクで食べるようです。酢飯じゃないのかな? そんな気がします。旨いのですが私は魚介類の寿司の方が好きですね。

そして高山ラーメンです。澄ましスープでアッサリ系なので、スッと胃に納まって美味しい。店の人に聞くと、店によって多少差はあるが、根本的に細身のちぢれ麺で醤油味であり、鶏と魚介で出汁をとるそうです。味噌味と豚骨スープと脂ギトギト系はないそうです。

 

私の部屋

宿泊するホテルのフレンチレストランの内装は格調高そうですが、館内着の甚平とちゃんちゃんことスリッパで食事をしても良いそうなのです。が、私にはそんな勇気はないので普通の服で入りました。驚いたことに、メニューには洋食も和食も中華もあるのです。これなら 〈フレンチ〉 と標榜しない方がいいですね。

食事はアラカルトで、飛騨牛テンダーロインステーキ (150g) に日替わりスープ、サラダ、ライス、デザート、紅茶を付けてもらってディナーセットにしました。

   

飛騨牛ステーキ1 ・ 飛騨牛ステーキ 2  

私が望んだように、メディウムからもう少し焼いてくれています。ソースは3種の中から和風茸ソースを選びました。軟らかくて結構旨い肉だと思いますが、ソースの味が強すぎて肉自体の味を感じにくい。その代わり脂っぽさが緩和されているのですが、私にはやはり脂が多すぎます。

 

みたらし団子 と 五平餅

城山 (高山城祉) の売店の中で煎茶のサーヴィスを受けながら、地元のおばちゃんたちに混ざってみたらし団子と五平餅を食べました。みたらし団子は昔タレがべっとりついたのを食べたことがあり、いささか苦手だったのですが、この店のは表面に焦げ目が少しついていて、香ばしい香りがして旨い。たまり醤油をごく薄くつけているそうです。

えごまのタレをまぶしてある五平餅もなかなか結構です。

   

飛騨牛コロッケ 1 ・ 飛騨牛コロッケ 2

観光名所「古い町並み」でアジアの旅行者に混ざって、飛騨牛コロッケを食してみました。温かくて外の衣がサクサク。肉はほとんど入っていないけれどもポテトがホクホクで美味しい。根本的に私はコロッケが好きなので美味しく感じたのです。

さらなる飛騨名物をホテル内の居酒屋で試してみました。

まずタラコの煮つけが突き出しとして出てきました。そして注文した飛騨牛朴葉味噌焼きと飛騨の在郷料理盛り合わせです。

朴葉味噌は残念ながら味が濃すぎて、肉の味も茸の風味も消されているような気がします。ただ御飯が進みそうです。私個人的には、あまり好みではありません。

   

飛騨牛朴葉味噌焼き ・ 在郷料理盛り合わせ

在郷料理の盛り合わせですが、12時の位置にあるのは 〈こも豆腐〉 といって、豆腐をこもに巻いて蒸して煮たものです。硬めのスポンジのような独特の食感で味はうすく、はっきり言って美味しくありません。

時計回りに、若いジャガイモと鶏肉の煮たもの、ぜんまい、大根と骨付き魚の煮たものです。そして 〈煮たくもじ〉 といって漬物を塩出しして煮た料理です。飛騨では漬物を 〈くもじ〉 と言い、それを煮たので、「煮た&くもじ」なのだそうです。

この二つの料理に御飯と味噌汁を付けて夕食にしました。

   

飛騨牛まん 1 ・ 飛騨牛まん 2 

飛騨牛まんを街角の売店で買って公園で食べました。旨いけれども飛騨牛だから特に旨いのかどうかはわかりません。他の地方の牛肉で作っても美味しいのではないでしょうか。豚まんに比べて、牛肉の方が繊細な味のように思います。

  

飛騨高原牛乳

コンビニで飛騨・高原牛乳を買いました。「生乳100%使用」と書いてあり、ドイツの牛乳より明らかに美味しく感じました。

一般的に、郷土料理には昔その地方が貧しかった頃の食材や調理法が使われているので、現代人の口に合わない物もあると思います。ましてや、その地方出身ではない者にとっては、、、。

飛騨料理もしかり。私にとって美味しい料理もそうでないものもありました。

 

[2019年12月]

 

 

 

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名古屋城

2019年12月03日 | 旅行

「名古屋城は徳川家康が豊臣氏に対する最終防衛拠点として天下普請によって築城させた城です。初代城主は徳川義直で、徳川御三家のひとつである尾張徳川家17代の居城として利用されました。伊勢音頭にも「伊勢は津で持つ、津は伊勢で持つ、尾張名古屋は城で持つ」と歌われているように、古くから名古屋のシンボルとして扱われてきました。天守台の石垣は加藤清正が担当したといわれています。大天守に上げられた金のシャチホコは築城当初のものではありませんが、同じ方法で復元製造された金板張りの木造鯱で、現在は名古屋城でしか見ることができません。また、築城当時は最上層のみ銅瓦でしたが、1755年(宝暦5年)に行われた修復工事の際にすべて銅瓦拭きとなっています。この緑青の屋根も名古屋城の大きな特徴です。2009年(平成21年)から本丸御殿を復元しており、現在その一部が公開中です。」

これはネットで閲覧可能な紹介文です。

   

名古屋城 1 ・ 名古屋城 2

  

名古屋城 3 ・ 名古屋城 4 と 菊の展覧会 

その名古屋城のお堀に面してホテルがあります。玄関前にシルクハットをかぶったドアマンがいて高級感が漂っています。今まで何度か商号が変わったけれど、現在 「ホテル・ナゴヤキャッスル」 というこのホテルは1969年に開業したそうです。外観も客室も特筆に値する特徴はありません。

  

ホテル

私の部屋はツインルームのシングルユースなので広々としていて、真正面にお城が見えます。

   

昼 ・ 夜

ホテルの地階にある 「日本料理 西の丸」 というレストランで夕食をとりました。テーブル席もあるのですが、私はひとりなのでカウンターに案内されました。でも、仕事をする料理人といろいろ話が出来て良かったのです。

  

カウンター ・ ノンアルコール柚子酒 と 水

飲み物は、珍しいノンアルコールの柚子酒にしてみました。濃いジュースの感じです。氷が多すぎると何だか損をした感じがしますね。

旅行中は野菜が不足気味になりがちなので野菜サラダを注文し、梅ドレッシングをかけてもらいました。野菜が新鮮で旨い。紅葉をあしらった皿は魯山人の作ですね。コピーかな?

   

野菜サラダ ・ 手羽先

料理はもちろん名古屋の名物を頼みました。

前菜は名古屋コーチンの手羽先で、カラメル風のソースがからまり胡麻が付いています。味は美味しいのですが、老鶏の肉かと思うほど硬いのです。名古屋コーチンは野を走り回って育つから肉が硬い、とは、カウンターの後ろにいる料理人の言。

  

ひつまぶし

   

そのまま ・ 汁かけ

そして鰻のひつまぶしです。食べ方に規則があって、まずそのまま食べる、次に海苔とわさびとネギを入れてだし汁をかけて食べる、残りは好きなように食べる、そうです。旨い。不思議にもわさびがよく合うのです。何と、山芋の漬物があります。面白いけれど、漬物としてはもう少し歯ごたえがあった方が私は好きです。

  

「金シャチ横丁」 ・ 抹茶入り冷水

翌日の昼食は、名古屋城の正門にほぼ隣接して 名古屋名物を食べさせる店が並ぶ 「金シャチ横丁」 で食べました。みそかつ丼御膳です。城内を歩き回った後で、抹茶を少し混ぜた冷水を飲めるのはうれしいですね。丼のご飯を、白ごはん、雑穀米、菜めしの3種類から選べるということなので菜めしを選び、味噌汁の代わりに豚汁にしてもらいました。ほかにマグロの料理や根菜の煮つけなどが付き、紫芋で作った豆腐は塩で食べるように指示がありました。漬物は奈良漬けとキャベツです。

  

みそかつ丼御膳

私が名古屋で約45年前にトンカツを味噌ソースで食べたときはソースがとろりとしていた記憶があるのですが、今日はほぼ水様です。さらに味がきつく、もう少しまろやかさが欲しいところです。肉自体は柔らかいけれど味がイマイチですね。そして最後の方、ソースをたっぷり吸ったご飯が塩辛いのです。久しぶりの味噌カツへの期待が大きかったので、いささかがっかりした昼食でした。

名古屋の名物は他にもきしめん、ういろう、エビフライ、天むす、あんかけ、パスタなどがありますが、滞在日数が少ないので次回に持ち越しましょう。

  

「バランス弁当」

名古屋での2晩目は部屋でのんびり過ごしたかったので、夕食は名古屋名物ではないけれど、買い物に行ったデパートの地下で手に入れた 「カラダにうれしい 管理栄養士監修 バランス弁当」 にしました。量も少なく味もまあまあ結構でした。

 

[2019年12月]

 

 

 

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