お城でグルメ!

ドイツの古城ホテルでグルメな食事を。

カラマタの町

2023年10月18日 | 旅行

我々のアパートメントの近くにある比較的大きな町は、人口約70.000人を数える、半島で2番目に大きいカタマラです。海岸近くの比較的新しい町域は、観光客や海水浴客を見込んだお土産品店、レストラン、そしてカフェなどが立ち並んでいます。

 

カラマタの町

  

いくつかあるお城のひとつ ・ 付属の教会

 

郊外の円形競技場

オールドタウンは山に向かって2、3km行ったところで、昔ながらの飲食店が並んでいて古き良き時代の雰囲気を感じます。高台にはお城があり、その下にはギリシャ正教の教会があります。ここでは考古学博物館を見学しました。ただ、紀元前10数世紀の石の塊みたいな出土品を見ても、私の西洋史の知識ではそれが今の世界にどう繋がっているのか分かりません。妻は結構楽しんだようです。

  

旧市街の教会 ・ 旧市街の泉

 

ギリシャ正教会

  

教会の内部 1 & 2

オールドタウンに隣接して現代的な商業地域があり、そこで昼食をとりました。

若い給仕スタッフは必要最低限の英語しかできませんが、ドイツのそれと違って物腰が柔らかなので、穏やかな気持ちで食事ができます。

  

クリスマス市のスタンド 1 & 2

妻が注文したのは焼いた鳥の胸肉にオリーブ、ポテト、クリームがはさまった料理で、ジャガイモとサラダが少し付いています。レモンをかけて美味しくいただきました。

  

鶏肉料理 ・ 牛肉料理

 

パン

私が頼んだのは牛肉のハンバーグで、オリーブ油がたっぷりかかっています。この料理には少しのサラダとレモンに加えて、グリルした野菜が付いています。ヨーロッパの国にしては肉が大変やわらかくて美味しい。

ギリシャ料理の印象は、今までのところ、何にでもレモン汁をかけるということとオリーブ油をいたるところに使っているということです。

我々のアパートメントに帰る途中のスーパーで買い物をしたのですが、パン売り場で面白いシステムを発見。欲しいパンを柄杓のようなもので横のスペースに出してから、手でとって袋に入れるのです。まさに〈所変われば品変わる。〉ですね。

  

パン売り場 ・ パンの取り方

 

〔2018年1月〕〔2023年10月 加筆・修正〕

 

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ペロポネソス半島

2023年10月13日 | 旅行

「偉大な田舎」とペロポネソス半島は呼ばれているそうです。その「田舎」の海岸沿いにある小さな村で11日間、いつものように休暇用アパートメントを借りて過ごすのです。

われわれが住む建物の中にアパートメントは4つあり、そのうちのひとつに大家が平素住んでいて、休暇の客はうちだけです。写真に写っているダイニングキッチンと居間の他に寝室がふたつあり、かなりゆったりとした住居空間なのです。大家は小さな子供が二人いる若い夫婦で、クリスマスと正月にギリシャ人が食べる特別なお菓子をくれるほど、細かい心遣いが出来る人達です。

 

アパートメント

  

クリスマスのお菓子 ・ 正月のお菓子

この地域は夏休みを過ごす客が多いところのようですが、今はガラガラ。ほとんどの休暇用アパートメントはもちろんのこと、ほとんどのレストランもカフェも冬は営業していません。私たちはのんびりと、近くの海辺や山間の村にハイキングするつもりです。 

  

山の中腹から海を見る ・ 小さな港

山間部には村や礼拝堂が点在します。

 

山頂にある礼拝堂

25人前後の修道女が生活する修道院を訪れました。訪問者は私たちだけで、英語がほとんど出来ない修道女とまったく出来ない修道女と身振り手振りで交流することが出来ました。言葉は出来なくても彼女たちの暖かさは十分感じられました。驚いたことにクリスマス菓子と水を出してくれ、自身の農園でとれたオレンジを10数個もくれました。

  

修道院の外観 ・ 教会の内部

 

水 と クリスマスのお菓子

そのオレンジですが、この時期は道路沿いにオレンジを売るスタンドがたくさん出ています。冬のペロポネソス半島はオレンジとレモンと、そしてもっとも大事な産業であるオリーブの収穫の真っ盛りです。オリーブの収穫は、まず実のついた枝を切り取ってそのあと実をはずす、というやり方のようです。

ところで、港の岸壁から海の中を見ると、すぐ手が届くところに黒い丸いものがたくさんあります。よくよく見ると、、、、なんとウニではありませんか。ギリシャ人はウニを食べる習慣がないのでしょう。誰からも採られずに、岩にへばり付いていたり移動したりしています。もし竿の付いた網が手元にあったならば、すぐに数十個のウニが手に入ったでしょう。

  

オリーヴの収穫 ・ ウニ 

この地方の冬は比較的暖かいからでしょうか、生き残っている野良犬と野良猫が放し飼いの犬猫といっしょにウロウロしています。人が住むところで動物が自由に動き回っているのは、何となく心が和みます。

まったく意外でびっくりしたのですが、高度350メートルぐらいの山中を歩いているときに陸亀に出会いました。石ころだらけの道で堅い甲羅を背負っているので、動きづらそうに歩いていました。

  

野良猫 ・ 陸亀

アパートメントから歩いて行ける範囲を散策したときに、少し海に突き出た所に開いているレストランを発見したので、昼食をとることにしました。日本人が珍しいらしく、感じ良く迎えてくれていろいろと聞かれました。どこから来たかとか、どれだけ長くいるのかとか、ギリシャの食事は口に合うかとか、、、、。

私が注文したアルコールなしのビールは少々薬の味がして不味いのですが、妻が頼んだ地元のロゼワインは地元の料理に添えて飲むと結構いけます。どちらも地元だと相性が良いのでしょう。

ところで、ギリシャでは日本と同じで無料の水が供されるのです。隣国のトルコと違ってギリシャの水道水は飲めるのを知っていますが、ほんの少し心配だし美味しくないので飲みませんでした。

料理はいろいろと気の向くままに注文しました。

旅行中は野菜不足になりがちなので、地中海サラダを注文しました。野菜は新鮮で良いのですが、ビネガー(西洋風の酢)が少々強過ぎました。

  

地中海サラダ ・ パン

焼いてオリーブ油をふりかけたパンも出てきましたが、他に食べるものがたくさんあるので手をつけませんでした。美味しそうでもなかったし、、、、。

レストランのオーナーが目の前の海で自分で取ったというタコ。茹でた後炭火でグリルしてオリーブ油をかけて供され、レモンをかけて食べました。手の込んだ調理ではなくて、ごく自然な食べ方ですね。フッと炭の風味がいいし、やわらかくて旨い。

  

タコ ・ イカ

衣を付けて揚げたイカもレモンをかけて食しました。衣に良い味が付いていましたね。

魚介類が入ったトマトソースのスパゲッティですが、ソースに入っている香料がドイツと違うようです。美味しいのですが、ヌードルがイタリアでいうアルデンテと違ってかなり茹ですぎでした。

  

スパゲッティ ・ お菓子

食後にサービスでギリシャ独特のお菓子を出してくれました。上にかかった粉砂糖以外は甘くない上スカスカパサパサの食感で、残念ながら美味しくありませんでした。

 

テラスでの食事

天気は良いけれども風が冷たい日にテラスで食べたので、料理が冷めるのが早くて残念でした。冷めた油のみならず、冷めたスパゲティもかなりまずいのがよく分かりました。

ギリシャ人が日常的に食べる食事は脂っこくて我々にはそれほど美味しくないので、やはり昼食は自分で作った弁当がいいなー。

 

〔2018年1月〕〔2023年10月 加筆・修正〕

 

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ソフィテル ・ アテネエアポート (往)

2023年10月10日 | 旅行

2018年の冬の休暇をギリシャで過ごしました。最初の夜はアテネの空港ホテルに宿泊し、翌日にレンタカーを借りてペロポネソス半島のアヴィアというところで11日間過ごしたのです。

空港の建物を出てから徒歩2、3分で空港ホテルです。英語が拙いけれども綺麗なお姉さんがフロントにいます。レストランがふたつあるのですが、9階にあるグルメレストランで夕食をとることにしました。ギリシャとフレンチのフュージョン料理を供するそうです。クリスマスの装飾を施してあり、ジャズのBGMが流れる豪華な空間です。

 

空港ホテル

  

レストランの入り口 と 内部  

私が注文したギリシャのノンアルコールビールは甘味が少しあり、まあまあの味です。妻はアペリティフとしてシャンペンを、そして食事のときは地元の赤ワインを頼みました。ギリシャワインは有名ではないけれど、結構いけるそうです。

 

ノンアルコールビール

最初に出てきたのはパンとバターと、シェフの挨拶としての突き出しです。突き出しはほうれん草と羊チーズのラビオリでパルメザンチーズがかかっています。他にも何か手が加わっているようですが、よく分かりません。

 

突き出し

前菜のひとつはフォアグラのソテーにルバーブのジャムを添えた料理。皿の上には他に、ポートワインのゼリーとハシバミの実のピューレを添えた生姜ケーキがのっています。フォアグラのソテーはたいへんボリュームがある旨い料理で、ジャムやゼリーもそれぞれ美味しい。

  

フォアグラ料理 ・ 蟹と海老の料理

別の前菜はほぐした蟹肉に小型の海老を埋め込んだ料理です。アボカドのムース、キュウリの薄切り、ビネグレット・ソース(油、ワイン、ビネガーなどで作るフレンチドレッシング)、そしてトマトなどが皿にのっています。残念ながら蟹と海老が少ないのですが、視覚にここち良い料理です。

私の好みで注文したメインディッシュは二つの方法で料理した鶏肉。マデイラ風ソースで食べます。他にアミガサ茸、チョリソ(香辛料やニンニクを強くきかせたスペインや中南米の豚肉ソーセージ)、砂糖煮のエシャロット、ソテー風に料理したキクゴボウが付いています。どう料理したのかはよく分かりませんが、チキンはとにかく両方とも美味しい。

  

鶏肉料理 ・ 子牛のすね肉料理

妻が頼んだのは子牛のすね肉の蒸し煮で、根菜が添えられています。新鮮なトリュフ、そして子牛の尾肉とフォアグラが入ったラビオリもあります。ソースが少し濃すぎるけれども大変に旨い。特に野菜が美味しいですね。

食後のコーヒーは飲みませんでしたが、一口菓子のサーヴィスがあり、甘く美味しくいただきました。

朝食は別の階の部屋です。3種類ありましたが、我々は朝食を少ししか食べないので、一番簡単なコンチネンタル・ブレックファーストにしました。 

  

朝食部屋 ・ 朝食のビュッフェ

しかしながら、ビュッフェで私が選んだ食品はコンチネンタルとも違って菓子類だけでした。というのは、ギリシャの朝食ではいろいろな種類の御菓子がたくさん提供されるので、特徴的なギリシャ菓子を食べてみたかったのです。全体的にハチミツを多く使っていますね。飲んだのはハーブティーです。妻は普通にコンチネンタル・ブレックファーストを食しました。 

  

ギリシャのお菓子 ・ ハーブティー

それにしても久しぶりに本格グルメ料理を食べて、満ち足りた気持ちになりました。特に妻が満足していましたね。

帰りもここに一泊します。なにを食べようかなー。

 

〔2018年1月〕〔2023年10月 加筆・修正〕

 

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オェールベル城

2023年10月07日 | 旅行

12月のドイツは待降節(4週間のクリスマス準備期間)で各地にクリスマス市が立ち、4回目の日曜日が過ぎるとキリスト降誕祭、すなわちクリスマスが来ます。

先日の新聞で、ここハノーファーから50㎞ほど離れたオェールベル城に2度の週末に限って大規模なクリスマス市が立つことを知ったので行ってきました。

  

オェールベル城 ・ お城の入り口

この地にあった12世紀の水城のお堀が埋められ、城の基礎の上に現在のルネサンス風のお城が築かれたのは16世紀後半で、昔からずっと騎士一族フォン・クラム家の所有だそうです。19世紀に行われたさらなる修理と改装のとき、付属の農場に馬の飼育場が造られました。そして20世紀の前半に、お城はテニススター、ゴットフリート・フォン・クラム男爵の故郷として有名になったのです。彼はデビスカップにドイツチームの一員として100回以上出場し、英国のウィンブルドンで行われる国際テニス選手権試合で3度決勝戦まで勝ち進みました。そしてフォン・クラム男爵は世界ランクリストの2位まで登りました。それにより、テニスがドイツでポピュラーなスポーツになったとのことです。お城が有名になった点で言えば、1960年に絵のように美しいオェールベル城の外観が音楽喜劇映画のために撮影されたそうです。この歴史的施設は20世紀の後半に多大な費用をかけて修理と改装を実施したのち、農場の運営を停止しました。それにより、何百年もの間使われてきた建物をこれからどう使っていくかが大きな課題になったのです。

その後21世紀になる直前に、オェールベル城はこの地域で魅力的な場所になりました。というのは、フォン・クラム家がイベント企画会社を創業し、馬屋を中心とした農場の建物でクリスマス市をはじめとして、展示会、コンサート、芸術品や骨董品の見本市などが定期的に開催されるようになったからです。それによりオェールベル城はこんにち、この地域のみならず、遠くからも訪問者や客がくるようになっているのです。

さてクリスマス市ですが、寒い霧雨の降る日なのにたくさんの人出です。陶器、衣類、装飾品、食品などの店がたくさん出ていて、町の商店では見かけない面白い品物もあります。飲食物では果物、チーズ、ソーセージ、リキュールなどの店で買い物が出来ますし、カフェテリアや簡単な食べ物屋で軽食をとれます。

  

クリスマス市の様子 1 & 2 

  

クリスマス市の様子 3 & 4 

  

クリスマス市の様子 5 & 6 

  

クリスマス市の様子 7 & 8 

  

クリスマス市の様子 9 & 10 

クリスマス市の様子 11

妻と私は、鹿肉のステーキとイノシシのソーセージを食べさせる屋台でソーセージを食べました。パンがひと切れ付いています。マスタードまたはクランベリージャムで食べるのですが、知らなければイノシシの肉だとは思えないほど豚肉のソーセージとの差はありません。ただ、焼き過ぎなのでしょうか。肉汁がほとんどないのです。猪肉のソーセージといっても、珍しさだけで特に美味しいわけではないですね。

  

猪肉のソーセージ ・ グリューワイン

妻はグリューワイン(赤ぶどう酒に砂糖や香料などを加えて熱したもの)を飲みました。甘くて口当たりがいいのに、かなり酔っぱらうそうです。

これからクリスマスと正月が来ますね、お酒には気を付けましょう。

 

〔2017年12月〕〔2023年10月 加筆・修正〕

 

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パークホテル ・ マクシミリアン

2023年10月03日 | 旅行

南ドイツの町レーゲンスブルクは19世紀の初めごろ、ナポレオン軍の攻略により、旧市街が灰燼に帰すまで破壊されました。後にその旧市街と中央駅を結ぶ直線の道路が出来、バイエルンの王様にちなんでマクシミリアン・ストリートと名付けられました。そして19世紀の終わり頃、その通り沿いにこのホテルが建てられたのです。中央駅から歩いて数分、旧市街まで10分というたいへん便利な位置にあリます。建物の基礎の一部はローマ時代の町の外壁で、隣接する公園は当時(外敵に対して防御するための)濠(ほり)だったそうです。建築の依頼主は完成する直前に亡くなり、その未亡人から建物を賃借した事業者がホテル経営を続けてきたのですが、第二次世界大戦後は米軍に押収され、司令部として使われました。約10年後にホテルは再開業したのですが、もはや利益を生み出すことは出来なかったようです。その結果いろいろな再開発の計画が立てられましたが、最終的に、建物を取り壊してそこにデパートか会議場を建てようという話も出てきました。建物を取り壊しから救ったのは、バイエルン州の文化遺産として登録されたことと、ある企業家が建物を購入したことです。それにより、すべての文化遺産保護のための条件を考慮しながら再建および近代化がなされ、ホテル営業が続けられてきました。パークホテル・マクシミリアンは、個人所有の建物の中では、バイエルン州で最も美しい新ロココ様式建造物のうちのひとつだそうです。

  

昼のホテル ・ 夜のホテル

ここレーゲンスブルクには、明日講演があるので来ました。それほど頻繁には列車を利用しない私でも複数回、1時間や2時間の遅れを経験したほどドイツの鉄道は信用ならないので1日早く来たのです。今回は35分の遅延で、まだましな方でした。

ホテルのレセプションには良くしゃべる愛想の良い若い男性がいました。接客が良いと気分がいいですね。

 

客室

私の部屋は大きなダブルの部屋のシングルユースで、年代を感じさせる木製の家具と木の梁が、やわらかい雰囲気を醸し出しています。ヨーロッパのホテルでは大変珍しくも、トイレと浴室が別々になっています。しかし私個人的には浴室の中にトイレがある方が使いやすい。やはり比較的大きな町のホテルはワイファイのつながりが良いですね。

これ程立派な伝統のあるホテルなのに、ホテルの中にはレストランがありません。ホームページにはその記載があるところをみると、最近閉店したのでしょう。ホテルの敷地内に木造りの山小屋みたいな地中海料理レストランがあるのですが、ホテルとは別経営だそうです。このレストランで夕食をとりました。

  

レストランの外観 ・ レストランの内部

レストランというよりも居心地が良い簡単な食べ物店といった雰囲気で、小太りイタリア人の若い夫婦と小さな女の子と赤ん坊の男の子がいる家族経営のようです。

 

ヴァイツェンビール

飲み物はいつものようにノンアルコールのヴァイツェンビールです。別名〈酵母・白ビール〉というのですが、コクがあって旨いのです。

  

サラダ ・ 調味料

前菜として地中海地域のサラダを注文しました。これはミックス野菜サラダで、茹で卵、タマネギ、オリーヴ、ツナ、ペペロンチーノ(唐辛子)が入っています。イタリアレストランでよくあるように、塩、コショウ、オリーヴ油、食用酢がテーブルに置いてあり、ひさしぶりに自分で味付けをしました。すでに盛り付けて冷蔵庫に入れていたようで、茹で卵を含めて全部冷たすぎるのが残念でした。

  

メインディッシュ ・ エスプレッソ

主菜は、ゴルゴンツォーラ・チーズ入りの白ワインソースをかけた豚肉のヒレ肉です。クリーミーでまろやかなソースが旨いけれども、ワインの味が弱すぎるし、チーズの含有量が多すぎて食事の終わり頃ウッときました。付け合わせはポテトとズッキーニとナスを薄く切ってフライパンで焼いた簡単料理。美味しい。

食後のエスプレッソが焦げっぽくて苦いのは、コーヒー豆の炒り過ぎかなー?

ホテルのエレベーター内に、朝食場が混む時間とそうでない時間を書いてあったので、混まない7時過ぎに行きました。そこは豪華なサロンなのです、、、が、窓辺の鉢植えのランが造花なのが何となく悲しい。

  

朝食場 ・ 朝食 1

 

朝食 2

朝食の内容ですが、食品の品数が大変多く、何でもありといった感じです。中でも温野菜はいいですね。今までヨーロッパのホテルの朝食で温野菜を食べた記憶が定かでないくらい稀なことです。朝食時に初めてラテ・マチアートを飲んでみましたが、やっぱり朝は普通のコーヒーか紅茶がいいと思いました。それにしても、こんなサロンで美味しい夕食を食べたいなー。

全体的には広々として住みやすい建物で外観も内装もかつての栄華をうかがわせるホテルですが、少しうらびれた雰囲気がします。食事はまぁ、、、本式レストランではないのでこんなものかなー?

ちなみに、ドナウ河畔にあるこのレーゲンスブルクは旧市街がユネスコの世界遺産に登録されています。ヨーロッパの歴史に興味がある人にお薦めです。

  

聖パウロ教会 ・ 教会のステンドグラス

 

橋から塔を望む

 

〔2017年12月〕〔2023年10月 加筆・修正〕

 

 

 

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