近畿合宿が終了しました。
大悟や大晟も参加させて貰った近畿合宿でしたが、兄貴の時は何かピリピリして見学に行ってた記憶がありました。
◯県の◯◯君とやって来い。
何回投げた。何回投げられた。
兵庫県じゃなかったら代表になれたのに・・。
そんなところでしょうか。
この度は、そんな感情は一切ありませんでした。
決して気持ちが折れているわけでも、闘志がなくなったわけではありません。
ただ、今はそんなんじゃないと言うか、体格や成長の差ってのがあるのに無理して対向意識を燃やしたり、あれやこれやといろんな事をすると遠回りする事になりうるので、
迷惑かけんと、ちゃんと練習しているかな
程度に見ていました。
少年柔道時代は勝てなくてもいいだとか、楽しければいいという極論だけを唱えるつもりはありませんが、この十数年の中で、
やるべき時に一生懸命出来るか出来ないか。
が一番重要だと感じていて、その為には、楽しい気持ちであったり、柔道が好きだという気持ちがないと一生懸命には出来ないと思います。
少年柔道というスタート段階では、強くなる事を無理強いする事なく、柔道という厳しい競技を楽しいと感じて貰わないと、好スタートを切ったと思っていても途中でリタイアする事になったりするので、やはり長い目を持った指導が必要なのかなと。
ま、本当に難しい事です。
合宿では、礼法、基本動作を繰り返し行っていました。
近畿の強化選手であっても礼法が全く出来なかったり、エビをしていて首を痛めた選手もいたようです。
耳が痛い話だ。
しっかりと合宿で学んだ事を道場に持ち帰って欲しいもんです。