ON THE ROAD

適当に音楽や映画などの趣味についてだらだら

『ジュラシック・シャーク』

2023-01-17 21:37:24 | サメ映画
なんでこの映画を観ようかと思ったかというと吹替があったからという、ただそれだけの理由。吹替があるってことはそれだけレベルの高い映画なのではと、どんどんハードルが下がっていく。

しかしそこはサメ映画。吹替があろうがなかろうがクソなもんはクソである。
一応物語は起承転結がある。主人公一行はサメのみならず、強盗集団にも襲われるという、名作『レッド・ウォーター サメ地獄』的展開ともいえる。

しかしながら、起と承と転と結が全く結びついておらず、行き当たりばったりな脚本ともいえる。登場人物の考えが全く理解できず(したくもないが)、自らサメに食われていっているとしか思えん。

後半せっかく強盗集団を(無理やり)やっつけたのに、なぜわざわざサメに向かっていくのか。そんでもう一捻りあるかと思ったら、ダイナマイトを口に放り込んでお終いという適当っぷり。

また、ラストの意味ありげで何もないオチも気に食わない。
そして何よりサメ自体に全く魅力を感じない。ただ、水の中に入ってきた人間を食っているだけ。

ちなみに吹替も結構な棒だった。

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