先週金曜に日銀の消費活動指数が公表になったが、意外にも前月比マイナスだった。とは言え、12,1月の指数が上方修正されており、水準自体は高い。1,2月平均の前期比は+0.7と、2%成長を超える速度になっている。1,2月の水準が高かったことで、消費が昨年7月以降に加速したことが、図で見て取れるようになった。明らかに局面は変わっている。
消費に先だち、昨年春頃から、建設業活動も、実質輸出も上昇に転じており、こうした追加的需要によって生まれた新たな所得が消費を押し上げたと見るのが素直だろう。消費の分析では、将来の財政に対する不安だとか、やたらと「心理学」が持ち出されるが、消費は所得と物価で決まるという、平凡で身もフタもない見方が有効だと思う。
(図)
(今日までの日経)
円一時109円台。交付税特会・返済1.8兆円延期。常識覆すマスク流工場。人口、2053年に1億人割れ、厚労省推計、50年後8808万人。街角景気3月も悪化。
消費に先だち、昨年春頃から、建設業活動も、実質輸出も上昇に転じており、こうした追加的需要によって生まれた新たな所得が消費を押し上げたと見るのが素直だろう。消費の分析では、将来の財政に対する不安だとか、やたらと「心理学」が持ち出されるが、消費は所得と物価で決まるという、平凡で身もフタもない見方が有効だと思う。
(図)
(今日までの日経)
円一時109円台。交付税特会・返済1.8兆円延期。常識覆すマスク流工場。人口、2053年に1億人割れ、厚労省推計、50年後8808万人。街角景気3月も悪化。
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