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バスケットボールリーク(Bリーグ)゛について35

2016-03-04 00:01:12 | バスケ(Bリーグ・代表等)

 事例紹介コラムです。
 Jリーグのライバルスポーツはラグビーだけではありません。確かに昨年はW杯でのラグビーブーム、五郎丸ブームが起こり、その流れで今はスーパーラグビーからその先にはW杯日本開催までずっと道が続いています。今年、2016年は個人的にはバスケが来ると思っています。世界的には女子はともかく、男子は強いとは言えない。しかし、プロリーグが開幕するのです。今でも1993年のJリーグ開幕を覚えています。あの時とちょっと空気が似ている気がします。競技人口も多く、来場者の平均年齢が40代のサッカーと違って、若者層に圧倒的な人気があると思われます。その脅威のプロリーグがついにこの秋にベールを脱ぎます。巷ではまだ話題になっていませんが、当ブログでは今年来ると思っています。そんな中、去年夏から一連の情報がありました。順番に抜粋して紹介。まずは日経の記事。
   
【「男子バスケ新リーグが事業計画」「リーグと代表一括管理」】
 今年開幕するBリーグはマーケティングの事業案を確定。中長期的に別会社を設立し、スポンサーや放送権を一括管理。2020年に収入倍増を目指し、スポーツビジネスの先進国である米国の事例等を手本に設定。計画案では、別会社のBUMを創設。Bリーグと日本代表のスポンサー権や放送権、ネーミングライツ等を一括管理して販売。また、日本協会の持つ60万人の登録情報とリーグの顧客情報のデータベースも新会社の下に統合し、入場券やグッズ販売等に活用。
 Bリーグは初年度に20~30億円の収入を確保し、8~12億円をクラブに分配する計画だが、新会社の設立等を通じて2020年にはリーグ収入50~70億円、分配金を30億円以上にする事が目標。
 FIBAからは「新リーグの財務安定につながるマーケティングの導入」を要求され、手本としたのがMLS(米プロサッカー)。子会社のサッカー・ユナイテッド・マーケティング(SUM)で権利金を一括管理・販売する手法で、NHL(アイスホッケー)の収入を猛追。資金はチケット販売員の養成所設立や海外のスター選手の獲得に投じ、更に収入が増える好循環を構築。
 日本協会にすれば代表関連収入が直接入らなくなるため、同様の仕組みづくりを求める声もあるサッカー界でも実現には至らず。「野球やサッカーでできなかった事をバスケでやりたい」と日本協会の大河事務総長のコメント。
日経新聞該当記事:http://www.nikkei.com/article/DGKKZO90844790S5A820C1UU1000/

 プロ野球やサッカーでできなかったアメリカ方式をバスケで実現したいと書いていますね。実現できなかったサッカーで良かった~ 去年の情報でしたが十分にBリーグの意気込みが伝わってきますね。当ブログでは、Jリーグが目指すべきは欧州型で、アメリカ流を目指す事は大反対ですが、バスケはOKでしょう。サッカーと違ってバスケはアメリカが発祥の地だし、NBAで成功しているので、Bリーグが先輩プロリーグを目指す事は全然いいと思います。ただ、サッカーは大反対。どこかでNHLをうんぬんという話を聞いた事がありますが、マーケッティングという部分的な面ならまだいいですが、そのものを目指す事は大反対です。何度か口にしていますが、アメリカナイズしたい方はどうぞどうぞBリーグへ。そして、去年のスポニチの記事です。

【Bリーグ」命名権ソフトバンクが取得 総額30億円超スポンサー】
 Bリーグのネーミングライツ(命名権)を大手通信会社のソフトバンクが取得する模様。契約期間は複数年で、総額30億円超(推定)の大型契約。動き始めた新リーグは強力な援護射撃を支えに今年開幕。
 Bリーグで、有名な大企業からの巨額支援。昨年1月に川淵チェアマンが中心となりリーグ統一に向けて動きだすと、新リーグの資金確保のため、営業面も同時に進行。開幕の準備が進む中、複数の関係者が「ネーミングライツはソフトバンクに決定。契約金は30億円以上と聞いている」とコメント。
 リーグ名は、企業名が刻まれた「ソフトバンクBリーグ」が有力。超優良企業の後押しを受けて競技のメジャー化を図ると締めくくっています。
スポニチ該当記事:http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2016/02/11/kiji/K20160211012020960.html

 前に、Bリーグは若者層に人気と書きましたが、それに加えて国内トップの携帯メーカーが協力支援ですね。これって、国民の何割かが手にしているスマホや携帯に、ガンガンBリーグが露出されるという事です。これは脅威です。普段身に着けている機器に、生活の一部と化して、バスケやBリーグが情報が絶えず流れていくのです。国民への露出で苦しんでいるJリーグの今の状況とは大違いです。当ブログは、今年の秋から若者層からバスケブームの火が付くと予想しています。そして今日、審判方式のニュースが流れました。

【Bリーグ ビデオ判定】
 Bリーグは、ビデオ判定の初年度からの導入を検討していることを表明。各会場には複数のTVカメラが設置され、映像機器の操作を行うオペレーターを派遣。1年間の投資額については数千万円規模になるとか。ビデオ判定制度が導入された場合も、FIBAのルールに基づき、バレーボールやテニスで活用されているチャレンジ制度は導入されず。あくまで審判がプレーの確認、判定や判断に確証が持てない場合に「審判のジャッジを支援する」手段と設定。
 1部(B1)の試合が対象で、審判が判定に確証を持てない場合に映像で確認。女子Wリーグでは今シーズン、試合中の判定をめぐってシャンソン化粧品が主審を提訴(その後取り下げ)する事案が発生しており、Bリーグの大河チェアマンは「その側面はゼロではない」と導入を検討する一因だった旨のコメント。国際連盟のルールに基づき、各クオーターの終了間際のシュートやファウルが時間内だったか、3点シュートと2点シュートの判別などが判断材料。チーム側からビデオ判定の要求はできないとか。Bリーグでは機材の調達や運用するオペレーターの派遣に数千万円の費用を見込む。
産経ニュース該当記事:http://www.sankei.com/sports/news/160302/spo1603020028-n1.html

 一部スポーツナビの情報も入れていますが、こういう内容でした。以前の記事で、サッカーもビデオ判定を導入したらどうかと書きましたが、一歩先に後発プロリーグであるBリーグが導入します。どうしてサッカー界はビデオ判定を導入しようとしないのか。まあ、FIFAやUEFAの動きが影響しているのかもしれませんが、明らかに狭いコートのバスケがビデオで、圧倒的に広いコートのサッカーが審判頼りというのはどうしても納得できません。どなたかこのからくりを教えてください。
 個人的に残念なのが、B1とB2合わせて30くらいあるBリーグの中に「岡山」が存在しない事。今まで「岡山にbjリーグを」運動が一切起こらなかったのが残念でなりません。今月、bj高松と金沢武士団の試合が岡山で開催されますね。観に行きたいですが、地元チームじゃないので、もう一つ気持ちが湧きません。
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